【考察あり】オペラ座の怪人あらすじを簡単に解説!見どころや結末の違いは?
2023/07/03
r.y6
『アダムスファミリー』は、映画の印象が強い作品ですが、実はチャールズアダムスによる『アダムス・ファミリー』という漫画が原作です。
1937年から雑誌『ザ・ニューヨーカー』に掲載されていた無題の一コマ漫画で、当初はキャラクター設定など明確なことが記されておらず、メインキャラクターの名前などは一切不明でした。
1964年にドラマ化される事となり、作者の名前から『アダムス・ファミリー』というタイトルが付き、キャラクターそれぞれの設定などがされました。
アニメ版、ドラマ版で人気を博していた『アダムス・ファミリー』の実写映画が1991年11月22日にアメリカで公開されました。
日本では翌年1992年4月25日に公開されました。興行収入は、全世界で1億9150万ドルとなっています。
監督はバリー・ソネンフェルド が務めています。
彼は、本作品が初監督作品でした。その後、コメディ映画、アクション映画を主に手がけており、『メン・イン・ブラック』シリーズを手掛けている監督でもあります。
続いては、アダムスファミリーの内容についてご紹介していきたいと思います。
『アダムスファミリー』とは、丘の上にある洋館に住むアダムス一家のことを指します。
不幸な事や邪悪な事、忌まわしい物、不気味なものが好きであるお化け一家なのです。
原作漫画では、元々アダムスファミリーのそれぞれの名前は記載されておらず、ドラマ化にあたって、個々の名前や設定などが、徐々に明かされていきました。
続いては、アダムスファミリーのあらすじなどをご紹介していきます。
丘の上に一軒の不気味な巨大屋敷があった。住人のアダムス一家は当主・ゴメズを始め、魔女の血を引くモーティシア夫人、ウェンズデーとパグズリーの姉弟、夫人の実母・グラニー、使用人のラーチそして手だけしかないハンドの7人暮らしです。
膨大な資産を持つ彼らは何不自由なく幸せに暮らしていましたが、アダムス家の顧問弁護士であるタリー・アルフォードは借金の返済のため、アダムス家に何かと事業に誘い込もうとしますが相手にされません。
高利貸しのクレイブン婦人の息子・ゴードンが25年前に失踪したアダムス家の長男であるフェスターに生き写しな事に気付き、ゴードンをフェスターに変装させアダムス家の財産を強奪させる計画を持ちかけるといったお話です。
最後にはあっと驚く設定がされています。
『映画ウォッチ』というサイトでは、『アダムスファミリー』のあらすじが起承転結に分けて詳しく紹介されているので、気になる人はチェックしてみてください。
続いては、主要な登場人物の紹介をしていきたいと思います。
アダムス家の家長です。
原作では、ラテン系で中肉中背の小柄なブ男とされていますが、ドラマ、映画では長身の伊達男です。
頭の回転はあまり良くはありませんが、快活で明朗な性格ながら、行動そのものは悪趣味、不謹慎極まりない人物です。
家族をこよなく愛しており、常に良き父であろうとつとめていますが、陽気であり適当な性格でもあるため、モーティシアにサポートされる事も多いです。
アダムス家の母親です。
美しいですが、異様に痩せこけた魔女の彼女は、先祖代々から魔女の家庭に育ち、何度も死んでは蘇っています。
趣味は様々な毒草を育てることです。好きな生き物はコウモリで、鍾乳洞に行ってコウモリを見るのが好きで、ペットとしても飼っています。
性格は非情なほどに冷静で、どんなことがあっても常に微笑を浮かべていますが、家族のことを何よりも愛しており、アダムス家のを実質支えているのは、彼女であると言えます。
ゴメズの実兄です。
アダムス一家の中では唯一まともな性格として描かれていますが、青白い肌に禿頭で歯が一本も無く、目の回りに隈があります。
不気味な物やおぞましい物をこよなく愛していることに他の家族と変わりはなく、「手加減を知らず、手の施しようがない悪魔」としてモーティシアに常に監視されています。
いくつもの会社を立ち上げている実業家でもあり、雑誌の表紙に載るほどの存在です。
名前の由来(Fester)は腐る、という意味。
ゴメズとフェスターの実母(ドラマ、映画ではモーティシアの実母)である老婆です。
うっすらと生えた顎髭と、大きなホクロがチャームポイントで、極めて長く生きており、様々な疫病を周囲にばらまく能力や桶に乗って空を飛ぶ能力を持っています。
また、色々な薬品を操るのが大得意で、性格はお茶目なうっかり者として描かれています。
よく周囲に流されるトラブルメーカーでもあり、特に悪趣味ないたずらを一般人に行うことが大好きな人物です。
アダムス家の長女で、いつも不幸そうな顔つきで、感受性が強く無口です。ですので、いざ口を開くと止めを刺すような絶大なインパクトにして、ブラックで強烈な一言を発します。
黒髪と青白い肌を持ち、片方の足の指が六本あります。
三つ編みのおさげ髪に水玉のワンピースが特徴で、家族の中では特に陰湿な性格で、一番の危険人物として描かれています。
人の性格を見抜くのが得意で、疑い深く狡猾で、一般人を不快にしたり追い詰めたりします。
名前の由来(Wednesday)は「水曜日生まれの子は不幸になる」というマザー・グースの言い伝えからきています。
続いては、アダムスファミリーの続編やアニメ映画などについてご紹介します。
映画『アダムスファミリー2』が1993年に公開されています。こちらは、1991年版の直接の続編となっていました。
冬のクリスマスの時期に新しい赤ん坊がアダムス家に誕生します。口髭を生やした奇妙な赤ん坊はピューパートと名付けられ、家族からは可愛がられていましたが、迷信深いウェンズデーやパグズリーに何度も殺害されかける事態に陥ります。
ゴメズは赤ん坊のために、ベビーシッター兼ナニーを雇うことにし、デビーという女が採用されます。
しかし、デビーは資産家の男と結婚しては遺産目的に惨殺していく連続殺人犯で、フェスターを標的にアダムス家の財産を狙っていたのでした。
2019年と2021年には、CGアニメーション映画も製作されています。
2019年に公開されたアニメ映画『アダムスファミリー』は、人里離れた山の中で、ゴメズ・アダムスとモーティシアが結婚式を挙げます。二人は幸せの真っ只中にいたが、不気味な彼らを恐れた人達に襲撃され、親族と共にその場を逃げることになり、丘の上にあった恐ろしい幽霊が住み着いてい廃墟で暮らすこととなるところから、話が始まります。
2021年に公開された『アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!』は、家族の絆を深めるため、キャンピングカーでアメリカ各地を巡るドライブ旅行に出かけたアダムス家。行く先々で巻き起こす出会いと別れの大騒動が描かれています。
ドラマ化、映画化、アニメ映画化と長きに渡って支持され、愛されている『アダムスファミリー』についてご紹介してきました。
不幸な事や邪悪な事、忌まわしい物、不気味なものが好きであるお化け一家ですが、家族のきずなが強く、個性的でどこか憎めないキャラクターばかりで、今なお人気があることが納得できる作品です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局
あなたは1991年に公開された映画『アダムスファミリー』を知っているでしょうか。
古い作品のため、なんとなくは知っているけれど、ちゃんと見たことが無い、見たけど忘れてしまった人のために、『アダムスファミリー』とはどんな家族なのか、あらすじや登場人物についてご紹介していきます。
最後までお付き合いくださいね。