木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
2018年5月に行われた日大と関学のアメフト定例試合での悪質タックル事件。被害に合った奥野耕世さんの父親である奥野やすとし氏は会見を開き、被害届を提出しました。会見では弁の立つ様子がうかがえましたが、それもそのはず、彼は維新の会の大阪市議だったのです。
ネットでは奥野やすとし氏のやっていることは売名行為ではないかと言う人も。その背景には過去の不正疑惑が?今回は日大悪質タックル事件を振り返るとともに、奥野やすとし氏の行為は果たして売名行為なのか検証してみましょう。
関学QBの父・奥野氏、「とくダネ!」生出演「政治の立場でも看過できない」
日大の悪質タックルによって負傷した奥野耕世さんの父親である奥野やすとし氏。会見にのぞむ姿は堂々としていて、さすが市議会議員だと思わされるものでしたね。ではまず、奥野やすとし氏のプロフィールをご紹介しましょう。
出身校:北豊島小学校、北豊島中学校、府立池田高等学校、立命館大学理工学部卒業
経歴:リクルートグループに就職
1995年 池田市議会議員に初当選
2010年 池田市議会議長
2011年 大阪府議会議員として当選
2015年 大阪府議会議員 トップ当選
家族:4女1男
大阪府立池田高校といえば偏差値68の有名進学校です。かなり優秀な成績だったことがうかがえますね。体型はがっちりとされており、息子さんの体格もきっと父親譲りですね。
政策としては、「ハードよりソフト」「時代に即した事業の推進」「小さなコストで大きな成果」という3つの理念をあげています。
【奥野 耕世-Div.1最優秀選手-2018 Skills】
今回の件で全治3週間もの負傷を負った奥野耕世さん。ここでは、彼のプロフィールも確認しておきましょう。
奥野耕世選手 復帰戦のインタビュー対応が賞賛の嵐!宮川泰介選手への"ある思い"とは…?
背番号:8
学年:2年生
学部:商学部
出身高校:関西学院
役職・ポジション:QUARTERBACK
身長:170cm
体重:76kg
悪質タックルによる負傷で大きなショックを受けた奥野耕世さん。負傷後は「アメフトなんかやるんじゃなかった」と泣いていたといいます。
【殺人タックル!】関学大アメフト部が激怒した日大選手のタックル
日大アメフト部悪質タックル事件とは、2018年5月6日、日本大学アメフト部が関西学院大学アメフト部との定期試合において、関学側のボールを持っていない選手に対して背後からタックルするという悪質行為を働いた件をいいます。
これにより関学側の選手である奥野耕世さんは腰に全治3週間に及ぶ怪我を負いました。
この事件を知った鈴木大地スポーツ庁長官はツイッターで「このタックルはいかがなものか??」と、怒りのコメントを発表。スポーツ界の著名人も激怒し、ネットは炎上。テレビ、雑誌などのメディアにも大きく取り上げられました。
【ノーカット】関学大が記者会見:日大再回答書への見解発表(2018/5/26)
関学側はすぐに記者会見を開き、日大側に対して謝罪を要求し、被害者の父親である奥野やすとし氏も会見を開き、刑事告訴も辞さないと発表。
その後、悪質行為を行った日大選手自身が会見を行い、日大のパワハラ問題などが明るみに出ることでさらに大きな問題へと発展していきました。
負傷選手の父、被害届
悪質タックル事件から2週間が過ぎた5月21日、奥野やすとし氏は記者会見を開き、警察に被害届を出したことを発表します。
悪質タックル事件のビデオをみた奥野氏は「息子は本当に大丈夫だろうか...?」と不安でならなかったと言います。しかしなぜ被害届まで出すにいたったのでしょうか?
報道では日大側の監督が、相手選手を「つぶしてこい」と言っていたとされていました。日大側は「つぶす」という表現はアメフトでよく使われる比喩的な表現であると言っていますが、奥野氏には「私の息子をつぶしてこい」と言っているように聞こえたということです。
あれだけの怪我を負わされた親としてはそういう風に感じても仕方ないでしょうね。日大側から十分な説明がなされていなかったことがその気持ちをさらに大きくさせてのではないでしょうか。
日大アメフト部の内田正人監督は5月19日にやっと姿を現し「全て私の責任である」と謝罪したものの、反則の指示を行ったか否かについては「関学大に文書でもって回答いたします」とするのみで、発言を避けました。
加害者の選手がなぜあのようなプレーをするほどに追い込まれたのか?奥野やすとし氏が最も語ってほしい真実を語らない日大側に大きな問題があることは確かです。
【会見全編】アメフト反則タックル問題で日大選手が記者会見(2018年5月22日)
今回の事件の争点になるのは、日大の監督が反則行為にあたるような支持を選手にしたかどうかということです。日大側の関係者が真相を明らかにせずに逃げ回る中、反則行為を行った日大の選手、宮川泰介さんが自らの顔と名前を出しての会見を行います。
宮川選手は「大きな被害と多大な迷惑をかけたことを深く反省している」と謝罪。その後彼が語った具体的な言葉は大きな波紋を呼ぶこととなります。
「やる気が足りない、闘志が足りない」との指摘をコーチから受けていた宮川は練習をはずされてしまいます。さらに「やる気があるのかないのかわからないので、そういうやつは試合に出さない。辞めていい」とも。
その後も監督から「日本代表には行っちゃダメだよ」と中国で開催される予定だった世界選手権大会への出場も辞退するように言われるなど、かなりのプレッシャーを掛けられていたそうです。
悪質タックル事件が起きる前日の5月5日のこと、井上コーチから「監督は、相手のQBを1プレー目で潰せばお前を試合に出すと言っていた」と言われます。さらに、「相手のQBと知り合いなのか」「関学との定期戦がなくなってもいいだろう」「相手のQBがけがをして秋の試合に出られなかったらこっちの得だろう」とも。
宮川選手は、「本当にやらなくてはならないのだ」と、追い詰められて悩んだということです。
悪質タックル事件があった5月6日、試合メンバー表には宮川選手の名前はありませんでした。その後試合前の練習時に井上コーチに確認すると、「行ってこい」と。「相手のQBを潰しに行くんで使ってください」との宮川選手の言葉に監督は「やらなきゃ意味ないよ」と答えたということです。
【日大アメフト】関学被害者の父・奥野康俊が緊急の警告!!!(画像あり)
加害者である宮川選手の勇気ある会見はメディアにも大きく取り上げられました。奥野氏も彼の勇気をたたえるとともに、日大側に対してはさらなる憤りを覚えたと言い、刑事告訴も検討せざるをえないとしています。
しかし一方で、奥野やすとし氏は市議会議員であることから、一部にはこれは売名行為ではないかとの疑いの声があがっています。
2011年頃のこと、兄へ計約262万円を政務活動費から支払っていました。これはホームページの運営費用とのことですが、新規開設ならともかく、更新費用としてはかなり高額ですね。
しかもこのサイトはすでに閉鎖されており、不信点がめだちます。「兄を支援したかったかもしれない」とも告白されているようですね。その後、自己負担分をのぞく全額を大阪府に返済しています。
今回の件を受けて奥野やすとし氏は「次の選挙には立候補せずに、この事件に息子と、アメフト、アメフトを愛する両大学の子どもたちの為、日本のスポーツ界の信頼回復の為全てを捧げる」との発表を行っています。
選挙に立候補しないということは、売名などは考えられないのでは?と思いますが、ネットでは、「国政進出するつもりじゃないの?」という声も上がっています。
いずれにせよ信頼に値する人で、それだけの能力があると国民が評価すればそれもありなのではないでしょうか。
関学選手の父、日大再回答書は「受けいれられない」
日大アメフトの悪質タックル事件はどうにもスッキリせずモヤモヤが残る結末ですね。奥野やすとし氏は、被害者の父親として本当に辛い思いをされたと思います。
売名であったかどうかについては、結果的に名前が世間に知れ渡ることになったのは事実ですが、普通に考えてそれが目的ということではないでしょう。今後もより一層がんばっていただきたいと応援しています!
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局