恋愛中の方も、そうでない方にも、ぜひ読んでほしい恋愛小説7選
2016/09/01
shinya_7
現在、話題のマンガ・映画・小説などの作品のラブコメと言われる作品が多くあります。
因みにラブコメディの略語「ラブコメ」は和製英語です。
恋愛要素とコメディ(喜劇風)を合わせた言葉で、欧米の方へ説明するとしたら、「ロマンティックコメディ」という言葉が一番近い言葉ではないでしょうか。
映画や漫画などラブコメを取り扱う作品はたくさんあるのですが、ラブコメ小説は年齢を問わず人気があります。
サスペンスやSF、ハードボイルドといった女性が敬遠しがちなハードなジャンルも、恋愛要素やコメディをプラスさせ、ラブコメとして発表すると女性ファンが増えるようです。
ラブコメと言われるジャンルのほとんどが、ストーリーの途中で一息いれられるコメディ要素が加わえられる作品が多いようです。
小難しい表現はほとんど使われないので、10代から20代の若い世代に支持されている作品も多くあります。
読者を飽きさせないように、読みやすい工夫を凝らした作品が多く、小説を普段読まない方も、漫画や映画を見る感覚で内容が理解できます。
読書が苦手な方は、ブコメジャンルの小説から読んでみませんか?
最近どんな小説を読んでいますか?
最近小説を読んでいない方や読書をしたいけれど何を読んだらいいかわからない方に、秋の夜長にピッタリな、ラブコメ小説をまとめました。
おすすめのラブコメジャンルの人気小説5作をご紹介します。
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図書館戦争
角川文庫
有川浩(著)
¥720(税込)
小説家・有川浩さんの人気シリーズ「図書館戦争シリーズ」は本編が「図書館戦争」「図書館内乱」「図書館危機」「図書館革命」が4作品あります。
あらすじ
舞台は2019年の架空日本。
公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を規制するための「メディア良化法」が制定され、不適切とされた創作物は処分されるようになりました。
武力行使も行われる、行き過ぎた検閲から本を守るための組織・図書隊に入隊した少女の成長と、恋物語描かれた人気小説です。
コミック・図書館戦争 LOVE&WAR 全15巻
白泉社(花とゆめコミックス)
弓きいろ (著)
¥6,950(税込)
主人公の成長と恋愛部分に主軸を置き、小説よりも少女漫画テイストが強め作品です。
映画・図書館戦争
DVD(130 分)
佐藤信介 (監督)
¥2,536(税込)
2013年4月に公開された実写映画「図書館戦争」は、岡田准一・榮倉奈々など人気俳優が演じた実写映画「図書館戦争」は、原作である小説のファンも納得の仕上がりで、映画も大ヒットしました。
(株)魔法製作所ニューヨークの魔法使い
創元推理文庫
シャンナ・スウェンドソン(著)
今泉敦子(訳)
¥1,058(税込)
ニューヨークを舞台にしたファンタジー要素が強めの人気シリーズ小説です。
あらすじ
主人公のケイティがニューヨークでついた就職先は「魔法製作所」でした。
一筋縄ではいかない個性的な人々(人ではないものも、)と、仕事や恋に奮闘する主人公の成長が描かれた小説です。
「(株)魔法製作所シリーズ」は、魔法版「ブリジット・ジョーンズの日記」といったイメージの人気小説です。
ファンタジー小説というと子供向けなものが多いですが、この小説のシリーズはきちんと大人用に書かれたファンタジー小説です。
ひとめあなたに…
創元SF文庫
新井素子(著)
¥842(税込)
1981年に発表された「ひとめあなたに…」は、SF小説で、サイコサスペンス要素ありの恋愛小説です。
あらすじ
主人公の圭子は最愛の恋人から癌で余命いくばくもないという理由で突然の別れを告げられます。
しかも“地球に隕石が激突する。人類に逃げ延びる道はない”というニュースが飛び込んできました。
そこで圭子は、地球が終わる前に最愛の恋人へ一目会うために練馬から鎌倉を目指して歩きます。
SF要素とサスペンス要素にラブコメ要素がプラスされた小説です。
小説は、主人公の圭子が恋人に会うために、鎌倉を目指す道すがら出会った人々の狂気を感じる4つの物語で構成されています。
植物図鑑
幻冬舎文庫
有川浩(著)
¥740(税込)
人気小説家・有川浩さんの作品で、2016年に映画化もされました。
あらすじ
「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか」
そう声をかけられて思わず拾ってしまったイケメンは、家事万能のスーパー家政夫のうえ、重度の植物オタクでした。
週末ごとにご近所で「狩り」する風変わりな同居生活が始まりました。
大人版の少女漫画のような胸キュン要素がたくさん詰まった人気小説です。
作品に登場する料理は、小説の巻末付録に美味しい道草料理(ちょっぴりほろ苦い)のレシピが掲載されています。
夜は短し歩けよ乙女
角川文庫
森見登美彦(著)
¥604(税込)
小説家・森見登美彦さんの作品は、読者の評価が大きく分かれる程の、独特の世界観が魅力です。
あらすじ
後輩である少女に恋をしている主人公は、彼女という城の外堀を埋めるべく日々彼女を追い掛け、なるべくその目に留まろうと行動します。
その彼女はその想いに気づいてくれません。
そんな中、2人は奇妙な人物に出会い、奇抜な事件に巻き込まれてしまいます。
山本周五郎賞を受賞し、2007年に本屋大賞2位にも選ばれた人気小説です。
ラブコメ小説は、読書が苦手な方でも思った以上にスラスラ読め、漫画や映画を観終った時の爽快感を味わえます。
まだラブコメ小説を読んだことがない方は、秋の夜長にラブコメ小説を読んでみませんか?
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