キズナアイの中の人は声優の春日望だった！その仕組みを解説します！

最近では、動画共有サイトの『YouTube』に動画を投稿する人のことを、YouTuber（ユーチューバー）と読んでいます。
そんなYouTuberが日本国内で、今やメデイアとして大きな力を持つ存在なのは、皆さんもご存知の通りです。

そんな中、キズナアイというバーチャルYouTuberは、本来は生身の人間が行っているYouTuberの活動を、アニメーションで届けることに成功しています。

今回は、まだあまり知られていない『バーチャルYouTuber』と『キズナアイ』について、仕組みなども含め解説していきます。

この可愛らしい女の子のキャラクターが『キズナアイ』です。
この動画を再生するとキズナアイが動き出し、私たち視聴者に向けて話しかけてきます。

なぜキズナアイは、このようなことができるのでしょうか。
キズナアイとは、そもそも何なのか、その仕組みは何なのか、解説していきます。

キズナアイ（KizunaAI）とは、Activ8株式会社が制作したバーチャルYouTuberです。
また、YouTuberとは、YouTubeに動画投稿をして、利益を得る最近流行りの職業のことです。
キズナアイ自体は、動画内で人工知能（AI）と自称していますが、実際は人工知能ではありません。


キズナアイは、動画内でCGの3Dアニメーションを利用しており、女の子の見た目をしています。
二次元のキャラクターが立体的に動いているため、世界でも注目の試みであり、キズナアイ自体は、世界で初めて注目されたバーチャルYouTuberです。


2017年2月頃を境に、韓国などの日本国外でブームになった後、日本国内にも徐々に人気が広まりました。
現在では、YouTubeのチャンネル登録者が300万人を超えており、総視聴回数は2億回を超えています。
この数値は、他のYouTuberと比較しても、引けを取らないほどです。

キズナアイが海外で人気な理由としては、動画を10ヶ国語以上の字幕で見ることができるからでしょう。
また、言語を気にせず、日本の文化をYouTubeを通して、ほぼ毎日楽しめる点も人気の理由と言えます。

とにかく、アニメーションの可愛らしさだけでなく、コンテンツとして面白い演出や仕様になっているようです。

バーチャルユーチューバー（Virtual YouTuber・VTuber）とは、すでに説明した通り、3DCGキャラクターのYouTuberのことです。

多様なジャンルで自由に作成できるアニメーションキャラクターなので、同じバーチャルYouTuberでもキャラクターの種類は無限にあると言えます。
もちろん、明るい雰囲気のキャラクターや声が特徴的なキャラクターなど、個性や特徴も全く異なります。

初代のバーチャルYouTuberは、Ami Yamatoと言われていますが、バーチャルYouTuberの人気に火をつけたのがキズナアイなので、キズナアイが最初のバーチャルYouTuberだと言われています。
ちなみに、現在のバーチャルYouTuberの声は、生身の人間の声であることがほとんどです。

バーチャルYouTuberは、一つの存在というよりは、Activ8株式会社を中心に制作されたアニメーション動画と考えるとわかりやすいかもしれませんが、つまりは『キズナアイ』の裏側に存在する人たち（バーチャルな存在）が動かしているということです。

キズナアイのデザインは、もちろん3DCGのソフトで製作しており、その動きは人が操っています。
ですので、トークに合わせて体を動かしたり、自由に操ることができるわけです。
もちろん、声に関しても、声優さんが担当していると考えられています。

これらを製作するのには、専門的な技術を使っているので、そう簡単にバーチャルYouTuberを真似することは難しいです。
ちなみに、ほとんどのバーチャルYouTuberは、人工知能（AI）ではありません。

高価な本格機材を体につけて、バーチャルYouTuberの作り方を説明している動画もあるようです。
相当な手間や時間が必要なのがわかりますよね。

おそらく、生身のYouTuberより大変だと思われるので、企業やチーム単位で製作しているのがほとんどなのかもしれません。

本名：キズナアイ

設定年齢：16歳　

誕生日：6月30日

身長：156cm　

体重：46kg

スリーサイズ：B85・W59・H83

キズナアイがバーチャルYoutuberを始めた理由ですが、人間の事を知りたいからだそうです。
バーチャル空間では、友達がいないそうで、彼氏もいないのだとか。
このことから、設定上では、アニメーションキャラクターであることがわかります。

もちろん、キズナアイは人間としてではなく、アニメーションキャラクターとして話してきます。
ですが、人間のように動き、人間のように喋るので、親近感が湧いてきてしまう人も多いと思います。

ちなみに、キズナアイの生みの親、つまりキズナアイを描いた人は存在していて、イラストレーター兼絵師の森倉円さんが担当しています。
ファン曰く、キャラクターデザインが素晴らしいことも人気が出た理由の1つだと言われています。

キズナアイと言えば、もっとも気になるのが、あの可愛らしい声です。
実は、声優の正体がほぼ明らかになっています。
キズナアイの声優は、春日望（かすがのぞみ）さんという方だそうです。

春日望さんは、一般的にはまだ無名の新人声優なのですが、キズナアイの声を聞いてもわかる通り、めちゃくちゃ特徴的で、キズナアイにぴったりの声質です。

春日望さんは、2015年から活動を開始している新人声優ですが、現在はキズナアイの投稿頻度からも、現在はかなり忙しいと考えられます。

キズナアイの声優は、春日望さんと言われていますが、公式には発表されていません。
キズナアイの中身は、男性であるという意見もあってようですが、キズナアイの声優は、本当に春日望さんなのでしょうか。

春日望さんの所属事務所は『クレアボイス』なのですが、アニメーション制作会社や映像メーカーなどとコネクションがあると公表しているので、キズナアイの仕事が来たことも十分に考えられます。

ここでは、春日望さんがキズナアイの中の人であり、声優である5つの証拠を解説していきます。

キズナアイは、関西弁がかなり上手だと言われていて、その中でも兵庫の関西弁に近いという声がありました。
この『スナック 愛 〜関西店〜』という動画では、完璧な関西弁を話しています。

そしてなんと、春日望さんも関西の兵庫県出身です。
キズナアイの兵庫弁と同じ共通点を持っているのが、春日望さんなのです。

先ほど、キズナアイの誕生日は、6月30日と公開しましたが、春日望さんも6月30日が誕生日です。

誕生日がたまたま被る可能性はあるものの、そう簡単に一致するかどうかは、考えにくいです。
こちらも、キズナアイの声優が春日望さんである有力な証拠と言えます。

キズナアイは、音楽が好きだと公言していますが、なんと好きなアーティストが欅坂46や乃木坂46なのだそうです。
また、ボーカロイド（ボカロ）やアニソンも好きとだ語っています。

ここまで来ると予想できると思いますが、春日望さんも音楽が好きで、かつ欅坂46や乃木坂46が好きなのだそうです。

春日望さんの以前の芸名である『蒼井翠杏』のツイッターのやりとりで、欅坂46と乃木坂46の話をしていたことから、春日望さんが欅坂46と乃木坂46が好きであることがわかZつています。

キズナアイがアニメを好きなことは、動画でも公言していますが、その好きなアニメキャラも、春日望さんと一致しています。

キズナアイも春日望さんも『ラブライブ』の『矢澤にこ』というキャラクターが好きなのだそうです。

キズナアイと春日望さんは、声がかなり似ています。
これは、何よりの証拠だと言えるでしょう。

聞いてみるとわかりますが、キズナアイの声そのものです。
ですが、新人声優なので、メインの役の声優は担当していませんが、脇役での出演はしています。

『Lostorage incited WIXOSS』の1話では、女子生徒役を演じています。
また『妖怪アパートの幽雅な日常』の15話でも、春日望さんの声を聞くことができます。

今あげた5つの証拠から、キズナアイの中身が春日望さんであることがわかります。

おそらくですが、声優だけでなく、動きやゲーム実況も春日望さんが担当していると思われます。

中身がわかっても、キズナアイはキズナアイなので、今後も注目してみてください。