寺島しのぶが海外映画に初出演!映画ファンからは大ブーイング!?
2022/02/16
documentary
寺島しのぶ (てらじま しのぶ)
生年月日 1972年12月28日
星座 やぎ座
出身地 京都
血液型 B型
職業 女優
ジャンル 舞台、テレビドラマ、映画
青山学院大学在学中の1992年に文学座に入団し、1996年に退団。その後、蜷川幸雄、江守徹、久世光彦といった演劇界の大御所に度々起用され、着実に演技の幅を広げ、それに伴う数多くの演劇賞を受賞。2000年、『シベリア超特急2』で映画デビュー。2003年に公開された映画『赤目四十八瀧心中未遂』と『ヴァイブレータ』での演技が認められ、第27回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を始め、日本国内外で10以上の映画賞を受賞した。2008年には、シアタークリエ『私生活』の演技で第63回文化庁芸術祭賞(演劇部門・関東参加公演の部)優秀賞を受賞している。
| |
2003年公開、原作は車谷長吉氏の同名小説。
寺島しのぶが原作を読んで、「映画化するときは是非私を使って下さい」とお願いしたほど、この作品や主人公「綾」に惚れ込んだ作品。
第27回日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞を寺島しのぶが受賞するなど、数々の映画賞を総なめにした。
生島与一は人生に絶望し、この世に自分の居場所はないと思い定め、ここ尼崎に流れ着いた。焼鳥屋の女主人・勢子ねえさんに古いアパートの一室を世話された与一は、来る日も来る日もそこでひたすらに臓物を捌き、串にモツを刺して暮らしていた。そんな与一の前に、ある日、同じアパートに住む彫物師の愛人・綾が現われる。綾に惹かれた与一は、いつしか綾によって至福の時を味わうのだった。そして、綾の“この世の外へ連れてって”というひと言に誘われて死出の旅路へと向かい、赤目四十八瀧を登っていく…。
彫物師の愛人「綾」役を寺島しのぶ、原作者車谷長吉の分身である複雑な青年「生島与一」役を大西滝次郎が演じた。その他にも、大楠道代、内田裕也、赤井英和などが出演している。
もう何回観たかなぁ
観たあとにいちばん 何もできなくなる映画。
主演・寺島しのぶ扮する綾ちゃん
好い女
真に誠に、女 と云う性を超えた 雌 。
どんなときも たったの一度も 一人称を手放さない。
起こってしまったことに対して。
二人が最後まで纏うのは 白。
最高にリアルな嘘を吐く
野性を隠蔽する、最もわざとらしく
目を逸らす迄が長い!此の映画
あまりに凝視、しかし悲劇ぶらない。
生死について、者について
凝視したいとき、迷わず観るのは此の159分。すくりーん感じない。
濃過ぎる!
死ぬ迄 絶対に目を逸らしたくない映画です。
寺島しのぶの演技よかったです。
全体的に心中の話なので暗いです。ストーリーだけでなく、
映像、ムードも暗いです。
でもそれはストーリーに合ってます。
主演の大西滝次郎の不器用なかんじ、素朴な感じがまた素人っぽくていいです。
落ちてる時に見るとさらに落ちるのでご注意を。
直木賞を受賞されている原作を読んでおり、興味深く見させてもらいました。
やはり、映像になるといろいろ思いますね。
ちょっと古い時代感覚として想像していましたので現実のロケは、結構、スッキリとした印象のようにも感じました。
ただ、なるほど、このように表現されるんだなぁと納得する部分も数多くありました。
ストーリーは、原作に忠実な流れになっていますね。
尼崎という地名があるので、この雰囲気は非現実的のような現実的なような感覚は受けますのでこの映像も、一つの表現として受け止められました。
最初のベッドーシーンは原作では、もっと激しい印象をもっていたので、こういう仕上がり?とかとも思いましたが、寺島さんの演技力で魅力あるものになっていたと思います。
長い映画ですが全体的に集中して見れましたので、非常によいと思いました。
2003年公開、現代女性の苦悩と心の再生を描いた赤坂真理による同名小説を映画化した人間ドラマ。数々の映画賞を受賞し、第60回ヴェネチア国際映画祭にも出品された作品。
雪の夜のコンビニ。31歳の女性ルポライター早川玲が酒を買いに来る。彼女は、いつの頃からか頭の中で聞こえる“声”の存在に悩まされていた。そのせいで、不眠、過食、食べ吐きを繰り返していた。コンビニで一人の男を目に留めた玲は男の後を追う。男は岡部希寿というフリーの長距離トラック運転手。玲は岡部のトラックに乗り込み酒を飲み始める。やがて2人は、アイドリングの振動を感じながら肌を重ねる。夜明けを迎え、一度はトラックを降りた玲が、再び戻ってくる。そして岡部のトラックは、玲を乗せ東京から新潟へ向けて走り出す…。
主演は寺島しのぶが演じており、その他にも、大森南朋、 田口トモロヲ、 戸田昌宏、 高柳絵理子が出演している。
ここ数年の邦画の中では断トツに好きだ。キャストがよく始めは大森氏目当てだったのだが、最後は寺島氏のファンになっていた。理屈じゃない愛と欲望を判りやすく教えてくれた映画だった。最後に別れるシーンでは男の繊細さと女の強さがみてとれた。
とにかくすごい映画です。
まず、役者が上手い・・、というか演技していると
感じさせません。会話や表情がとても自然で、
引き込まれました。2人芝居の舞台を観ているようで、
ほとんどがトラックの中という特殊な状況でも
2人の人間関係の温度や空気がビシビシ伝わって
来ました。濃厚で、刹那的な3日間の2人の出会いと
別れ。涙も、言葉もない別れだけど、
その時の穏やかなレイの表情が、すべてを物語って
いました。走り去るトラックとあの表情、
忘れられないシーンになりそうです。
20代後半から30代にかけての女性って、なんだか不安定なんですよ。
それを見事に表現されてて、いつのまにか主人公に感情移入してしまう。
いっぱい泣いて、最後には心が温かくなれる作品でした。
寺島さんのキレ具合は、同年代から観ると気持ちよく、大森さんの醸し出
す男の色気も存分に堪能できる作品だと思います。
2006年公開。第96回文學界新人賞を受賞した芥川賞作家である絲山秋子の「イッツ・オンリー・トーク」を原作に、映画『ヴァイブレータ』の監督・脚本・主演トリオ、廣木隆一&荒井晴彦&寺島しのぶが現代女性のリアルな姿を描いた人間ドラマ。うつ病のヒロインと4人の男たちとの風変りな関係を軽妙なタッチで描いている。
優子(寺島しのぶ)は、一流大卒、大手企業総合職とキャリア街道を進みながらも、両親と親友の死をきっかけにうつ病になってしまう。しかし趣味のいい痴漢に出会うったことで生活が一変し、楽しい日々を送っていた。そんなある日、福岡から従兄の祥一(豊川悦司)や、元同級生でEDの都議や鬱病のヤクザらが集まってきて……。
主演の寺島しのぶが39歳の孤独なヒロインを自然体で演じている。その他にも。豊川悦司、松岡俊介、田口トモロヲ、妻夫木聡ら個性派俳優らの名演が光っている。
寺島しのぶさんやはり演技力が高いですね~
躁鬱の30代女性をとてもリアルにナチュラルに演じてて好感が持てます。
誰かに構って欲しい分嘘で自分を縛って、孤独になっていく。
主人公のそういう気持ちとてもよく理解できます。
豊川悦史さんもそこそこ優しくて、そこそこ奔放な感じがとても良かったです。
30になっても40になってもお互いいとこ同士○○ちゃん、と呼び合う様はとても微笑ましい姿でした。
私ももう少ししたら本当の意味でこの作品が理解できるのかもしれません。
寺島しのぶというと純情きらりのイメージしかなかったですが
この作品を観て印象が変わりました。
とても綺麗で素敵でした。
物語も自分の中では大ヒットです。
現在人の、ゆるさと、生き辛さをよくあらわしてると思う。
寺島しのぶさんの脱力感のある演技はすばらしい!
囲む男性人もそれぞれが個性的でいい味を出してる作品です。
2010年公開、『ジョニーは戦場へ行った』と、江戸川乱歩の短編小説『芋虫』をモチーフにしたオリジナルストーリーで、戦争に翻弄された1組の夫婦の姿を通して戦争がもたらす愚かさと悲劇が描かれている。
勇ましく戦場へと出征していったシゲ子の夫、久蔵。しかし戦地からシゲ子(寺島しのぶ)の元に帰ってきた久蔵(大西信満)は、顔面が焼けただれ、四肢を失った姿だった。多くの勲章を胸に、「生ける軍神」と祭り上げられる久蔵。シゲ子は戸惑いつつも軍神の妻として自らを奮い立たせ、久蔵に尽くしていくが……。
四肢を失い、顔は焼けただれた姿となって戦場から戻る「黒川久蔵」役に大西信満、その久蔵を看病する「黒川シゲ子」役を寺島しのぶが好演した。その他にも、吉澤健、粕谷佳五、増田恵美、河原さぶなどが出演している。
鑑賞中もずっと苦しかったし、見終わってからも気持ちが落ち込んでつらかったです。
反戦のメッセージをこめて、人の気持ちに訴えることが目的なら成功している。
主人公たちに感情移入してしまって、もう本当に嫌、やめて、って思いましたもの。
ストーリーはヤフー映画の「解説 あらすじ」を読んでもらえばいいから書きませんけど、それをみてちょっと猟奇的、耽美的な興味をもってこの映画を見るなら、やめたほうがいいです。
なんだか昔の日本映画を見ているような感覚があります。
私はベルリン国際映画祭で寺島しのぶさんが女優賞をとっている話題作だから見たかったんですけど、たしかに演技、うまいです。
表情でたくさんのことを語れる女優さん。
役柄にもぴったりあっています。
「キャタピラー」になってしまったご主人役の大西信満さんも苦しい役をよくぞ演じてくれました。
今でも気持ちが切り替えられなくて泣きたくなる。
重くて悲しくてつらい映画だと承知したうえで、鑑賞するかどうかを決めてください。
江戸川乱歩の作品からアイデァをもらい、反戦映画として見事に映像化した作品。
気味悪さではイマイチだが、寺島しのぶの醜悪な顔つきをする様が二人の関係を浮き彫りにしており、彼女の演技により心美しい話に変貌したことだけは間違いないといえよう。
いかがでしたか?
演技派、個性派女優と言われる寺島さんの出演映画を振り返ると、寺島しのぶさん以外に適役がいるのだろうか…?と思わせる迫真の演技ばかりで、どの映画も非常に高い演技評価を得ている、貴重な女優さんの一人だと分かります。
そんな寺島しのぶさんの今後の活躍にぜひ期待していきたいです!
| |
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局