人気アニメ「NARUTO」の主題歌特集!ファンも絶賛!厳選3曲!
2016/08/17
グリ777
『デスノート』(2003年~2006年連載)は、原作・大場つぐみ、作画・小畑健による少年漫画。
名前を書かれたものが死ぬ「デスノート」を巡るストーリーです。
12巻までの世界累計発行部数は3000万部を超えるという人気ぶりで、映画、アニメ、小説、ミュージカル、ドラマなどに展開を広げ、現在でも人気を博している作品です。
アニメなどの映像化にともない、独自の解釈でアレンジされる場合があり、最終回が原作と異なる場合があります。映画・ドラマでは、ストーリーに大幅な改変がありました。
今回は、アニメ版『デスノート』の最終回についてご紹介します。
| |
デスノートを使い新世界の神を目指す主人公。
声優は宮野真守。最終回の断末魔のシーンなど、演技力の高さが注目を浴びました。
デスノートを使って人殺しを行うキラを追い詰める世界の名探偵。原作通り、途中で死亡しますが、アニメでは最終回にも少しだけ姿を現します。
ニア:日高のり
Lの後継者。最終回でキラを追い詰める人物です。
デスノートに屈しず、キラの計画の一歩先を行き、落ち着いた様子で月をキラだと特定しました。
Lの後継者候補の1人。ニアとは別行動で月を追い詰めている途中に、デスノートに名前を書かれ死亡。最終回には登場しませんが、ニアが月を追い詰めるきっかけを作った人物。
月にデスノートを与えられた人物。最終回で月と共に追い込まれますが、原作とアニメではその死に方に違いが現れています。
月を盲信しているキラ信者、2冊目のデスノートの保持者。
月とは恋人関係とされています。最終回、月が追い詰められるシーンには登場していませんが、原作には無いワンシーンが追加で挿入されています。
アニメ版『デスノート』は、映画版やドラマ版と違いほぼ原作通りにストーリーを進めているので、最終回の結末には大きな変化はありません。まず、アニメ版の最終回を振り返ってみましょう。
ニアとの最終決戦の倉庫で、追い詰められた月は日本警察とニア・SPKのメンバーたちに囲まれます。月の計画では、魅上に全員の名前をデスノートに書かせるつもりでした。
しかし、SPKのジェバンニがデスノートと全く同じ筆跡・状態の偽のデスノートを作り上げ、本物のデスノートと取り替えられていました。
この偽のデスノートに夜神月の名前が書かれていなかったため、月がキラだということが証明されました。
後が無くなり、月はリュークにデスノートに名前を書くよう命令しますが、月を見捨てたリュークは、デスノートに月の名前を書きます。月は心臓麻痺が死因で死亡します。
このように、大体のあらすじは原作の最終回とあまり変わっていません。しかし、アニメ版ではカットされたシーンや追加された場面が数ヶ所存在しています。
原作の月は倉庫内で悶え苦しみ、生に執着した無様で狂気的な最期が描かれています。アニメ版の月は、銃に撃たれながらも隙をついて倉庫から逃げ出します。
工場内を走っている時に高校生の頃の自分の幻影とすれ違ったり、死に間際にLの幻覚を見た後、安らかな表情で最期を迎えるという最終回になっています。
原作では殺人犯ということで壮絶な死に際が描かれていましたが、アニメ版の月は人間らしい穏やかな死に際が描かれています。
原作では獄中死とされていましたが、アニメ版では倉庫内でペンで自分の胸を刺し自殺します。また、月の事を罵倒する描写もカットされています。
月からデスノートを与えられて名前を書き続けてきた魅上。キラという神を失った魅上の凄まじい表情が描かれています。
原作では、月が死んだ後の海砂については一切描かれていません。ですが、アニメ版では電車に乗ってビルの屋上へと向かう場面が追加され、自殺を思わせるようなシーンとなっています。
原作では、月の死に関しては蚊帳の外だったミサ。アニメ版『デスノート』では、最終回にミサのシーンが挿入されていたことに喜ぶファンも。
アニメ最終回、原作との相違点④
原作の最終回に描かれている月の死から1年後のエピソードが全てカットされています。そのため、キラのいなくなったあとの世界が描かれていません。
原作の最終回では、キラがいなくなった世界では再び犯罪が増えたことや、残り続けるキラ信者の姿が描かれています。また、デスノートはニアによって焼かれたことも明らかにされていました。
アニメ版『デスノート』の最終回まとめはいかがでしょうか。ストーリーに大きな変化はありませんでしたが、死に行くキャラクターの描写に違いがありましたね。
アニメ版の最終回で追加された、月が高校生の時の自分と擦れ違う描写などは、誰しも昔は普通の子どもだったということを思い出させるようなシーンでした。
最終回の改変を考えると、アニメの監督は大量殺人犯である月にも安らかな死を与えた、救いのある最終回に仕上げたという意図が感じられます。原作を読んだことのあるという方は、アニメ版『デスノート』の最終回だけを見ても楽しめると思うので、比較を楽しんでみてはいかがでしょうか。
| |
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局