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2023/12/28
大今里
歳を取らないと言われているハイランダー症候群。誰しもが成長し、年老いていく中で、そのような病気が果たして実在するのでしょうか?そして、実際にハイランダー症候群と言われる人物は、本当に歳を取っていないのでしょうか?さっそく調査してみました。
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ハイランダー症候群とは、歳を取らない病気のことを言います。にわかには信じられないような病気でしょう。本当にそのような病気が存在するのでしょうか?まずは、ハイランダー症候群と言われるものが、どのような病気なのかを見てみましょう。
ハイランダー症候群の人間は、ある一定の年齢に達すると、見た目の成長が止まってしまうのだと言われています。また、ハイランダー症候群の患者の中には、身体の成長とともに、精神の成長も止まってしまう者もいるのだとされています。
ある程度の年齢になると身体の成長が止まってしまい、そこから歳を取らなくなるとされているハイランダー症候群ですが、死の直前の数日で、急激に老け込むと言われています。
マリー・アントワネットは一夜にして白髪になったとも言われています。真偽は不明ですが、そういうことを考えると、ハイランダー症候群もあるのかと思ってしまいます。
歳を取らないや、死の直前の数日で一気に老け込むなど、ハイランダー症候群はにわかには信じ難い病気です。そんなハイランダー症候群ですが、この病気には2種類のタイプがあるとされています。1つ目は、幼少期に成長が止まるパターンです。こちらの場合は、死ぬまで子供の姿のままでいるとされています。
そして、2つ目は、普通に大人にまで成長するパターンです。こちらは、ある程度大人にまで成長するのですが、そこで成長が止まり、死ぬまでその姿のままでいるのだとされています。どちらの場合も、ある程度の年齢までは成長しますが、そこから先は成長が止まるということなのでしょう。
ハイランダー症候群は歳を取らない病気だとされています。これまでに、日本でハイランダー症候群の患者はいません。果たして、このハイランダー症候群と呼ばれる病気は実在するのでしょうか?
ハイランダー症候群は疾患とは認められていません。ハイランダー症候群だとされている症状も、インターネット上のみで広まっているだけです。ですので、歳を取らないと言われているハイランダー症候群は、ガセネタの可能性が高いのです。
そして、現代医学でも、ハイランダー症状群が存在するとは立証されていません。やはり、インターネット上で広がっただけの、創作された病気に過ぎないようです。
では何故、ハイランダー症候群が実際にあるかのように広まってしまったのかというと、これには映画の影響があるようです。ハイランダー症候群の元ネタとして考えられるのが、以下の映画です。
まず影響を受けたであろうとされるのが、『ハイランダー悪魔の戦士』です。この映画には、首をはねない限り永遠に生きる戦士「ハイランダー」が登場します。「ハイランダー」は永遠に生きるとされているため、映画内では、何百年経っても歳をとりません。
そして、『エスター』からの影響もあるとされています。作品内で、夫妻はエスターと呼ばれる9歳の少女を養子として迎え入れます。この少女を養子に迎え入れたことで、次々と不可解な事件が起こるようになるのです。実は、この少女は、ホルモン障害で発育不全となった33歳の精神異常の大人だったのです。
ハイランダー症候群の発信元は韓国のとあるサイトだとされています。見た目は子供なのに、実は26歳であるとされる男性の画像がサイトに載せられたことがきっかけで、広がっていったようです。身心の老衰を遅らせる奇病として紹介されたようですが、医学会では病気として認められていないようです。
歳を取らない病気とされるハイランダー症候群ですが、実際に、ハイランダー症候群と類似した病気が存在します。一体、どのような病気なのでしょうか?さっそくご紹介します。
まずは「Growth Disorders」と呼ばれるものです。日本語では、成長障害と言います。この成長障害とは、子供の成長に関して汎用的に使われています。身体だけでなく、精神や知能が、同年代の子供と比べると明らかに違っている状態を指すのだそうです。
遺伝子などが原因とされていますが、症例が多いため、特定することは難しいとされています。一般的な症例としては、低身長が多いようです。日本でも、成長障害は多いのだそうです。
ネオテニーとは病気ではありません。性的に成熟していながら、生殖器が未成熟な個体のことを指して、ネオテニーと呼びます。身体の中に幼生の性質が残ることを言いますが、病気ではなく現象として捉えられています。また、病気ではないので、寿命は一般的な寿命となっています。
両生類に見られる特徴で、メキシコサラマンダーなどにこの特徴があります。また、チンパンジーの幼生が人類と似ていることから、人は皆チンパンジーのネオテニーであるという説もあります。
タイでは、23歳の女性が突然老婆のような姿になったという事例があります。これは、「後天性皮膚弛緩症」と呼ばれる病気で、エラスチンなどの弾力繊維が急激に不足することで、身体の一部が垂れ下がってしまいます。それで、老婆のような見た目に変わってしまったのです。
後天性皮膚弛緩症は、先天性の遺伝子異常が原因とされており、稀に後天的に発症することがあるのだそうです。弾力繊維が無くなってしまう原因は、未だ解明されていません。
他の病気に感染することはないものの、見た目が老人のようになってしまうことから、若い患者などはショックで自殺を図ることもあるのだそうです。日本人でこの病気にかかったという例は、現在までに報告されていません。
ハイランダー症候群とは真逆で、プロジェリアという病気があります。日本のテレビでも、何度か紹介されているため、ご存知の方もいるのではないでしょうか。正式な病名は、ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群と言い、HGPSと略されて呼ばれます。
歳を取らないとされるハイランダー症候群とは違い、プロジェリア症候群は、常任の10倍程のスピードで老化が進んでしまいます。そのため、プロジェリア症候群の患者は、およそ10年前後しか生きることができません。
プロジェリア症候群は、遺伝子の異常が原因で発症する病気です。しかし、それ以外に詳しいことは分かっておらず、老いを止めることは未だにできません。日本のテレビでは、「アシュリー」という名の患者が紹介されました。
一部ネットなどでは、ハイランダー症候群の患者として、タバコを吸う少女の画像が載っています。この少女はSammyという名前で、見た目は完全に少女です。しかし、実は22歳だと言われています。
果たして、このタバコを吸う少女Sammyは実在する人物なのでしょうか?そして、本当にハイランダー症候群なのでしょうか?
このタバコを吸う少女の画像が出回ったのは、一般の検索エンジンではない、ダークウェブやディープウェブと呼ばれるサイトで広がった児童ポルノ画像だと言われています。
ダークウェブやディープウェブは、犯罪組織が密売するなどの犯罪に使われることが多く、特定のパスワードを持っていないとアクセスできません。
そして、ハイランダー症候群として出回ったこのタバコを吸う少女の画像は、ダークウェブで出回り流出した児童ポルノ画像だと言われています。あくまで、インターネット上で言われていることなので、真実かどうかはわかりません。
フランスの女優にイザベル・アジャーニという人物がいます。イザベル・アジャーニはマスコミが嫌いで、パパラッチのカメラを壊したりするなど、スキャンダルの多い女優と言われています。
トラブルの多いイザベル・アジャーニと言われていますが、彼女は何十年もの間、見た目が変わらず美しさを保っており、ハイランダー症候群なのではないかと噂されました。では、実際はどうなのでしょうか?色々な時代の画像と比較して見ていきましょう。
イザベル・アジャーニは、1955年6月27日生まれの女優です。「30年間見た目が変化しない美女」とも言われています。イザベル・アジャーニは、14歳の時にスカウトされ、女優の道に進みました。映画デビューしたのは、1970年でした。
そして、1975年に19歳の時に主演した『アデルの恋の物語』では、第48回アカデミー賞主演女優賞の候補になるなど、高い評価を受けました。こちらが、その時の画像です。
そして、次の画像は10年後、1985年に出演した映画『サブウェイ』の時の画像です。『サブウェイ』はリュック・ベッソンが監督した映画としても知られており、
イザベル・アジャーニは、この映画でも高い評価を受け、セザール賞の主演女優賞の候補にもなりました。
確かに全く変化していないように見えます。そして、次の画像は1994年の映画『王妃マルゴ』に出演した際の画像です。この映画は、アレクサンドル・デュマ・ペールの同名小説を映画化した作品となっており、イザベル・アジャーニは、この映画でセザール賞主演女優賞を受賞しました。
デビューしてからおよそ20年経ちますが、歳を重ねているようには見えません。続けて、デビュー後、およそ30年たった2008年に出演した映画『スカートデー』の時の画像を見てみましょう。ちなみに、イザベル・アジャーニは、この映画でまたしてもセザール賞主演女優賞を受賞しています。
やはり、あまり変化があるようには見えません。イザベル・アジャーニが30年もの間見た目が変化しない美女であったのは本当のようです。では、現在はどのような見た目なのでしょうか?
こちらが2018年にカンヌで撮られた写真です。この時は63歳です。63歳ということもあって、さすがに老いた印象があります。ですので、ハイランダー症候群というわけではないのでしょう。
「30年間見た目が変化しない美女」は、確かに長年美しかったですが、ずっと変わらないということは無いようです。しかしながら、現在は老いた印象はありますが、年齢から考えると若々しくて美しくもありますね。
日本においても、ハイランダー症候群なのではないかと疑われている人物がいます。それは、漫画家の荒木飛呂彦です。果たして、荒木飛呂彦は本当にハイランダー症候群なのでしょうか?
荒木飛呂彦は、1960年6月7日生まれの漫画家です。「ジョジョの奇妙な冒険」の作者として、ご存知の方も多いのではないでしょうか?その荒木飛呂彦も、何年もの間、老けないことからハイランダー症候群なのではないかと言われています。
しかし、荒木飛呂彦ももちろんハイランダー症候群ではありません。本人は、斎藤環とのインタビューにおいて「着実に老化している」と語っています。荒木飛呂彦は、ジムや水泳で体力づくりなどの健康管理をしているため、若く見えるのでしょう。
イザベル・アジャーニや荒木飛呂彦など、何十年もの間変化が感じられないような人物は確かに存在しました。このような人物が実在するということから、もしかすると、ハイランダー症候群は本当にある病気なのではないかとも思えてしまいます。
やはり、ハイランダー症候群は実在する病気なのでしょうか?それとも、単なる創作で、ハイランダー症候群はデマなのでしょうか?
結果から言うと、やはりハイランダー症候群はデマである可能性が高いです。確かに、イザベル・アジャーニや荒木飛呂彦など、長年老化が見られない人物は存在します。しかし、何よりもハイランダー症候群が存在すると言う医学的根拠がありません。
やはり、医学的根拠がないと言うことは、決定的な証拠にもなるのでしょう。インターネット上で広がっている、ハイランダー症候群とされる人物の画像や情報は、全く関係のないものでした。
恐らく、映画『ハイランダー悪魔の戦士』や『エスター』などの影響で、ハイランダー症候群というデマが広まり、多くの人々の間で信じられるようになったのでしょう。しかし、実際にはハイランダー症候群の人物はいませんので、この病気はデマであると考えた方が良いでしょう。
調べた結果、ハイランダー症候群は実在しないと考えて良いでしょう。ハイランダー症候群とされる人物の画像や情報なども、デマが広がり多くの人々の間で信じられているものでした。インターネット上にはこのようなデマがたくさんあります。このようなデマには気をつけましょう。
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