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2023/12/28
大今里
みなさんは、「ホルホル」という言葉をご存知でしょうか。ネットを良く利用される方は何度が目にしたことがあるかもれませんが、全く馴染みのない人も多いことでしょう。
そこで、今回は「ホルホル」という言葉の意味について、また、どうして「ホルホル」という言葉が生まれたのかをご紹介していきます。
「ホルホル」とは、元々韓国の咳払いの音を指している擬音語です。また、かつて韓国が運営していた日韓翻訳サービスサイト・enjoyKorea(エンジョイコリア)では韓国人の笑い声を「ホルホル」と機械で翻訳されていました。
「ホルホル」は日本における「エッヘン」「エヘンエヘン」にやや近い意味あいがあり、ネット上で韓国人が有頂天になる様子や、図にのっている様子、誇らしげな様子を表すのに用いられるネットスラングです。
「ホルホル」は、日本人が韓国人を蔑んだ時に使われている言葉でもあり、韓国人が有頂天になる様子をバカにするときに使用されていました。さらに、それが韓国人が自画自賛する姿を揶揄する言葉に変わっていき、「ホルホルする」「~ホルホル」などと用いられるように。
つまり、「ホルホル」とは韓国人をバカにした表現といえます。
「ホルホル」は日本人が韓国人をバカにするときに使用されていますが、元は韓国側が使用していた言葉です。
元々「ホルホル」という言葉が使われたのは日本と韓国の間の罵倒合戦場として使用されていた掲示板で、韓国人が日本人を叩くときに使用されていました。また韓国語で「我が国(ウリナラ)万歳(マンセー)」を意味する「ウリナラマンセー」という言葉も、韓国人が日本を罵倒するために使用していたようです。
「ホルホル」に似た言葉として「ウェー、ハッハッハ」という言葉があります。これは、人をバカにして笑っている言葉で、例文はこちらです。
過去の問題は棚に上げ、拉致問題の解決だけを喚いている日本の振る舞いは、泥棒が泥棒だと叫ぶ破廉恥なものに他ならない。
あまり喚いていると、喉頭がんに罹るかもしれない。ウェー、ハッハッハ。
まるで、月を見て吠えまくる犬のようだ。アッハッハ。
このように、「ホルホル」とは韓国人が日本人を貶め下に見て、自国の賞賛をするために鼻高々に笑う言葉です。
では、実際、「ホルホル」はどのように使用されているのでしょうか。「ホルホル」の使い方をご紹介します。
まず、ホルホルを使用する際の代表的な言葉として「ホルホルしている」というものがあります。これは、「オレってすごいだろう?エッヘン!」などと自慢げな様子や自分を誇らしく感じている様子の人を他の人が見て使用する言葉です。
例文は次のとおりです。
「あの人ホルホルしてる!」「あの人ホルホル中!」「ホルホルな性格」
それは、「あの人、自信たっぷりでカッコイイ!」という意味では決して無く、少々からかい気味に使用されます。それには「あの程度でカッコイイと思ってるのかな?」「自分だけが勘違いしていてちょっとバカみたい」といった意味合いがあります。
また、ホルホルを使用する際には「ホルホル番組」というものが存在します。そのネーミングがついたいきさつは、韓国人が自慢げにしている様子を日本人が「ホルホルしている」と言っていたのに対し、今度は韓国が自国を褒めたたたえる番組を「韓国ホルホル番組」というようになったようです。
その結果、「ホルホル」という単語に対しては「堂々と褒め称える」といった意味合いも含むようになり、日本でも自国のことを誇らしく褒め称える番組を「日本ホルホル番組」というようになりました。
ホルホルとは、ネットスラングだけでなく焼く肉で人気のホルモンを指す場合もあります。また、日本のみならず海外でも人気の漫画『ワンピース』の中には、「ホルホルの実」というものが存在します。
自慢げな様子を表すホルホルですが、他にはどんな意味があるのか探っていきましょう。
尾田栄一郎氏による日本の漫画『ONE PIECE(ワンピース)』。海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィを主人公とする海洋冒険マンガで、その人気は日本だけでなく海外にまで広がりました。
その中で「ホルホル」という言葉が使われているのが「ホルホルの実」。これは、マンガの中に登場する悪魔の実の一つで、食べるとホルモンを自由自在に操る能力がつき、手の爪を使い、注射のようにホルモンを注入できるようになります。
これによってホルモンを注入すると、性別が変わったり、体が巨大化したり、免疫力が上がったり、アドレナリンを操って戦闘モードを最高にしたりといった効果が現れます。
名古屋には2018年に「スタミナホルモンホルホル」というホルモン焼肉屋さんがオープンしました。国道247号線(加福通)沿い、大同町駅の少し北側に位置したお店で、人気メニューは、にんにくをたっぷりとホルモンにかけて味わう「スタミナホルモン」のようです。
このホルモン店に「ホルホル」という単語が入っているのはワンピースの「ホルホルの実」の影響が強いといえるのではないでしょうか。
韓国が自国を称えるための番組を「ホルホル番組」と使用したことから、日本でも自国を称えるための番組を「ホルホル番組」というようになりました。それでは、日本にはどんな「ホルホル番組」があるのでしょうか。いつくかご紹介します。
日本においてホルホル番組が急増しています。これは、「世界に好かれている日本はすごい」といったニュアンスの番組を、皮肉から「ホルホル番組」としているものですが、マツコ・デラックスさんもこれに対して言及。「日本の自画自賛番組はダサいし、みっともない」と発言したことから話題になりました。
テレビ東京の『Youは何しに日本へ?』は、日本の空港に居合わせた外国人にYOUは何しに日本へ?(Why did you come to Japan?)」と聞き、気になる回答をした外国人を密着取材をするという番組です。
この番組に登場した日本に来た外国人たちは日本に魅力を感じている人が多く、日本を尊敬して褒め称えていることから日本にとってのホルホル番組といえます。さらに、Twitter上では日本礼賛番組ブームの元祖のようにいわれていますが、製作側は「日本すごい」ではなく、「日本のそんなとこ発見するYOUがスゴい!」というのがテーマであると述べています。
NHK『COOL JAPAN〜発掘!かっこいいニッポン〜』は、来日間もない外国人の視点から日本の文化を発掘していく番組です。来日間もない外国人8人がスタジオに登場し、ご意見番や司会の2人と共に二本のすばらしい文化を紹介していきます。
番組内ではその日紹介したクールなものを「ベストオブクール」と称して日本を褒めたたえることから日本のホルホル番組といわれています。
日本テレビの『のどじまんTHEワールド!』は、不定期に放送されているカラオケ番組です。歌うのは日本の歌を愛する外国人で、世界中から来日した外国人の中から日本の歌がうまい人NO.1を決定します。
この番組は、いかに日本の歌が外国から愛されているかを全国に放送する番組であることから日本のホルホル番組とされています。
TBS系列で放送されている『世界の日本人妻は見た!』は外国人と結婚して海外で暮らす日本人女性の生活をリポートし、文化の違いによる珍体験を紹介する番組です。
2017年からリニューアルされ、日本人妻が見た世界各国の珍事件・衝撃事件の映像を中心に紹介されていますが、これが外国の文化をクスッと笑う内容になっていることで日本の価値を上げてるように感じる人もいることからホルホル番組といわれています。
テレビ朝日の『これぞ!ニッポン流!』は現在『世界が驚いたニッポン! スゴ〜イデスネ!!視察団』にリニューアルされましたが、内容は「もっと日本のことが知りたい!」という外国人を生徒に、一緒に身近な商品やサービスに隠された日本ならではのスゴイもの、「これぞ!ニッポン流!」というものや事柄を学ぶ番組です。
この番組は、外国人が日本のすごいところを発見して絶賛している様子から、日本のホルホル番組といわれています。特番では、視聴率を獲得することも多くその週のバラエティ番組の視聴率ランキングでトップ10に入ることもある人気番組となっています。
ある調査によると「自分の国は他の国よりも優れている」と答えた割り合いが一番多い国が日本であったそうです。それほど、日本の自国愛が強いということでしょう。そのため、日本におけるホルホル番組も多いのかもしれません。
また、年々日本のホルホル番組は増えてきています。その理由は何なのか調査していきます。
日本におけるホルホル番組が増えたことに、愛国心のある人が多いことが上げられますが、ヨーロッパでは自国が他の国よりも優れていると答えた人の割合は比較的少ないといいます。それは、ヨーロッパでは自国が優れていることは当たり前なので、わざわさ口にする必要がないのです。
反対にアジア諸国では、ヨーロッパよりもまだ発展していない部分を自分たちでも承知しているために自国の国力を維持するためにホルホル番組を見て賞賛しているのではないでしょうか。
国の発展には、まずその国の人が自国を愛することが必要です。そのため、国の発展の基盤となる愛国心を育てるために日本におけるホルホル番組が増加しているといわれています。
こうして、愛国心を育てることで海外よりも日本の優れているところに目を向け、まだまだ発展途上である日本としては少しでも自分の国を好きになるために、日本の良いところを見つけ続けていく必要があるのでしょう。
また、日本食や音楽を褒め称える番組を多く放送することで多くの日本人に日本食や日本の音楽が海外にも人気であること勘違いさせて愛国心を育てようとしているのかもれません。
日本と韓国は、まだまだ言い争いや張り合いが耐えません。そのため、実は反韓国である日本人も多く存在します。でも、堂々と反韓国とアピールすることは火に油を注ぐ行為になるため、もともと争い事が苦手な日本人は反韓国を隠すかわりに日本の凄さを誇示する番組を多く作っているのかもしれません。
また、韓国による日本へのクレームを払拭するべくホルホル番組を放送することでイメージ転換を図ろうとしているのかもれません。
日本においてホルホル番組が多くなった理由については、何といっても日本の愛国心が強く、自国が多国よりも優れていると感じている人が多いことがあげられるのではないでしょうか。
愛国心の高い日本人であるため、日本のホルホル番組を見たことで日本の凄さを再確認して誇りに思ったり嬉しく思ったりすることが快感になったいるのでしょう。そのため、日本のホルホル番組の視聴率も高く、製作側も意欲的になっているのではないでしょうか。
日本には、自国の価値を褒め称えるホルホル番組が多く放送されていますが、実は、ホルホル本なるものも多く販売されています。それでは、最後にホルホル本についていくつかご紹介します。
PHP研究所から出版された竹田恒泰氏の著書『日本人はいつ日本が好きになったのか』は、昔、日本では「愛国心」を唱えるとナショナリズム、右翼などといわれ、評論家たちは「日本はダメだ」と話していたようです。
そのため、日本人は「日本嫌い」とさえ口にするようになっていたのだそうです。それが、現在では素直に「日本が好き」「日本が一番」と言えるように。その謎を解き明かしながら、改めて日本の素晴らしさや成長の過程に触れています。2014年2月には14万部に達したベストセラーとなっています。
『住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち』は、講談社から出版された川口マーン惠美氏の著書です。「この本を読むだけで、われわれ日本人が夢のような国に住んでいることがよくわかる」といわれるこの本は、ドイツに30年在住した経験から記されています。
勤勉性が日本人に近いといわれているドイツ人を工業製品のライバルとしていますが、実は、あまりに不便すぎて、日本人ならとても生きていけないのではないか?という内容となっています。
「ホルホル」という言葉は韓国語からきており、始めは日本人が韓国人に対して使用していたものですが、いつからか自国に対しても使用することが多くなりました。
自分の国を自慢して得意げになるホルホル。自分からは良いところをひけらかすことが苦手な日本人が堂々とホルホルするようになったのは、愛国心が年々強くなっている証なのかもしれません。
一部では、これが恥ずかしいという意見もありますが、愛国心の強い日本ではこれからもホルホル番組が放送され続けるのではないでしょうか。
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