2016/05/02
emifuru
2015/07/23 更新
1993年にTBS系で放送されたドラマ「高校教師」。このドラマは話題を集め、同年には映画化されました。また、ドラマ「高校教師」が放送された10年後には続編でドラマ「高校教師」が放送されました。そんな「高校教師」について調べてみました。
1993年1月8日から3月19日まで
毎週金曜日22時からTBS系の「金曜ドラマ」枠で放送された
ドラマ高校教師。
脚本は野島伸司。
ドラマ主題歌は
森田童子の「ぼくたちの失敗」
このドラマの挿入歌も
森田童子の楽曲が使用されています。
このドラマ「高校教師」は
平均視聴率21.9%を記録。
最終回の視聴率は
33.0%を叩き出しました。
1993年版ドラマ「高校教師」での
主人公、羽村隆夫役を演じたのは真田広之。
1993年版ドラマ「高校教師」で
ヒロイン役、二宮繭役を演じたのは桜井幸子。
その他、1993年版ドラマ「高校教師」の教師役には
赤井英和や京本政樹、金田明夫
生徒役には
持田真樹や中村栄美子、加藤貴子が起用されました。
列車の シートで
主人公の羽村とヒロインの繭が二人が寄り添う
というシーンで終わりを迎えるドラマ高校教師。
このラストシーンには
さまざまな憶測がありました。
心中説 (最も一般的な解釈とされる)
自殺説 (羽村のみ死亡し、走馬灯を見ている)
居眠り説 (駆け落ち or 心中にいく途中)
羽村の夢・空想説
繭の幻影・亡霊説(羽村は生きており、繭は死亡している?)…など。
なお、このドラマの主人公を演じた
真田広之はこう語っています。
続編のオファーがあったことを紹介した際、「死んだはずの人間が生きていたという話はおかしい。見てくれた人にも失礼」という趣旨の説明をし、オファーを断ったことを明かしており演じた真田も羽村は死亡したと解釈している。
羽村の夢・空想説、繭の幻影・亡霊説については、知っているはずも間に合うはずもない羽村の乗っている特急列車に、突如として繭が現れることが理由である。また、心中説については当日繭が起きたのは朝刊が届くころの時間だったのに対し、特急電車が駅を出るのは正午ごろだったため、電車には間に合ったものの青海川駅からのった電車の車内で心中(ラストで小指に赤い糸を付けた繭の手が亡くなっているかのようにぶら下がること、駅員が声をかけても起きなかったことから)したという可能性が理由である。
また、1993年版ドラマ「高校教師」の
脚本を手がけた野島伸司はこのようにコメントしました。
見る人の判断にゆだねたい。死んだか生きているかは、その人の想いに任せます。
ただひとつ言えることは、ラストシーン(列車のシートで二人が寄り添う)はハッピーエンドであったということ。
二人の生死の決定はもはや作家の圏外で、視聴者が決めればいいと思っている。
ドラマ「高校教師」終了後
「高校教師」が映画化されました。
サブタイトルは「もうひとつの繭の物語」。テレビドラマの好評をうけ、高校教師と女生徒との道ならぬ恋愛を映画化した。ヒロインの名が「繭」であるという点以外は、テレビドラマとのつながりはない。
主役は唐沢寿明。
ヒロインは唐沢寿明が演じました。
2003年版ドラマ「高校教師」では
主人公を藤木直人、
ヒロインを上戸彩が演じました。
前作のドラマ「高校教師」で
教師役を演じていた京本政樹が
2003年版ドラマ「高校教師」にも出演。
その他、2003年版ドラマ「高校教師」には
教師役に眞鍋かをりや大倉孝二、
生徒役にソニンや蒼井優が出演しました。
1993年版ドラマ「高校教師」の続編ということもあり
2003年版ドラマ「高校教師」はストーリーが異なっているため
ラストシーンも異なりますが
1993年版ドラマ「高校教師」同様、
主人公が生きているのかわからないという謎が残る最後になっています。
また、1993年版ドラマ「高校教師」は
高視聴率を叩き出しましたが
2003年版ドラマ「高校教師」は
平均視聴率10.8%に留まりました。
1993年、2003年と放送された
ドラマ「高校教師」。
2013年にも続編があるのではないか、
と噂になりましたが
続編は放送されませんでした。
今後また続編が放送されるかは
わかりませんが、期待したいですね。
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