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2023/12/28
大今里
イナバウアーとは、フィギュアスケートのムーヴズインザフィールド(MIF)の一種です。
滑走する足を前後に開いて、つま先を180度に開き横方向に滑る技術のことを言います。
ちなみに、ムーヴズインザフィールドとは、ストローク後に長い距離または時間を、ある姿勢を保ったまま滑ること。
毎年多くの選手が要素間のつなぎとして取り入れている滑り方ですね。
1950年代に活躍した旧西ドイツの女子シングル選手であるイナ・バウアー(Ina Bauer)さんが開発した技です。
イナ・バウアーさんが引退をした後に映画に出演をしました。
その際に披露したのもイナバウアーで、多くの人に知れ渡りました。
イナ・バウアーさんの地元では、イナ・バウアー杯があります。
この大会はノービス、ジュニア、初心者などの愛好者を対象としています。
つま先を真横に開いたスプレッドイーグルの位置より足を前後にずらして、片足を曲げて前に出し反対の片足を伸ばしたままで後ろに引くという技術です。
背中を大きく反らせる技がイナバウアーだと勘違いをしている人が大勢います。
実は背中を反らせる技術は「レイバック」と言います。
私たちがよく見るイナバウアーは、正確に言うと「レイバックイナバウアー」になります。
イナバウアーだけだと高い点数がつきません。
なのでレイバックを一緒に取り入れる人が多いそうです。
スケート靴の刃の内側で滑る「インサイドエッジ・イナバウアー」や、刃の外側で滑る「アウトサイドエッジ・イナバウアー」があり、この「アウトサイドエッジ・イナバウアー」を発展させたものが「レイバックイナバウアー」となります。
バランスをコントロールしづらいため難易度が高いようです。
イナバウアーとは昔からあるフィギュアスケートの技術の一つですが、いつから知名度が高くなったのでしょうか。
また、日本人選手で最初に披露したのは誰でしょうか。
イナバウアーで有名となったフィギュアスケート選手について調査致しました。
日本人選手では、荒川静香さんがイナバウアーをやったとされています。
イナバウアーを披露した荒川静香さんはとても気品があり優雅に見え、審査員や視聴者の心を掴みました。
2006年に開催されたトリノオリンピックにおいて、荒川静香さんはイナバウアーを披露しました。
荒川静香さんはアジア選手として五輪フィギュア史上初の金メダルを獲得しました。
この活躍から日本だけではなく海外にもイナバウアーが一気に広がりました!
イナバウアーは、当年の流行語大賞も獲得するほどの知名度となりました。
荒川静香さんは、後にテレビ番組で「解説の人がイナバウアーと言い続けたのであり、私からイナバウアーだとは言っていない」という旨のことを言っておりました。
また、トークショーや取材の場では訂正をして「反ることがイナバウアーじゃないですよ」と言い回っているそうです。
世間が「イナバウアーとは上半身を反らすこと」と誤解したことについて、自分ではなくメディアが言い続けた為とコメントを残しました。
フィギュアスケート選手としてトップに君臨する羽生結弦さん。
2014年ソチ五輪・2018年平昌五輪2大会連続オリンピック金メダリストを獲得し、世界選手権でも過去二回優勝を果たしました。
世界ランキングを5シーズン連続1位ををと取り続けたスーパースター選手です。
たくさんの技術を披露しファンを増やし続けている羽生結弦さんですが、イナバウアーを披露したことがあるのでしょうか。
また、荒川静香さんとの関係性は…?
羽生結弦さんとイナバウアーの関係性について調査致しました。
2019年から2020年にかけて羽生結弦さんが滑ったフリーの『Origin』では、レイバックイナバウアーも組み込まれていました。
美しすぎる羽生結弦さんに全世界の人々が釘付けとなりました。
平昌オリンピックの『SEIMEI』でもレイバックイナバウアーは取り入れました。
羽生結弦さんのハイドロブレーディングとレイバック・イナバウアーは、強く深い印象を残しました。
羽生結弦さんは、平昌五輪で金メダルを獲得しました。
冬季オリンピックの個人種目で日本人が連覇を果たしたのは史上初!
そして国民栄誉賞の授与が発表されました。
羽生結弦さんは、彼の本拠地である仙台に荒川静香さんが訪れた際に「イナバウアーを見せて欲しい」と頼んだことがあるようです。
そして、幼少より仙台市にあるアイスリンク仙台で練習をしていた羽生結弦さんは、アイスリンクが閉鎖の危機に陥り練習ができなくなるかも…と言う最悪な状況に陥った過去があります。
荒川静香さんはすぐに動き、県と市に訴えたりチャリティー公演を開催し、アイスリンクを守りました。
その為、羽生結弦さんは練習ができたようです。
荒川静香さんには大変感謝をしている羽生結弦さん。
荒川静香さんへの恩返しとしてもイナバウアーを取り入れたのではないでしょうか。
イナバウアーは単体だと得点にならず、男子はほとんどやりません。
羽生結弦さんは、ソチオリンピックの場でもイナバウアーを構成に入れていました。
現在も荒川静香さんのイナバウアーを受け継ぎ、人々へ感動を与え続けています。
羽生結弦さんは、2020年2月に開催された四大陸選手権において、エキシビションで『ホープ&レガシー』を演じました。
その際にもイナバウアーを取り入れ美しい姿を披露しました。
2歳でスケートを始め、現在最も注目をされているフィギュアスケート選手の本田真凛さん。
現在は大学生ですが、フィギュアスケートの実力は高く評価されています。
そんな本田真凛さんですが、イナバウアーを披露したことがあるのでしょうか。
また、妹の本田望結さんもイナバウアーが出来る!?
本田真凛さんとイナバウアーの関係性について調査致しました。
本田真凛さんは、2017年に新横浜スケートセンターで開催された『ドリーム・オン・アイス』でイナバウアーを披露し、話題となりました。
大人びたワインレッドのドレスに身を包まれた本田真凛さんから目を離せません!
とても美しく本田真凛さんのイナバウアーも好評です。
五輪シーズンのフリーで用いる新たなプログラムのオペラ「トゥーランドット」で、イナバウアーも組み込んだ演技をし、観客を沸かせました。
「トゥーランドット」の楽曲は、荒川静香さんがトリノオリンピックでイナバウアーを行ったときに使用していたものです。
本田真凛さんの金メダルの期待の声も多数寄せられました。
本田真凛さん自身も「荒川さんのようなイナバウアーができるように、受け継げるように頑張りたい」と語っていました。
また、本田真凛さんが荒川静香さんに事前に報告をすると「すごく楽しみ。頑張ってね」と激励されたようです。
本田真凛さんが、インスタグラムに180度の開脚や上体を反らすストレッチの画像を投稿しました。
10万以上のいいねが付き、『スーパーイナバウアー』などの声が多数上がっていました。
本田真凛さんの妹である本田望結さんが、荒川静香さんとともにイナバウアーを披露し、話題となりました。
マクドナルドのイベントでゲスト登場をした2人が同時にイナバウアーをしたのでWイナバウアーとして会場を盛り上げていました。
フィギュアスケートだけではなく、相撲の世界でもイナバウアーに似た技があるそうです。
どのような技なのでしょうか。
また「琴バウアー」とは…?
相撲とイナバウアーの関係性について調査致しました。
大相撲に、イナバウアーのような「たすき反り」という決まり手が存在します。
たすき反りは、相手を肩に担ぎながら体を反らせて後ろに落とす、非常に珍しい技です。
2017年に、宇良が天風に「たすき反り」で勝利しました。
またこの決まり手が決まるのは、決まり手を発表するようになった昭和30年以来、十両以上では初めてでした。
「伝え反り」という決まり手もイナバウアーに近くなっています。
伝え反りは、相手の脇の下を潜り抜け相手を後ろに反り倒す技で、2000年に追加された技です。
大関だった琴奨菊関(現・年寄秀ノ山)が、取組前に見せるルーティンのポーズが、イナバウアーに似ていることから、『琴バウアー』と呼ばれていました。
また、荒川静香さんからもエールが送られています。
フィギュアスケートで有名な技・イナバウアーについて調査しましたが、いかがでしたでしょうか。
荒川静香さんがトリノオリンピックで披露し、知名度がアップしました。
そして、羽生結弦さんや本田真凛さんへと受け継がれている美技です。
これからも若い世代に繋いでいきたい技術ですね。
今後も美しいイナバウアーを、日本選手が披露するのを楽しみにしております。
最後まで読んでいただき、ありがとうざいました。
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フィギュアスケートは世界で人気なスポーツですね。
フィギュアスケートの試合がテレビで行われると視聴率も良く、日本選手の成績も良いので日本でも愛されているスポーツです。
たくさんの技術があり、その中でもとても美しく見栄えする技術「イナバウアー」について様々なことを調査致しました。