読み始めたらとまらない!時間を忘れて読んでしまうおすすめ小説
2021/12/02
shinya_7
恋という厄介なテーマを取り扱う小説は古今東西たくさん登場します。
それだけ多くの人が悩むテーマなのでしょう。
恋とはするものではなく、落ちるもの
様々な恋愛小説で登場したセリフですが、恋愛は本人の意欲だけではできない厄介なものです。
だからといって、じっと待っていても恋は訪れません。
かといって、がむしゃらに「恋愛」を求めてもうまくいかない事がほとんどです。
現在、恋愛中の方には共感を、恋に悩んでいる方には解決のヒントを、出会いを待っている方には恋愛のリハーサルができる恋愛小説を読んでみませんか?
恋愛小説は、学生の甘酸っぱくも爽やかな恋愛小説から、人の感情が複雑に絡み合う大人の恋愛小説など作品の幅は広くあり、普段恋愛小説を読まない方にとって何を読んだらいいのか迷われるでしょう。
普段恋愛小説を読まない方も、わかりやすく読みやすい、おすすめの恋愛小説を7作ご紹介します。
小説 君の名は。
新海 誠(著)
角川文庫
¥605(税込)
東京と山深い田舎町にそれぞれ住む二人が、出会うはずがないのに夢でお互いが入れ替わっている事に気づき運命の歯車が回り始めます。
スラスラと読みやすい文章は、普段小説を読まない方にもオススメです。
「君の名は。」は、2016年8月に最新アニメーションの映画が公開され、大ヒット中です。
小説は、新海誠監督本人が執筆され、あとがきでは「単体でも楽しめるが、映画と小説で相互補完的であること」と述べられています。
単体で楽しんでもいいのでしょうが、映画と小説両方を合わせた方がより楽しめる作品です。
植物図鑑
有川 浩 (著)
幻冬舎文庫
¥740(税込)
胸がキュンキュンする少女漫画のような恋愛小説を読みたいと思ったら、オススメは「植物図鑑」です。
あらすじ
「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか」
道端で思わず拾ってしまったイケメンは、家事万能のスーパー家政夫のうえ、重度の植物オタクでした。
恋愛ストーリーの王道の小説です。
トキメキが欲しい時にオススメの1冊です。
2016年6月に映画化され、主演は岩田剛典さんと高畑充希さん。
小説同様、胸キュンな恋愛映画は、大ヒットしました。
レインツリーの国
有川 浩 (著)
新潮文庫
¥464(税込)
人気小説家・有川浩さんの代表作「レインツリーの国」は、難しいテーマの恋愛小説です。
お互いがお互いを気遣う様子は泣けます。
あらすじ
「レインツリーの国」というブログで出会った二人。
共通の趣味を持つ二人が接近するのにそれほど時間はかかりませんでした。
しかし実際に「会いたい」と願う主人公に対して、かたくなに会うのを拒む彼女には、そう主張せざるを得ない理由があり…。
ネットで出会った二人が恋愛に発展していく小説です。
2015年11月に映画化されヒットしました。
主人公は玉森裕太さん。
ヒロインは西内まりやさんが演じます。
恋愛映画ですが、障がいを持つ人と持たない人の関係を考えさせられるヒューマンドラマな要素もあります。
ぼくは明日、昨日のきみとデートする
七月隆文(著)
宝島社文庫
¥723(税込)
甘々な恋愛ストーリーが苦手な方も、きっと楽しめる恋愛小説ですが、途中から涙が止まらなくなるので、人前で読むのはあまりオススメできません。
あらすじ
京都の美大に通う主人公が、高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけます。気配り上手でさびしがりやな彼女には、想像もできなかった大きな秘密が隠されていたのでした。
甘酸っぱい恋愛テイストにSF要素が加わった作品です。
主人公に、福士蒼汰さん。
ヒロインは小松菜奈さん。
どちらも現在注目の俳優さんです。
面白い小説の映画、そして素晴らしいキャストに期待で胸が膨らみますね。
映画の公開は2016年の12月に予定されているので、わくわくしながら気長に待ちましょう
きらきらひかる
江國 香織 (著)
新潮文庫
¥497(税込)
第2回(1992年) 紫式部文学賞受賞。
人気小説家・江國香織さんが描く風変わりな恋愛小説です。
内容は賛否両論あるのでしょうが、江國さんの書く不思議と心地よい文章に浸りながら読書を楽しめます。
あらすじ
妻はアル中、夫はホモセクシャルで恋人います。
そんな二人はすべてを許しあって結婚したはずでしたが…。
結婚のあり方について考えさせられる小説です。
設定がハードなわりには、読んでいて爽やかな気分になれます。
1992年に薬師丸ひろ子さん・豊川悦司さん・筒井道隆さんをキャストに映画化されました。
映画版では夫の恋人が妻に嫉妬するなど、小説とは若干異なる描写や設定が見られたようです。
君の膵臓をたべたい
住野よる(著)
双葉社
¥1,512(税込)
偶然に病院で拾った1冊の文庫本。タイトルは「共病文庫」。
それはクラスメイト綴っていた、秘密の日記帳でした。
余命幾許もない病気を患っても、人との関わりを大切に生きる少女と、人との関わりを極端に嫌う少年との出会いと別れを描いた小説です。
本のタイトルに驚きされますが、内容は純愛小説です。
読んでいると涙が止まらなくなるので、一人でこっそり読見ましょう。
恋愛小説を読み恋愛の疑似体験をする事で、心がときめき、生活にも潤いが生まれます。
最近、恋愛から遠ざかっていると感じたり、恋愛に疲れいる方は、恋愛小説を読んで疑似恋愛から始めてみませんか?
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局