2024/02/16
r.y6
人気シリーズの「白線流し」や「ショムニ」など、1990年後半~2000年前半の最前線で女優として活躍された京野ことみさん。現在も引退表明などはされておらず、現役女優のはずなのですが、テレビドラマで見る機会がめっきり減ったと話題になっています。
最近も映画出演や舞台出演なども目立ったようなものはなく、最前線で走り抜けたのが嘘のような現在です。この記事ではそんな京野ことみさんの現在や消えた理由についてまとめていきます。
売れっ子女優は何故テレビから消えてしまったのでしょうか?その真相は?
京野ことみさんの地元は広島県の福山市です。芸能界で活躍されている方は都心出身のイメージも多いのですが、案外に広島県出身の方も多かったりします。京野ことみさんは高校時代には東京に引っ越していますが、幼少時は広島で育っていらっしゃいます。
広島出身で今も最前線で活躍されていらっしゃる芸能人は綾瀬はるかさんや有吉弘行さん、音楽面でも矢沢永吉さんやポルノグラフティ、島谷ひとみさんに吉川晃司多方面に渡ります。芸術面に秀でた方が多い県なのかもしれませんね。
京野ことみさんは中学校卒業までは地元の広島県福山市で過ごしています。中学までは地元の公立校である「福山市立曙小学校」「福山市立誠之中学校」に通われていました。しかし遠藤久美子さんの芸能デビューは意外なほどに早く、中学2年の頃。より幅く芸能活動をするということで、中学卒業のタイミングで東京に進学されています。
出身高校は東京都にある代々木高校です。偏差値は40で定時制課程のみを設置していた高校です。仕事に忙しい数多くの若手芸能人がお世話になった高校ですが、惜しまれつつも2004年に閉校しています。同校の主な卒業生は木村拓哉さんや中居正広さんなどビッグネームが連なります。
卒業後は大学には進学されておらず、芸能活動に専念しています。ですので、京野ことみさんの最終学歴は定時制高校卒業、となります。京野ことみさんの芸能人生を決定づけることになった「白線流し」が高校3年生の頃の出演ですので、頷けますね。
そんなイメージは殆どありませんが、京野ことみさんは歌手としてもデビューされています。京野ことみさんのデビュー作が「七人のオタク」というコメディ邦画だったのですが、京野ことみさんは同作品で「主人公が追っかけをやっているアイドル」を演じられ、劇中歌の「NOW!」を歌われています。シングルとしても発売されていますが、この曲は京野ことみさんの唯一の歌手としての作品でした。
当時の京野ことみさんは14歳の中学生。初々しさからくるアイドル性が一部の界隈で話題になったようで、先に触れました東京進出が決定した瞬間となりました。
女優と歌手の二刀流という華々しいデビューを飾り上京した京野ことみさんでしたが、暫くは大きく話題になることもありませんでした。次に話題になったのがひとつのCMで、それが田村正和さんと共演したクリープのCMでした。
当時はネット文化はまだ殆どありませんでしたが、口コミで「あの可愛い女の子は誰?」となって、世間の脚光を浴びることになります。このCM出演が1994年で以降はドラマ出演に繋がり、1996年に初のドラマ主演から、同年の名作「白線流し」出演に繋がったと言われています。
京野ことみさんの二大代表作と言えばやっぱり「白線流し」と「ショムニ」です。主演作は数多くあるものの、名前を聞けば浮かぶのはこの2つと言っても過言ではないでしょう。実際にこの2シリーズは白線流しが6作、ショムニが7作と長寿シリーズとなっていて、京野ことみさんの盤石の地位を築き上げたと行っても過言ではありません。
ドラマのタイプもシリアスな青春ドラマと痛快コメディ系のドラマで別れていて、演技幅を見せつけた結果と言えるでしょう。もっとも、ショムニでは京野ことみさんはどちらかと言えば振り回される役であり、個性的なキャラクターの中では大人しめの存在ではありました。
21世紀前後に大ブレイクした京野ことみさんでしたが、まだインターネットが一般化される前の時期であり、案外、プライベートや私生活は謎に包まれています。TwitterやInstagram・ブログに代表される発信もされておらず、出演自体がかなり稀なトーク版部宮メディアで私生活の断片を語られるのみです。
この項ではその私生活の断片から見えてくる、京野ことみさんのプライベートについて見ていきます。
京野ことみさんは幼少時から筋金が入ったディズニーオタクだったそうです。まだ女優として大ブレイクして生活が安定する前から、東京進出をきっかけに年間パスポートを購入していたレベルでした。ディズニーの年間パスは60000円(シー共通だと80000円)と学生どころか大人にとってもかなり高額であり、そのマニアっぷりを見せつけます。
もしかして女優を目指して上京した目的の一つに、憧れのディズニーランドに通えるからって理由もあったのかもしれませんね。これも若い時代のエピソードではありますが、今も京野ことみさんのご自宅はディズニーグッズで溢れているのかもしれません。
過去のトークやメディア出演から京野ことみさんは料理やお菓子作りが得意だとも判明しています。しかし前述の通りにSNSの類で活動を行われていませんので、「ふみめし」などに代表される芸能界の料理上手としての認識は薄いと言わざるを得ません。
得意分野もお菓子・料理とだけで大まかにしか公表されておらず、京野ことみさんが料理している姿は知人や夫しか見ることができないのが現状です。どんな料理をつくるのか気になるところですが、良妻であることは想像できますよね。
京野ことみさんは1995年~2005年にかけて様々な邦画で出演、もしくはそれに準ずる立ち位置で出演されています。2005年も過ぎると脇役や名有りのチョイ役が増えてきますが、その全盛期は凄まじいものでした。
この項では京野ことみさんの映画出演作について、あらすじなども含めて簡単に紹介していきます。
「七人のおたく」はそのタイトルに反して痛快アクションコメディ映画です。今もときめく「ウッチャンナンチャン」が主演した栄華としても知られており、公開年である1992年の話題作でした。タイトルからわかる通り「七人の侍」をパロったタイトルでもあります。
「オタク」と言いましてもミリタリーオタク・格闘技オタク・パソコンオタク・無線オタク・アイドルオタク・改造車オタク・フィギュアオタクなど錚々たる顔ぶれが集まり、騒動を起こすこととなりました。
この映画で京野ことみさんはアイドル役として出演されています。主演からは少し遠く、アイドルオタクのが追っかけているアイドルとしての出演でした。当時の京野ことみさんは中学2年生で、この作品が女優デビュー作でもあります。
「メッセンジャー」は1999年に公開された邦画です。「自転車便」を中心とした騒動を描いた作品となります。同名で検索しますと2017年に公開された洋画「メッセンジャー」が引っかかりますが、こちらは1999年の邦画ですのでお間違いなく。
主演は草なぎ剛さんに飯島直子さん、矢部浩之さん。主題歌を久保田利伸さんが歌うというかなり力が入った邦画でした。飯島直子さんを除けば今も最前線で活躍されていますが、この頃はも間違いなくトップに近い立ち位置でした。当時はCMや番宣も頻繁にされていたので覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
この作品で京野ことみさんは「安倍由美子」役を演じられています。キャストの並び順でいうと4番目に位置していますので、主演に準ずる立ち位置と考えていいでしょう。
「舞妓Haaaan!!!」は2007年に公開された邦画です。阿部サダヲ演じるサラリーマン・鬼塚公彦が「舞妓と野球拳をしたい」という酷い夢を追い求める痛快舞妓コメディ映画でした。監督は宮藤官九郎こと「クドカン」であり、この作品もあちこちでプッシュされていたので名前だけは覚えている方も多いのではないでしょうか。興行収入も20億円と成功を収めています。
京野ことみさんはこの頃はややピークが過ぎた頃。主演は柴咲コウさんに譲り、脇を固める「小梅」という舞妓として出演されていますが、話題作ではあるのですが、京野ことみさんが出演と言う点では話題になっていませんでした。故に代表作とは言いづらいかもしれません。
京野ことみさんは数々の栄華に出演されていますが、やっぱりイメージが強いのはドラマではないでしょうか。「白線流し」に「ショムニ」、「おみやさん」と人気長寿シリーズが並び、その層の厚さを嫌でも感じさせます。
この項では京野ことみさんが出演した代表的な作品を、あらすじなども含めて簡単に紹介していきます。
「白線流し」とは、岐阜県高山市にある岐阜県立斐太高等学校で、毎年3月1日に学帽の白線とセーラー服のスカーフを一本に結びつけ、大八賀川に流す伝統行事を指します。
この行事をヒントにしてドラマ「白線流し」は制作されましたが、ロケ地は岐阜県高山市ではなく、長野県松本市にて、架空の高校である「松本北高」を舞台に行われました。そんなドラマである「白線流し」は男女7人を取り巻く恋愛から友情までを描いた作品でした。
この作品で京野ことみさんは男女7人のうちの「飯野まどか」役を演じています。この作品は人気を博し続編や派生シリーズが次々と作られ、2005年まで続くこととなりました。勿論、作中で加齢していくものの京野ことみさんも最後まで出演していました。
「ショムニ」は1998年から放送された、「女子写真の墓場」「会社の掃き溜め」と揶揄される、「総務部庶務二課」の窓際OL達の活躍を描くドラマです。窓際族ではあるのですが基本的に登場人物たちは自由奔放であり、そういった後ろめたさは感じられず、彼女たちが欲望のままに行動した結果良い結果に結びつくという一話完結の痛快な作品となっています。
当時としてはまだ珍しい原作コミックが実写化された手合のドラマなのですが、放送初日から高視聴率を叩き出し、数々の女性の共感を産みシリーズでは4作、特番で3作とかなりの人気シリーズとなりました。
この作品で京野ことみさんは塚原佐和子役を演じています。上司との不倫が発覚し「ショムニ」に左遷される形となりますが、弾けきれずにショムニの面々に振り回される役割でした。第三者視点として必要な存在であるため、重要な役割だったと言えます。
新・おみやさんは2002年から続く、渡瀬恒彦さん主演の刑事ドラマシリーズです。原作は石ノ森章太郎さんの漫画である「草壁署迷宮課おみやさん」としています。京都の鴨川東警察署を舞台に、迷宮入りしていた未解決事件を「おみやさん」こと鳥居勘三郎が一話完結で解決していく作品です。
京野ことみさんは2012年に放送されたシリーズ第9作において「ヒロイン」としての出演しました。「ヒロイン交代」ということで京野ことみさんは久々の民放ドラマの主演に近い立ち位置としての出演でしたが、同作品はスペシャルを除けばおみやさんシリーズとしては最終作となってしまい、次に繋がることはありませんでした。
渡瀬恒彦さんは2017年に病気でご逝去されているため、もう続編が作られることはないでしょう。
2005年以降は作品で目立つことが減った京野ことみさんですが、ひっそりと2008年にご結婚されています。お相手は芸能人ではなく、舞台スタッフの一般男性であり、顔や名前は明かされていません。
この項ではそんな京野ことみさんの結婚したきっかけや、その後について触れていきます。
京野ことみさんと夫の出会いは2007年の「ヴェニスの商人」の舞台がきっかけと言われています。交際が2007年9月でご結婚が2008年5月24日ですのでかなりのスピード婚でした。この時の京野ことみさんは既にピークが過ぎた頃で、ドラマで主演を演じることも稀でしたので、大きく話題にはなりませんでした。
よって、二人の馴れ初めなどが大々的に報道されることもなく、詳しい馴れ初めは今に至るまで判明されていません。数少ないメディア向けのトークで「出会いの場所が仕事場だったので助っ人的な存在」と語られているのみです。
交際発覚から結婚までが早いスピード婚でしたので、いわゆる「できちゃった婚」が噂されていましたが、公式発表では現在もいないと仰られています。「子供ができたら産みたい」「授かれば産むけど今は自分が大事」と結婚当時は発表されていますが、今もそうなので旦那さまとのプライベートや仕事を優先されているのかもしれません。
しかし近年は出演が途絶えて久しいので、もしかしたら話題になっていないだけで既に出産しているのでは? と言った声もあるようですが、真偽性は不明です。
晩年はテレビで見かけなくなっている京野ことみさんですが、2012年に久しぶりに連続ドラマで出演されることとなりました。以降もサスペンスドラマを中心に2014年までは出演されていて、たまにテレビで見かけることはありました。
しかし「たまに」の出演であったため、若い頃の外見で止まっていた記憶が急に晩年の京野ことみさんに上書きされ、「劣化した」と話題になることも多かったようです。
これは若い頃からそうなのですが、京野ことみさんは笑うと歯茎が目立つ「ガミーフェイス」の持ち主です。この歯茎の面積が加齢するごとに増えているとも言われているため、経年で笑顔が苦手になった方もいるのかもしれません。
ガミーフェイスを矯正した芸能人は過去に多くいますので、京野ことみさんが再び芸能活動に積極的になれば直す日も来るのかもしれませんね。
激やせしたとの声もあるようなのですが、以前から細身であったため、加齢によるギャップとメイク加減が産み出したものの可能性が高いですね。一部の方が騒いでいるだけで、総合で見ると「痩せた」とはそれほど言われていません。
おそらくは昔の元気なイメージと現在の成長になって大人になったイメージが乖離を起こして、痩せたように映っているだけでしょう。
京野ことみさんの全盛期は高校生時代~20代後半の頃でした。以降は出演が減り、2010年以降は準主役どころか脇役で出演する機会も減っているのが現状です。忘れてはいけませんが京野ことみさんはもう40歳であり、アイドル女優でも若手でもないのです。
不老の人間なんて存在しませんので、老化による容姿の劣化は自然の摂理と言えるのではないでしょうか?
この記事で何度も京野ことみさんのピークは2000年台と記載しています。しかし、以降は何故出演が減ってしまったのでしょうか? 大きなスキャンダルを起こしただとか、炎上だとか、そういった案件とは無縁の女優であったのは間違いありません。
この項では数少ない情報から、京野ことみさんの出演が減った理由と現在について見ていきます。
京野ことみさんは現在も引退や休業の表明はされておらず、芸能事務所パパドゥに籍を置いていますので、現在も一介の女優であることは間違いありません。
しかしドラマの最終の出演は2014年、映画は2012年、舞台は2012年、CMも2012年とかなり長い間出演が途絶えているようです。特に話題にもならない舞台公演を続けている可能性はありますが、最前線で活躍しているとはいい難い状況です。
仕事が急に途絶えた理由としてやはり妊娠・出産があるのですが、先程述べましたとおりに京野ことみさんは「授かれば産む」のスタイルであり、妊活も少し考えづらい部分もあります。30代の後半に入り考え方を改めた可能性もありますが、現在もお子様はご出産されていない可能性が高いです。
2012年付近に境目があるのは確かなのですが、活動を縮小している理由は現在もハッキリしません。ほぼ同時期に「おみやさん第9シーズン」が放送され、京野ことみさんに相方が変わったことが賛否両論でしたので、その辺りの影響もあったのかもしれません。シリーズ自体もここで終わってしまったことも推測に拍車をかけます。
しかしあくまで推測であり、信憑性はありません。結局の所、消えた理由は不明というところに落ち着くかと思います。仕事の質も落ちてきていたので、家庭を優先している可能性も否めません。
今現在もショムニや白線流しは過去の名作として再放送される機会が多く、過去の京野ことみさんをテレビで見かける機会はそれなりにあります。しかし2014年以降は新規のドラマ・映画・CM出演はなく、メディア記事に姿が出ることもほぼありません。すっかり過去の人となってしまっているのが現状です。
女優として再び最前線に立つかは微妙な線ではあるのですが、京野ことみさんという名女優がいたことを忘れないと共に、今後も応援していきたいですね!
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所属事務所のパパドゥの公式サイトはありません。所属している俳優・女優で有名所は黒木華さん・瑛太さん・江口洋介さん・濱田マリさん・風吹ジュンさんなど今も活躍されているベテランの顔ぶれがずらりと。過去には2019年に強制性交で逮捕された新井浩文さんも所属していました。