2016/06/13
sakurayuzu
1993年に、TBSでドラマ『高校教師』が、放送されました。脚本は、野島伸司さんです。なんと『高校教師』の最終回の視聴率が33%だったのです!!数字から見ても、当時は大変話題となったドラマです。
『高校教師』の最終回のタイトルは「永遠の眠りの中で」でと、最後まで、結末がはっきりしていません。視聴者に委ねています。一体どうなったのか気になします!!二人共死んだのか、または、警察に捕まるのか・・・。
ドラマ『高校教師』主人公・羽村 隆夫役は、真田広之さん。
大学の研究室で教授の助手をしていたが、教授の紹介で日向女子高校へ理科の講師として赴任する。
契約を終え、研究室に戻るつもりが、研究室へは復帰できなりその後、二宮繭との出会いで変化していくという役どころです。
最終回まで注目です。
ドラマ『高校教師』ヒロイン・二宮 繭役は、桜井幸子さんです。
一見、明るく自由奔放だが、陰のある少女で、初対面時から羽村に付きまとう。相沢直子以外に友人はいないので、クラスでは孤立している。
母が亡くなる数年前から、父親からの倒錯的な溺愛に悩むという役どころです。
最終回まで注目です。
ドラマ『高校教師』二宮 耕介役の峰岸徹さんです。
繭の父親で彫刻家。芸術家として高く評価されているが、自身の健康面には無頓着で、病魔に冒されている状態。
二年前に妻を亡くして以来、娘にすがり束縛し娘と近親相姦の関係にあることう役どころです。
最終回まで注目です。
ドラマ『高校教師』新庄 徹役の赤井英和さんです。
羽村の同僚で、生徒から恐れられるているが、根は温厚で思いやりのある性格。
離婚した妻との間で、息子の親権を争って裁判で負けて息子は妻の元に行ってしまい、その後 藤村に暴行を加え 辞職するという役どころです。
最終回まで注目です。
ドラマ『高校教師』藤村 知樹役の京本政樹さんです。
羽村の同僚で、生徒からはアイドル的存在だが、裏では異常性を持つ。
被害者のひとりでもある直子からの訴えで、悪事が発覚し、新庄に殴られ負傷するという役どころです。
最終回まで注目です。
ドラマ『高校教師』宮原 志乃役の山下容莉枝さんです。
羽村の同僚で、繭の担任です。赴任当初、羽村に興味を持つが、異性トラブルなどから、次第に軽蔑するようになるという役どころです。
最終回まで注目です。
ドラマ『高校教師』田辺 里佳役の若林志穂さんです。
ドラマの中盤で教育実習生として登場。羽村に恋愛感情を抱いて、繭に宣戦布告するが、負けを認めて去っていくという役どころです。
最終回まで注目です。
ドラマ『高校教師』相沢 直子役の持田真樹さん。
繭の同級生で親友です。母と二人暮らしで、元々は藤村のファンだった。
藤村から強姦され妊娠していまう。強姦の様子を撮影したビデオテープをネタに関係を強要されるが、新庄との接触で心を開き、助けを求めるようになるという役どころです。
最終回まで注目です。
ドラマ『高校教師』佐伯 麻美役の中村栄美子さんです。
バスケットボール部のキャプテンで、繭に対して同性愛的な好意を抱く。
バスケットボール部の顧問となった羽村を罠に嵌めようとするという役どころです。
最終回まで注目です。
ドラマ『高校教師』三沢 祐蔵役の小坂一也さんです。
大学教授で、羽村の上司です。論文を盗作したことや研究室からの追放の為に娘との縁談と日向女子高校の教職を勧める。
冷淡な性格で、娘に愛情を抱いていないという役どころです。
最終回まで注目です。
ドラマ『高校教師』三沢 千秋役の渡辺典子さんです。
三沢教授の娘で、保育士をしていて明るい性格。父の薦めで羽村と婚約する。
樋口と浮気をして婚約破棄となる。
わがままに育ったが、父に認められたいという役どころです。
最終回まで注目です。
ドラマ『高校教師』樋口 尚樹役の黒田アーサーさんです。
羽村とは研究室の同僚でです。羽村と千秋の婚約を知りながら千秋と付き合う。
冷淡なところもあるが、基本的に軟派な性格とうい役どころです。
最終回まで注目です。
ドラマ『高校教師』の出演者は他に、金田明夫さん、小宮健吾さん、加藤貴子さん、森田洸輔さん、三浦浩一さん、広田レオナさんが出演しています。
ドラマ『高校教師』最終回までのストーリ①
「第1話 禁断の愛と知らずに 」
大学院助手から女子校教師になり、二宮繭と出会う。 羽村を信頼できると感じた繭は急接近する。 帰宅する羽村を尾行して、部屋に上がり込むと、羽村の婚約者の三沢千秋が来訪する。繭は逃げ帰る。 数日後、繭は千秋が見知らぬ男とホテルに入るのを目撃する…。
ドラマ『高校教師』最終回までのストーリ②
「第2話 嘆きの天使」
繭は毎朝下駄箱に「助けて」という手紙を入れるが、羽村は誰の仕業かわからない。羽村を慕って繭もバスケット部に入部する。 一方で直子は、藤村にレイプされ、その一部始終をビデオカメラに撮られてしまう。 繭は千秋に会うが、羽村との結婚は打算だと聞かされ千秋をエスカレーターから突き落としてしまう。
ドラマ『高校教師』最終回までのストーリ③
「第3話 同性愛」
バスケット部主将の佐伯麻美は同性愛の女子生徒で、繭と親しくする羽村が気にいらないので、 羽村を陥れようとします。 レイプされた直子は、元気なフリをして登校するが、ビデオをネタに藤村から関係を強要されてしまう。千秋を見舞った羽村は、樋口と千秋が抱き合うところを目撃して、長い間裏切られていたことに初めて気づく。
ドラマ『高校教師』最終回までのストーリ④
「第4話 僕のために泣いてくれた」
女子生徒は羽村のレイプ未遂の噂で、授業を集団でボイコットする。しかし、繭だけは羽村を信じる。 麻美は硫酸を羽村にかけようとするが、羽村をかばった繭に直撃しケガを負う。 羽村は千秋に愛されていないことを聞き、婚約を解消する。小沢教授に報告に行くと、研究室には二度と戻れないという真相を知らされる。 すべてを失い傷ついた羽村は、繭と動物園に訪れ、感情が押さえ切れなくなり繭の前で号泣していまうと繭も隣で涙を流す。
ドラマ『高校教師』最終回までのストーリ⑤
「第5話 衝撃の一夜」
羽村の兄が新潟から来るが、婚約破棄したことで兄弟ゲンカになるが、両親にはうまく話しておく、と弟を思いやる。暖かく見守ってくれる繭に愛情を抱き始める羽村。映画を見た後、鎌倉へ海を見に行く。 時間ばかり気にする羽村に腹を立て繭は、彼の時計を放り投げて、帰ろうとしない。 最終電車もなくなり、二人は鎌倉の旅館で一夜を共に過ごすことに。
ドラマ『高校教師』最終回までのストーリ⑥
「第6話 別れのバレンタイン」
羽村との無断外泊で停学処分を受けた繭。繭の父耕介は、密告したのは自分だと告げ、「繭は君の手におえる子ではない」と忠告する。 新庄の「二宮はどうするんや」という言葉で繭のために距離を置こうと決意し、バレンタインデーに一方的に別れを切り出す。
ドラマ『高校教師』最終回までのストーリ⑦
「第7話 狂った果実」
羽村との別れのショックから、繭は毎夜遊び歩くようになる。 繭は男たちに連れ込まれレイプされそうになるが、風俗嬢の亜弓に助けられる。直子は妊娠していることが発覚し、新庄に協力してもらい中絶手術に望む。 繭は、親しくなった亜弓のマンションに泊まった翌朝、浴室で自殺していた亜弓を発見して強いショックを受ける。
ドラマ『高校教師』最終回までのストーリ⑧
「第8話 隠された絆」
溝ができてしまった羽村と繭の関係。そのスキに教習生の里佳が羽村に好意を寄せ積極的にアプローチする。里佳は繭へのライバル意識から、繭にカンニングの濡れ衣を着させる。 ある日、羽村は下駄箱に「助けて」の手紙を入れる繭を目撃し、その意味を問うが繭は真相を言わない。 羽村は二宮家を訪ねる。そこで父と娘の信じられない関係を目撃する。
ドラマ『高校教師』最終回までのストーリ⑨
「第9話 禁断の愛を越えて」
直子の部屋に遊びに来た繭は、レイプされた時のビデオテープを見てしまう。繭は、直子のために視聴覚準備室に入り込みマスターテープを奪い、新庄の机の上に置く。新庄は、直子の腫れ上がった顔を見て激怒し 「教師の前に人間や」と、藤村に殴りかかる。 羽村は、その新庄の「俺が助けてやらんと、誰が助けてやるんや…」という言葉に動かされ、繭を二宮家から連れ出す。
ドラマ『高校教師』最終回までのストーリ⑩
「第10話 僕たちの失敗」
繭を自分のアパートに連れ去り、羽村はホテルに泊まることでけじめをつける。 だが連日電話をかけ、アパートに侵入しようとする狂気じみた耕介に繭と羽村は怯える。 繭と父親との性関係がどうしてもひっかかる羽村は、繭に思わずきつい言葉を吐いてしまった。繭は「父親の元へ帰る」と置き手紙を残して去る。繭と耕介が海外に行くことを知った羽村は、成田空港へと追いかけ、耕介を刺してしまう。
ドラマ『高校教師』最終回までのストーリ⑪
「最終話 永遠の眠りの中で」
タクシーで自宅に戻った耕介は「どうせ長くはなかった」と、2人をかばうため自らに火を放つ。平然を装う羽村だが、心の中では自首を決意。 繭は尾行する刑事をまいて羽村のアパートへ。 羽村は繭に一緒に新潟に行こうと約束するが、翌朝一人で姿を消す。 しかし、繭は同じ電車にいた。二人は普通列車の椅子に寄り添い合い、小指に赤い糸を結びつけて、静かに列車に揺られるのだった。
1993年のドラマ『高校教師』最終回から10年後の2003年に続編として、主人公の教師役に藤木直人さん、ヒロインに上戸彩さんで放映されました。
1993年のドラマ『高校教師』最終回から10年後の2003年の続編ドラマ『高校教師』のテーマを野島伸司さんは以下のように語っています。
「今回は愛の実験による『依存』がテーマ。
表面的に愛し合っているように見えるが、依存し合う関係が、本当に愛と呼べるのか、を問う。
プレッシャーはあるが、十年前の自分と闘う気になった」
1993年のドラマ『高校教師』の平均視聴率は21.9%で、最高視聴率は最終回の33.0%と高視聴率でしたが、本作は平均視聴率10.8%で、最高視聴率は14.9%でした。
それだけ前回の作品が話題作だたのですね!!
話題になったドラマ『高校教師』最終回までのストーリーを紹介しました。いかがでしたか?
やっぱり、野島伸司さんの脚本は奥深いですよね!見ごたえがあります。記憶に新しいベストセラー小説『アルジャーノンに花束を』の脚本も野島伸司さんでした。
今後も話題になったドラマ『高校教師』最終回のようなドラマがあるか楽しみですね!!
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