木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
まるで呪文のような「ウソダドンドコドーン」という言葉。まずは、「ウソダドンドコドーン」とは一体何の事なのかについて、迫ってみたいと思います。元ネタや何と言っているのかについてもお伝えします。
では、「ウソダドンドコドーン」とは何と言っているのでしょうか。正しくは「嘘だそんなこと」と言っているのです。これは仮面ライダーシステム不具合により、ライダーの体がボロボロになる話を聞いた際に絶望して叫んだ言葉でした。
「ウソダドンドコドーン」と叫ぶシーンは、第3話に登場します。先輩ライダーである橘朔也が、主人公の剣崎一真に「俺の体はボロボロだ」と伝えました。橘朔也の体がボロボロになってしまったのは、ライダーのシステムが完全ではないことが原因だといいます。
この話を聞いた剣崎一真は、信じられない気持ちと驚きの気持ちがない交ぜになり、「嘘だそんなこと」と言ったのでした。
「ウソダドンドコドーン」とは、一体何語なのでしょうか。どこかの国の言語なのか、その真相に迫ってみたいと思います。
「ウソダドンドコドーン」はオンドゥル語であるとされています。オンドゥル語の中でも、特に有名な言葉でもあります。『仮面ライダー剣』の剣崎一真の「オンドゥルルラギッタンディスカー!(本当に裏切ったんですか)」がオンドゥル語の元ネタでもあるのです。
上記の「オンドゥルル」から取り『オンドゥル語』と呼ばれるようになったものと考えられるでしょう。
オンドゥル語はどこかの国の部族が使っているわけではなく、日本人が使用しています。要は滑舌の問題により起こる特殊言語であり、動画の音質が現在よりも低かったことで発生しました。もし音声を鮮明に聞き取れるならば、オンドゥル語は生まれなかったかもしれません。
オンドゥル語は、強いインパクトを与え一部のネット民の間でも反響を呼びました。そしてニコニコ動画でも人気となり、オンドゥル語がテーマとなる動画が多数作成されたのです。
メールなどの文章で、感情を表したりするのに便利な顔文字。実は「ウソダドンドコドーン」の顔文字があるといいます。それは一体どういったことなのでしょうか。
ニコニコ動画でMAD(動画等を個人で編集・合成するなどした二次創作物)が多く作成されていますが、主要キャラクターは大体がオンドゥル語を話します。そのため、セリフを聞いただけでは誰が言ったのか聞き分けられません。
オンドゥル語を分かりやすくするために、誰が言ったのかを顔文字を用いて表すようになりました。例えば、仮面ライダー剣なら「(0w0)」であり、「(<::V::>)」は仮面ライダーカリスを表しているのです。この様に、オンドゥル語の見分けのために工夫がされています。
あなたは『冷やし土下座』というのを聞いたことがあるでしょうか。「ウソダドンドコドーン」に関して、『冷やし土下座』というものがあるといいます。次に、それが一体何なのかについて迫ってみましょう。
『冷やし土下座』とは、雪の降り積もる山の中で雪の上で土下座をすることを指します。冷たい環境下での土下座ということもあり、『冷やし土下座』と呼ばれるものと考えられます。
この『冷やし土下座』は、仮面ライダー剣に関係があるとされています。仮面ライダー剣において、主人公・剣崎一真が雪山でうずくまるシーンがありました。このシーンが土下座をしているように見えたことから、『冷やし土下座』と言われるようになったのです。
『冷やし土下座』のシーンで剣崎一真が「嘘だそんなこと!」と言っていて、「ウソダドンドコドーン」というオンドゥル語が誕生してます。土下座というと、謝罪をする際に用いられることが通常ですが、このシーンでは謝罪をしたわけでもなく土下座をしたわけでもありません。
『賭博黙示録カイジ』という漫画に、『焼き土下座』のシーンがありました。これを引き合いとして『冷やし土下座』と言われるようになったのです。なお、『賭博黙示録カイジ』に登場する『焼き土下座』は、焼けた鉄板の上で手や足、額を鉄板に付けて、10秒以上、土下座を行うという過酷なものでした。
現在大人気となっている漫画『鬼滅の刃』。『仮面ライダー剣』とは全く関係のないように感じられるかもしれません。ところが、意外にも両者には似ている部分があるようです。『鬼滅の刃』と『仮面ライダー剣』の接点について、見ていきましょう。
ネット上では、『鬼滅の刃』が『仮面ライダー剣』のパクりだという話が持ち上がっています。『仮面ライダー剣』を視聴していたファンが、『鬼滅の刃』に似ているところがあると感じた模様です。では、どういった点が似ているとされたのでしょうか。類似点について迫ってみましょう。
類似点というのは、『冷やし土下座』です。「ウソダドンドコドーン」というオンドゥル語が誕生した、『仮面ライダー剣』の『冷やし土下座』シーンが、『鬼滅の刃』にもあるというのです。実際に、『鬼滅の刃』に主人公・竈門炭治郎が雪の中で土下座をするシーンがありました。
このシーンが、『仮面ライダー剣』の『冷やし土下座』に似ているとされています。
YouTubeに、『鬼滅の刃』と『仮面ライダー剣』のコラボ動画が存在します。『もしも鬼滅の刃が仮面ライダーブレイドの剣崎と橘がいたら』という動画であり、『鬼滅の刃』のアニメをベースにして、『仮面ライダー剣』のキャラクターの画像を張るという加工が施されている点が特徴です。
『仮面ライダー剣』の主人公であり、オンドゥル語を生み出した剣崎一真。実は『オンドゥル星人』と呼ばれているという話があります。それは本当なのでしょうか。
椿隆之演じる剣崎一真は、ネットでは「オンドゥル星人」と呼ばれています。それは、彼が「オンドゥル語」を多用しているからでしょう。剣崎一真は「ウソダドンドコドーン」だけでなく、「オデノカラダハボドボドダ(俺の体はボロボロだ)」などの発言もしているのです。
剣崎一真を演じた椿隆之ですが、『オンドゥル語』としてネタにされることを気にしていないのでしょうか。役者としても、滑舌の悪さは仕事にも影響を与えてしまいかねません。椿隆之本人は、『オンドゥル語』のことを知っていて容認しているといいます。
公式サイトのチャットイベントでは、本人が「僕は公認しています(笑) みんなのオンドゥルきたいしてます」と言っているほどです。椿隆之は寛容な人柄なのかもしれません。
「ウソダドンドコドーン」は、『仮面ライダー剣』の主人公・剣崎一真のセリフ「噓だそんなことー!」が元ネタです。彼の滑舌の悪さから「ウソダドンドコドーン」と聞こえるとされ、『オンドゥル語』という言葉まで生まれました。そのシーンは『冷やし土下座』ともいわれ、『鬼滅の刃』がパクったと話題にまでなったのです。
また剣崎一真を演じた椿隆之は、『オンドゥル語』が生まれたことを認めているといいます。「ウソダドンドコドーン」により、『仮面ライダー剣』もネットで有名になったのかもしれません。
『仮面ライダー剣』は今から17年前の作品ですが、皆の記憶に残っているということでしょう。
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「ウソダドンドコドーン」という言葉は、2004年に放送された『仮面ライダー剣(ブレイド)』が元ネタです。椿隆之が演じた主人公・剣崎一真 のセリフの滑舌が悪いシーンがあり、それが元となっています。