記事ID127601のサムネイル画像

    【ネタバレ有り】後味の悪い「世にも奇妙な物語」怖い話ベスト5

    毎年定期的に放送されている「世にも奇妙な物語」は毎回豪華な俳優陣が出演。恋愛や怖い話、コメディなど、様々なジャンルの奇妙な物語を放送してきました。そこで今回は、これまで放送してきた「世にも奇妙な物語」の中でも、特に反響の大きかった怖い話をピックアップ!

    世にも奇妙な物語の歴史

    1990年4月1日から2017年の現在まで、長きに渡って渡って放送されているオムニバスドラマ。初期の頃はレギュラー放送をしていたが、現在では春・夏と、一年に2回ほど放送する特別番組。ストーリーテラーは変わらずタモリが勤めている。オープニングとエンディングに使われている曲は蓜島邦明の「ガラモンソング」。あの独特なメロディは頭から離れない人も多いのでは?

    今回は、ネットで好評な「怖い」世にも奇妙な物語のストーリーをご紹介します。がっつりネタバレ有りの内容になっているので、まだ見てないから詳細は知りたくない!なんて人は注意を。

    世にも奇妙な物語の怖い話① 懲役30日

    世にも奇妙な物語の怖い話「懲役30日」

    1998年秋の特別編にて放送。主演は三上博史。視聴率は20%を超えた大人気傑作です。

    ストーリー

    死刑制度が廃止されて5年のとある日。7人もの人間を殺した凶悪殺人犯の男(三上博史)が逮捕された。男は逮捕されてもなおふてぶてしい態度を取り続け、その様子からは一切反省の色が見えなかった。そんな男には最も重い刑であろう終身刑が下されると思われたのだが、男に下された判決は、「懲役30日」というものだった。この判決結果に男は「たった30日服役するばいいだけだ」と喜んだ、

    裁判後、男が連れていかれたのは牢屋ではなく医師が待ち構えるベッドの上。そこに寝かされた男は、怪しげな医師にこれまた怪しげな注射を打たれた。注射を打たれて間も無く、男は眠気に襲われ、深い眠りへと誘われたのだった。その時時刻はちょうど4時を迎えた時刻であった。

    そして男が目覚めた時、男は独房の中へと入れらた。しかし男はその時は「たった30日我慢すればいい」と楽観的に考えていた。
    翌朝叩き起こされると男は屋上へと連れてかれ、柱に鎖で繋がれる。そして、炎天下の下日暮れまで屋上に立たされた。楽に思えた懲役だったが、太陽の日差しで熱された地面は足が焼けるように熱く感じられ、その上水も飲ませてもらえない。首筋には紐が巻かれ、塩を身体中に塗られ、全身が焼けるように痛かった。男は懲役が終わった後に必ず看守長に復讐をしてやると誓いながら、この地獄のような懲役にただひたすら耐えた。

    そしてやっと迎えた30日目。男は電気椅子に座らされ、看守長に「今から君を処刑する」と宣告された。男は「死刑制度は廃止されたはずだ」と訴えるも、看守長は聞く耳を持たず、男が口々に言う訴えを論破していく。やがて男は抗議をやめ、命乞いをするように看守長に懇願し始めたのだが、看守長は「おやすみ」と言って電気椅子のスイッチを押した。

    …気がつくと男は最初に連れていかれたベッドの上にいた。男は自分が生きていることと、30日の懲役を終えた事にに安堵を覚え、「ここから出してくれ」と医師に頼む。しかし医師は「まだ五分しか経ってない」と言った。そんな馬鹿な、と男が時計を見ると、時刻はまだ4時5分だった。

    男が投与された怪しげな薬の正体は「5分間で30日分の地獄を味わせる新種の幻覚剤」だったのだ。その薬を打たれれば、現実世界では5分経つ間に投与された者は現実以上に過酷な刑務所での生活の30日分になる。つまり、5分が30日。1時間で1年。24時間で24年。 彼に課せられた刑は30日。即ち、「720年の懲役刑」こそが、男に課せられた真の刑罰だったのである。そして医師は告げた。「さあ、先を続けようか。君にはあと29日と23時間55分の懲役が残ってる…」。愕然とした男の叫びもむなしく、次の薬が投与されていくのであった。

    30日後、刑務所前で相棒の男を待つ女の姿があった。しかし、刑務所から出てきたのは白髪で痩せこけた老人のような廃人だったため、女は彼を無視し、相棒が出てくるのを待ち続けることにした。その男が、かつての相棒の成れの果てであることなど知らずに。

    世にも奇妙な物語の怖い話② おばあちゃん

    世にも奇妙な物語の怖い話「おばあちゃん」

    2001年秋の特別編にて放送。主演は柊瑠美さんがつとめました。

    ストーリー

    美保(柊瑠美)と呼ばれる少女は、両親に連れられ静かな山の中の病院にいるおばあちゃんのお見舞いに行く。 おばあちゃんはもう長くなく、さまざまな医療器具のチューブにつながれ、意識もない様子だった。両親がお医者さんと話をしている間、美保はひとり病室に残された。心細くなって部屋を出ようとしたその時、美保を呼び止めるおばあちゃんの声が頭に響いた。

    おばあちゃんは美保に自分は明日死ぬこと、その上で昔離れ離れになってしまった弟に会いたいこと、そのために美保と一日体を交換してほしいことを話した。美保は自分がおばあちゃんの体になり苦しみを味わうことに戸惑い、一度はそのお願いを断ったが、おばあちゃんが諦めたように優しく「美保と話ができただけでも充分だよ」と言ったのを聞いていたたまれなくなり、結局体を交換することにした。
    美保の体のおばあちゃんは、明日必ず帰ってくると約束し、両親と共に病室を出ていくのをおばあちゃんの体に入った美保は見送った。

    翌朝。 おばあちゃんは美保の体でけんけんしたり、「一掛け二掛け三掛けて」と童歌でお手玉したりした後、おばあちゃんが体を交換するにあたった理由でもある、会いたいと言った男に会いにその人の家に行った。自分と同じように年老いて、寝たきりになっているその人に心を痛める。

    目的を果たしたおばあちゃんは、急いで病院へと向かう。その頃美保は、おばあちゃんの体で苦しみを味わっていた。どれだけ苦しんでも声も出ない。一方でおばあちゃんも走っていた。子供の体には山道は険しすぎるが、傷だらけになりながらも、走りつづけた。そしてなんとか間に合い、おばあちゃんは病室に飛び込んだ。

    「ありがとう、美保」と、言うおばあちゃんのお礼を聞き、美保はこれまでの苦しみが報われた気がした。 そして、美保はようやくおばあちゃんの体から解放される――

    月日は流れ、30年後。 成長した美保(片平なぎさ)は、母親の通夜をしていた。 最後の三年間、あの時のおばあちゃん同様寝たきりになった母親を、美保は手厚く介護したのだった。そして美保は母親の遺影を無表情で見つめて、思ったのだ。

    美保にはすまない事をした。

    やっぱりあの時、自分の体に戻ることは出来なかった。まだやり残した事があったから。だって不公平だろう?この女(美保の母)にも私と同じ目に合わせてやらなきゃ。私と同じ苦しみを味あわせてやらなきゃ…じゃなきゃ私ばっかり…不公平だろう…。

    美保は冷たく微笑んだのだった。

    世にも奇妙な物語の怖い話③ 13番目の客

    世にも奇妙な物語の怖い話「13番目の客」

    2001年 SMAP特別編にて放送。主演はSMAPのメンバーである草なぎ剛さんがつとめられました。

    ストーリー

    会社経営者である本田謙一郎(草なぎ剛)は、議員の息子の結婚式に出席するため、式場を目指していた。その途中、髭を剃りたいと思いたち、理髪店に立ち寄った。そこは寂れた店であり、不安を覚えつつも、本田は立ち寄る。

    その理髪店には、客は本田以外には居ないのに13人の理容師がいた。「髭を剃るだけ」だと言ったのに、理容師たちは丹念に時間をかけ、さらには新人教育を行うようにしながら髪を切られてしまう。すっかりと整えられた髪で、「式に遅刻してしまう」と思いながら、本田は苛立ちつつ立ち去ろうとする。しかし、彼は外に出ることができなかった。理髪店と外界を隔てるかのように立てられた白い2本の柱で、足がすくんで出られないのだ。

    あっけに囚われている本田の横で、1人の理容師が、仰々しく他の12名の理容師に見送られて出ていく。そして、1人の理容師・久保孝が、「まずは床掃除から」と言う。そこで初めて、本田は「この理髪店の理容師たちは、元はみんな客であった。新たな客が入ってくるたびに、その時点で最も古くからいる1人の理容師が店を立ち去る」と知らされる。

    困惑する本田は暴れはじめたが、大人しくしろ、と理容師達に拘束されてしまう。修練を拒否した本田は、食事すら与えられない。けれども、空腹の末に、理容師から分け与えられたパンを食べ、本田もようやく理容師として働くことを受け入れたのだった。

    本田が理容師として働き始めてから、月に1人ほどの客を待ち、床掃除、髭剃り係と順調に役割を変えていった。そんな中、先輩理容師・楢崎清一(大杉漣)に「本田さん、変わりましたね。ここに来た頃がウソのようだ」と声をかけられた。さらに、「環境の変化があったとき、人は3つの段階を経験する。1段階目は、新たな環境への興味を感じる。2段階目は、今までと同じようにできない不満を感じ、3段階目は、その環境を受け入れることになる。ここでは、1段階目がなくて、いきなり2段階目になるんですけどね。そして、ここを出ると、4段階目を迎えるそうです。それが何かは、私も分からないのですが」と言われる。

    楢崎は、ついに卒業の日を迎えた。楢崎は元々郵便局員であり、仕事をサボって理髪店にきていたようで、「1年経ってしまいました」と、彼は配達途中の郵便物を見せ、それを配達しに行くと言った。
    新たな客がやってきた。その客も、本田と同じく会社経営者だった。「帰らなきゃいけないんだ」とわめく客に、本田は「神経をすり減らしながら働くことに、なんの意味があるんだ?会社を大きくすることに何の意味がある」と、自らの経験をもとに問いかける。

    そうして日々を繰り返していくうちに、ついに本田が理髪店を去る日を迎える。先輩たちと同様に、新人たちに指導を行いながら、カットを行う。そして、今まで越えることができなかった柱の位置を越え、ついに本田は外へと出られた。
    一年が経過していたと思っていたが、そこで部下からかかってきた電話で、現在が理髪店に入った日と全く同じ日であることに気づく。部下からの報告に、「すまない・・・君が何を言っているのか分からないんだ」と困惑気味に言い、本田は携帯電話を落した。

    近くには、楢崎が置き去りにしたと思われる郵便配達用の自転車があった。本田は、再び理髪店に戻りたいと望むが、白い柱はあるものの、その先に理髪店は見えなかった。「見えない・・・見えない・・・もう一度中に入れてくれ」と本田は泣きながらつぶやいたのだった。

    世にも奇妙な物語の怖い話④ 雪山

    世にも奇妙な物語の怖い話「雪山」

    2000年映画の特別編にて放送。主演は矢田亜希子さんがつとめられました。

    ストーリー

    ある日飛行機が雪山に墜落した。生き残ったのは美佐(矢田亜希子)とその友人・麻里、カメラマンの結城、医師の真辺、そして中年の男・山内の5名だった。5人は歩き始めるが、事故で足を怪我した麻里をどうにかして山小屋まで運ぼうとしたものの、麻里は力つき、仕方なく彼女をその場において、麻里を除く4人は再び歩き始めた。そしてついに山小屋を見つけ、4人は喜ぶ。
    喜んだのもつかの間、美佐が麻里をを助けなければと結城とともに来た道を戻った。しかし、麻里を探している最中、結城は誤ってスコップで麻里の首を突き殺してしまう。怖くなった二人は山小屋に駆け戻った。

    山小屋で救助隊を待つ4人は、それぞれ持っていた食料を皆で分けはじめた。山小屋の中にもいくつか食料と毛布があった。やがて四人は寒さで眠くなってくるが、全員が一度に眠り込んでしまったら凍え死んでしまう。そこで、一人見張り番を置き、残り三人は眠るというルールを決め、部屋の四隅でそれぞれ順番に仮眠を取ることにした。
    山内が結城を起こし、結城が真辺を起こし、真辺が美佐を起こし…と一人ずつ順番に起こす役が交代して行く。それからしばらく経った後、不意に目覚まし時計が鳴り、山内が目を覚ました。ふと山小屋内を見渡すと、何故か全員が自分の寝場所でそれぞれ眠っている。そこで山内は思った。

    「俺を起こしたのは一体誰なんだ?」

    順番が来るたびに最初に見張り番をしていた者を起こした人間が誰だか分からない。それが何回か繰り返された後、美佐がある事に気づいた。
    山内が結城を、結城が真辺を、真辺が美佐を起こす、ここまでは良かったのだが、この後、美佐が山内を起こしに行こうとしても山内は結城を起こすため次の場所に居て、元の場所に居ない筈なのだ。それなのに美佐は山内の場所で誰かを起こし、誰かと交代した事になっていた。思わず美沙は「私達以外の誰かが居る!」と悲鳴をあげた。
    そ美佐は、誤って殺してしまった麻里が復讐のために蘇り、自分達を殺しに来たんだと思いこむ。そして謎の人影が彼女の目の前をよぎった…。

    やがて暗闇の中で真辺が何者かに殺され、ついに山内まで死んでしまった。残ったのは美佐と結城だけ。「俺達の事をビデオに残すんだ。これが俺達が生きた証だ」と言いながら山内はビデオを自分達の前に設置し、そして二人は眠りに落ちていった。
    ふと目が覚めた美佐は、隣りで眠っていたはずの結城を見る。彼の背中には斧が突き刺さっていた。美沙は半狂乱になりながらも、誰が結城を殺したのか確かめるために震えながらビデオを見る。

    そこに写っていたのは、白い服の女。その白い服は麻里が着ていたものだったのだ。美佐はやっぱり麻里が…と思いながらも、ビデオを見る。カメラの中の女は結城にオノを振り下ろす。そしてカメラは女の顔を映し出した。それは麻里では無く…美佐だった。どう言うこと?と、混乱に陥った美佐は叫んだ。
    ふと、聞こえてきた救助隊の声で美佐は我にかえる。自分がいたはずの山小屋は消えていて、死体だけが自分の周りにゴロゴロと転がっていたのだ。放心状態の美佐に「君の名前は?」と救急隊が尋ねる。

    「私の…私の名前は…?」

    美佐は答えられなかった。雪の中に埋もれて絶命している友人が着ていたのは、美佐のスキーウェアだった。

    世にも奇妙な物語の怖い話⑤ イマキヨさん

    世にも奇妙な物語の怖い話「イマキヨさん」

    2006年 15周年の特別編に放送。主演は松本潤。

    ストーリー

    地方都市の大学に通う高田和夫(松本潤)は、このところツイてなかった。そんなある日、一人暮らしの自分の部屋に、真っ黒な頭巾を被った無精ひげのズングリした血色の悪い中年男が現れ、ポテトチップスを食べながらテレビを見ていた。
    不審者だと思った和夫はすぐにおまわりさんを部屋に呼ぶが、おまわりさんには男の姿が見えないらしい。それどころか、その男が黒い頭巾をかぶってると聞くと手を合わせて拝みはじめ、「とり憑かれたって人を見たのは初めてだ。頑張って」とおまわりさんは帰ってしまった。

    翌日。和夫は学食で友人の吉井に相談したところ、それはこの地方に伝わる「イマキヨさん」という謂わば座敷わらしのようなもので、一人暮らしの人間にとり憑いて幸せをよぶという。 半信半疑の和夫に、吉井はイマキヨさんと暮らすのに守らなければならない4つのルールを教えた。「1つ目、イマキヨさんを無理矢理追い出さない。2つ目、イマキヨさんを傷つけない。3つ目、イマキヨさんの前で引っ越しの話をしない。4つ目、イマキヨさんに謝らない。破ったら大変なことになるらしいぞ」

    吉井の言葉を半信半疑で聞いていた和夫は、破ったらどうなるんだと吉井に訊ねるが、吉井はそこまでは知らないと言う。
    部屋に帰った和夫は、話しかけたりポテチをあげたりしてイマキヨさんのご機嫌をうかがう。 「単刀直入に言います。まずは内定ください!俺を幸せにしてください!」 と、和夫はイマキヨさんに願掛けした。しかし、その直後、以前面接を受けた会社から電話が かかってきたのだが、内定はもらえなかった。
    そんな和夫の様子を見ていたイマキヨさんは馬鹿にしたように肩をすくめて鼻で笑った。 その態度に苛立ちを覚えた和夫は、部屋からイマキヨさんを外に追い出した。
    そして和夫が部屋に戻ると、イマキヨさんは2人に増えていた。

    和夫はイマキヨさんのルールを紙に貼り出した。2人になったイマキヨさんはオセロで遊び始めた。和夫は思わず片方のイマキヨさんに肩入れしてしまい、対戦相手のイマキヨさんは落ち込んでしまった。 その結果イマキヨさんを傷つけてしまったらしく、イマキヨさんは4人に増えてしまい、卓を囲んで麻雀牌を混ぜていた。

    後日。和夫が面接から部屋に帰ると、イマキヨさんたちはまだ牌を混ぜ続けていた。すると、元カノの晴美が和夫の部屋を訪れてきた。 和夫の腕につけられてきたブレスレットを見て晴美は「まだしてくれてるんだ」 と和夫に言う。ヨリを戻したいといった晴美に和夫は内心喜んだが、態度には出さなかった。晴美は和夫の内定が決まったら一緒に住まないかと持ちかける。
    この時和夫は、「ここだと手狭だから引っ越そう」という晴美に同意する形で、イマキヨさんの3つ目のルールも破ってしまったのだ。焦った和夫は慌てて晴美を追い返す和夫だったが、イマキヨさんは4人のまま増えず、麻雀牌を混ぜていた。和夫はホッと安堵の息を吐いた。

    翌日。和夫は面接に向かったが、何故か4人のイマキヨさんが面接会場で待ち構えていた。たまらず和夫は逃げ出そうとしたが、イマキヨさんはその数をどんどん増やし、牌を混ぜる手つきをしながら和夫を追い詰めていく。 完全に取り囲まれてしまった和夫は「もう追い出したりしない!今までごめん!許してくれ!」とイマキヨさんに向かって土下座して謝ってしまったのだ。ついに和夫は最後のルールも破ってしまった。 これまで無表情だったイマキヨさんが、一斉に笑顔になっていく。 そしてどんどん和夫に近づいていき…。

    とある日。大学の教室で、吉井は友人にイマキヨさんのルールの話をした。「ばあちゃんが言うには、追い出したり傷つけたりすると、増えちゃうんだって」 「引っ越しの話をするとね、離れたくないってつきまとっちゃうらしいよ」 「謝るとね、その人が新しいイマキヨさんにされちゃうんだって」

    晴美が自分の部屋に帰ると、黒い頭巾の男が、1人テレビを見ていた。 男の腕には見覚えのあるブレスレットが光っていたのだった。

    世にも奇妙な物語 歴代人気ランキング

    怖い話に限定して、世にも奇妙な物語の「怖い」人気作品を紹介してきましたが、続いては、これまで放送された作品の中で筆者が選んだおすすめのものをランキング形式でご紹介します。世にも奇妙な物語は、怖いストーリー以外にも面白い「世にも奇妙な物語」が盛りだくさん。

    1位:イマキヨさん
    2位:空想少女
    3位:ニートな彼とキュートな彼女
    4位:はじめの一歩
    5位:ズンドコベロンチョ
    6位:昨日公園
    7位:美女缶
    8位:懲役30日
    9位:BLACK ROOM 
    10位:才能玉
    11位:夜汽車の男
    12位:23分間の奇跡
    13位:自殺者リサイクル法
    14位:ロッカー
    15位:雪山
    16位:過去からの日記
    17位:来世不動産
    18位:時の女神
    19位:13番目の客
    20位:トイレの落書
    21位:どつきどつかれて生きるのさ
    22位:迷路
    23位:思い出を売る男
    24位:相席の恋人
    25位:石油が出た
    26位:自販機男
    27位:サブリミナル
    28位:峠の茶屋
    29位:ハイ・ヌーン
    30位:栞の恋

    上のランキングにもある「昨日公園」「イマキヨさん」「ハイヌーン」「ズンドコベロンチョ」「思い出を売る男」の5作品は、2015年にリメイク放送されました。「イマキヨさん」は怖い話としても人気な作品です。世にも奇妙な物語史上最も人気のあるストーリーです。

    いかがでしたでしょうか?

    今回紹介した「怖い」世にも奇妙な物語は、後味が悪く感じるほど、ゾッとするような怖いストーリーばかり。みなさんも是非、気になった怖い作品があれば見てみてはいかがでしょうか?来年もどんな世にも奇妙な物語を放送するのか、今から楽しみです。

    TOPへ