木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
井上尚弥は、小学1年生から父親の下でボクシングを始めました。中学3年生の頃には、第1回全国U-15大会において、優秀選手賞を受賞しています。新磯高校(現在の相模原弥栄高等学校)の1年生で、インターハイと国体、選抜の3冠を達成し、アジアユース選手権においては銅メダルを獲得しました。
2012年に大橋ボクシングジムに入門しました。この際には、井上尚弥側から『強い選手と戦う。弱い選手とは戦わない』という条件が付けられたといいます。プロデビュー戦は、10月2日に後楽園ホールでフィリピンのクリソン・オマヤオ(当時OPBF東洋太平洋ミニマム級7位)と対戦しました。
49キロ契約8回戦での試合となり、A級でのデビューは1987年の赤城武幸以来です。25年ぶり7人目であり、10代の選手では初めてでした。
2013年8月25日に日本ライトフライ級王者である田口良一に判定勝ちを収め、日本王座を獲得しました。国内最短タイ記録となる、4戦目での日本王座獲得となったのです。辰吉丈一郎以来23年ぶりのことでした。
2013年12月6日には、フィリピンのヘルソン・マンシオ(当時OPBF東洋太平洋ライトフライ級2位)に勝利して、東洋太平洋王座を獲得しました。デビュー5戦目にしてOPBF王座を獲得したことになり、国内男子最短タイ記録として八重樫東らと並んでいます。
なお、2014年2月28日は世界タイトルに挑戦するため、OPBF王座は返上しました。
2014年4月6日に、メキシコのアドリアン・エルナンデス(当時WBC世界ライトフライ級王者) に勝利して、プロ入り6戦目にして世界王者を獲得しました。これは、当時の日本人男子では最速だったのです。2014年9月5日には、タイのサマートレック・ゴーキャットジム(元PABAミニマム級王者)と対戦しました。
この際には、TKO勝ちを収め初防衛に成功しています。その試合後には改めて王座を返上して、階級を上げることを表明しました。その後も、井上尚弥は16戦目にして3階級制覇をするなど進化を続けています。
井上尚弥は、バンタム級のIBF王者であるエマヌエル・ロドリゲスと対戦したことがあります。その際の世界の反応について、見てみましょう。
エマヌエル・ロドリゲスとの試合は2019年5月18日に行われています。イギリスのグラスゴーで、バンタム級世界最強を決定するWBSS準決勝として開催されました。結果は、2R1分19秒で4分少々という試合で井上尚弥のKO勝ちとなっています。
試合前の海外の反応は、井上尚弥に関して『ロドリゲスは良いファイターだが、井上はあまりにも正確で強力だ。彼はバンタム級で一人だけレベルが違う』と好感触のものがあります。また、『井上が、5ラウンド以内に彼を阻止すると思う』という声も上がっています。
試合前から、井上尚弥の方が圧倒的に有利であると見られていました。
海外の反応とは異なりますが、エマヌエル・ロドリゲス戦前の公開練習時に一触即発となるひと幕がありました。試合4日前の対戦相手の公開練習中に、井上尚弥の父親でもある真吾トレーナーが写真撮影をしていたといいます。
その際に、ロドリゲス陣営のクルストレーナーより威嚇するように胸を押され突き飛ばされてしまいました。井上尚弥はその場にいなかったものの、情報を聞いていて真吾トレーナー(ルール違反したわけではない)が受けた仕打ちに怒りを覚えたのです。
試合の日、エマヌエル・ロドリゲスが入場する際にはブーイングが起きたといいます。一方の井上尚弥が入場すると、大歓声や井上コールが会場内に響き渡ったのでした。井上尚弥は、「スポーツなので思い留まった」といい、真吾トレーナーが受けた仕打ちへの怒りを最後まで抑えたのです。
試合後の海外の反応としては、『井上は確かにモンスター』や『井上の体格からは異常なパワーだ』、『キング・オブ・キング!バンタム級ではこれ以上強者はいない』などと、井上尚弥を称賛する声が続出しました。海外のボクシングファンも、井上尚弥の活躍に興奮したのかもしれません。
井上尚弥はファン・カルロス・パヤノ(元WBA世界バンタム級スーパー王者)と対戦したことがありますが、その際の海外の反応も凄かったといいます。一体、この対戦において海外のファンはどういった反応を見せたのでしょうか。
井上尚弥は、2018年にファン・カルロス・パヤノと対戦しています。WBSSのバンタム級トーナメント準々決勝の第一戦でした。この試合で、井上尚弥は70秒KO勝ちという秒殺でファン・カルロス・パヤノを倒したのです。井上尚弥にとって、最速のKO勝ちとなりました。
この試合に関して、海外からは『ボクシング界の次のスーパースターは彼だ!』や『華麗なテクニック、そして『恐ろしい打撃精度』など、井上尚弥を称える声が聞かれました。中には『まだ俺たちは、この男の強さを知らない』というものもあり、今後も井上尚弥が強さを見せつけると予想するような人もいたのです。
井上尚弥の、海外での“人気”自体はどうなのでしょうか。次に、井上尚弥の海外人気について迫ってみたいと思います。
井上尚弥については、韓国のネット掲示板『イルベ』で話題に上がるほど、韓国において認知度や注目度が増してきています。海外にも、井上尚弥の強さが周知されてきているということでしょう。
井上尚弥は韓国人にも強さが認められていて、『パッキャオ選手はアジア・東洋の代表的な英雄であり、それを継ぐのは井上尚弥選手だ』という人がいるほどです。パッキャオ選手とは、フィリピンのボクサーであるマニー・パッキャオのことです。
マニー・パッキャオは6階級制覇した偉大な選手として知られており、ボクシングなどが好きな日本人にも馴染みが深いかもしれません。そんなパッキャオを継ぐとまで言われたということは、やはり井上尚弥は凄いのです。
2016年に、井上尚弥は韓国のボクサーであるウ・ヒョンキムとスパーリングを行いました。その際の動画が、4年経った2020年に投稿されています。ウ・ヒョンキムは井上尚弥を『パンチの一発が重く、基本に忠実』と評価しました。
ここで、上記以外の井上尚弥に関する海外の声について見ていきたいと思います。井上尚弥は海外からどの様に見られているのでしょうか。
ネット掲示板には、井上尚弥に関して『海外の反応が凄すぎる!!!』というタイトルのスレッドが立っています。このスレッドでは、2020年11月1日に行われたジェイソン・マロニー(元WBA世界スーパーフライ級王者)との一戦についての内容が書かれています。この試合で、井上尚弥は7回2分59秒KO勝ちしました。
ジェイソン・マロニーとの試合に関して、スポーツ専門メディアの記者は『イノウエのスピードと圧力は本当に次元が違う』と反応を示しています。また、『イノウエは異次元のビースト』と語る記者もいて、マニー・パッキャオを彷彿とさせるとまで称賛しました。
海外の反応やニュースをまとめた情報を届けてくれる『ヤクテナ』というサイトがあります。こちらでも、井上尚弥に関する記事が多数集められているのです。例えば、『井上尚弥が試合後に見せた敗者との抱擁に海外から反響!』や『井上尚弥選手の海外での人気が凄まじいことに!海外の反応』といった記事があります。
この中では、『井上の美しくて恐ろしいパンチはまるで日本刀の一撃のようだ』などの声が上がっているでしょう。
『レジェンド』というイベントが催されたことを知っているでしょうか。このイベントが海外から称賛されたというのですが、どの様なイベントだったのか見ていきましょう。
2021年2月11日に、ボクシングのチャリティーイベント『レジェンド』が開催されました。このイベントは、新型コロナウイルスと戦う医療従事者の方々や患者の皆さんを支援するために開催されたものです。このイベントに、井上尚弥も参加しています。
井上尚弥は、エキシビションマッチで比嘉大吾と戦いました。2Rまでは互いにヘッドギアを装着して、“ガチスパーリング”という形での対戦でした。ヘッドギアを外した3Rでは、井上尚弥のアッパーの連打が炸裂しヒットする、興奮の試合となっています。
なおエキシビションマッチということで、勝敗は付きませんでした。
この比嘉大吾との一戦を、スペインのマルカ紙は『戦争と化した』との見出しで報じています。記事の中では、井上尚弥と比嘉大吾の試合を『この夜のハイライトだ』と書いていました。また、『マイク・タイソン対ロイ・ジョーンズのエキシビションよりも視聴者を喜ばせたかもしれない』とも絶賛しています。
井上尚弥は、プロ6戦目にして世界王者となるなど輝かしいボクサー人生を歩んできました。その名声は海外にも届いており、一般ボクシングファンやメディアにも称賛されるようなボクサーとなったのです。現在28歳の井上尚弥ですが、これからも大いに活躍して欲しいものです。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局