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2023/12/28
大今里
最初に、池袋ウエストゲートパークがどういったものなのか、ご紹介します。池袋ウエストゲートパークとは、一体何なのでしょうか。
第1篇『池袋ウエストゲートパーク』は、第36回オール讀物推理小説新人賞を受賞しました。1997年11月号からのオール讀物での連載を経て、1998年から2010年にかけて文藝春秋から第1シーズンの10巻が刊行されています。
『池袋ウエストゲートパーク』には、”I,W.G.P”という略称があります。この略称は、タイトルの頭文字を取ったものと考えられるでしょう。
『池袋ウエストゲートパーク』は、今から22年前の2000年に長瀬智也主演でドラマ化されました。脚本は宮藤官九郎が手掛けています。長瀬智也の他には、窪塚洋介や加藤あい、坂口憲二などが出演していました。U-NEXTでドラマ版を配信していますので、まだ視聴していない方は必見です。
オリジナルは小説である『池袋ウエストゲートパーク』ですが、アニメ版があります。続いては、『池袋ウエストゲートパーク』のアニメ版についてご紹介します。
『池袋ウエストゲートパーク』のアニメ版は、2020年10月から12月までAT-Xなどで放送されました。初めは2020年7月からの放送予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により延期されたものです。
なおアニメ『池袋ウエストゲートパーク』は、AmazonのPrime Videoで現在も視聴可能です。月額500円で見放題となっていて、年額の場合は5,000円の会費がかかります。
過去のドラマ版『池袋ウエストゲートパーク』には、窪塚洋介も出演していました。アニメ版には、最終回の第十二話に窪塚洋介が依頼人の役でゲスト出演しています。
次に、池袋ウエストゲートパークのあらすじについてご紹介します。池袋ウエストゲートパークはどういったストーリーなのでしょうか。
池袋ウエストゲートパークのアニメ版のイントロダクションにつれて触れてみたいと思います。池袋の西口公園(通称“池袋ウエストゲートパーク”)近くにある果物屋の息子・真島誠(マコト)は、警察では手出し不可能な難事件を次々に解決する“池袋のトラブルシューター”と呼ばれていました。
真島誠は、ヤクザが絡む犯罪やギャングの縄張り争いなどを解決していたのです様々な人間が集まる池袋において、組織に入ることもなく誰とでも平等に付き合うマコトは、いつも危険かつ刺激のある依頼されます。誠は、「誰にでも優しい街、愛と平和の池袋。…そう、池袋は最高だ」と考えていました。
そして、普段通りに池袋の秩序を守る誠のもとに、街の平和を脅かす難事件が舞い込みます。
アニメ版のあらすじは、池袋ウエストゲートパークのアニメ公式サイトに各話分が掲載されています。池袋ウエストゲートパークはどういった内容なのか、知ることができるでしょう。
『池袋ウエストゲートパーク』のWikipediaに、アニメ版ののあらすじが『各話リスト』として掲載されています。また、作品自体のあらすじもWikipediaに4つのブロックに分けて紹介されているでしょう。
2020年にアニメ化された池袋ウエストゲートパークですが、どういった評判となっているのでしょうか。ここで、アニメ版池袋ウエストゲートパークの感想についてご紹介します。
アニメの池袋ウエストゲートパークには、『OPとEDが雰囲気に合ってかっこよかった』という感想があります。やはりオープニングやエンディングは、物語の雰囲気を壊すものであってはいけないということでしょう。
『ドラマは人間臭い感じがすごく出てアニメは割と爽やかって感じがする』との声が聞かれます。ドラマ版とアニメ版のどちらも視聴している方ならではの感想かもしれません。ドラマ版は20年以上も前ということもありますし、アニメでは”人間臭さ”はあまり出ていなかったのでしょう。
『ドラマとかの予備知識一切なしで見たので普通にとても面白かった』という旨の感想もあります。こちらは、先入観がなく視聴することができたということかもしれません。
中には、『みんな綺麗なイケメンだからか緊張感に欠ける』という声もありました。確かに、アニメ版の池袋ウエストゲートパークは登場人物のキャラクターがイケメンに仕上がっているでしょう。皆がイケメン過ぎると、ドロドロした感じが薄れ緊張感も半減するのかもしれません。
他の方が言っている”爽やか”というのは、この点(キャラクターのビジュアル)も含まれる可能性もあります。
アニメ版の4話や8話、10話について、『もし(自分が)この人たちの立場だったら』と考えさせられ印象深かったという感想もあります。その方は、”何かと戦う予定はないけれど強くなりたいと思った”とも言っているでしょう。アニメ・池袋ウエストゲートパークは、視聴者の気持ちに変化を与えているのです。
最後に、池袋ウエストゲートパークのドラマ版とアニメ版の違いについて迫ってみたいと思います。ドラマ版とアニメ版はどういった点が異なるのでしょうか。
池袋ウエストゲートパークには、池袋西口最大勢力のカラーギャングである『G-BOYS』が登場します。カラーギャングは、チームごとにモチーフとなるカラーが決められている点が特徴です。原作のG-BOYSのモチーフカラーはブルーであり、アニメ版でもメンバーたとは青っぽい服装をしています。
しかし2000年放送のドラマ版では、皆イエローの服を着ていたのでした。これに関しては、ドラマ版の脚本家である宮藤官九郎の戦略だろうかとの推測もあります。原作とは異なるものとして見て欲しいということから、敢えてカラーを変えたのかもしれません。また、イエローはブルーよりも映えるカラーでもあります。
ドラマで視聴するなら、イエローの方がインパクトがあるでしょう。
また池袋ウエストゲートパークのドラマ版とアニメ版では、池袋署の署長・横山礼一郎の年齢設定も異なります。ドラマ版では渡辺謙(当時40歳になっていた)が演じており渋さもありましたが、アニメ版はどう見ても若すぎるのです。主人公であるマコトより少し年上くらいに見えるのでした。
そのため、こんなに若く見えるのに警察署の署長になれるのだろうかと疑問を抱く方もいるでしょう。また署長については、マコトと知り合うのは初めての設定でしたが、アニメ版は昔からの知り合いのような演出になっていました。この件については、アニメ版は原作に沿っているとされています。
ドラマ版とアニメ版の両方を視聴している方の中には、主人公であるマコトの性格の違いが気になったという方もいます。ドラマ版では「あぁ、めんどくせー!」が口癖であり、トラブルシューターの役割を頼まれて仕方なくやっているような雰囲気でした。
しかしアニメ版では、マコトが積極的に池袋の治安を守るために勤しんでいるように見受けられるのです。キングことタカシとも、マコトは協力的な関係性にあるように見えるでしょう。ドラマ版のマコトのキャラクターは、宮藤官九郎が生み出したオリジナルの設定ではないかとの見方もあります。
それは、”面倒臭い”と言いつつも優しさがあり結局は助けてくれる方が、クールでありカッコいいからです。
ドラマ版のキング(タカシ)は、雰囲気が飄々としておりぶっ飛んでいるところもあります。そして、明るいキャラクターでもありました。それには、演じていた窪塚洋介のカッコ良さも加わっていたでしょう。それもあり、ドラマ版を視聴した方にとっては窪塚洋介のキングの印象が強いかもしれません。
アニメ版のキングはドラマ版とは正反対のキャラクターであり、クールかつ冷静沈着な人物になっています。
池袋ウエストゲートパークというと、2000年に放送されたドラマが印象深いという方もいるでしょう。ドラマ放送から20年の時を経た、2020年にアニメ版も制作されました。アニメ版は、石田衣良の執筆した原作小説に沿った内容になっている模様です。
池袋ウエストゲートパークは、原作やドラマ版、アニメ版それぞれの違いを比べてみるのも一案です。
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『池袋ウエストゲートパーク』は、石田衣良が執筆した短編小説集シリーズです。1997年11月から連載されており、石田衣良の作家としてのデビュー作でもあります。