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2023/12/28
大今里
2019/06/06 更新
苦悩の梨は拷問器具の一種であり、名前の通り果物の梨に似た形をしています。昔は実際に使われていたこともあるようで、苦悩の梨には様々な使い方があるようです。今回は、苦悩の梨とはなんなのか、どんな使い方なのか、誰に使うのかなど徹底解説します。
「苦悩の梨」という言葉があります。言葉通りに読むと、梨が悩んだり苦しんだりするのかなって思ってしまいます。しかし言葉のイメージとはほど遠いイメージが、この「苦悩の梨」にはあるのです。
そんな苦悩の梨とは一体何なのでしょう。どんな形をしているのか、どんな使い方をするのかについて今回は調べて見たいと思います。
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日本の時代劇でよく見る拷問は、正座した膝に重い石を乗せていました。中世のヨーロッパでも、むち打ちなどが行われていたようです。
そしてこの苦悩の梨とは、中世ヨーロッパで開発された拷問器具なのです。携帯性に優れていて、拷問した跡が見つけにくいと言うことで重宝されていたのでした。
苦悩の梨という拷問器具はどのような形をしていたのでしょうか。名前にあるように、洋梨の形をしている事から、苦悩の梨と呼ばれているのです。洋梨の形で、先の方から3つか4つの部分に別れています。
取り付け部にはネジやバネが付いていて、ネジを締めたりして分かれた部分を膨らませるのです。この苦悩の梨をお尻の方から身体に入れ、ネジを締め身体の中で膨らませるのです。
身体の中で膨らませることで、身体の内部を破壊してしまう拷問器なのです。
中世ヨーロッパで使われていた、拷問器具苦悩の梨。その苦悩の梨は、見た目だけではとても綺麗に作られていました。金属で出来ていた苦悩の梨には、ちょっとした模様が入れてありインテリアとしても使えそうな物でした。
3枚か4枚の金属を組み合わせて作ってあり、ヘタに相当する部分には優美なデザインの取っ手が付いています。装飾された取っ手には、調節ネジやバネが仕込まれています。調節ネジなどでミリ単位に、3~4枚の金属片が広がり任意の角度で固定できるのです。
中世ヨーロッパの技術を考えると、とても精巧に作られている「精密機械」と言って良いでしょう。
精巧に作られていた苦悩の梨。これを使った拷問の方法には、どんな方法があったのでしょうか。罪を犯した人を、飢餓状態にすることに使われていたようです。罪を犯した人の口に苦悩の梨を入れて、口を塞いでしまうのです。
口を塞がれてしまうと、飲み食いが出来なくなります。日本では猿轡をしていたのですが、中性ヨーロッパでは飢餓マスクと言うのもありました。飢餓マスクは窒息するのを防ぐために、罪人の口の中に舌ベラを差し込むような仕組みになっています。
しかし顔全体を覆ってしまうために、顔の表情も見えなくて誤って餓死する罪人も出てきたのです。それに較べたら苦悩の梨は、表情も見えることから拷問には向いていたようです。
苦悩の梨を使われていた頃は、「梨を食べて餓死した」と言う皮肉めいた表現もされていたのです。
飢餓刑の拷問に使われていた、苦悩の梨。その他には女性にも使われていたようなのです。それは女性に対する、性的虐待をも含んでいるのです。女性の身体に対する、異物挿入や直積的な陵辱と言っても良い攻撃をするのです。
それによって、女性の身体は破壊されてしまいます。そのほかには教会が認めていない、近親相姦・姦通や悪魔との性交渉を認めさせるためにも使われていました。
中世ヨーロッパで、拷問器具として使われていた苦悩の梨。女性に対する、性的虐待用としても使われていたのです。
それではこれから、苦悩の梨の使い方などを見てみましょう。
苦悩の梨には、先端部分にキリ状の棘が付いているものもあります。苦悩の梨には、男性用や女性用・口用などの種類がありました。女性用なら女性の性器に苦悩の梨を入れ、男性用は肛門から身体の中に入れていたのです。
取っ手にあるネジを締めると、キリ状の棘が出てきて身体の中を傷つけたのです。口なら喉の奥まで、女性なら子宮頸管まで内側から裂けるようになっているのです。
苦悩の梨の使い方には、いろいろな説もあるようなのです。苦悩の梨の強度的な問題や、使い方によっては、死に至らしめたりするという指摘もあります。ですから、実際には使われていないのではないか、という疑問もあるようなのです。
それならどんな使い方が考えられるのでしょうか。対象となる人に苦悩の梨を見せて、恐怖感などを煽ったのではないでしょうか。その恐怖感を感じることによって、自白などをさせたのではと考えられるのです。
苦悩の梨には、いろいろな使い方があったという説があります。拷問器具としての使い方や、出産トラブルを防ぐために使われていたと言うことです。中世ヨーロッパでは、まだ麻酔や消毒などもなく、手術や帝王切開なども出来ない状態でした。
そう言うことから膣口が狭くて、産道を赤ちゃんが無事に通ることが出来なかったことも有ったようです。そんな時どうしたら良いのかと考えた末に、作られたのが苦悩の梨だというのです。膣口が狭い女性に使って、徐々に膣口を苦悩の梨で広げていくのです。
そうすることによって、出産トラブルを防いでいたのではないかと言われているようです。
中世ヨーロッパで、拷問器具として作られた苦悩の梨。そんな苦悩の梨は、どのような人に使う予定で作られたのでしょうか。
どんな人に使うことを想定して作られたのか、詳しく見てみましょう。
中世ヨーロッパでは、神への冒涜などは許されませんでした。もし神への冒涜をしたことがわかれば、その冒涜の言葉を吐いた口の中に苦悩の梨を入れるのです。
口の中に入れた苦悩の梨を手元で操作し、強制的に口を大きく開いていきます。最大に開いた状態にして、口の中で固定させるのです。大きく開いた苦悩の梨のため、叫ぶことも話すことも出来ません。神への冒涜を吐いた、口を大きく開くことで罰を与えていたのでしょう。
金属で出来た苦悩の梨を熱して、口の中にも入れていたようです。神への冒涜を吐いた口と、その人物への拷問として利用していたようです。
最近は同性愛者に対して、理解するようになってきました。しかし中世ヨーロッパでは、同性愛者に対して偏見を持ったいたのです。同性愛者への拷問としての使用方法は、それぞれの肛門の中に苦悩の梨を挿入したのです。
苦悩の梨を挿入されたら、肛門から直腸まで裂けることもあったようですね。このように同性愛者への拷問として、苦悩の梨は使われていたのです。
中世ヨーロッパでは、魔女狩りが行われていました。キリスト教の世界では、神が創造したアダムは神と同じ完全対で、イブはそのアダムの肋骨から創造されています。キリスト教では、神が男女の魂を結びつけると考えられているのです。
反対に魔女は、悪魔と交わることが出来る存在です。邪悪な悪魔と交わることで、おぞましい強大な力を得ることが出来るのです。その事から魔女と言われる女性の膣は、汚れているとされたのです。
売春婦も不特定多数の異性との交わりをするため、悪魔を呼び寄せるとも言われました。魔女は悪魔と契約し、売春婦は悪魔を呼び寄せる。そのために、それぞれの拷問の器具として、苦悩の梨は使われていたようです。
中世ヨーロッパでは、拷問の器具として使われていた苦悩の梨。現代では、苦悩の梨は使われているのでしょうか。
これからは現代で、苦悩の梨がどのように使われているのか見てみましょう。
苦悩の梨は、現代ではアダルトグッズとしての一面があるようです。どのような使用方法かというと、SM的な使用方法があるようです。手足を拘束し口の中に苦悩の梨を入れ、恥辱と苦痛を与えるという方法のようです。
またアナルに苦悩の梨を入れ、アナルを少しずつ拡張する道具として使われているようなのです。オーラスセックスのために、苦悩の梨を使用していると考えられます。
苦悩の梨は、R18指定でエロ漫画や同人誌などにも登場しているようです。R-18指定ですから、SMなどの分類に入るので興味本位での閲覧は推奨されていません。
また映画や漫画でも苦悩の梨は登場しているようです。元グラビアアイドルの木嶋のりこさん主演「ちょっとかわいいアイアンメイデン」で、苦悩の梨が使用されています。女子校に出来たクラブ「拷問部」で、部活動している一場面に登場しています。
漫画「魔女に与える鉄槌」では、魔女の嫌疑を掛けられた少女に拷問するために、苦悩の梨は使われているのです。このように現代でも、苦悩の梨は拷問の道具として考えられているので、空想の中だけでしか使用できないのです。
苦悩の梨は、どこで販売しているのでしょうか。これからは苦悩の梨が手に入ると考える場所を、いろいろと見ていきましょう。
苦悩の梨は、ネットの通販サイトで販売されています。金属職人がレプリカを製造して、ネットで販売しているというのです。そのレプリカのクオリティはとても高く、拷問器具で有りながら芸術品として称されてもいます。
この金属職人のサイトでは、様々な首かせなどのオーダー注文を受けて販売しています。苦悩の梨は、43,200円と言う金額で販売しているようです。
ネットオークションでも苦悩の梨は、販売されたようなのです。最初の1号機も、試行錯誤の制作で有りながら見事の出来映えでした。その後2号機もオークションに掛けられており、その作品はとてもクオリティーの高い製品となっていたのです。
溶接跡や工具の跡などは見事に研磨されており、安全性を考えて先端部の棘は取り付けてありませんでした。しかし棘の取り付けも希望があれば、取り付けると書かれていました。
このオークションには31件もの入札が入り、最終的には21,500円で落札されています。
苦悩の梨の他にも、いろいろな拷問器具が世界中にはあるようです。これからは、いろいろな拷問器具と使い方などを解説したいと思います。
ユダと言えば、キリストを裏切った事で有名です。そのユダの名前が付いたこの拷問用具は、最も不穏な拷問方法だと言われているのです。
ゆりかごの上部は、三角錐の様に尖っています。その尖った先端部に、手足を縛った人が乗せられるのです。しかもロープは天井に取り付けてある滑車に通されており、宙づり状態で何度も何度も先端部に落とされるのです。
これは「口喧しい猿轡」と言われています。通称「ガミガミ女の響」とも呼ばれているのです。隣人と口ケンカしたり、影口などを言いふらした女性が対象となっています。
鉄仮面の様な形で、喋れないように口の中に入れるへらが付いています。鍵も付いており、勝手に取ることは出来ません。痛みはないのですが顔がすぐ分かるので、当時の狭い地域ではすぐ身元がバレてしまうのです。
罪を犯した人などに使っていた、拷問器具。その拷問器具の一つと考えられる、苦悩の梨。その使い方は、様々な方法があったようです。産道を広げる役目や、拷問器具としての役目もあったようです。
そんな苦悩の梨は、最近では様々な形を変えています。アダルトグッズの一つとして、使っている方もいます。
しかし苦悩の梨は拷問器具としてではなく、空想の中で楽しむようにしてはいかがでしょうか。
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