木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
「渇き。」は2014年公開の日本映画。
中島哲也監督が手掛けたミステリー作品です。
突然失踪した高校生の娘を探す父親が、その過程で今まで知ることの無かった娘の姿を知ってしまうという衝撃的な作品というのがあらすじ。
公開当時、内容のショッキングさが話題になりました。
一体その内容とは?
細かく分けたあらすじを完全ネタバレでご紹介します。
物語のきっかけになるあらすじを紹介します。
元刑事だった藤島昭和(役所広司)は、現在安アパートの一室で一人で暮らしています。
仕事は警備員です。
結婚し一人娘の加奈子がいましたが、妻の浮気相手に暴力を振るったことで仕事も家族も失ってしまいました。
現在は精神科で薬を処方してもらいながらの生活をしています。
さらに昭和はコンビニで起きた殺人事件の現場に居合わせてしまい、警察で取り調べをうける日々。
担当している刑事は、元相棒の朝出(妻夫木聡)でした。
加奈子が疾走した3年前、加奈子には同じ中学の男子で緒方という恋人がいました。
しかし自殺していたのです。
それと同時に加奈子がアプカリプスという組織と付き合いがあることもわかりましたが、アポカリプスのボスは石丸組という暴力団から目をつけられていました。
そんな矢先、別れた妻から連絡が入りました。
娘の加奈子が失踪したとのこと。
3年振りに昭和は妻を訪ね、娘の部屋を捜索しました。
すると加奈子の所持品から覚せい剤を発見。
昭和は動揺を隠せません。
昭和は刑事の感を信じたことと、自分の独自の方法で娘を探し始めました。
しかしその過程で娘のとんでもない事実が発覚し始めます。
その石丸組が何と昭和を狙ってきたのです。
昭和は咄嗟に「加奈子が持っていた覚せい剤を探している」と思うのですが、どうやら彼らが探していたのは写真とネガでした。
石丸組が探していた写真とネガ。
それには政治家のような権力のある人間が少年や少女を金で買っている姿が残されていたのです。
昭和は、たまたまこのネガと写真を遭遇した殺人事件の被害者のバイクから見つけます。
しかし娘を探す重要な証拠になるかもしれないと、警察には提出しませんでした。
この少年や少女を権力者に斡旋しているのが「趙」という人物で、売春させるまでに彼らを薬物中毒にしていたのです。
趙は大宮一帯を仕切っている実業家。
その趙と組んで売春クラブをやっていたのが加奈子でした。
売春させる前に薬漬けにする役を加奈子が担当していたのです。
しかも趙はこの権力者たちの趣味を写真に撮影し、何かあった時に脅迫出来るようにと考えていました。
しかし加奈子はその趙の写真とネガを顧客に流し、趙が裏切ったように仕向けたのです。
このことで加奈子は趙、石丸組、警察、不良グループなどから追われることになったのでした。
昭和の周りで慌ただしく警察たちも動き始めます。
趙が脅しのネタにしようとしていたネガには、警察官僚の写真もあったからです。
一方で昭和は加奈子が何故、趙と売春クラブを運営し裏切り行為をしたのかの真実に行き当っていました。
実は緒方を自殺に追い込んだのは趙とアポカリプスだという事を知り、わざわざ近づいたのでした。
全ては緒方の為。
昭和は趙を殺害し、加奈子の無念を晴らしました。
しかしその後加奈子を探してもどこにもいません。
実は加奈子は中学時代の担任、東に殺害されていました。
加奈子は東の娘にまで売春クラブの斡旋をし、東の恨みをかったのです。
そして加奈子は東により雪山に埋められてしまいました。
昭和は娘を殺した犯人が東だと気づき、埋めた場所を聞き出します。
そして射殺しました。
昭和は雪山に行き、埋められている加奈子を探すべく掘り出すのでした。
韓国でも2009年「渇き」という映画が公開されました。
しかし日本の「渇き。」とはまったく関係ありません。
大まかなあらすじは、神父様が思いがけず吸血鬼になってしまうという物語。
恋愛ホラー映画として別物なので注意しましょう。
原作が小説の「渇き。」はキャストが話題になりました。
内容がハードなだけに、そのキャストは気になるところですね。
こちらでは「渇き。」のキャストについてご紹介します。
役所広司演じる藤島昭和は元刑事。
妻の不倫相手に暴力を振るったことで依願退職し、現在は警備員として安アパートに暮らしています。
精神の病で病院に通院中。
短気で横柄なところがある性格です。
藤島昭和の娘で3年前に失踪。
父である昭和が必死に捜索中です。
小松菜奈のフレッシュで小悪魔演技が魅力的です。
2015年1月14日に発表された「第38回日本アカデミー賞」優秀賞に、小松菜奈さんが新人俳優賞を受賞されました。
2020年現在では、たくさんの作品に出演されている小松さん。「渇き。」ではそんな小松さんの初々しい姿が見られるかもしれません。
藤島加奈子の中学時代の担任。
加奈子を探している父親・昭和に中学時代の話をする役所で出ています。
中谷美紀の演技力に注目が集まります。
「followers(フォロワーズ)」は、SNS社会において直接的、間接的に影響し合い生きていく姿と、現在のTOKYOのリアルライフを交えて、女性たちの生き様を描いたドラマ作品です。
監督は、独特の感性、色鮮やかな映像表現力を持つ鬼才・蜷川実花さんです。
「渇き。」とは全く違う中谷美紀さんの魅力を感じられますよ。
映画「渇き。」の原作は深町秋生が書いた「果てしなき渇き」です。
「第3回このミステリーがすごい」大賞を受賞した作品。
計25万部突破のベストセラー小説となりました。
いかがでしたか?
非常にショッキングな内容と描写で好き嫌いが分かれる可能性もありますが、物語としてはミステリー要素が強くおすすめです。
是非興味を持った方はご覧下さい。
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【この記事は2020/04/13に更新されました。】