木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
2019/01/16 更新
菅野弥久さんら4人が女性に暴力を振るい、さらに放火したという凄惨な事件。2018年2月に発生してしまいました。その4人は二組のカップルであるという事実や、4人が車で生活していたという歪な内容も判明。菅野弥久さんら4人の犯行についてまとめます。
2018年2月17日のこと、千葉県の住宅で火災が発生。当初は事故かと思われていましたが、のちに放火によるものだと判明。そして犯人として捕まったのが、菅野弥久さんを含む4人の若者だったのです。
いったいなぜそんな犯行に及んでしまったのでしょうか。4人と被害者の関係などをまとめていきます。
犯行に及んだ菅野弥久さんを含む4人の若者は、どのような人物だったのでしょうか。簡単に4人の関係を見ていきましょう。
4人のうちの二人である菅野弥久さんと金崎大雅さんは交際関係にありました。二人とも職業は不明。菅野弥久さんは事件当時、両親とケンカをして家出の最中だったといいますが、そのころ金崎さんは千葉県の実家を出て働きに出ていたといいます。
二人がどのようにして知り合ったのか詳しくは不明ですが、働いていた土木関係の職場が同じだったといわれています。プライベートで撮影したツーショット写真などもあるため、交際していたことは事実とみて間違いなさそうです。
一方、4人のうちの仲内隼人さんと16歳の少女も交際関係にあったといいます。仲内隼人さんは高校を中退してアルバイトをしていたそうです。もともと仲内隼人さんは甲子園を目指していたそうですが、怪我をするなどして挫折し、一気に人が変わってしまったといわれています。
交際相手の16歳の少女は未成年ということもあって、詳しい情報は明らかにされていません。ただ、仲内隼人さんが菅野弥久さんと知り合いだったということもあり、4人は面識を持つようになったようです。
この4人は、車で生活するなどしていたようです。そのため、お金に困って金銭トラブルへと発展し、放火殺人に至ったようです。
被害者の海老原さんが亡くなった放火事件。いったいどのような経緯で菅野弥久さんらは犯行に及んだのでしょうか。時系列で見てみましょう。
事件が発生したのは2月17日の事。それまでにも、海老原さんの家に見慣れない若者が出入りしている姿が確認されていました。普段は海老原さんの自宅で若者たちが喋っているのが聞こえてきたそうです。
ところが、事件前日の2月16日、海老原さんは自宅にいるはずなのに、あまり声が聞こえなかったと近所の人が語っています。
そして2月17日、事件当日、海老原さんに暴行を加えた犯人は家に放火。その後さらに暴行を加えて死亡させた後、その場を逃走したといいます。
翌日2月18日の昼過ぎ、静岡県の富士宮市内で菅野弥久さんを含む4人の若者が乗っているワゴン車が見つかり、逮捕されました。
菅野弥久さんらと被害者の海老原さんはどのような関係にあったのでしょうか。また、犯行の動機は何だったのでしょうか。
名前:海老原よし子
年齢:55歳(事件当時)
海老原さんは足が不自由で、生活保護を受けていました。以前は仕事をしていたものの、やがて退職。生活保護を受けていても貧しく、お金に困っていたといいます。
性格は明るかったものの、仕事を辞めたというのもあってか、あまり交友関係は広くなかった様子。そのため、詳しい身辺の事情は明らかになっていません。
海老原さんと菅野弥久さん、そして菅野弥久さんの交際相手である金崎さんは、同じ土木関係の職場で働いていたことがあったそうです。海老原さんの元に二人は訪れ、半分同居状態にあったといわれています。
足の不自由な海老原さんとしては、すこし手伝いをしてくれる存在がありがたかったのかも知れません。また、自らが足に障害を持っているというのもあり、ワゴン車で生活をするような若者を放っておけなかったという気持ちもあったのかも知れません。
実際にどのような気持ちで菅野弥久さんらを家に入れていたのかはわかりませんが、次第に懇意になっていったそうです。
菅野弥久さんは知人に、「いい金づるができた」といったことを告げていたという情報もあります。その知人が菅野弥久さんと相手の関係を問うと、それについてはあまり語らなかったといいます。
そのため、もしかしたら菅野弥久さんらは最初からお金が目当てで海老原さんに接近したのかも知れません。最初は仲良く同居していたようですが、お金目的というのがトラブルを招いたのでしょう。
犯行が行われた2月中旬は、2ヶ月分の障害年金がまとめて振り込まれる時期だったともいわれています。そのお金をめぐって口論などが発生し、感情的になって犯行に及んでしまったのかも知れません。
金銭トラブルから暴行に至った経緯についてはあまり詳しく明らかになっていません。しかし、暴行を加えた後に海老原さんから「殺してみろ」と言われ、菅野弥久さんは「わかった」といって灯油をまき、ライターをつかって火を放ったそうです。
実際、海老原さんの気道にはすすがついており、放火後にも息があったことを示しています。
菅野弥久さんは事件発生後に、知人男性にLINEをしていたことも知られています。その内容があまりに生々しいとして公開されています。
いくら残虐な性格だったとしても、やはり殺人を犯してしまったら平常な精神状態ではいられないでしょう。菅野弥久さんも相当慌てたようで、知人男性に「急ぎなんだけど」「電話できる時して」と、完結にメッセージを送っています。飾りっ気のない文章が、余裕のない精神状態を表しています。
その後、遠くに行くといった内容のメッセージも送っていたようです。実際、菅野弥久さんら4人が発見されたのは静岡県。犯行が行われたのは千葉県ですから、事件で逮捕されるのから逃れるために遠くへ行こうとしたのでしょう。
さらにその後LINEにて、「3人は関係ない」と発言。一緒にワゴン車に乗っていた菅野弥久さん以外の3人は事件に関与していない旨を告げているのです。
これに対して知人男性は「お前はそんなことするやつじゃない」「かばってるだけだろ」と返しています。おそらく知人男性は、菅野弥久さんが交際相手である金崎さんの犯行をかばっていると思ったのでしょう。また、菅野弥久さんが犯行をしたことを疑っているあたり、菅野弥久さんは少なくとも友人からは信頼されている人物であることもうかがえます。
知人男性の対応に対し、菅野弥久さんは「本当にみくが1人でやった」と答えています。実際の所はどうなのかわかりませんが、自らのやったことの深刻さは認識していたのではないでしょうか。
このメッセージが公開されたことに対する視聴者の声はさまざまですが、中でも簡単にLINEのやり取りが売られてしまったことに疑問を感じた人が多かったようです。おそらく、そのやり取りをマスコミに売ったのは相談を受けた知人男性でしょう。
菅野弥久さんは信頼してメッセージを送り、さらに仲間は事件に関係ないと言い張るあたり、仲間思いな性格を持っていたと考えられます。しかし、結局その相談相手の知人にも簡単に情報を売られてしまったあたり、友人関係の軽薄さが感じられます。
菅野弥久さんは両親とも喧嘩をし、家出の最中だったといいます。もっと本当に信頼できる人間関係に囲まれていたら、このような卑劣な犯行に手を染めることもなかったのかと思うと、今一度人間関係や社会のあり方を考えさせられますね。
菅野弥久さんらの放火事件についてまとめました。事件の背景には人間関係は経済的事情など、さまざまな要素があったのでしょう。犯人に罰を与えて満足するのではなく、改めて社会を見直すきっかけにしたいですね。
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