木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
2021/06/30 更新
大麻はどんな匂いがするのでしょうか。大麻の匂いは独特であるといわれていますが、大麻の匂いを消す方法はあるのでしょうか。大麻の匂いを例えを挙げて紹介するとともに、大麻依存者の治療法を紹介します。海外では合法化されている国もありますが、大麻の真相って?
大麻(たいま)は、アサの花冠、葉を乾燥または樹脂化、液体化させたもので、別名マリファナ、カンナビスとも呼ばれています。花から製造されたものをガンジャ(Ganja)、樹脂をハシシ, チャラスと呼んだりもしています。
取引の際大麻は、「ウィード」、「グラス」、「ハーブ」、「ポット」、「420」、また日本では、「草」、「葉っぱ」、「野菜」、「緑」などの呼称で呼ばれています。
大麻には「多幸感」、「鎮痛作用」、「食欲増進」などの効果がある一方で、副作用には「大麻精神病」「学習機能の減退」などがあります。
大麻の取り扱い方、規制のされ方は国によって違います。取引を犯罪として死刑を科す国から酒・煙草などと同様に嗜好品としても合法である国など様々です。日本では大麻取締法により所持・使用・譲渡・栽培に対して規制がされています。
現在大麻が合法な国は、カナダやウルグアイなどです。医療大麻が合法な国は、アメリカ合衆国、カナダ、イスラエル、ベルギー、オーストリア、オランダ、イギリス、スペイン、フィンランド、ドイツ、韓国などが挙げられます。スペイン、オランダ、イギリスなどでは少量の吸引で逮捕されることはありません。
1977年にはカーター政権が少量の大麻所持を刑事罰から除外することを提案、2015年時点でアメリカにおいて大麻の所持・使用を全面的に禁じている州はもはや10州しかない状態となっています。
大麻の所持および使用によって逮捕された有名人は非常に多いです。Ajoken(Youtuber),田中聖(KATーTUNの元メンバー),いしだ壱成(俳優)、コロッケ(タレント)、井上陽水(歌手)、加勢大周(俳優)、研ナオコ(歌手)、高樹沙耶(女優)、竹田恒昭(タレント)、勝新太郎(俳優)、田口 淳之介(KATーTUNの元メンバー)、小嶺麗奈(女優)、
UZI(ヒップホップミュージシャン),DJKATSU(ヒップホップユニット)、成田昭次(男闘呼組元メンバー)、清水健太郎(俳優)、長渕剛(歌手)、内田裕也(ロックミュージシャン)、美川憲一(歌手)、中島らも(小説家)、錦野旦(歌手)、桑名正博(ミュージシャン)、岡崎聡子(元体操オリンピック選手)
カルーセル麻紀(ニューハーフタレント)、麻生希(AV女優)、エンセン井上(総合格闘家)、ミッキー吉野(ゴダイゴ元メンバー)、沖津久幸(ザ・ジャガーズ元メンバー)、加橋かつみ(ザ・タイガース元メンバー)、加藤来門(ヒデとロザンナ息子)、原田宗典(小説家)、高橋歩美(モデル)、山田宏巳(シェフ)など
大麻の匂いの捉えかたは人によってまちまちで、「甘いフルーツの香り」のような良い匂いだとたとえる人もいれば、「スカンクの屁のにおい」のような臭い匂いだとたとえる人もいます。
しかし、「臭い匂い」だと捉えている人が圧倒的に多いようです。
大麻の匂いが甘いと感じる人は、お香に近い匂いだと答える人が多いです。香ばしくてほうじ茶を煎った匂いに近いと感じる人もいるようです。
匂いの感じ方は人によりますが、日本でも売っている芳香剤にも似た甘ったるい匂いと感じる人もいます。大麻の匂いが甘いと感じる人は、大麻の匂いはおしなべてずっしりと甘く重く、それゆえに一度服などにつくとなかなか離れない匂いだといいます。
一方で大麻の匂いはとても臭いと感じる人もいます。スカンクのおならの匂いや、腐った食べ物や飲み物、にんにくの匂い、猫のおしっこの匂いなど例え方は実に様々です。
共通することは、初めて大麻を吸った時は臭い,不味いと感じる人が圧倒的に多いようです。また匂いだけでなく、頭がぐるぐると回ったり、気持ち悪くなって吐いたりする人もいるようです。
このように、大麻使用の初体験は拍子抜けするほどまずく、大したことないと思ってしまう人がほどんどだそうでさんざんな大麻デビューなんだそうです。
大麻の匂いがわかる人は危険だということがいえます。なぜなら、日本で大麻の匂いにピンとくる人がいるとすれば、それは、外国かどこかで大麻を吸った経験があるということになるからです。
よって、大麻の匂いを知っているという人はある意味危険な人物なのです。
奈良県で、2017年11月頃近隣住民から「大麻のような臭いがする」という情報を得て家宅捜査を行ったところ、森脇豊容疑者と泉谷育緒容疑者両容疑者が出入りしていた橿原市内のマンションで営利目的で栽培されていた大麻株や照明器具が見つかりました。また泉谷容疑者の自宅から計約2・8グラムの乾燥大麻も発見され逮捕されました。
この近隣住民から通報による逮捕劇はネットなどで騒がれました。というのも、大麻を一度も使ったことがない人は大麻のにおいを知る由もないので、通報した近隣住民にも疑いがもたれる可能性があるからです。
しかし現在日本の警察はどのような通報も歓迎しています。通報した者の身元がばれる心配はなく、電話やインターネットによって匿名で犯罪を通報できる「匿名通報ダイヤル」も設置しており、安心して警察に情報を提供することができる仕組みがあります。
大麻のにおいと一慨に言ってもいろいろとあり、生えてる大麻、摘んで乾燥させた大麻、
それを燃焼させた煙の匂いなどでは、それぞれ匂いが全く違うようです。
変なにおいだと感じるのは、特に大麻を燃焼させた時の煙の匂いと、独特の強い匂いがある新鮮な花穂が近くで咲いている時です。
おしなべて、大麻は「日常敵ではない変な匂い」として認識されることが多く、通報も「大麻の匂いがする」ではなく、「変な匂いがする」という通報が多く、大麻を吸ったことがない人でも感じる異様な匂いによって通報された可能性も高いのです。
基本的に大麻の匂いは独特で、香水などをふってもなかなか匂いを消すことはできません。
しかし、様々な工夫で大麻の匂いが消せるんだとか。
特に防臭に特化されて製造された消臭袋の中に大麻を入れておくと、ほとんど大麻の匂いが外に漏れだすことはないんだそう。
そもそもこの消臭袋は、犬や赤ちゃんの排泄物、または生ゴミなどを扱うために作られたものですが、大麻の匂いを消すのにかなり効果てきめんみたいです。
車の中や密閉度が高い部屋の中で大麻を吸うのは匂いが残るので、同居人や近隣住民に気づかれる恐れがありおすすめできません。
やはり常に換気ができる状態である人目につかない山や川辺、湖や畑など屋外で吸うのがベストです。
しかし、毎回毎回そのような屋外に行くのが億劫だという方は、部屋の中でも換気扇がついているお風呂で吸うのが良いようです。換気扇のほか、蒸気も匂いを和らげてくれるんだとか…。
部屋の中で換気をしっかりと行ったとしても大麻は独特な匂いがするので、部屋から完全に匂いを消すことはなかなかできません。窓を開けて換気するだけでは十分ではないので、空気清浄機をフル回転させたり、大麻の匂いに近いお香を焚いたりするなどして大麻の匂いをカモフラージュさせる必要があるようです。
また、部屋の中を換気して匂いが薄らいだと思っても、意外と人からバレやすいのが、口元から匂う大麻臭なんだそうです。口臭は、歯磨きを行い、ガムを噛んだり、リスタリンなどの薬用マウスウォッシュで口の中をゆすぐなどするとかなり匂いは軽減されます。またコーヒーなどを飲むのも効果的です。
大麻を使う人の多くが、最初は興味本位で一度だけ使ってみるつもりが、気がつくと大麻が手放せなくなり薬物依存症になってしまっているのです。
摂取を中断すると頭痛や痙攣などの禁断症状に見舞われ不快な症状が出てしまうた大麻を使い続け、使用をやめようと思っても自分の意思ではもうやめられないという状態に陥っている人がかなりいるのです。
大麻依存症の人は「刑罰」だけでは決して問題は解決しません。大麻依存症から抜け出す治療方法はあるのでしょうか?さっそく見ていきましょう。
大麻依存から自力で抜け出すことは、ほぼ不可能だという事実をまず知ることが大事です。
自己コントロール力を高めることと並行して、適切な処置やアドバイスが受けられるように、患者自らが医療所や相談所に相談し、助けを借りることは何ら恥ずかしいことではなく、大麻依存から抜け出すための大事なステップなのです。
自分が大麻を使いたくなる動機について考え、それを排除あるいは改善することで大麻を使わなくても良い環境を作るのです。
人によって大麻に手を出す理由はまちまちですが、たとえば人間関係で悩みを抱えていたことから大麻を使用してしまった人は、職場を変えるなり、交際関係を清算するなど、人間関係で悩まないような環境に自分で改善させていくのです。
その他にもストレスを抱えている人は、ストレスになっている原因を突き止め、できるだけストレスになっている原因を取り除き、ストレスが発生しないような環境に自分で改善させていくのです。
このように、自分で自分の生活習慣などを見直し、自己コントロール力を高めることで、大麻を使わなくても良い、大麻がなくてもやっていける環境を目指すのです。
総合病院の薬物依存症外来などに通い、患者数名から十数名程度のグループで集団認知行動療法による治療を行ったりするのも大麻依存症の治療に効果的です。
外来だけの治療では安定した断薬が維持できないと判断した場合には、短期間の入院治療を行ったり、全国にある精神保健福祉センターや保健所に相談してみるのも一つの手です。
ダルク( Drug Addiction Rehabilitation Center)やNA(Narcotic Anonymous)などの自助活動に患者本人や家族も一緒に参加し、夕方から夜にかけて薬物依存症の人々が集い、回復のためのミーティングなどを行い心の回復と人間関係の回復を目指す治療方法もあります。
日本だけでなく世界的に見ても現代では大麻に対して法律で厳しく取り締まられています。しかしながら、歴史的には見た大麻はそうではありませんでした。
大麻は歴史的に見てどのような位置づけで、どのように扱われてきたのでしょうか?
さっそく見ていきましょう。
古代ギリシャ、エジプトなどでは、大麻を麻薬として使用して手術を行った記録がパピルスにあります。2700年前の中国でも薬理作用を目的としたとされる大麻が発掘されています。さらに中世ヨーロッパにおいてはうつ病の治療薬として大麻が使用され高い効果をあげていたそうです。
日本で発見された最古の大麻の記録は、10000年前の縄文時代の遺跡から食糧や燃料に使われたと推測される大麻の種が発見されたことです。日常的に大麻が生活に根強く関わっていたことがわかります。
しかしながら、日本で大麻が薬物として認識されるのは戦後からといわれています。
エジプト遠征をしたナポレオン率いるフランス軍は大麻の種を持ち帰り、パリの芸術家や売春婦の間で嗜好品として瞬く間に広がりました。大麻のパリでの人気はロンドンにも広がり、大麻タバコとしてイギリスの上流階級の間にも広まりました。
日本でも大正の頃から大麻の葉と煙草をまぜた大麻タバコが、喘息や鎮痛・鎮痙および催眠剤として昭和初期の頃まで薬局などでも売られていました。
その依存症から世界的に大麻が危険視され、第二次世界大戦後、1946年(昭和21年)1月22日、連合国軍最高司令官総司令部から日本国政府に対する麻薬統制に関する指令を受け、日本政府は昭和23年に大麻取締法が制定しました。
長く違法とされてきた大麻の所持や使用を、合法化する動きが近年世界的に広がっています。
2014年5月、世界で初めてウルグアイは、量的制限はあるものの、大麻の生産や販売、消費を合法化し、カナダも2018年10月17日から医療用の大麻だけでなく、娯楽用の大麻の所持を合法化しました。
大麻の成分の中には、医療に役立つかもしれないとされる物質も見つかっています。現在日本では、大麻使用が禁止されているため、医療用であっても大麻由来の薬は輸入・使用することが禁じられています。アメリカなどでは、すでに導入されているものもあるようです。
末期がんの疼痛などを抑制する作用や、難病である多発性硬化症やクローン病、HIV感染症などへのさまざまな効果も報告されているため、今後研究が十分に進めば、日本の医療にも大麻の成分が活躍するかもしれません。
「遊び目的」の使用と「医療目的」の使用。これらを厳密に区別したうえで、国は時代遅れの「大麻取締法」の改正を真剣に考えるべきであるとの声も広まっています。
大麻使用者は皆口をそろえて、大麻を吸うと心が落ち着き、頭が冴え幸福感に満たされると言います。
カナダの大麻合法化をはじめ、近年、先進国では大麻に対する姿勢が大きく変化しています。近い将来日本でも医療大麻が合法になる日が来るのかもしれません。
しかし、現在大麻は違法で、その強い独特の匂いから周りにもすぐに大麻を使用していることがバレてしまいます。また、大麻の依存性もとても危険です。大麻によって得られるもの以上に失うものの方がはるかに多そうな気がするのですが、いかがでしょうか?
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