木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
2019/01/16 更新
森山聡容疑者が代々木で、刃物とロケット花火を持って居酒屋に立てこもるという事件が発生しました。その風貌から、森山聡容疑者は暴力団員ではないかという意見や、犯行動機がやばいという噂も。ということで、森山聡容疑者の立てこもり事件をまとめます。
森山聡容疑者が代々木で居酒屋に立てこもるという事件が発生し、逮捕されました。立てこもっていた時間は2時間以上にも及び、周囲の人を震撼させたことでしょう。
交通規制がかけられたり、SNS上で話題になるなど、大きな事件として知られています。この記事では、そんな森山聡容疑者の立てこもり事件について見ていきましょう。
立てこもり事件容疑者の森山聡とはどのような人物なのでしょうか。簡単なプロフィールから確認していきましょう。
名前:森山聡(もりやま あきら)
年齢:37歳(2018年6月事件当時)
職業:無職
森山聡容疑者は腕に入れ墨を入れており、そのいかつい風貌から「暴力団員では?」という疑惑も浮上しています。さらに職業が無職だと報じられたのも、森山聡容疑者が一般的な生活を送っている人物ではないという印象を強めました。
事件が発生したのは居酒屋で、森山聡容疑者はお酒を飲んでいたようです。そのため、事件当時のことはあまり記憶にないのだとか。
しかし、記憶はないものの罪については認めているとのこと。自分が泥酔すると我を忘れるタイプの人間であることを自覚しているのでしょうか。
本人のSNSなども見つかっていないため、その素顔についてはあまりわかっていないのが現状です。
一体どのような経緯や理由で、森山聡容疑者は居酒屋に立てこもることになったのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
森山聡容疑者が代々木の居酒屋に立てこもったのは、2018年6月25日のこと。包丁と打ち上げ花火を持ち、警察官を威嚇して立てこもりました。警察官に対し、「殺してやるぞ」などと物騒な言葉をかけるなど、周囲の人々を震撼させました。
その後2時間半にわたって立てこもるも、警察官の突入によって拘束。取り押さえた後もしばらくは激しく抵抗するなどしていたそうです。
しかし拘束されてしばらく事情聴取を受けるうちに、森山聡容疑者は落ち着きを取り戻したようです。そして、事件の時にお酒に酔っていたこと、居酒屋で大暴れをしたことを認めました。
職業に関しては本人曰く無職、住所も不定とのこと。しかし体中に入れ墨が入っていることや、スキンヘッドであるなどいかつい風貌から、暴力団関係者ではないかと疑う声も少なくありませんでした。
ただし一方で、入れ墨ではなく落書きではないかという冷静な意見も。確かに、刺青というより適当な落書きのようにも見えます。そのため、泥酔している間に体に落書きされて、激昂して犯行に及んだのではないかという声もあったようです。
代々木駅前にある「花火の宴」という名前の居酒屋で事件は発生しました。ここで焼酎やビールを飲み、泥酔して犯行に及んでしまったといいます。
JR駅から徒歩2分という近くにあり、人通りも多かったでしょう。普段は個室の居酒屋として人気を集めているようですが、その人目の多さもあって今回の事件は大事になってしまったようです。
居酒屋の窓ガラスなど一部の物品が壊され、器物破損の容疑もかけられています。居酒屋の店主や他の客からすれば、本当に迷惑甚だしい事件だったでしょう。
その居酒屋「花火の宴」は、昼間も営業しているそうです。チャーハンなどの中華料理がベースの様子。ボリュームもあり、お腹を空かせた客に愛されているようですね。
実際、森山聡容疑者が犯行を起こしたのも午後2時頃の話。この時間からお酒を飲んで、犯行に及んだのです。2時となると、正午に比べると少しは客が少なかったかも知れませんが、それでも普通に昼食を楽しんでいた人にとっては良い迷惑だったはずです。
しかし、森山聡容疑者は人質などをとっていません。いったい何が目的で立てこもるようなことをしたのでしょうか。
実は、森山聡容疑者は自ら「無銭飲食をしたから逮捕しにこい」と警察に通報していたのです。さらに、あらかじめ包丁や打ち上げ花火など立てこもるために必要なものをそろえていたことから、計画的な犯行だったといえます。
その後も、物品を壊すなどはしますが、けが人などは出ることなく2時間半立てこもり、無事警察に身柄を拘束されました。最初から捕まることが目的であったかのような一連の事件は、不可解としか言いようがありません。
そして取り調べが進むに連れて、森山聡容疑者の犯行動機が明らかになりました。それは「酒で事件を起こせば断酒できると思ったから」というもの。
なんでも、森山聡容疑者はお酒が原因で仕事をさぼる癖があったのだそうです。その悪い癖を治したく、自分を変えるためにショッキングな事件を起こしたのだといいます。これなら、自分で通報したことにも合点がいきます。
ただ、やはり被害にあった居酒屋からすればたまったものではないでしょう。また、逮捕された当時は自称無職となっています。仕事をさぼる性格を直したいというのであれば、事件当時も何らかの職に就いていたはずですが、詳しいことは明らかにされていません。
森山聡容疑者は公務執行妨害で逮捕されています。酒を断ちたいという理由で警察を動員させてしまったため、その公務を妨害したということになるのですね。
また警察官に向かって花火を打つなどしたのも理由といえそうです。この罪では3年以下の懲役あるいは50万円以下の罰金が課せられるとのことです。
その他、住居侵入罪や銃刀法違反などの罪に問われるとのこと。これらの罪はどれも懲役1~3年程度あるいは数十万円の罰金という内容になります。人質を取るなどして人を傷つけなかった分、罪が軽くなっているのかも知れませんね。
日本で発生した立てこもり事件は森山聡容疑者のものだけではありません。他にどのような事件があったのか見ていきましょう。
2017年5月25日、東京の浅草にあるマンションに男が立てこもるという事件が発生しました。21歳の堤慎吾容疑者が、元交際相手の女性の母親を人質にしてマンションに立てこもったのです。
母親を人質に取って、元交際相手の女性を呼び出したそう。さらに、母親の胸を包丁で刺したとも。命には関わらなかったようですが、銃刀法違反と殺人未遂で逮捕されることになりました。
こちらは2007年の立てこもり事件です。東京都町田市原町田の4階建てアパート1階一室にて、男が立てこもって警察官に向かって拳銃を発砲するなどし、大きな騒ぎとなりました。それ以前にも神奈川県相模原市で立てこもり発砲事件があり、同じ犯人によるものだといわれています。
事件の当時、男は警察の電話での接触に対し「死んでお詫びしたい」などと語るも、その後電話に出なくなります。どうやら、すぐに拳銃で自殺を図ったようです。罪を償うことなく犯人はこの世を去りました。
かなり昔にさかのぼりますが、梅川昭美という人物が1979年1月に大阪府大阪市住吉区にある三菱銀行北畠支店に銀行強盗目的で侵入。30人以上を人質に取り、4名を射殺。日本の立てこもり事件では初めて人質の死者が出た事件となりました。
42時間の立てこもりの末、警察官により射殺。日本で犯人を射殺した人質事件は1970年代に発生した3件のみで、この三菱銀行人質事件以来一つも発生していません。
人質に死者が出る事件は、この事件以降も2000年5月3日の西鉄バスジャック事件などが発生しています。
以上、森山聡容疑者の代々木立てこもり事件を中心に、立てこもり事件について紹介しました。二度と身勝手な理由で立てこもり、けが人や死者が出るような事件が起きないことを願いたいですね。
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