2024/02/16
r.y6
メリル・ストリープさんは、イェール大学演劇大学院を卒業後、1975年にニューヨークに移り住み、舞台俳優としてキャリアをスタートさせました。「ヘンリー五世」「尺には尺を」など様々な舞台に出演しています。
「尺には尺を」で共演したジョン・カザールさんと交際をはじめ婚約しましたが、1978年3月にジョンさんが肺ガンで亡くなり結婚に至りませんでした。
メリル・ストリープさんは、1978年9月30日に彫刻家のドン・ガマーさんと結婚しました。ドンさんは、メリルさんの弟の友人だったそうで、彼女の引っ越しを手伝い、自分が留守の間、彼女を自分の部屋に泊まらせてあげたことで親しくなり、恋愛関係に発展したらしいです。
ドンさんとの間に、4人の子供(息子1人、娘3人)をもうけ、長女のメイミーさんが2019年に男子を出産したことで、メリルさんはおばあちゃんなりました。
長男のヘンリーさんはミュージシャン、長女のメイミーさんと次女のグレイスさんは女優、三女のルイーザさんはモデル&女優をしているそうです。
メリル・ストリープさんは、1997年にジェーン・フォンダさん主演の「ジュリア」で映画デビューしました。その後、数々の話題作に出演していますが、そんな彼女の映画賞の受賞歴などを調べてました。
メリル・ストリープさんは、1978年に出演した「ディア・ハンター」でアカデミー助演女優賞にノミネートされました。そして、翌年の1979年に出演した「クレイマー・クレイマー」でアカデミー助演女優賞を受賞しました。
その後、1982年の「ソフィーの選択」でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、その後、数々の作品で映画賞を受賞しています。特にアカデミー賞では、俳優としては史上最多となる21回ノミネートされていて、記録を更新しています。
メリル・ストリープさんがアカデミー賞にノミネートされた主な作品は以下の映画です。
メリル・ストリープさんは、2011年の「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」で英国史上初の女性首相を演じ、「ソフィーの選択」に続く2度目のアカデミー賞主演女優賞を受賞しました。英国アカデミー賞主演女優賞も受賞しています。
メリル・ストリーさんは、2006年に公開された映画「プラダを着た悪魔」で、一流ファッション誌の編集長ミランダを演じました。無理難題を命じるミランダのアシスタント、アンドレア役はアン・ハサウェイさんです。
映画は大ヒットし、悪魔のような編集長を演じたメリル・ストリープさんの演技が日本でも大きく話題になりました。メリルさんは、本作でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞・映画主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞しました。
メリル・ストリープさんは、授賞式やカレッジの入学式&卒業式などのスピーチやインタビューで数々の名言を残しています。そんなメリルさんの名言をピックアップしてみました。
メリル・ストリープさんは、2010年のバーナード・カレッジの卒業式で、「女性の演技」について語りました。
「女性は男性より演技が上手。なぜなら私たちは演じることが必須だから。
自分より上の相手をうまく説得することは、サバイバル能力だからよ。
女性はこうやって何千年も生き抜いてきた。」
メリル・ストリープさんが、2010年にバーナード・カレッジ卒業式でスピーチした言葉に、全ての人に響く名言があります。
「別に有名になる必要はないの。
あなたの母と父が、あなたのことを誇りに思うような存在になりなさい。」
メリル・ストリープさんは、2017年のゴールデン・グローブ賞授賞式で生涯功労賞(セシル・B・デミル賞)を受賞したとき、名指しを避けながらも、ドナルド・トランプ氏を批判し、今後のアメリカへの静かな怒りに満ちた長いスピーチを行ったことがあります。
「人を軽視した無礼は新たな無礼を呼びます。暴力は新たな暴力を誘発します。
権力を持つ人が、他人を傷つけるためにその立場を利用し弱いものいじめをするなら、私たちはみんな負け、破滅してしまうのです。」
メリル・ストリープさんは、夫のドンさんから教わった教訓につて語ったことがあります。
それは、やっていることをただ続けなくてはならい、というのだそうです。
「やり続けろ。始めることから始めるんだ。」とドンさんは言ったそうです。
メリル・ストリープさんは、2008年に雑誌「Good Housekeeping」のインタビューで人生の尊さについて名言を残しています。
「年をとることを受け入れましょう。人生は一度よ。
そして大切な人が亡くなった時、一日一日がギフトだということに気付くの。」
メリル・ストリープさんは、2014年に行ったインディアナ大学でのスピーチで、体型に悩む若い女性に対して名言を残しています。
「若い女性に言いたい、体重のことばかり気にしないで、と。
女の子たちはそれに時間をかけ過ぎている。
世の中にはもっといいことがたくさんあるのに。」
メリル・ストリープさんは、2016年にペンシルベニア州フィラデルフィアで行われた民主党全国大会で演説し、名言を残しています。
「何かの分野で最初の女性になるために必要なのは?
それは気骨と気品です。」
メリルさんは、星条旗をモチーフにした服に身を包み、当時初の女性大統領候補となったヒラリー・クリントンさんを応援するために熱弁をふるいました。
メリル・ストリープさんは、2015年に「モア」のミシェル・オバマさんと対談したことがあり、話の中で名言を残しています。
「“できないはずのことをしている自分”を想像するのはいいことだわ。」
メリル・ストリープさんは、2010年にバーナード・カレッジの卒業式でスピーチしたことがあり、女優としての光と影について名言を残しています。
「セレブリティになることは、私に隠れることを教えてくれた。
でも、俳優になることは、自分の魂をオープンにすることを教えてくれた。」
現在も第一線女優として活躍しているメリルならではの、含蓄のある言葉ですね。
メリル・ストリープさんは、1983年にヴァッサー大学の入学式で、挑戦することに対する名言を残しています。
「仕事それ自体が報酬。
もし難しい仕事を選べば、利子つきで返ってきます。
たとえ他の誰もが興味を持たない仕事だとしても、私は挑戦したい。」
メリルさんが、女優としての自分の仕事の取り組み方を語っていますが、挑戦を続けることで名女優としての地位を獲得できたのでしょうね。
メリル・ストリープさんが、「マンマ・ミーア!」に続いて出演したミュージカル「ザ・プロム」が2020年12月に日本でも劇場限定公開され、NetFlixで配信されました。ニコール・キッドマンさんやジェームズ・コーデンさんが共演しています。
現在撮影中らしいレオナルド・ディカプリオさん主演のNetFlix映画「ドント・ルック・アップ」では、アメリカ大統領を演じるそうです。70歳を過ぎても、精力的に女優業活動を続けるメリルさん。いつまでも、元気いっぱい女優を続けてほしいものですね。
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