全部知ってる?進撃の巨人に出てくる巨人たちを集めてみました!
2016/08/04
tomoyo1984
『進撃の巨人』(しんげきのきょじん、Attack on Titan)は、諫山創による日本の漫画作品。『別冊少年マガジン』(講談社)2009年10月号(創刊号)から連載中であり、『週刊少年マガジン』(講談社)にも出張読み切りとして特別編が2度掲載されている。単行本の発行部数は、2014年8月現在累計4000万部を突破している。
繁栄を築き上げた人類は、突如出現した“天敵”「巨人」により滅亡の淵に立たされた。生き残った人類は、「ウォール・マリア」、「ウォール・ローゼ」、「ウォール・シーナ」という巨大な三重の城壁の内側に生活圏を確保することで、辛うじてその命脈を保っていた。城壁による平和を得てから約100年後。いつしか人類は巨人の脅威を忘れ、平和な日々の生活に埋没していた。
進撃の巨人・主人公
エレン・イェーガー
本作の主人公。15歳。身長170cm。体重63kg。誕生日は3月30日。強靭な精神力と非凡な行動力を持ち、壁の外の世界に人一倍憧れを持つ少年。第104期訓練兵団を5番で卒業。
進撃の巨人・ヒロイン
ミカサ・アッカーマン
本作のヒロイン。15歳。身長170cm。体重68kg。誕生日は2月10日。エレンの幼馴染で常に彼と行動を共にしている。第104期訓練兵団を首席で卒業。
進撃の巨人・ブレイン
アルミン・アルレルト
エレンとミカサの幼馴染の少年で、特にエレンとはミカサと知り合う以前からの数少ない親友。15歳。身長163cm。体重55kg。誕生日は11月3日。彼らと同じくシガンシナ区で生まれ育った。
進撃の巨人・最強の男
兵士長・リヴァイ
調査兵団の兵士長。身長160cm。体重65kg。誕生日は12月25日。小柄だが、「人類最強の兵士」と呼ばれ、民衆は1人で一個旅団相当(約4000人)の戦力があるとも噂している。
以上、進撃の巨人の主なキャラクターでした。最前線で巨人と戦い、世界の謎を解き明かすことを目的とした調査兵団に所属している彼らは、様々な困難に道を阻まれながらも力を合わせて試練を乗り越えていきます。
それでは、進撃の巨人フリッツ王政打倒編から登場したケニー・アッカーマンについて見ていきましょう!
中央第一憲兵団対人制圧部隊隊長。かつて王政によるアッカーマン家への弾圧に対抗するため数多くの殺人に手を染めたことから巷では殺人鬼の「切り裂きケニー」としてその名を知られ、王都ミットラスにて百人以上もの憲兵の喉を切り裂いて殺害した都市伝説として語り継がれている。
突如現れ、リーブス商会の会長を殺害したケニー・アッカーマンと名乗る謎の男!
彼の存在自体もそうですが、ファミリーネームがアッカーマンであることに当時進撃の巨人を読んでいた読者一同は驚かせられましたね。
血生臭い人生の中で冷酷に培ってきた能力は卓越しており、対人立体機動装置装備の状態で散弾銃をほぼ正確に二挺撃ちで扱えるほどの技量を持ち、戦術的な駆け引きや立ち回りにおいてもほぼ常にリヴァイの先手を打てるほど。しかしただ単純に暴力に溺れているわけではなく、自分なりに「夢」を叶えるという目標も持った上で現状に至っている。
また、かつては切り裂きケニーと呼ばれていた殺人鬼であったのに、ケニーは今では第一憲兵団の一員なのだとか。一体どのような顛末でそのようなことになったのでしょうか?
ケニーは第一憲兵団・対人制圧部隊の隊長であると同時に、その正体は古く都にあったアッカーマン一族の末裔でした。そして幼少時のリヴァイと共に暮らした過去があるそうで…??
ケニーの口から突然リヴァイの名前が!この時進撃の巨人を読んでいた読者陣は本当に驚きましたよね。しかも、それまでリヴァイのファミリーネームは明かされていなかったのに、ここにきてアッカーマン姓であることが判明したのです。
また、リヴァイを自分の誇りだと語るケニー。リヴァイとケニーの関係とは、一体どのようなものなのでしょうか??そしてその関係は、進撃の巨人の物語にどのようにかかわってくるのでしょうか。
進撃の巨人、過去編の若き日のケニー
彼とリヴァイは過去に一緒に暮らしていた時期があり、リヴァイに様々な処世術を教えたらしい。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、リヴァイはケニーの実力について「脅威の度合いで言えば・・・敵に俺がいると思え」と語り、他の新リヴァイ班のメンバーを憂鬱にさせた。
進撃の巨人、過去編で登場した幼い頃のリヴァイ
ケニーには生き別れになった妹がおり、その妹、クシェルは再会した時には地下街の娼婦として働いており、客の子供を身籠り出産することを決意していたという。その子供はリヴァイであり、ケニーは恐らく客から移された性病のため亡くなったクシェルの遺体の側にいた彼をクシェルの忘れ形見として拾い地下街で生き抜くための術を教えた上で、彼のもとを去った。
リヴァイはケニーの妹の息子であり、ケニーにとってリヴァイは甥っ子だったんですね。そして久しぶりに訪れた先で妹がすでに死亡しており、残された死にかけの子供の面倒をみることに…。
進撃の巨人過去編でケニーがリヴァイに対して自分が叔父であることを明かさなかったことには、何か理由があるのでしょうか。
また、巷で噂の殺人鬼であったケニーが進撃の巨人の世界で本当の王家であったレイス家に仕えることになった理由とはどこにあったのでしょうか?それは、ある一人の男との出会いに原因がありました。
ケニーはかつてウーリ・レイスを襲撃して失敗。巨人化したウーリに捉えられ握りつぶされるべきところ命を救われ、逆に王家がこれまでアッカーマン家に対して行ってきた仕打ちについて謝罪された。これに心を動かされたケニーはウーリに降り、友人として迎えられた模様。この一件により、王によるアッカーマン家への迫害は終了した。
進撃の巨人の過去編でウーリとの出会いの時、ケニーは予想外に腰が低かったウーリの態度に驚き、関心を持ちます。そしてそれからは、彼の計画に加担するとともに、友情をはぐくんでいくのです。
ウーリの死後、ケニーはレイス家が持つ巨人の力を奪いこの世界を盤上ごとひっくり返すという夢を実現させるべく、中央憲兵の中に対人制圧部隊を組織し、その機会を虎視眈々とうかがうこととなった。
絶対的な強さを持つウーリ。その反面、謙虚な彼の性格に疑問を抱いたのがきっかけ。その力の持ち主は何が見えているのだろうか。もしも、性格が腐りきっているケニーもその力を手にしたらウーリのようになるのだろうか。それを身を持って確かめたかったのだ。ウーリにしか見えていない景色を眺めてみるために。
進撃の巨人の無慈悲な世界で、ケニーはいつも強大な力を欲して生きてきました。それはレイス家に仕えるようになってからも同様でした。しかしケニーはいつからか、ただ持てる力を振りかざすだけでなく、力を持ちながらも始終穏やかで争いを好まないウーリに憧れのような念を抱くようになります。彼と同じ景色を見たい、ということが晩年の彼の最終目的だったのかもしれません。
ヒストリアの予想外の行動により、ロッド自身の思惑もはずれロッドが自ら巨人化した影響を受け、火傷と出血の重傷を負いつつもかろうじて洞窟内から脱出した。しかし、その傷は致命的なものであり、木の根元で動けなくなっているところをリヴァイに発見され、彼とリヴァイの母親との関係などについて語った後、巨人化の薬をリヴァイに託して息を引き取った。
ケニーは結局、ウーリと同じ景色を見ることができたのでしょうか?その真実はわかりませんでした。しかし、最後に邂逅したリヴァイの心には、確実に大切な何かを残して行ったようでした。
言っちゃえば、リヴァイとケニーは身内。ケニーの死の間際でそれを知った時の、リヴァイの表情が何とも言えない。ケニーの「ただの兄貴だ」という素っ気ない強がりも切ない。最期は「俺は人の親にはなれねぇよ」と巨人の薬をドンとリヴァイに押し付ける。このあたりのクダリは結構しんみり来るかも。
それなりに自分が年を食っても、この巻のケニーが思い至ったことは本当のことだと思う。
互いに殺しあって、結果によっては通じ合えないままだった可能性もあるウーリとケニー、ケニーとリヴァイのエピソードも、そのあやうさを
ふまえて書いているんだよね。
親にはなれないまでもこんな世界で生きていけるよう、不器用なりに育てたのが分かります。
リヴァイも思うところがあったのか、後日仲間達に笑顔を見せたシーンが良かったです。
いかがでしたでしょうか??
進撃の巨人の登場人物であるケニー・アッカーマンについて紹介してきました。
ケニーが自分の野望をかなえることができたのか、それは定かではありませんが、彼は彼らしい形で人生を全うしたのかもしれませんね。
まだまだ少年別冊マガジンで連載中の進撃の巨人。続きが気になる方は、ぜひ単行本と別冊マガジンを手に取って見てくださいね!!
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