木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
月は、太陽の光が当たっている部分のみが輝いて見えます。太陽の光が無いと月は輝くことが出来ません。
月食は、月の一部、または全体が地球の影に入り込み、暗く見え、月が欠けているように見える現象のことです。
一部が欠けて見える部分月食と、全部が隠れてしまう皆既月食があります。また、月が地球の本影ではなく、半影にのみ入る半影月食と呼ばれるものもあります。
半影とは、地球の影(本影)の周辺にある薄暗い部分のことで、半影月食では月の一部分がわずかに暗くなります。
皆既月食は、月が地球の本影の中にすっぽり入ってしまい月全体が暗くなる月食のことを指します。
この時、月は完全に見えなくなるのではなく、暗い赤色となります。赤くなるのは、太陽からの光のうち赤い光が地球の大気により屈折して月の表面に届くためです。
また、皆既食中の月の色はいつも同じではありません。大気中にチリが少ないと大気を通り抜ける光の量が多くなり明るいオレンジ色に、逆にチリが多いと大気を通り抜ける光の量が少なくなり、黒っぽく見えるのです。
月食は満月の晩に起きます。
新月から始まり新月に戻るまでの月の満ち欠けの周期は、およそ『29.5日』なので、満月も29.5日周期で現れます。
ですので、月食も毎月見ることが出来るのかというと、そうではありません。
満月でも月食にならないことが多いのです。
その理由は、地球の公転面と月の公転面が同一ではなく、お互いに傾いているため、ふだんの満月は、地球の影の北側や南側にそれたところを通ります。
太陽・地球・月が一直線に並んだ時にのみ月食は起こります。
続いては、皆既日食との違いについてご説明します。
日食は、地球、月、太陽の順で一直線に並んだ時に起きる現象です。
太陽と地球の間に月が入ることによって、太陽の全部または一部が月によって隠され、月の影になった地球の一部に太陽の光が届かなくなる現象をいいます。
一部が欠けて見える日食を「部分日食」、太陽が全部隠れて見えなくなる日食を「皆既日食」、月が太陽を隠しきれず輪のように見える日食を「金環日食」といいます。
月食は月が地球の陰に入り込み暗く見える現象であり、皆既日食の場合は月によって太陽の全部が隠され、月の影になった地球に太陽の光が届かなくなる現象をいいます。
つまり、月食は地球が太陽の光をさえぎっており、日食は月が太陽の光をさえぎっている状態の事です。
日食を観察する際、肉眼で直接太陽を見ると、たとえ短い時間であっても目を痛めてしまいます。
使ってはいけないもの
見た目ではあまりまぶしく感じなくても、光の遮断が不十分なものや、目に有害な波長の光を通しやすいものがあり、気づかないうちに網膜を損傷してしまう危険性があります。
直接見たい場合は、専用の日食グラスを使用しましょう。
また、特別な道具を用意してまではと思う方は、
など、直接ではなく、穴、葉の間、を通って影の中に映った太陽の光が、欠けた太陽の形になっていることを確認してみてはいかがでしょうか。
皆既月食について、仕組みをご紹介してきましたが、次回、日本ではいつ、皆既月食を見ることが出来るのか気になりますよね。
国立天文台暦計算室の「月食各地予報」など、ネット上では、月食の予定を掲載しているサイトが多数あるので調べることが出来ますので、見ていきましょう。
次回、日本で見ることができるのは、2022年11月8日に皆既月食が予定されています。
半影食の始まりは、17時00分頃とされており、18時過ぎには部分食が始まり、19時16分頃 には皆既食が始まるとされています。
20時頃に皆既月食のピークがきて、徐々に皆既日食が終わっていき、23時頃にはすべてが終わる予想です。
2023年は皆既月食は予定がありません。しかし、2023年10月29日には、部分月食が予定されていて、日本の一部で見ることができます。
この部分月初は、月食の途中で月が欠けたまま沈んでしまう月入帯食(げつにゅうたいしょく)になります。
2024年も皆既月食は起こりません。9月に部分月食が予定されていますが、日本からは見えないようです。
2025年3月14日に皆既月食が予定されています。
しかし、日本では皆既月食を見ることは出来ず、日本一部では、部分月食が見える予定です。この部分月食は、月の出の前に月食が始まり月が欠けたまま昇る場合を月出帯食(げつしゅつたいしょく)となるそうです。
皆既月食の仕組みや、次回起こるのはいつかなどをご説明してきましたが、続いては、どこに行けば 見ることができるのかをご説明していきます。
2022年11月8日(火曜日)の皆既月食は、全国的に月食の始まりから終了までを見ることが出来ます。
部分食のはじまりが18時8分頃とされていますので、その時間帯には外に出て夜空を見上げ、徐々に月が欠けていく姿をじっくりと見てみてはいかがでしょうか。
19時59分頃には、食が最大となるそうですので、遅くてもそれまでには、外に出てみてください。
曇りや雨の日は当然見ることができないため、晴れていることが条件です。当日は、晴れることを祈るしかないですね。
続いては、皆既月食の周期について詳しく見ていこうと思います。
月食が起こるのは満月の日であることは先ほどもご説明しました。
しかし、満月だからといっていつも起こるわけでは無く、 地球の公転面と月の公転面が同一ではなく、お互いに傾いているため、太陽・地球・月が一直線に並んだ時にのみ月食は起こります。
ですので、”何年おき”という周期のリズムはバラバラで一定の周期と言い切れません。
時間なども、明け方であったり、未明~明け方であったり、夕方~夜中にかけてであったりと定まっていません。
そして、もちろんのこと、予想されている時間外は見ることはできません。
随分先までの月食の予想をしているサイトが多数あり、どの月食なのか、時間帯はどうなのかなど詳しく掲載されているので、参考にしてみてください。
月が地球の本影の中にすっぽり入ってしまい月全体が暗くなる月食・皆既月食について、ご説明してきました。
皆既月食は、毎年見ることが出来るものではなく、次回、日本で見ることが出来る皆既月食は2022年11月8日が予定されています。
その次、日本で見ることが出来る皆既月食は、2025年09月08日が予定されており、随分と先になってしまいますよね。
皆既月食当日、晴れることを祈って、夜空を見上げるタイミングがある方は、ぜひとも皆既月食の様子を十分に堪能してみてください。時間があまりないという人は、皆既月食がピークとなる20時前後だけでも外に出て夜空を見上げてみませんか。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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夜空に浮かぶ、いつもとは異なった月を眺めたことはありますか。
普段はゆっくりと夜空を見上げることはなくても、特別な道具の準備もいらず、テレビなどでも『今夜は月食です』なんて紹介されている事も多いため、月食などの特別な日は時間を取って見上げる方も少なくないのではないでしょうか。
しかし、仕組みについては、学校で習ったけれど忘れてしまった人も多いのではないでしょうか。そこで、月食、皆既月食について詳しくご説明していこうと思います。
最後までお付き合いくださいね。