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押し入れに監禁し殺害?飯星飛香と男女4人の異様な関係とは?

2017年8月、大阪の堺市の無職渡辺彰宏さんが飯星飛香らに監禁されて無理やり汚物を飲ませた暴行を受け、殺害された事件がありました。 何故このような残忍な事件が起きてしまったのでしょうか?事件に関与した飯星飛香ら男女5人と事件の経緯について調べてみました。

鬼畜な殺害方法をした飯星飛香と男女4人とは?

2017年8月、堺市と滋賀県近江八幡市内の民家で男性2人が暴行を受けて監禁され、1人が死亡、1人が自力歩行が困難なほど衰弱させられた事件で、大津地検は2017年12月、男女5人を殺人と監禁の罪で起訴し、うち3人をその後に監禁致傷罪でも起訴されました。

殴る、蹴るの日常的な暴力、全裸にオムツを履かせた状態で無理やり汚物を飲ませ監視カメラ付きの部屋への監禁、押し入れへの閉じ込め、捜査の過程で明らかになったのは男性らに対する想像を絶する行為の数々でした。

飯星飛香ら5人の犯人たちを駆り立てたものは何だったのでしょうか?飯星飛香ら5人が起こした事件の経緯をまとめてみました。

飯星飛香らが起こした事件の概要は?

飯星飛香らが起こした事件の概要は一体、何だったのでしょうか?飯星飛香らが起こした事件の概要について調べてみました。

事件の概要

2017年8月、無職の渡辺彰宏さん(31歳)が男女5人に監禁されて暴行を受け、殺害された事件がありました。滋賀県警は10日、渡辺さんに無理やり汚物を飲ませたとして、堺市西区のムエタイジム経営者の坂本厚樹容疑者(39歳)を強要容疑で逮捕しました。

渡辺さんの殺害をめぐっては、いずれも堺市堺区の無職の萩原真一(39歳)、アルバイトの井坪政(29歳)、無職の飯星飛香(29歳)、無職の宮崎佑佳(24歳)、大阪市住之江区の無職亀井徳嗣(21歳)ら男女5容疑者が7日、同県警に殺人と監禁の疑いで再逮捕されています。

坂本容疑者は1月5日午後11時ごろ、井坪容疑者と共謀し、自身が経営する「アツキムエタイジム」で、ペットボトルに入った汚物を渡辺さんに飲ませたとされます。汚物は小便と大便が混ざったもので、誰の排泄物かは現在捜査中とのことです。

以降、渡辺さんに対して、日常的に暴行が続けられたと県警はみています。井坪の供述から、ムエタイジム経営者の犯行が判明しました。

5人は8月12日、渡辺さんを堺区にある男女数人が暮らす飯星容疑者の自宅に連れて行き、リンチしたうえで監禁します。同15日、顔面蒼白で衰弱しきった渡辺さんを滋賀県近江八幡市の萩原の自宅まで車で運び、カーテンを閉め切った一戸建て住宅で、ロクに食事も与えず、暴行を加え、放ったらかしにしました。

ぐったりしている渡辺さんに適切な治療を受けさせず、死亡させました。

1年4ヶ月監禁

この事件で起訴された男女2人が、別の男性にも裸で紙おむつをはかせ監禁した疑いで再逮捕されました。監禁致傷の疑いで逮捕されたのは井坪政容疑者(29歳)と交際相手の宮﨑佑佳容疑者(24歳)の2人です。

2人は一昨年、堺市の住宅で約1年4ヵ月にわたって知人の男性(38歳)を監禁し、けがをさせた疑いがもたれています。男性が監禁されていたのは2階の寝室です。男性はこの部屋の押し入れに紙おむつだけを履いた裸の状態で監禁され、押し入れや部屋の中には監視カメラが複数台設置されていたということです。

井坪容疑者らは知人の渡邉彰宏さん(31)を監禁し殺害した罪で起訴されていて、その事件の捜査中に、警察が監禁されている男性を発見し救出しました。男性は今も自力で歩けない状態だということです。

飯星飛香と他の容疑者4人との関係は?

飯星飛香と他の容疑者5人との関係は一体、何だったのでしょうか?飯星飛香と他の容疑者5人との関係について調べてみました。

5人の関係性

渡辺彰宏さんを衰弱死させたとして殺人罪で起訴されたのは、飲食店従業員、井坪政被告(29歳)と交際相手の宮崎佑佳被告(24歳)と元交際相手の飯星飛香被告(29歳)と萩原真一被告(39歳)と亀井徳嗣被告(21歳)の5人がいました。

このうち井坪政、宮崎佑佳、飯星飛香の3被告は、別の男性(38歳)を監禁し衰弱させたとして監禁致傷罪でも起訴されました。

SNSで知り合い集団行動をしていた

捜査関係者によると、被害者を含む井坪政被告らのグループのうち数人はSNSなどを通じて知り合ったとみられ、いつしか行動を共にするようになりました。当初は上下関係などはなかったのですが、徐々に井坪政被告が暴行や監禁の主導的な立場になっていったとされます。

監禁現場となったのが、飯星飛香被告らが借りていたとみられる堺市内の民家でした。

殺害された渡辺さんと犯人の関係性

渡辺さんは所属していた堺市のムエタイジムで、井坪政被告と2年前に知り合ったとみられ、当初は井坪被告らと同等の立場でした。井坪政被告らと行動する中で次第に車の運転など使い走りをさせられるようになっていました。

飯星飛香らの殺害方法は?

飯星飛香らの殺害方法は一体、どのような方法だったのでしょうか?飯星飛香らの殺害方法について調べてみました。

飯星飛香らの殺害方法

捜査の過程で徐々に明らかになったのはリンチともいえる渡辺さんへの暴行の数々でした。木刀で殴り、縄跳びの縄で叩き、吐き出したものや排泄物を食べさせ、サバイバルゲームで使用するエアガンで至近距離からBB弾を撃ち込んだこともありました。5人は日常的に暴行を加えていたとみられています。

全裸にオムツ状態で監禁

5人は渡辺さんが衰弱しぐったりした状態になると、全裸にオムツを履かせた状態で、監視カメラ付きの部屋に監禁していました。近江八幡市に移したのは、「もう1人の男性の監禁を露見させないためだった」とみられています。近江八幡市に移した後も同様に監禁し、スカイプを使って中継しながら監視していました。

飯星飛香らの犯行理由は?

飯星飛香らの犯行理由は一体、どのような理由があったのでしょうか?飯星飛香らの犯行理由について調べてみました。

生活費を共有していた

井坪政被告以外の4人は容疑を認め、井坪政被告は犯行や動機について口を閉ざしたままです。謎が残るのは5人の関係と、成人男性2人を暴行、監禁し続けた理由です。

井坪政被告以外の4人は無職で、裕福な暮らしぶりとはいえない状況だったが、生活保護を受けるなどして、5人で金を共有し生活費に充てていました。

標的になるのを恐れていた

井坪被告が渡辺さんと男性に対し、次第に主導的立場で暴行、監禁を指示するようになり、ほかの被告らは「自分が標的になるのを恐れていた」「言うことを聞いておけば生活できると思った」などと供述しています。

飯星飛香らが起こした事件が発覚した理由は?

飯星飛香らが起こした事件が発覚した理由は一体、何だったのでしょうか?飯星飛香らが起こした事件が発覚した理由について調べてみました。

萩原真一被告が119番していた

渡辺さんは飯星飛香被告宅から滋賀県近江八幡市にある萩原被告所有の住宅に移されたが、衰弱が激しく、萩原真一被告が119番しますが渡辺さんは救急搬送されたが死亡しました。

住宅を管理する会社の男性は「水道工事をしたことがあったが、立ち会いを嫌がっていた。家に近づけたくなさそうだった」と語っています。監禁が発覚しないよう、警戒していた様子が浮かび上がります。

また、近所の女性は救急車到着時の様子について、「半ズボンの男性が心臓マッサージを受けていて、足が青ざめていて怖かった」と話しています。

司法解剖した結果

救急搬送時に連絡を受けた滋賀県警が司法解剖した結果、死因は細菌性肺炎と判明しました。渡辺さんは、体に殴られたような痕などもあったことから捜査が始まり、これが事件発覚のきっかけとなりました。

飯星飛香らの今後

今回は、大阪の堺市と滋賀県近江八幡市で起きた監禁事件についてまとめてみました。犯人は男女5人で被害者を監禁して無理やり汚物を飲ませた暴行を受け、殺害されました。男女5人の不思議な関係性とその殺害方法が余りにも残忍でした。

飯星飛香らは逮捕されましたが、これからどのように感じて生きていくのでしょうか?何故、人をここまで追い込んで殺害する必要があったのでしょうか?今後このような気味が悪い事件がこれからも起こらないことを祈るばかりです。

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