ビートたけしが芸能界引退?事故で顔面麻痺の過去や映画作品を紹介
2023/12/28
大今里
内博貴について知るには、まず彼のプロフィールを見ていきましょう。内博貴とは一体どういった人なのでしょうか。早速見ていきましょう。
内博貴は1999年5月に12歳でジャニーズ事務所に入所しました。2001年には関西Jr.だった安田章大や丸山隆平らと共にV.WESTを結成してボーカルを務めています。その後2002年に関ジャニ∞のメンバーとなり、2003年には『僕の生きる道』というドラマで『第6回日刊スポーツ・ドラマグランプリ新人賞』を受賞しています。
その年にはNEWSのメンバーにも選ばれ、『NEWSニッポン』でCDデビューを果たしました。しかし、2005年に未成年飲酒が明るみになり補導されたことで、芸能活動を休止します。2006年末には研修生として事務所に復帰しますが、NEWSと関ジャニ∞からは脱退となりました。
2007年に少年隊の舞台で現場復帰をし、事務所社長に歌唱力を見込まれ2008年に横浜アリーナ等で単独ライブを開催しています。2013年に『ガイズ&ドールズ』という舞台で初主演を務め、それ以降も舞台を中心に活動中です。
通常であれば、ジャニーズ事務所に入所するためにはオーディションに履歴書を送り合格をしてからとなっていますが、内博貴の場合は特例でありオーディションを受けていません。彼は事務所社長であるジャニー喜多川に直にスカウトをされ入所しています。
それでも内博貴が入所するまでには紆余曲折があったとされています。ジャニーズ側のスカウトも難航を極めたのでした。それは、内博貴自身にアイドル活動への興味がないことと、彼は甲子園で野球をすることが夢だったからです。
しかし、社長側も引き下がらずに内博貴を甲子園に連れて行くなど熱意を伝え続けました。それに根負けした形で社長の権力の怖さも痛感したこともあり、内博貴はジャニーズ事務所に入所することを決めたのです。
内博貴というと、不祥事について記憶にあるという方もいるのではないでしょうか。ここでは、内博貴の起こした過去の不祥事について見ていきましょう。
2005年7月16日に、とあるニュースが飛び込んできました。内博貴が未成年飲酒で補導をされたというのです。このことでもみ消しもできなくなり、無期限での活動中止の事態となりました。場所は宮城県仙台市の中心地にある勾当台公園、15日未明に少年が暴れていると通報されたといいます。
警察署の署員が駆け付けると、1人で大声で騒いでいる少年がいたのでした。その少年こそが内博貴だったのです。14日からNEWSが皆で仙台を訪れていて、NEWSのメンバー8人のうち内博貴ともう一人が仙台に残り、14日のうちから食事会に参加し飲酒をしました。
そしてその後15日の午前1時からは他の飲食店において再度飲酒をしたのです。ここまでが、1次会とされています。それから、内博貴らはホテルに戻るも、再度"2次会"への誘いを受け、内博貴だけが赴いたのでした。
この未成年飲酒事件には、フジテレビアナウンサーであった菊間千乃が関係しているとされています。前述の、2次会に内博貴を誘ったというのが菊間千乃だったのです。誘ったのは、メールもしくは電話だったともされています。
この際に、内博貴は酩酊状態になったということです。菊間千乃は、騒動後にアナウンサーを辞め弁護士へと転身しました。
未成年飲酒事件があったことから、内博貴は無期限で芸能活動を中断していました。そして所属していたNEWSや関ジャニ∞からは脱退という扱いになってしまったのです。
前述のとおり、内博貴は関ジャニ∞にも所属していましたが、メンバーでありメインボーカルを担当していた渋谷すばるも、関ジャニ∞を2018年12月末で脱退しました。内博貴が抜け、渋谷すばるまでも抜け6人になってしまった関ジャニ∞は、グループ名の由来にもなっている"エイト"と名乗るのも難しいのではないかという声もあがりました。
騒動がありましたが、2006年の末には事務所社長の慈悲か、"研修生"という形で事務所へと復帰し芸能活動を再スタートさせたのです。内博貴は、この騒動の責任を取るために退所する意向を示していたのですが、事務所社長に遺留され、残ることになったとされています。
ちなみに、事務所社長にとって内博貴は秘蔵っ子なのだということです。
研修生として事務所に復帰した内博貴は、2007年7月9日に行われた『PLAYZONE’07 Change2 Chance』という少年隊主演の舞台で現場復帰をしました。2008年になるとNEWSがコンサートをしている最中のMCにおいて、内博貴が研修生を卒業することが発表されたのです。
内博貴が現在は結婚していたり彼女の噂があるのか気になるところではないでしょうか。ここでは、内博貴の結婚についてや彼女に関して迫っていきます。
内博貴はまだ結婚をしていません。現段階で彼女の噂などもないのです。現在は仕事面での忙しさもあってか、すぐに結婚という話はないのではないかと推測されます。内博貴には妹がいて、一緒に歩いていたりすると恋人なのかと勘違いをされることもあるとしていて、その都度結婚の噂が出ることがあるものの、単なる噂に過ぎません。
内博貴は、舞台で共演した笹本玲奈と付き合っていると噂になったことがあり、週刊誌にも載ったことがありました。笹本玲奈側は、交際関係についてきっぱりと否定しました。ただ、仲が良かったというのは間違いない可能性はあるでしょう。
内博貴が結婚したという噂が流れたことがありました。この噂は、元彼女とされる笹本玲奈が他の男性と結婚したのを、内博貴が結婚したと内博貴のファンが勘違いしたものであり、全くのデマでした。内博貴はまだ結婚をしていません。
内博貴は主戦場を舞台に置いています。要するに、舞台俳優として活躍しているのです。あまりテレビで観る機会はないものの、演技については定評があり実績を積み重ねています。その内博貴が出演してきた舞台について紹介していきましょう。
内博貴は、2010年に23歳で『ガイズ&ドールズ』という舞台において初主演を務めました。『ガイズ&ドールズ』は陽気さのあるコメディータッチなミュージカルということで、高い人気があり超傑作となっている作品であり、作品として大変に面白くなっています。
Kinki Kidsの堂本光一は内博貴の事務所の先輩ですが、堂本光一の主演する舞台『Endress SHOCK』にも、内博貴は201年から2017年まで7年の間出演しました。この『Endress SHOCK』は人気の舞台であり、以前は『SHOCK』という名称だったのですが、2005年以降では大々的にストーリーおよび登場人物が変更され、名称も『Endress SHOCK』に変更されたのです。
それに、2006年には通算400回公演を数え、2007年に観客動員数が80万人を突破しました。こちらの作品は今でもチケットを取るのが難しくなっています。2018年3月には、帝国劇場においての公演が1500回となり、より一層知名度を上げているほどです。
内博貴は、2013年に『ザ・オダサク』という音楽劇において主演したのが評価され、2014年にミュージカル版の『ザ・オダサク~愛と青春のデカダンス~』において再び彼が主演しました。
『ザ・オダサク』は『夫婦善哉』という短編小説の作者としても有名な、日本の作家である織田作之助の一生が描かれている音楽劇作品です。
『ペール・ギュント』とは、ノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンの執筆による戯曲となっています。内容は、生きることと死が入り混じった人間模様を描いたものです。内博貴は、旅をする主人公であるペールの50年にわたる人生を演じています。
ちなみに内博貴はこの作品について"これまでの作品の中で最も難しい"という旨のことを語りました。
『グレイト・ギャツビー』とは、アメリカのフランシス・スコット・キー・フィッツジェラルドという小説家が書いた小説となっています。舞台化となっていますが、それだけでなく映画化については5度もされている有名作です。
内博貴はこの作品で主人公を演じ、好きな女性を振り向かせようと一途に気持ちを伝えるという役どころに挑んでいます。
内博貴は、現在どうしているのか、気になるところではないでしょうか。あまりテレビなどでは見かけない内博貴が現在どの様にしているのかについて、迫っていきましょう。
内博貴は、飲酒事件から11年が経過した2016年6月に、飲酒事件についての謝罪をしました。それは『マイ プレイリスト Love for Japan~kizashi~』というラジオに出演した時のことでした。その頃に30歳を迎えようとしていた内博貴の、20代を振り返る曲をテーマとしていたのです。
内博貴は「20代はこんなことがあった」と口火を切り1曲目にはNEWSのチェリッシュという曲を選びました。謝罪の意味を込めての選曲だったと内博貴は話しています。事件当時は、大阪で関ジャニ∞を結成したのに、NEWSにも入り東京での活動が主となったことで、自分の気持ちがぐちゃぐちゃになったのでした。
グループのメンバーやファンへ迷惑をかけてしまったことを重く受けとめ、事務所を退所し償おうとしたとしています。それに、芸能界からも去る決意もしていたのでした。しかし、辞める旨を社長に申し出たところ、「辛抱する気はないのか」と言われ、社長には大変に感謝しているとも謝罪の場で語りました。
『まさに世界の終わり』は、1990年にジャン=リュック・ラガルスというフランスの劇作家がドイツのベルリンで執筆した戯曲となっています。内博貴が2年ぶりに舞台の主演を務めるということで注目をされました。元宝塚の大空ゆうひや、多数の舞台で活躍中の文学座所属の鍛冶直人、期待の新星である島ゆいかといった共演者達が揃ったのです。
この作品は、自分の死が迫っていることを家族に伝えようと故郷に戻る若手作家が主人公となります。この作家とその家族の葛藤および愛に関して描かれています。この作品の稽古について、内博貴は共演者にしぐさが恰好良すぎてダメ出しを受けていると暴露されてもいるのです。
また、内博貴は稽古で『しゃべり倒している』と形容していて、最も長い台詞は台本10ページ分に及ぶほどだとしています。それに加え、病魔に襲われるという役柄もあり、3.5キロほど減量して舞台に臨んでいます。さらに、本人はこの役が特に難しかったとしていて、芸術的な作品のため理解するのに苦労をしたのでした。内博貴自身はいつもは役を引きずらないものの、この役では引きずったのだと話しています。
飲酒事件を起こした後からは、内博貴は表立って音楽活動はしていませんでした。それでも、2008年に初めてソロのコンサートを11公演行っていて、動員数は16万5,000人にのぼっています。
ステージも圧巻のものであり、ファンの方達も酔いしれたに違いありません。また、2011年にはジャニーズJr.のQuestion?estion?と一緒に『内博貴withQuestion?』というバンドを結成しました。2011年の夏にはバンドで初となるコンサートツアーである『内博貴 with Question? Summer LIVE 2011』を開いたのです。
今でも、年に1度はコンサートをしていて音楽での活動も行っています。
内博貴のファンの方に朗報です。内博貴は、今後『イン・ザ・プール』という舞台への出演も決定しています。この舞台のあらすじや詳細を探っていきましょう。
『イン・ザ・プール』は奥田英朗が書いた短編小説集であり、そのタイトル作品でもあります。『精神科医伊良部シリーズ』の1作目となっていて、第127回直木賞にノミネートもされている作品です。
伊良部総合病院の地下に存在する、神経科を受診する患者たちと患者たちを診る伊良部医師の姿が描かれています。過去には映画化(2005年)がされたりオーディオブックにもなっているのです。
『イン・ザ・プール』は笹部博司(新潟の、りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館の演劇部門芸術監督)が上演台本や演出を手掛けます。しかも、特徴は渡辺徹と内博貴の二人芝居となる点です。主人公の伊良部医師を演じるのが渡辺徹であり、この役は映画版では松尾スズキが演じました。
内博貴は、伊良部医師のもとを受診する患者である大森役を演じます。笹部博司は、渡辺徹のキャスティングに関してビジュアル面での即決採用であったことを、明かしています。内博貴については、出版社勤務の役であり常に締め切りに追われストレスが溜まっているキャラクターで、いい男でなければならないと考えたとしているのです。
『イン・ザ・プール』の公演は、2019年6月29日新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館からスタートします。その後7月7日に兵庫・姫路にある姫路キャスパホール、7月11日から7月15日までが東京のあうるすぽっとでの公演があります。
それから、7月25日と7月26日は兵庫の兵庫県立芸術文化センター、7月27日は滝野文化会館で公演されるのです。内博貴のファンの方は、チケットを入手して観に行くのも選択肢でしょう。
内博貴は、ジャニーズ事務所にオーディション無しで社長の熱烈なスカウトにより入所しました。そして関ジャニ∞やNEWSに所属するも、未成年であるにもかかわらず飲酒をしたとして、謹慎処分となります。彼自身は事務所自体を退所する意向だったものの、社長に遺留され事務所に研修生として復帰しました。
それでも関ジャニ∞やNEWSは脱退することとなりますが、先輩の舞台において現場復帰を果たしています。それ以降は音楽活動もやりつつ主戦場を舞台に置き活躍中です。結婚か、とも報道されたこともありましたが、それは以前に噂のあった元彼女とされる笹本玲奈が他の一般男性と結婚したことで持ち上がった噂にすぎません。
未成年飲酒事件に関しては、2016年に出演したラジオ内で謝罪をしています。事件から11年の時を経てのことでした。内博貴は、これからも舞台出演が決まっていますし、ますますの活躍が期待されます。
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