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    自分が嫌いな人の特徴や原因は?自分を好きになる対処法もご紹介!

    自分が嫌いと感じたことは、誰でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。しかし、過剰に自分が嫌いと思うことで、日々の生活が憂鬱に感じたりするなど、生活に支障が出てしまうこともあるようです。今回は自分が嫌いな人の特徴や原因、自分を好きになる対処法をご紹介!

    自分が嫌いな人の特徴や原因って?自分を好きになるための対処法とは?

    自分が嫌いな人って少なくはないと言えます。自分のことが嫌い、どうして自分はこんな人間なのだろう…そう思うと胸が締め付けられるような気持ちになることもあるでしょう。

    そこで今回は自分を嫌いと思う人の特徴やその原因に大注目をしていきます。なぜ自分を嫌いだと思うのか、そして自分を好きになるためにはどんな対処法があるのか、早速チェックしていきましょう。

    自分が嫌いな人の特徴は?【前編】

    まずは、自分が嫌いな人の特徴をいくつか紹介していきます。

    自分が嫌いな人というのは、様々な特徴を持ち合わせています。今回はそんな特徴について、前編と後編に分けて紹介をしていくので、自分に当てはまるものはないのか、自分の特徴と照らし合わせて是非チェックしてみてください。

    自分に自信が持てない

    自分が嫌いな人の多くは、自分に自信がない人です。自分に自信がないため、何事も積極的に行動するのが難しくなってしまい、そんな消極的で行動力のない自分に嫌気が差してしまうのです。

    本音としては、もう少し積極的に行動をしよう、次こそ頑張ってみよう…そんな気持ちを抱く人も多いでしょう。しかし、いざという時に思うように動けず、そんな自分のことを嫌いになってしまうのです。

    自尊心が強い

    自尊心が強い人ほど、自分のことが嫌いという特徴を持っているそうです。

    自尊心とは、自分を敬う、自分の力や実力を信じる気持ちのことを指しますが、自分はここまで出来るはずだ…と思っていても、現実では思うようにいかず、そんな出来るはずなのに出来ない自分に嫌気が差してしまうのです。

    プライドが高いとも言えますが、自分の実力を過信しすぎてしまい、上手く出来ない自分にも嫌気が差し、そんなことすらも出来ない自分のことをもっと嫌いになってしまうのです。

    劣等感を感じる

    自分が嫌いな人に当てはまる特徴には、周囲と自分を比較しがちである、というものがあります。

    必要以上に自分と他人を比べてしまうことで、自分は劣っている、自分は必要とされていない、自分以外にも変わりはいるはずだ…そう思い込み、ネガティブ思考に襲われて自分のことを嫌いになってしまうのです。

    なんでも自分の責任にしてしまう

    たとえば、何か物事が失敗に終わったり、トラブルが起きてしまったりした時、あなたは自分の責任だと感じてしまいますか?それとも、自分の責任だけではないと感じますか?

    自分が嫌いな人の多くは、前者、つまり自分の責任だと必要以上に感じてしまいがちです。自分がこうしていればよかった、もっと自分は上手くやれたはずなのに…そんな後悔が自分を遅い、結果的に自分が嫌いという負の連鎖に陥ってしまうのです。

    我慢強い人

    自分が嫌いな人には、我慢強い人が多いとも言われています。

    我慢強いというのは一見長所に思えるものかもしれません。たしかに、見方や時と場合によっては、我慢強いという性格は魅力的だと言えます。しかし、常に我慢強い状態でいてしまう人は、自分が嫌いな状態に陥りやすいのです。

    常に我慢強いということは、自分の気持ちや考えを押さえつけてしまっているとも言いかえられます。素直になれない、意見を言えないということは、周囲からも【中身がない人】だと感じられやすく、肯定されることは少なくなります。その結果、自己肯定感をなくしてしまい、自分が嫌いな状態になってしまうのです。

    自分が嫌いな人の特徴は?【後編】

    続いて、自分が嫌いな人の特徴、後編に注目をしていきましょう。

    前半を見てみても、自分が嫌いな人の特徴はかなりわかりやすいと感じられます。見方によっては魅力や長所となる部分でも、自分が嫌いな人は何らかの原因や要因があって、他の人とはベクトルが異なってしまい、結果的に自分が嫌いだと感じてしまいやすくなるのです。

    後半もそういった部分が含まれた特徴になっているので、自分が嫌いかもしれないと感じる人は、自分の特徴や考え、価値観と共に照らし合わせて見ていきましょう。

    マナーやルールに縛られる人

    マナーやルールに縛られる人は、真面目で誠実という印象を持つものです。しかし、あまりにもマナーやルールに縛られ過ぎてしまうと、自分が嫌いな状態に陥ってしまうことがあります。

    マナーやルールというものは、誰もが快適に過ごすためには必要不可欠なものであり、守ることはとても大切です。しかし、人は誰でも過ちを犯したり、失敗をしたりするものであり、必ずしも100%マナーやルールを守れるとは限りません。多くの人はそれについて、仕方がないことであると認識していることでしょう。

    しかし、マナーやルールに縛られすぎてしまう人は、たった少しマナーやルールを破っただけでもとてつもない罪悪感や自己嫌悪に襲われてしまうのです。仕方がないこととある程度割り切ることが出来ず、マナーやルールを守れなかった自分自身を非難してしまい、嫌いになってしまうのです。

    他人を見下してしまう人

    自分が嫌いな人には、他人を見下す癖を持つ人もいます。他人を見下す性格と聞くと、自分のことが好きだからこそ他人を見下すのでは?と思うものですが、ある一定を超えてしまうと自分のことが好きだったとしても、嫌いになってしまうものなのです。

    この仕組としては、他人からの印象が大きく関係しています。他人を見下すことで優越感や自己肯定感を感じられる人もいますが、それを続けていけば周囲の人間は必然的に自分から離れていってしまいます。そうなると、比べるものも見下すものもいなくなり、自分を認めてくれる人もいなくなります。

    人は、孤独な状態になってしまうとネガティブ思考になりやすくなると言われています。他人を見下す癖がある人は、結果的にネガティブ思考になりやすくなり、最終的に自分が嫌いな状態になってしまうことが多いと言えるのです。

    愚痴や不満が多い

    日頃から愚痴や不満が多い人ほど、自分が嫌いな状態になりやすいと言われています。

    ある程度の愚痴や不満はストレス発散のためには効果的です。しかし、趣味のように愚痴や不満ばかりをこぼしてばかりいると、自分の中の考え方や価値観はネガティブなものへと変わっていき、物の見方へも影響を及ぼしていきます。

    そして最終的に、何事もケチをつけてしまったり、非難するような目で見てしまうようになるのです。それは自分自身を見る上での言えることであり、自分のことを肯定出来ず、どこか不満ばかりになってしまい、自分が嫌いになってしまうのです。

    こだわりが強い人

    こだわりが強い人は、自分が嫌いな人が多いと言われています。

    こだわりが強いということは長所でもあり、短所でもあります。何かに常に縛られている状態とも言えるので、いつも緊張状態で気を張っていて、心休まる暇はありません。また、こだわりを貫くために努力をしていくので、些細な失敗や上手く出来ない自分に対して、大きな自己嫌悪を感じてしまうのです。

    自分が嫌いと感じる原因は?

    自分が嫌いな人の特徴を前半、後半と分けてチェックしてきました。自分と当てはまるものがあったという人は、言われてみれば納得出来るかもしれない…という点が見つかったでしょうか?

    これから注目をしていくのは、自分が嫌いと感じる原因です。原因を知るためには、まず自分はどんな特徴を持っているのかについて知っておく必要があるので、先程紹介してきた特徴を踏まえた上で、なぜ自分が嫌いになってしまうのか、その原因を見ていきましょう。

    他人と比較してしまうから

    これは特徴でも触れたポイントでもありますが、他人と比較することを頻繁にしてしまうことは、自分が嫌いになる大きな原因になってしまいます。十人十色という言葉があるように、人はそれぞれ違った個性や得意不得意、考え方があるもので、誰一人同じという人はいません。つまり、いくら他人と自分を比較しても土俵が違うと言えます。

    土俵も違う、条件も違うという中で比べたところで、正解が導かれることはありません。そんな中で他人と自分を比べていたら、納得出来る答えが出るわけでもなく、不公平な答えに頭を悩ませてしまうのも当然です。

    多少なりとも人は自分と他人を比べてしまうものですが、それが全てではないという考えを意識することが大切です。比べるということは、参考にはなるけれど事実ではない…それを知っておかないと、自分が嫌いな状態から抜け出すのは難しくなってしまいます。

    他人から褒められた経験が少ない

    自分が嫌いになる原因には、他人から褒められた経験が少ないということも挙げられます。また、認められたことが少ないという人も、これに当てはまるでしょう。

    人は、少なからず他人から影響を受けて様々なことを考え、成長していく生き物です。そんな中で、他人から褒められない、認められないことが続いてしまうと、自分は価値がない人間なのかもしれない…というネガティブな思考に囚われ、自分が嫌いになってしまうものなのです。

    また、褒められるためには何か積極的に行動しなくてはいけないと考えてしまう人もいます。自分が嫌いな人には引っ込み思案な人が多いため、褒められるために意見を言いたい、積極的に行動したいのにそれが出来ない、そんなジレンマに襲われてしまい、さらに自分が嫌いになってしまうのです。

    完璧主義

    マナーやルールに縛られている、こだわりが強いという特徴の人に当てはまることが多い原因なのが、完璧主義者というものです。何事も完璧にしようとしてしまうため、些細な失敗やトラブルが起きた時の自己嫌悪は凄まじいものになってしまうのです。

    完璧主義というのは悪いことではありませんが、自分を縛りすぎてしまう完璧主義は、かえって自分の視界を曇らせ、判断力を鈍らせ、集中力を欠かせる原因にもなります。少しでもストレスと感じている状態で完璧主義を貫こうとすると、目標を達成出来なかった時、酷く自分のことを嫌いだと感じやすくなってしまうのです。

    自分の全部を好きになる必要があると感じている

    自分が嫌いなことを自覚している人の中には、自分の全部を好きになる必要があると感じている人もいます。しかし、その考えが自分が嫌いになる原因になっていることもあるのです。

    自分が嫌いな状態というのは、あまり良い状態と感じる人は少ないものです。そのため、自分のことをもっと好きになって自信を持とう、魅力的になろう…そう考えれば考える程、好きになりたい自分と嫌いな部分がある自分とのギャップを感じてしまい、より自分が嫌いになってしまうことがあるのです。

    自分が嫌いだから自分の全てを好きにならなくてはいけない…それは単なる使命感でしかありません。何かを好きになるというのは人に決められて出来るものではないため、無理して自分を好きになろうとすればするほどに、自分が嫌いになっていくのです。

    やりたくないことをやるから

    たとえば、周囲からお人好しと呼ばれてしまう人の中には、自分が嫌いという人も多くいます。

    やりたくないこともやってしまう、頼まれたら断れない…そんな自分が嫌いになってしまう人は少なくありません。本当はやりたくないけれど、私がやらないといけないから…そんなことを自分に言い聞かせ続けることで、それは大きなストレスとなり、そんなストレスがネガティブな思考、自分が嫌いという考えに繋がっていってしまうのです。

    SNSによって友達が少ないと感じるから

    SNSと言えば、フォロワー数を気にする人は少なくありません。フォロワーが多ければ多いほどに人気者であり、魅力的である、という考えを持つ人も多くいて、SNSで自己肯定感を満たす人も珍しくありません。

    そんな時代だからこそ、SNSでフォロワー数が少ないと「自分は友達が少ない、自分は魅力的ではない」と感じてしまう人もいます。フォロワー数が多い人は華やかな生活をしている人も多いので、フォロワー数が少ない自分を改めて見て、自分の生活は充実していないと思い込み、フォロワー数が多い人と比べて劣等感を抱いてしまうのです。

    あなたは自分が嫌い?診断してみよう!

    自分が嫌いな人の特徴、原因について注目をしてきました。

    中には自分は、自分が嫌いなのかどうかわからないと感じた人もいるでしょう。自分が嫌いな人の中には、自分が嫌いなのかわからないという人もいます。そういった人のほうが、無意識のうちに自己肯定感を低めていたり、周囲との溝を大きくしていたりするため、ある意味厄介だと言えます。

    そんな人のためにも、自分が嫌いなのかどうかを診断する項目をいくつか用意したので、気になる人は是非チェックしてみましょう。

    自分が嫌いか診断しよう!

    今回紹介する自分が嫌いかどうかを診断する項目は、非常にシンプルなものになっています。シンプルだからこそ簡単に診断出来るものですが、より詳しく知りたいという人は、さらに専門的な診断やカウンセリングをしてみると、自分の考えや価値観が見えてくるはずです。

    それでは、以下3つの項目について注目をしていきましょう。当てはまるものが多いほど、自分が嫌いな可能性が高いと考えられます。

    自分は価値や存在感がない人間だと思っている

    自分が嫌いな人ほど、自分の価値や存在感がないと考えている傾向にあります。

    たとえば、何の能力や取り柄もない、魅力と言える点が1つもないなど、自己分析をしてみてマイナスなことばかり目立つようであれば、自分は価値がなく、存在感がない人間だと思っている可能性が高いと言えます。そして、そういった思いが強ければ強いほど、自分が嫌いな可能性はかなり高くなっていきます。

    自分のミスが許せない、または激しい自己嫌悪に陥る

    自分のミスに対して、いつまでも許せない気持ちでいたり、激しい自己嫌悪、または後悔などを感じてしまう人の多くは自分が嫌いな人だと言われています。

    ルールやマナー、こだわりといった特徴と似たようなことですが、自分の中で譲れない何かがあった時、それに対して頻繁にネがティブな気持ちを抱いてしまう場合は、ストレスを感じるほどにその何かが自分を縛り付けていると考えられます。

    その締め付けが強ければ強いほどに、それを達成出来ない、満足できず満たされないことがあると、自分はなんて無能な人間なのだろう…という自己嫌悪に陥り、自分が嫌いになっていってしまうのです。

    常に他人と自分を比較してしまう

    何かと他人と自分を比較してしまう人は、自分が嫌いな可能性が高いと考えられます。

    他人と自分を比較して、優越感を抱いてポジティブな気持ちになれるのであれば、それはまだ自分が嫌いな段階に達していないだけかもしれません。周囲への接し方にもよりますが、よく思われないような態度をしているのであれば、自然と周囲の人間がいなくなり、自分を認めてくれる人も減っていき、結果的に自己肯定感の低下、自分が嫌いになっていきます。

    また、すでに他人と自分を比較して、ネガティブな気持ちになるのであれば、自分が嫌いになっている可能性はかなり高くなっています。劣等感を抱き、自分の能力の低さに嘆き、自己肯定感がどんどん下がっていってしまっている状態だと考えられます。

    自分が嫌いを克服して好きに近づく方法は?【前編】

    自分が嫌いな人、または診断によって自分が嫌いなのかもしれないと気づけた人、その中には、自分が嫌いな状態を克服して自分を好きになりたいと思う人もいるでしょう。

    自分を好きな人というのは、常にポジティブで明るく、キラキラとしているように見えるものです。そんな存在に自分もなりたい…そう思う人は、これから紹介していく自分が嫌いを克服する方法をチェックしていきましょう。

    自分の感情を吐き出す

    手始めに、自分の感情や意見を吐き出す練習をしてみましょう。特に内気で、積極的に行動に移せない人の場合はやったほうがいい方法の1つとなっています。

    自分の気持ちを伝えることにより、周囲に自分のことを知ってもらえるようになります。知ってもらえれば、肯定される機会も増えていき、自己肯定感が増していきます。すると、自分に対する気持ちがネガティブなものではなく、ポジティブなものへと変わっていき、次第に自分のことが好きになれるようになっていくのです。

    まずは親しい友人や心許せる存在、家族などに相談をしてみると良いでしょう。また、それでも不安なのであれば、カウンセリングを受けるのがおすすめです。カウンセリングは気軽に話しやすい機会を作ってくれる環境でもあるため、話し下手の人でも安心して話せるのが魅力的です。

    自分は自分、他人は他人と考える

    日頃の考え方として、自分は自分、他人は他人という割り切った考え方を意識していくようにしましょう。自分が嫌いな人の大半は、どこかで他人と自分を比較していて、自分の価値観や存在を貶めてしまっているのです。

    他人と自分はどう頑張っても同じ存在にはなれません。生まれも育ちも異なれば、考え方や感じ方も全て違います。そんな全く別の存在と比べてもそれは単なる自己満足でしかなく、公平な比較は不可能なのです。

    少しずつでもそういった意識を持っていけば、自分は自分、他人は他人であると割り切っていけるようになるので、日頃から心がけていきましょう。

    他人の期待に応える必要はない

    自分が嫌いな人の中には、責任感が強すぎる人もいます。マナーやルールに縛られている人も当てはまることですが、これらの人は【他人からの評価】を気にしすぎている節があります。

    もちろん、他人からの評価というものはとても大切です。自分の印象、将来などに関わるものなので、考えることは悪いことではありません。しかし、他人からの評価ばかり気にしすぎてしまうのは問題であり、それをすることで自己肯定感をなくすだけでなく、自分という個性や考えが失われてしまう原因になります。

    他人の評価や意見に振り回されるということは、自分の中身がどんどん消えていくことを意味します。それこそ、いざという時に自分をアピール出来る点がなくなってしまい、激しい自己嫌悪に陥ってしまいます。他人の期待に応えすぎず、時には自分のために、自分はどうしたいのかを考え、行動することも忘れないようにしましょう。

    後悔を感謝に置き換えて考える

    自分が嫌いな人の多くは、様々なことに後悔や罪悪感を抱いてしまうという特徴を持っています。これは悪いことではなく、それだけ周りに気を使える、視野が広い、責任感が強いというポジティブな一面としても考えられます。

    しかし、自分が嫌いな人の多くは、後悔や罪悪感を必要以上に考えすぎてしまい、自分を追い込んでしまうのです。多少の後悔や罪悪感は必要ですが、あまりにも考えすぎるということは、自分を追い込み、より後悔や罪悪感を増幅させる材料となってしまいます。

    もし、自分がそうだという人がいるならば、後悔や罪悪感はほどほどにして、後悔や罪悪感を抱いたことを1つのチャンスだと考えてみると良いでしょう。失敗やミスは、成功すれば手に入らない視野、価値観です。良い機会を得られた、むしろ感謝をしよう…少しでもそう考えていくと、後悔や罪悪感への考え方も変わってくるはずです。

    自分が嫌いを克服して好きに近づく方法は?【後編】

    続いて、自分が嫌いを克服して好きに近づく方法の後編を注目していきましょう。

    前半、後半と合わせて、自分の特徴と当てはまるものを試していけば、少しずつでも自分が嫌いな状態を打破していけるはずです。

    是非チェックしてみてください。

    カウンセリングに行ったり人に相談する

    自分が嫌いすぎてどうしようもない、何をしていてもダメな気がしてくる…そんな場合には、カウンセリングに行くことをおすすめします。

    カウンセリングにかかるほどのことでは…と思えてしまう人も多いと言えますが、カウンセリングはたとえ些細なことでも、思い悩み、少しでも苦しいと感じたら利用してもいい場所です。むしろ、そんなあなたのための場所と言っても過言ではないので、カウンセリングを受けて、自分の気持ち、考え方を整理していくと良いでしょう。

    カウンセリングはちょっと…という人は、心許せる存在に相談をしてみるのもおすすめです。自分の気持ちを素直に打ち明け、認められれば、気持ちは落ち着き、冷静な考えを取り戻していけるでしょう。

    辞めたいと思ったことは無理せず辞める

    自分が嫌いな人の中には、仕事や役割などを辞めたいと思っても辞められないという人がいます。自分がいなくなったら迷惑をかけてしまうかもしれないという心配が、強い責任感に引っかかり、なかなか行動に移せずにいるのです。

    しかし、心配はいりません。世の中なるようになるものであり、意外にも無理するほどのことではないことのほうが多いのです。たしかに、今あなたは必要とされているかもしれませんが、無理をしている状態でいるその場所は、ただ利用されているだけの可能性も捨てきれないのです。

    無理をしていてもミスや集中力が増えること、トラブルを招く原因にも繋がり、むしろマイナスに働いてしまうこともありえます。無理をしないことも自分のため、周りのためである、それを意識してみると、違った答えも見えてくるでしょう。

    自分の好きなことを徹底してやってみる

    自分が嫌いな人は、つい自分のやりたいことを我慢することが多いものです。そのため、ストレスを発散出来る機会がなく、常に切羽詰まった状態になってしまっていると言えます。

    そんな場合には、とにかく自分の好きなことを徹底してやってみてはいかがでしょうか。自分の好きなこと、やりたいこと、興味があることをやってみると、心が軽くなった気がしてくるものです。考えがポジティブなものになっていけば、考え方も変わってきて、冷静な判断が出来るようにもなります。

    自分に甘く接する

    自分が嫌いな人は、自分に厳しい人が多くいます。それはとても素晴らしいことであると同時に、ある程度のガス抜きをしないと、自分をただ痛めつけるだけの拷問になってしまいます。

    そのため、時には自分に甘く接してみてはいかがでしょうか。もし、厳しくしなくてはいけないというのであれば、甘く出来るようなことをプラスしてみるのもおすすめです。ちょっと甘いものを食べてみたり、豪華な夕食を食べてみたり…そんなことでも構いません。

    いつも厳しい自分にはご褒美を、そんな意識を持つだけでも、日頃の疲れは少しずつほぐれていくはずです。

    小さな成功を大切にする

    自分が嫌いな人は、つい上ばかり見てしまう癖を持つ人が多くいます。目標を高く持ちすぎてしまい、それに到達出来ないと自己嫌悪に陥ってしまう、そんなループから抜け出せないのです。

    目標は必ずしも高くないといけないわけではありません。どうしても高い目標があるのであれば、中間地点にいくつか目標地点を設置してみてはいかがでしょうか。たとえば100万円貯金したいと思った時、まずは1万円を目指してみる、次は10万円を目指してみる…というように、徐々に最終目標に近づけるようにしていけばいいのです。

    小さな成功は、たとえ小さくでも自己肯定感を高めるきっかけになります。些細なもの、小さなこと、そう思うかもしれませんが、成功は成功です。小さな成功を大切にして、大きな成功を掴めるように意識を変えていきましょう。

    自分が嫌いな人は成長できる?

    自分が嫌いな人ほど成長出来るってご存知ですか?

    自分が嫌いということは、ネガティブな印象を抱いてしまうものですが、必ずしもそうではありません。考え方によってはポジティブなものへと変わり、成長への片道切符となることもあります。

    そんな成長出来るポイントについて注目をしていきましょう。

    自分が嫌いな人は向上心を持つ人物の証

    自分が嫌いな人の多くは、自分に厳しく、目標を高く、真面目で誠実で、常に頑張っている人です。現実と理想のギャップに落ち込むことは多々ありますが、それは言い換えれば、向上心が高く、常に前を向いて明確なビジョンを描いているとも言えます。

    向上心を持つということは誰もが簡単に出来ることではありません。今ある向上心は間違いなく宝物であり、大切にするべきものです。そんな宝物を大切にし、さらなる価値あるものにしていくためにも、自分を好きになれるような考え方をしたほうが、近道になるはずです。

    自分が嫌いな原因を探り、克服可能

    何事も原因を探れば、それを直す努力が出来るようになります。自分が嫌いだと自覚をし、そして原因を解明した時点で、それは克服出来るという答えが出ていることと同じことなのです。

    原因は様々ですが、多くの自分が嫌いな人は自己分析が非常に得意な人です。その自己分析の才能を、なぜ、自分は自分が嫌いなのか、その原因について徹底的に考え直していくと、自然と原因から改善点が導かれるようになっていき、克服へと着実に近づいていくでしょう。

    ストレス耐性が身につく

    自分が嫌いな人の多くは、自分が最低で価値がない人間だと考えているものです。それはネガティブに思えてしまうことかもしれませんが、実は、最低を知っているということが強い武器になるってご存知ですか?

    自分が嫌いで最低の状態を知っているということは、すぐに自分の悪いところや危険を察知出来る能力に長けていると言い換えられます。落ち着いて判断出来る能力が備わっているとも言えるので、それを武器にしていくと、様々な場面で活躍出来るようになれるでしょう。

    自分が嫌いなことよりも怖いのは自分に無関心な人

    自分が嫌いな人の多くは、自分が誰よりも最低で最悪かもしれないと思いこんでしまっています。しかし、本当に怖く恐ろしいのは、自分を好きでも嫌いでもなく、無関心な人なのです。

    最後に、そんな自分が嫌いではなく自分に無関心な人について、見ていきましょう。

    自分に無関心な人が一番怖い

    好きと嫌いは表裏一体というように、好きも嫌いも紙一重なのです。では、それに当てはまらないものはなにかというと、無関心です。人は無関心なものには興味すら示さず、考えることも、見ることもしません。つまり、自分に対して無関心な人は、自分に対して何も考えていない人なのです。

    無関心ということは、将来を全く考えていない、自分が傷つこうがストレスを感じようが興味がないということです。自分が傷ついていても、窮地に立たされていても、それは他人事であり、興味はない…そんな状態は、自分が嫌いというよりも恐ろしく、危険な状態なのです。

    そもそも好きか嫌いかの考えに意味はない

    自分が嫌いな人は、自分の全てを好きにならなくてはいけないという義務感を持っています。しかし、自分が好きな人の多くは、自分の嫌いなところを持っているものです。

    つまり、自分を好きか嫌いか、たった2択で判断するのは難しいのです。人だろうが、物だろうが、魅力もあれば欠点もあり、それは自分にも当てはまることです。100%の自分を好きでいなくてはいけないという決まりはなく、90%自分が嫌いで、10%自分のことが好き、というのでも、そこを割り切っていれば問題はありません。

    自分が嫌いな人は、自分が嫌いであるということに拘ってしまっています。しかし、拘ったところで何も生まれませんし、意味もありません。無関心でいるということは恐ろしいことですが、100%の好きも100%の嫌いも、意識する必要はないのです。

    自分が嫌いでも問題ない

    自分が嫌いな人の特徴や原因、克服方法に注目をしてきました。

    自分が嫌いだと意識し続けるということは、様々なことに弊害を生んでしまうものです。しかし、自分が嫌いだということを割り切り、自分の好きだと思えるところも割り切ってしまえば、常に楽な気持ちで物事、そして自分と向き合うことが出来るようになります。

    もし、自分が嫌いで、そんな自分がもっと嫌い…というように思い悩む人がいるならば、まずは克服方法を試して、そんな考えを薄めていってください。考えが落ち着いてくると、嫌いだろうが好きだろうが、それは意味がないことであるということに気づける日も近づいてくるでしょう。

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