2016/08/01
sakurayuzu
「教師と生徒の愛」という禁断のテーマを描いた名作ドラマ「高校教師」。本作は真田広之&桜井幸子のコンビで贈る1993年版。ヒットメーカー・野島伸司がTBSで初めて連続ドラマの脚本を手掛け、最終回に33%という高視聴率を記録した。無垢な魂を持った一人の少女との無償の愛の数々に、教師・羽村は自らの人生を狂わせていく…。ラストシーンに描かれた禁断の愛の結末は大きな波紋を投げかけた。主題歌は森田童子「ぼくたちの失敗」。
高校教師の概要です。これから、登場人物とともに、高校教師のあらすじを追っていきたいとおもいます。
主人公。もともとは大学の研究室で三沢教授の助手をしていたが、教授の娘の千秋と婚約直後、教授の紹介で日向女子高校へ理科の講師(科目は生物)として赴任。年度末である3月で契約を終え、研究室に戻るつもりでいたが、千秋の本心を知って破談になった直後、実は教授から疎まれており、千秋との縁談は論文を盗作したことへの口封じであったことと、結婚していても研究室へは復帰できなかったことが露見する。運動が苦手だが、一時期はバスケットボール部の顧問もしていた。時に孤独な一面を持ち、繊細で温厚、そして良識的な性格であったが、二宮繭との出会いで変化していく。出生地と実家は新潟県。
高校二年生のヒロイン。一見、明るく自由奔放な性格だが、陰のある少女。初対面時から羽村に付きまとい、突発的な行動も見られる。嫌われたりいじめられたりしている様子は見られないが、相沢直子以外に友人はおらず、クラスでは半ば孤立している。母が亡くなる数年前から、父親からの倒錯的な溺愛に悩む。
ドラマ「高校教師」の主人公とヒロインは思い出したくない過去や悩みを抱えている感じがします。この二人が出会い、どのように物語が展開していくのでしょうか?
#1 禁断の愛と知らずに
生物の非常勤講師として女子高への勤務が決まった羽村隆夫(真田広之)。隆夫は着任初日に生徒・二宮繭(桜井幸子)と出会う。
#2 嘆きの天使
隆夫(真田広之)が顧問となったバスケット部に入部した繭(桜井幸子)。一方、思いを寄せる教師・藤村(京本政樹)に会うため視聴覚室を訪ねた直子(持田真樹)は…。
ドラマ「高校教師」それぞれの禁断の恋の始まりです。高校教師羽村先生と繭、藤村先生と直子、いったいどうなるのでしょうか?
#3 同性愛
隆夫(真田広之)をバスケット部から退けようとする麻美(中村栄美子)は、隆夫を倉庫に閉じ込めてしまう。そして、麻美は繭(桜井幸子)にキスをし…。
.#4 僕のために泣いてくれた
繭(桜井幸子)を部活に連れ出すことを隆夫(真田広之)に阻止された麻美(中村栄美子)。逆上した麻美は隆夫に塩酸を投げつけ…。
ドラマ「高校教師」。同性愛。世の中の動きをリアルに物語の中に入れてあると思いました。ドラマではありますが、リアルです。
#5 衝撃の一夜
繭(桜井幸子)に火傷を負わせた麻美(中村栄美子)は転校した。一方、直子(持田真樹)は「食事に付き合えばビデオテープを返す」と藤村(京本政樹)から誘われ…。
#6 別れのバレンタイン
繭(桜井幸子)の父・耕介(峰岸徹)の密告で、隆夫(真田広之)が繭と外泊したことが学校中の噂になり、繭は停学に。隆夫は教師を辞める決心をする。
ドラマ「高校教師」も中盤に入り、内容もエスカレートしてきました。同年代だったわたしには、リアルすぎました・・・。
#7 狂った果実
マンションの一室で襲われかけた繭(桜井幸子)は、亜弓(広田玲央名)に助けられる。一方、直子(持田真樹)は体育の授業中に倒れ、妊娠が発覚する。
.#8 隠された絆
隆夫(真田広之)は繭(桜井幸子)に対する気持ちを伝えようと、繭の自宅を訪ねた。しかし、耕介(峰岸徹)に案内された部屋で隆夫が見たものは…。
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#9 禁断の愛を越えて
繭(桜井幸子)と耕介(峰岸徹)の関係を知った隆夫。そんな中、繭は直子(持田真樹)が藤村(京本政樹)に暴行されているところを撮影したビデオテープを見てしまう。
ドラマ「高校教師」もクライマックスに近づいてきましたが。まだまだ目が離せません。繭の父親が繭への愛情を示す方法が異様すぎて、正直怖かったです・・・。
#10 僕たちの失敗
「君と向き合う」という隆夫(真田広之)の言葉に幸福を感じる繭(桜井幸子)。放課後、二人はデートをするが、隆夫は耕介(峰岸徹)への嫉妬から繭を責めてしまい…。
.#11 永遠の眠りの中で
耕介(峰岸徹)が焼死し、警察は隆夫(真田広之)に疑惑の目を向ける。そんな中、繭(桜井幸子)と二人で新潟に行く約束をしつつも、一人で列車に乗り込んだ隆夫は…。
ドラマ「高校教師」も最終回。この最終回の最後のシーン。これは生きているのか否か・・・。生きていて、幸せになってほしいなと思います。
ドラマ「高校教師」の主題歌、ぼくたちの失敗・・・。ドラマにマッチした曲だったと思います。また、森田童子さんの歌声もマッチしていたと思います。
サブタイトルは「もうひとつの繭の物語」。テレビドラマの好評をうけ、高校教師と女生徒との道ならぬ恋愛を映画化した。ヒロインの名が「繭」であるという点以外は、テレビドラマとのつながりはない。
映画の「高校教師」は、ドラマ「高校教師」とは全く関係ないようで、ヒロインの名前がいっしょなだけという、続編を期待したのに、残念ですね。
社会現象ともなった1993年版「高校教師」から10年後の2003年に放送された作品、人に話すことの出来ない秘密を抱える数学教師・湖賀役を藤木直人、湖賀を一途に慕う女子高生・雛役を上戸彩が演じた。第1話からスリリングなストーリー展開で、"新たな禁断の愛"の世界を描き話題となった
1993年と内容は似ているかもしれないが、全く違う「高校教師」でした。93年のドラマ「高校教師」から10年。また新たなドラマ「高校教師」が始まったという感じでした。主題歌と出演者の京本政樹さんが変わらなかったというのは、びっくりでした。、
ヒロイン役の二宮繭は当初、観月ありさを予定していたが、台本の内容に賛同を得られなかったため、桜井幸子に変更された。また、ヒロインの親友・相沢直子の役も何人かの女優に出演拒否され、持田真樹が担当した。相沢直子に強姦する教師・藤村知樹の役を演じた京本政樹はそれまで『必殺仕事人V』など、時代劇俳優としてのイメージが強かったが本作で狂気じみた役どころを演じ、そのイメージを一変させた
ドラマ「高校教師」のキャスト選びが大変だったということは知りませんでした。あれだけの役を体当たりでやらなければいけないので、考えてしまうこともあったのでしょう。
高校のロケ地は、日本基督教短期大学(一部シーンでは宗教団体の施設を利用している)である。また、最終回に登場した青海川駅[2]に、一時期ではあるがロケ地巡りに来た番組視聴者の来客が増加した
ドラマ「高校教師」のロケ地公開。スタジオのセットだけではできないので、いろいろな場所の協力がないとできないのが、ロケかもしれませんね。
ドラマ「高校教師」をまとめてみて、懐かしさがありました。また、当時、このような衝撃的なドラマを放送して。と、思いましたが、視聴率が良かったこともわかりました。教師と生徒の禁断の恋ではありましたが、立場はどうであり、お互いにお互いを思いやる素敵な恋だと思いました。今の時代でもなかなか受け入れられないかもしれませんが、また、再放送があれば、見てみたいです。
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