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高橋ナツコの評判が悪い理由とは?炎上したうどん事件の真相とは

高橋ナツコさんはバラエティやアニメなど、幅広い番組の脚本を手がける脚本家です。そんな高橋ナツコさんは「原作クラッシャー」という異名を持ち、原作ファンからの評判が悪いようです。今回は高橋ナツコさんの評判が悪い理由や、炎上したうどん事件の真相について紹介します。

高橋ナツコは評判が悪い理由は?炎上して話題になったうどん事件?真相は?

アニメ好きならば知っているであろう、脚本家高橋ナツコさんという人物は、ある意味頭を抱えてしまう人物だと言えます。評判が悪いと言われているのも、原作ファンからは原作クラッシャーと呼ばれるほどであり、名前を聞くと悩んでしまうという人も少なくありません。

そんな高橋ナツコさんに今回は注目をしていきます。さらに、高橋ナツコさんの炎上事件でもあるうどん事件についても概要や真相をまとめて紹介していきます。

高橋ナツコのプロフィール

まずは、高橋ナツコさんとはどういった人物なのかについて、簡単にプロフィールや経歴についてまとめてみたのでご覧ください。

高橋ナツコのプロフィール

  • 本名(ふりがな/愛称):高橋ナツコ(たかはしなつこ/)
  • 所属事務所:なし
  • 生年月日:不明
  • 現在年齢:不明
  • 出身地:不明
  • 血液型:不明
  • 身長:不明
  • 体重:不明
  • 活動内容:脚本家
  • 所属グループ:日本脚本家連盟
  • 家族構成:不明

高橋ナツコの経歴は?

高橋ナツコさんが脚本家としての人生を歩み始めたのは、大学2年生の時にNHK教育テレビのシナリオ募集に応募したのがきっかけでした。応募したシナリオは採用され、そこから民法バラエティ番組を中心に構成作家として活躍をしていきます。

そういった活躍の中で徐々に実力をつけていき、やがてアニメやテレビドラマを中心に活躍をする脚本家としての活動も始めていきました。

日本の脚本家で幅広い作品を担当

高橋ナツコさんは日本を代表する脚本家として活躍をしていて、日本脚本家連盟の会員としても活動をしています。そういったこともあり、2019年現在も多くのアニメやテレビドラマの脚本やシリーズ構成なども手がけていき、特にアニメ好きならば一度は聞いたことがある脚本家として広く知られるようになりました。

また、高橋ナツコさんはアニメ分野においての脚本家として活躍をすることが多いというのもあり、実写ドラマや実写映画などを手がけることもあります。

そういった幅広い作品で脚本家として活躍をするというのは素晴らしいことですが、実は多くのアニメファンからは【原作クラッシャー】という異名で呼ばれている人物でもあるのです。

日本脚本家連盟とは

高橋ナツコさんが所属をしている日本脚本家連盟とは、日本で活躍をしている多くの脚本家が所属する事業協同組合のことを言います。

1966年に設立されて以降、2014年には会員数が1500名を突破しており、他にも著作権信託者や脚本著作権の二次使用快諾、福利厚生、脚本家志望への教育事業なども行っています。

活動内容としては、脚本家がより活躍をしやすいような環境を整えることを中心としており、脚本料の交渉や使用料の徴収なども行っています。

バラエティ番組の脚本家としてデビュー

高橋ナツコさんはデビュー時期は不明ですが、バラエティ番組の構成作家、脚本家としてデビューを果たしました。

そのバエティ番組というのが【なるほど!ザ・ワールド】や【天才・たけしの元気が出るテレビ!!】【笑う犬の生活】などで、多くのお茶の間を賑わせた日本を代表するバラエティ番組になっています。

高橋ナツコが原作クラッシャーとして有名な理由とは?

本題である、高橋ナツコさんの原作クラッシャー問題について注目をしていきましょう。

そもそも原作クラッシャーとは何なのか?ということについてや、代表的な原作クラッシャーとなってしまった作品についていくつか注目をしていきます。

原作クラッシャーとは?

高橋ナツコさんが多く手がけるアニメなどには、当然原作と呼ばれるマンガや小説などがあります。ファンの多くはそんな原作に惚れ込み、その人気からアニメへとなっていく…というのが一般的な流れになっており、ファンとしても原作としての素晴らしさをアニメで見られると期待していることが多いと言えます。

しかし、中には原作の良さ、ストーリー、設定、キャラクターの特徴などをアニメなどで改変、または改悪し、さらに必要のない設定や展開を付け加えてしまう脚本家や監督がいて、その人達のことを原作クラッシャーと原作ファンは異名を付けて呼ぶようになるのです。

当然ですが、原作クラッシャーが手がけたアニメ作品は原作の良さを著しく損なっているものがほとんどであり、原作ファンを酷く落胆させることは少なくありません。そのため、原作クラッシャーと呼ばれた人物が脚本や監督を務めることになると、酷く落胆する声や抗議の声が聞こえてくるようになります。

高橋ナツコが手がけた原作クラッシャー作品は?

高橋ナツコさんは日本を代表する脚本家ですが、原作クラッシャーとしても有名な脚本家として周知されています。

原作クラッシャーをしてしまったアニメはいくつもありますが、特に話題となった原作クラッシャー作品をいくつか紹介していくのでご覧ください。

「ぬらりひょんの孫 第1期」

最も話題になったと言えるのが【ぬらりひょんの孫第1期】です。ぬらりひょんの孫は、妖怪の総大将ぬらりひょんの血を受け継ぐ少年が、数々の妖怪に関する問題やトラブルに立ち向かう任侠妖怪物語となっている人気作品です。

この作品には3人のヒロインポジションなる人物がいますが、原作では物語の中心として活躍をする人物がヒロインとなっていました。しかし、高橋ナツコさんが手がけるアニメ第1期では、物語とあまり関係もなく人気もあまりないヒロインが中心となり、原作にない恋愛要素まで取り入れていったのです。

当然ですが、原作ファンからはブーイングの嵐であり、制作スタッフとしても第1期の評判は目を瞑りたくなるようなものだったようで、【ぬらりひょんの孫第2期】では、高橋ナツコさんの起用を取りやめ、1期の設定は白紙に戻し、原作通りのアニメ化されることとなりました。

「咎狗の血」

咎狗の血の原作はボーイズラブ系ゲームです。パラレルワールドの日本を舞台に、第三次世界大戦後の勢力に分かれた状況下で戦う主人公の日々を題材にした作品であり、ボーイズラブ系ゲームが原作ということもあって女性を中心とした人気作品となっています。

アニメ化は2010年にされていますが、アニメは高橋ナツコさん手がける脚本以外にも、作画が崩壊しすぎている、設定やストーリーが中途半端でわかりづらく、原作にはない内容を追加したということでネットを中心に大荒れとなりました。

その結果、咎狗の血は予定していたDVD化は取りやめにしてBOX販売に切り替えましたが、思うように販売数は伸びず、結果的に制作会社は倒産に至る事態に陥ってしまいました。

「戦国BASARA Judge End」

ゲーム作品として男女共に人気があるのが【戦国BASARAシリーズ】です。原作では、それぞれの戦国武将をプレイすることが出来て、歴史をなぞったプレイや、IFストーリーなどを楽しむことが出来るアクションゲームとなっています。

もともと原作でのキャラクターは誰もが筋を通った一面を持っており、魅力や心の強さと思えるものが兼ね揃えられていました。しかし、高橋ナツコさんが担当したアニメ【戦国BASARA Judge End】では、キャラクターの性格を改悪し、キャラ崩壊と呼ばれるほどにまでなりました。

また、ストーリーに関しても「初心者がシナリオ作ったほうがマシなレベル」と言われるほどの出来となっており、見るに堪えないと途中でアニメ視聴を断念した人も多かったようです。

「覇穹 封神演義」

原作人気が根強い【覇穹 封神演義】も高橋ナツコさんが構成を務めるということで、アニメ化する前から炎上に発展していました。【覇穹 封神演義】は、古代中国を舞台にしており、仙人たちが宝具と呼ばれる武器を使って戦っていく物語になっています。

高橋ナツコさん手がける【覇穹 封神演義】は、1話から「総集編?」と視聴者が疑問に思うほどのハイスピードで物語が展開していき、始めてアニメを見る人も、もともと原作ファンだったという人もいわゆる置いてけぼり状態になってしまいました。

これは1話だけに限らず全編において同じだったようで、原作ではかなり後のストーリーにもかかわらず、アニメでは早い段階で付け加えられていたり、そのおかげで大切なシーンがカットされていたりと、一部では「史上最悪の原作クラッシャー作品」と言われるほどのものとなってしまいました。

高橋ナツコの評判が低い理由とは?

先程挙げた3作品だけでも、十分に高橋ナツコさんの評判が低いと思えてしまうものですが、さらに掘り下げて、高橋ナツコさんの評判が低い理由について見ていきましょう。

昔から原作ファンからの評判が低い

紹介した3作品の他にも、昔から高橋ナツコさんが手がける脚本のアニメは原作クラッシャー作品として知られるようになっていきます。特に女性人気がもともとあった【咎狗の血】や【戦国BASARA Judge End】を見てショックを受けたファンは、もう二度と高橋ナツコさんの作品は見ないと断言したほどでした。

それもあり、【覇穹 封神演義】に関しては「きっと酷い出来なのだろう」と考えていたファンも多かったようです。また、こういった予想は杞憂には終わっておらず、他にも原作とは違う設定を加えたり、構成が異なったりと、期待を裏切らない脚本を手がけているようです。

すでにそういった原作クラッシャーとしての知名度は広く知れ渡ってしまっているため、特に普段マンガやゲームなどをする人は、アニメ化するなら高橋ナツコさんはやめてほしい、と心から思うほどの評判となってしまっているようです。

その反面、女性友情系の作品の評判は高い!

高橋ナツコさんは原作クラッシャーとしての異名を持っていますが、実は評価されている部分もあります。高橋ナツコさんは確かに原作クラッシャーとして有名にもなっているのですが、女性友情系の作品を手がけた際には「神アニメ!」と絶賛されることもあるのです。

たとえば【アイカツ】や【プリキュアシリーズ】などは、アニメとしてかなり人気がある作品ということをご存知の人は多いでしょう。高橋ナツコさんが脚本を手がけていると聞くと驚かれることも多いものの、これらの作品は総じて評価が高くなっているのです。

『うどんの国の金色毛鞠』事件で炎上した高橋ナツコ

高橋ナツコさんと言えば、【うどんの国の金色毛鞠】事件で炎上をお越したことも話題になりました。

そんな【うどんの国の金色毛鞠】炎上事件について見ていきましょう。

『うどんの国の金色毛鞠』とは

【うどんの国の金色毛鞠】とは、神奈川県を舞台にしたハートフルファンタジーとして人気の作品であり、30歳独身男性の主人公が実家の讃岐うどんの名店を継ぐのが嫌で上京し、自家が廃業したのを機に戻ってみると、不思議な子どもと出会うという物語になっています。

『うどんの国の金色毛鞠』で監督と衝突

実は【うどんの国の金色毛鞠】がアニメ化される前、当初予定されていた監督の井端義秀さんが急遽降板することとなり、新しい監督が入ることになり話題になりました。

なぜもともと監督を務める予定だった井端義秀さんが降板したかというと、井端義秀さん自身が「脚本家のた高橋ナツコさんと衝突をしたから降板に至った」ということを、自身のSNSで暴露して発覚をしたのです。

監督が高橋ナツコへの怒りをSNSで暴露

高橋ナツコさんとの衝突が理由でアニメ監督を降板したことを暴露した井端義秀さんは、SNSで詳細に高橋ナツコさんとの衝突内容を掲載していました。

その内容としては、かなり酷いものであり、たとえアニメ業界を知らないという素人が見ても「高橋ナツコさんはちょっとひどすぎるかも」と思えてしまう内容でした。実際にアニメ制作の足を引っ張るような内容なだけに、高橋ナツコさんは炎上することとなったのです。

監督と高橋ナツコが対立した原因とは?

では、【うどんの国の金色毛鞠】の監督である井端義秀さんがどんな内容を暴露したのかについて、詳しく見ていきましょう。

シナリオの提出が期限ギリギリ

本来脚本には提出期限というものがあります。脚本がなければアニメは作れませんし、かなり大切な期限だということは誰もが容易に想像出来るでしょう。

アニメを創るに当たって、シナリオ作成(脚本)を提出した後、シナリオの打ち合わせをしていきます。一般的にシナリオを提出するのはシナリオ打ちの前日だと言われていますが、なんと高橋ナツコさんは何度注意されてもシナリオの打ち合わせの1時間前に提出をしていたそうなのです。

もともとシナリオの打ち合わせは、参加者がある程度シナリオを頭に入れた状態で取り組むようなものであるため、1時間前に提出されてしまえばそれが出来ませんし、現場全員に迷惑がかかります。また、高橋ナツコさんは自分自身で期日を設定していたにもかかわらず、それを一度も守ったことはなかったようです。

修正の提出期限を守らない

また、高橋ナツコさんは脚本の修正依頼の提出期限も守らなかったことが暴露されています。

脚本にもよりますが、やはり現場みんなで作り上げていく分、「ここはこうしたほうがいいのでは」というような意見や提案を元に、脚本を修正して再度提出するということは珍しいことではないようです。

しかし、高橋ナツコさんの場合は修正依頼がきてもその提出期限を守らず、その間現場の人は他の作業に移ることも出来ないため、かなり時間ロスしてしまったようです。

シナリオの出来が悪い

さらに、高橋ナツコさんの脚本の出来が悪いという指摘もありました。これは、何度も原作クラッシャーとして炎上している高橋ナツコさんを知る人ならば、指摘されても仕方がないと思えてしまうような内容かもしれません。

高橋ナツコさんが提出したシナリオは、原作を2話分くっつけただけの内容、テーマが統一していないなど、明らかに手抜きだとわかるようなものだったようです。

井端義秀さんは暴露の中で「明らかに作業時間を十分にとっているとは思えない、十分に考えられたとは思えない残念なシナリオに私の目には映った」と明かしています。

口出しされると逆ギレ

シナリオの出来が悪く、さらには提出期限も守らない…そういったことに対して、井端義秀さんは高橋ナツコさんの直接注意をしたそうです。しかしそれに対して高橋ナツコさんは逆ギレをして、全く会話にならなかったということを暴露の中で語っていました。

反論内容としては、言い方が気に食わないというような論点がズレたものだったようで、さらには「最近のシナリオ打ちで監督以外の発言が減ったのは、監督がそんな風に横暴なせいだ」とも発言をしていたそうです。

ただ、これも高橋ナツコさんの落ち度とも言えるものでした。シナリオ打ち合わせ1時間前にシナリオ提出されてしまえば、頭に入っているべき内容が入っておらず、意見を言い合うことは出来ません。また、提出期限を守らないことに対しても井端義秀さんが気に入らないから守らなかったとも告げていたそうです。

問題児高橋ナツコが干されない理由とは?

もともと原作クラッシャーとして異名を持っていた高橋ナツコさんですが、井端義秀さんの暴露により、完全にやばい人物というイメージがついた高橋ナツコさんが、なぜ業界を干されないのか、疑問に感じる人もいるでしょう。

そんな高橋ナツコさんが干されない理由についてまとめてみました。

原作ファンからお金を集めているから

脚本家として活躍をしていくためには、その作品に注目が集まらなくてはなりません。高橋ナツコさんの場合【原作人気の作品の脚本を手がけることが多い】というのが大きなポイントになっていて、そんな話題性や原作人気に乗っかった活動のおかげで、お金を十分に集められているそうです。

たしかに、高橋ナツコさんの過去の原作クラッシャー作品を知っている人や脚本家にまで注目をする人ならば、もう二度と高橋ナツコさんの作品は見ないと思えるかもしれませんが、誰もが原作クラッシャー作品を見ている、脚本家の名前をわざわざ覚えているとは限りません。

そういった背景から、人気作品を手がけるだけで高橋ナツコさんの功績としてカウントされていっているようなのです。

業界内での評判はそこそこ

また、高橋ナツコさんは原作ファンからは評判が悪いものの、業界内での評判はそこまで悪くないと言われています。実際、業界での評判が悪ければすでに干されている可能性は十分にあると言えますし、業界での評判が悪くないから干されないと考えられます。

ただ、【うどんの国の金色毛鞠】で監督が降板するまでの騒動になった井端義秀さんの暴露や、実際に【うどんの国の金色毛鞠】で携わった現場の人からしてみれば、完全に高橋ナツコさんの評判は悪くなったと言えますし、SNSでの暴露によって多くの人に周知されたのも事実です。

もともと業界では評判が良かったとしても、原作ファンからは最悪だと言われていて、高橋ナツコさんの作品は見ないとまで言っている人も多いため、干されるのも時間の問題なのでは?と考えている人も少なくないようです。

高橋ナツコが構成を担当した最新作とは?

次に、高橋ナツコさんが構成を担当した最新作についても注目をしていきましょう。

今回紹介してく作品も特に女性人気が強い作品となっています。

「ツキウタ。 THE ANIMATION2」

【ツキウタ】は1月から12月までの各月をイメージしたキャラクターがドラマや楽曲をCDで楽しませるという、女性人気の強い作品になっています。

そんな【ツキウタ】のアニメ化には多くのファンが歓喜していましたが、高橋ナツコさんが脚本を務めるということでネットを中心に大荒れ状態になりました。せっかく楽しみにしていたのに見ないという人や、「私達ツキウタファンが何をしたっていうんだ」と怒りを露わにする声もありました。

「覇穹 封神演義」

先程紹介をした【覇穹 封神演義】も、最近高橋ナツコさんが手がけた作品となっています。

内容については先程紹介したので割愛しますが、特に【覇穹 封神演義】の原作が好きだったファンは構成が発表される前の段階ではかなり喜んでいた状態だったのもあり、構成が高橋ナツコさんということを知り、落胆する声は少なくありませんでした。

また、【覇穹 封神演義】の原作ファンは【戦国BASARAシリーズ】が好きという人も多いため、【戦国BASARA Judge End】で学んで【覇穹 封神演義】は見ないと決めていた人も少なくないようです。

「覇穹 封神演義」の構成決定に対するファンの声は?

【覇穹 封神演義】の構成決定をすることが決定した高橋ナツコさんに対しては、当時かなり落胆する声が多くありました。特にTwitter上では「高橋ナツコと聞いて見るのが怖くなった」という声もあり、アニメ化を素直に喜べないファンはたくさんいたようです。

また、【覇穹 封神演義】の原作はかなり人気だったということもあり、アニメ放送中はあまりにも酷い仕上がりに、構成・脚本に対して抗議を目的とした署名活動にまで発展しました。また、制作会社に対して実際に意見を送った人もいたようです。

高橋ナツコが脚本を手がけた過去の作品は?

最後に、高橋ナツコさんが脚本を手がけた過去の作品をいくつか紹介をしていきます。

アニメが好きという人は是非ご覧ください。

「テニスの王子様」

現在も根強い人気を誇る【テニスの王子様】も高橋ナツコさんが脚本を務めていました。ただ、アニメのほうも評判は悪くはなく、ストレスなく見れたという人が多いと言われています。

テニスの王子様は、数々の中学校テニス部が全国大会を目指していくというストーリーになっていて、たくさんのキャラクターが登場し、様々な技を見せていくというのが魅力の作品になっています。

「ピーチガール」

人気少女漫画【ピーチガール】のアニメでも、高橋ナツコさんは脚本家として活躍をしています。ただ、もともと恋愛系の作品は得意だということもあり、【ピーチガール】に対しての批判的な意見はほとんどありません。

【ピーチガール】は、ガングロギャルであるものの中身は純粋な主人公のももを中心に渦巻く恋愛模様を描いた作品になっていて、連載当時はガングロギャルブームだったということもあり強い人気がありました。

現在2016年からは続編である『ピーチガールNEXT】が連載されており、他にも台湾でドラマ化、2017年には実写映画化をしています。

「妖怪人間ベム」

昭和を代表するアニメである【妖怪人間ベム】は、2006年に完全新作アニメとして制作・放送されており、その際に高橋ナツコさんも脚本家として活躍をしています。こちらに関しても評判が悪いという声はあまり聞かず、作品を懐かしむ声が多くありました。

【妖怪人間ベム】は、人でも動物でもない怪物であるベム、ベラ、ベロが人間を目指していくというストーリーになっています。人間の悪さをしていく妖怪を退治していき、時には人間から迫害されていくというストーリーは、当時からも人気がかなりありました。

「咎狗の血」

こちらは先程触れたので割愛しますが、多くのいわゆる「腐女子」を生んだ作品ということもあって、アニメ化には大きな期待が寄せられていました。

咎狗の血は人気声優が多くキャラクターボイスを務めており、世界観も単なるボーイズラブ作品ではないという評価を受けていただけに、高橋ナツコさんの改変・改悪・設定の追加などを受けて、「アニメはなかったことにした」というファンはかなり多く見られました。

「アイカツ!」

高橋ナツコさんの作品の中でも評判がいいと代表作になっているのが【アイカツ!】です。【アイカツ】は、カードゲームが原作となっていて、多くの可愛らしいキャラクターが登場するのが特徴です。

作品の内容としては、主人公である星宮いちが友人と共に名門アイドル養成学校に通っていき、アイドル活動をしていくというストーリーになっています。多くのアイドルが登場する中で、アイドルとしての葛藤や努力なども垣間見える作品で、男女共に人気のある作品となっています。

「妖怪ウォッチ」

社会ブームにもなった【妖怪ウォッチ】のアニメでも、高橋ナツコさんは脚本として参加をしています。こちらに関してもあまり評判が悪いという声は聞かず、特に子どもを中心に人気アニメとしての地位を築き上げていました。

【妖怪ウォッチ】とは、主人公である小学生の日常に妖怪がたくさん登場しているというギャグテイストなコメディアニメとなっており、笑いあり、時には涙ありの作品となっています。

原作ゲームも人気であり、子供だけでなく大人も楽しめると評判の作品です。

「どうしても触れたくない」

【どうしても触れたくない】は、ボーイズラブ系の作品でありマンガが原作となっています。高橋ナツコさんは実写映画の脚本を務めており、もともと人気作品であるということや、恋愛作品が得意ということもあり、人気を博した作品となりました。

【どうしても触れたくない】は、傷ついた男性同士が不器用な恋をしていくというストーリーになっており、最悪な出会いから徐々にお互いに良さに気づき、惹かれ合っていくという純愛恋愛作品となっています。

「プリキュア」シリーズ

高橋ナツコさんは【プリキュアシリーズ】の脚本も手がけており、プリキュアファンからはかなり評価が高い脚本を書くということで人気となっています。

【プリキュアシリーズ】はそれぞれシリーズによってストーリーは違うものの、少女たちが悪と立ち向かいながら、仲間との絆を高めあっていくという正統派美少女戦士系アニメとなっており、高橋ナツコさんの手がける脚本はその中に優しさや可愛らしさを含んでいると評判のようです。

得意不得意の差が激しい脚本家

高橋ナツコさんの脚本について注目をしてきました。

こうしてみてみると、高橋ナツコさんが手がける作品には確かに原作クラッシャーと思われても仕方がない作品が目立っていますが、中には高評価を得ている作品もあり、非常に得意不得意が分かれる脚本家だということがわかります。

ファンからしてみれば、良い脚本を書けないわけではないから、そこを見極めてほしいという声も多くあり、今後は原作クラッシャーと言われないように自分と合った作品を見分ける審美眼を養って欲しいと期待していきましょう。

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