【画像あり】あのデスノートには、何と!真の最終回が存在した!
2015/10/08
グリ777
2015年、音楽は本場ブロードウェイの作曲家、鬼才フランク・ワイルドホーン氏が手掛け、音楽スーパーバイザーには、グラミー賞受賞経験を持つジェイソン・ハウランド氏、そして演出は日本を代表する演出家・栗山民也氏を迎え、世界的クリエイター陣のコラボレーションから本ミュージカルが誕生。
日本ミュージカル界に漫画原作×ブロードウェイミュージカルという革命を起こした。
初演以来熱狂的な作品ファンを生み出し、『デスノートTHE MUSICAL』は、“デスミュ”として子供から大人まで楽しめる第一級のエンターテインメント作品として愛される作品となり、2017年の再演では、日本国内を飛び出し、海外公演(台中公演)でも大成功をおさめている。
そして、世界が東京に注目をする2020年、オール新キャストでの上演が決定!
2015年に初演を迎え、大人気となったミュージカル「デスノート」が、2020年に上演されました。
漫画と共に様々なコンテンツでも人気の作品ですよね。
その後の物語をご紹介する前に、『デスノート』の物語のあらすじを振り返ってみましょう。大丈夫だと思いますが、『デスノート』を未読の人はネタバレになるのでご注意ください。
死神によってデスノートに名前を書かれLが死亡した五年後、二代目Lとして警察のトップに君臨していた夜神月。
裏では、デスノートを使いキラとしての活動を続けている月の前に、「Lの後継者」として育てられてきたメロとニアが現れます。
一代目Lを失ったその後、ニアはSPKと呼ばれるキラ対策特務機関を設立し、キラを追います。ニアは雰囲気もLに似ている感じがしますね。
一方メロは、ニアとは折り合いが悪く、独自にキラを追いますが、デスノートに名前を書かれ死亡。メロの起こした行動によって、メロはキラの策略に気づき、ついに月を窮地に追いやります。
あとがなくなった月は、リュークにデスノートにニアたちの名前を書くように命じます。しかし、死神に頼りだした月を見捨て、リュークはデスノートに「夜神月」の名前を書き、月は断末魔の末に死亡します。
キラが死亡し、夜神月とL達の長い戦いは終わりを迎えました。しかし、キラが残した爪痕は大きかったようです。その後の世界はどうなったのでしょうか?
デスノートの原作は主人公の夜神月が死んで終わりではなく、最終回でもその後について多少語られています。2011年1月28日は、月が死んでからちょうど1年後になります。キラがいなくなり、犯罪数も戻ってしまいました。
このことに対して、キラを追っていた松田はなんとも言えない心境のようです。一見世界はキラがいる前に戻ったようにも見えます。
二代目L(ニア)と日本警察はその後も繋がっており、さまざまな犯罪組織の抑圧に取り組んでいるようです。日本警察の中には、ニアを快く思っていない者もいるようです。
月の死亡したその後、デスノートを燃やしても死なないと知ったニアはすぐさま2冊のデスノートを燃やしました。デスノートはもう残っていません。
漫画のラストでは、キラの信者と思われるマントを被った大勢の人間が、三日月の昇る夜に山頂で、キラに祈りを捧げるというシーンで終わっています。キラは死して尚、その後の世界に影響を残したと言えます。
デスノートのラストシーンでは、キラを信じる女性が大写しで描かれています。恐らくキラの存在が救いになった人物なのでしょうが、当時はかなり話題になりました。この女性はミサではないかとも言われましたが、原作者のコメントで否定されました。
漫画原作の連載が終了後、『デスノート』の映画化を記念して、その後の描きおろし漫画が掲載されました。(2008年月刊ジャンプ11号)
あくまでおまけ程度に描かれた短編ですが、デスノートファンにはありがたい原作の続編は話題になりました。キラの正体はその後も伏せられており、夜神月の家族にも死の真相などは秘密になっています。
キラ事件の解決から3年。一代目のLとキラの死は公にされず、その後はニアが二代目Lとして役割を担い続けてきました。
キラを信じ続ける人々の存在が残り続けている日本で、新たにデスノートを使っていると思われる現象が起こります。しかし、以前の心臓麻痺で犯罪者が中心に死んでいきましたが、今度は日本国内で65歳以上の高齢者が次々と病死します。
描かれたその後の世界は自分の将来に期待を持たない無気力な若者が増えており、再び起こる大量不審死をキラの復活と歓迎する空気もありました。ニアは新たなデスノートが人間界に来たことを悟ります。
Lとして活動しているニアは、Lとしてどう対応するのが最善か悩んでいました。
LはL、ニアはニアのやり方で対処すればいい。そんな結論に行きついたニアは、今回のデスノートの事件からは手を引くことに決めました。日本警察側は驚きますが、国内で起こっている事件なのだからいつまでもニアには頼らず、自分たちの手で解決しようという気持ちが高まりました
その後のデスノートのニアは精神的にも外見的にも変化しており、成長が感じられるように描かれています。雰囲気は初代のLに近づいてきたように見えます。
最後にニアは放送で、デスノートを使っている人物に対して「人殺し」と言い放ちます。デスノートを使っていた人物は、ニアの一言で発狂してしまい自分の名前をノートに書いて死んでしまいます。
ニアは自分の行動をLらしくないかもしれないと言いますが、自分のやり方で新しいLとして仕事をしていくつもりのようです。その後のニアからは確かな成長が感じ取れます。
その後を描いた漫画には、死神たちの会話もありました。なんと、その後の世界では死神界でいくつものデスノートを手に入れやすくなっているそうです。
デスノートが入手しやすくなったせいで、新しく登場した死神がデスノートをわざと地上に落としたことが判明します。しかし、ニアに「人殺し」と言われただけで、犯人は自分の名前をデスノートに書いてしまいました。
リュークは月の言葉を思い出します。「デスノートを使う人間に必要なのは、強い精神力と信念」強い信念、という点に関しては、ニアも夜神月のことを認めていました。
その後の世界では、デスノートの存在は警察関係者にも知られています。月は天才でしたがデスノートが知られていなかったために、犯行を続けられた面もあります。月のようにデスノートを使いこなす人間はまず現れないでしょう。
デスノートには作中で第二のキラと呼ばれたヒロイン弥海砂(あまね ミサ)がいました。夜神月を愛しており、デスノートを使うことで彼の犯行に協力しました。最終回では登場せず、その後が描かれていないキャラクターの1人です。
ミサのその後はどうなったのでしょうか?
最終回のラストシーンで登場した女性がミサではないかと言われましたが、否定されています。その後、漫画では一切ミサのその後は描かれていませんが、原作者のコメントで死亡したことが確認されています。
デスノートのミサのその後を書く予定もあったようですが、どうしても状況的に描けなかったため死亡したことだけ発表されたそうです。はっきり決まっているわけではないそうですが、月の死を知って自殺したというような展開が考えられているようです。
デスノートでは月の家族も登場しました。父の夜神総一郎は最終回前に死んでしまいました。妹の粧裕や母の幸子がどうなったのか、最終回でも描かれませんでした。2人はどうなったのでしょうか?
月の妹粧裕はマフィアに誘拐された後、救出されました。心に傷を負いますが、その後が描かれていません。ネットでは精神が崩壊したようにも言われていますが、アニメでは成人式に出席しているようで普通の生活を送れるくらいには回復したようです。
月がキラだということは明かされず、平穏な人生を送っただろうと言われています。
月の母幸子は非常に出番が少ないです。夫が死に、粧裕が心に傷を負った後どうなったのかはわかりませんが、アニメでは泣いている姿が描かれました。ドラマでは死亡していますが、原作では生きていると思われます。
実はデスノートには月の死後が描かれた物語があります。死後の世界はないとも言われたデスノートですが、死んだ月はどうなったのでしょうか?
デスノートで人を殺した月のその後は、デスノートで人を殺した分だけ自分が殺される苦しみを味わうという恐ろしいものでした。大量殺人をした分だけ、月が味わう苦しみはすさまじい長さでした。その時間をリュークに聞いた月は笑い出します。
ついに狂ったかと思うリュークですが、月は自分が苦しむ時間は存在できることを利用して死神大王と取引することを考えます。死んでも何も変わらない月を見てリュークは、「最高に…面白…!」と思うのでした。
公式の作品のように思える裏最終回ですが、実際はデスノートの絵を使ってセリフだけ変えたデスノートファンのいたずらのようです。よく見れば度々服装が変わっています。
しかし、月なら本当にこのくらい考えそうで、よくできた話になっていると思います。
2015年の7月に、デスノートは初めてドラマ化されました。10時半からの日曜ドラマでしたが、当時はかなり話題になりました。デスノートを使いこなし、警察を翻弄する夜神月が普通の大学生になるというまさかの展開になります。
ドラマではアイドル好きでミサのファンという驚きの設定でした。演じるのは窪田正孝さんです。
現在では、映画やドラマに多数出演する山崎健斗さんが、デスノートのドラマでLを演じました。山崎さんには厳しい意見が寄せられましたが、この役で注目度は上がりブレイクするきっかけになりました。
放送がスタートした直後から辛口の評価が多かったですが、スタート時から視聴率は上々でした。批判されることも多かったですが、窪田正孝さんの怪演もあり評価は高まっていきました。
デスノートは日本と韓国で2015年にミュージカル化されて好評を博しました。2年後には再演される人気ぶりで、韓国ではデスノートのミュージカルは賞にも選ばれています。
デスノートのスピンオフ作品が『DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件』のタイトルで小説もされています。執筆したのは物語シリーズの作者の西尾維新さんです。
FBI捜査官南空ナオミがLと協力した事件が小説になっており、原作ではほとんどわからなかった事件を読むことができます。
デスノートはこれ以外にも様々な作品がメディアミックスで作られており、ファンの2時創作も数多いです。デスノートの影響力の大きさがわかります。
huluで作られたデスノートのオリジナルドラマは、『デスノート NEW GENERATION』という名前がつけられました。全部で3話あり、2016年の映画の『デスノート Light up the NEW world』と世界観が同じです。
『デスノート Light up the New world』は、超高度情報化社会に現れた3人の天才が、デスノートを奪い合う内容になっています。特に意味のない設定だった「人間界で同時に存在していいデスノートは6冊まで」というルールが物語に深く関わってきます。
東出昌大、 菅田将暉、池松壮亮が主演として3人の天才を演じました。
『デスノート NEW GENERATION』は、『デスノート Light up the NEW world』に至るまでの敬意を描いた物語になっています。3人の主人公がそれぞれ一話分を担当し、彼ら一人一人の活躍が描かれました。
デスノートは2017年にハリウッド映画にもなっています。制作はNetflixでした。
世界中からアイディアが集まってくるハリウッドの中でも、デスノートの独特の世界観や深いテーマは評価が高いのでしょう。
しかし、ハリウッド版のほかの作品でもよく言われるように、デスノートの原作の原型をとどめていないと言われ評価は低いようです。
別物と割り切ってみれば面白いかもしれませんが、デスノートだと考えるとがっかりするようです。
ネットでも散々な評価を受けたハリウッド版デスノートですが、続編の企画が進行中です。
NetflixのCEOは、この映画は成功したと考えているという話も聞きます。
あくまで、酷評しているのはデスノートを元々知っている人達ですから、見たことがない人には好評だったということでしょうか?
デスノートのその後などについてご紹介しました。デスノートを使う人間が新たに登場しますが、やはり月のようにはいかないようですね。短編ですが、日本の警察やLとして独り立ちしたニア、その後の世界などファンが知りたいことが描かれていましたね、
デスノートの原作が終わってずいぶん経つのに、現在でも新作が作られ続けるのはそれだけデスノートが名作だったということでしょう。
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【この記事は2020/04/09に更新されました。】