ウルトラのマン母ってどんな人？ウルトラマンの母の謎にせまる！
2015/10/09
milmil
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戸次（とつぎ）重幸
1973年11月7日生まれ、41歳。北海道札幌市手稲区出身。血液型はO型。
北海学園大学在学中に「大泉洋」「安田顕」らと出会い、劇団ＴＥＡＭ ＮＡＣＳを結成。北海道でローカルタレントをしながら芝居を始める。当初は東京に出て、劇団の研究生として役者を続けるつもりだったが、ＴＥＡＭ ＮＡＣＳリーダーの森崎博之の「東京からオファーを受ける」という想いに感銘を受けて北海道での活動を続けていた。
代表作
「おにぎりあたためますか」（ローカル）
「ハナタレナックス」（ローカル）
「サプリ」（フジテレビ、2006年7月～9月）
「ザ・クイズショウ」（日本テレビ、2008年7月～9月）
ほか
「FANTAN」として大泉洋と歌手デビューも
2004年には戸次重幸・大泉洋の2人でFANTANを結成、CDデビューを果たす。デビュー曲「起きないあいつ」は当時のオリコンランキングトップ10に入るほどの売れ行きを見せた。
戸次重幸はガンダム好き
また戸次重幸は大のガンダム好きとして有名で、フィギュアや巨大なプラモなどを所有している。その縁か、ゲームのCMにキャスティングされた。その動画がこちら。
もともとは佐藤重幸だった
2007年12月に、それまで名乗っていた「佐藤重幸」から現在の「戸次重幸」へと苗字を変更することを自身のホームページで報告した戸次重幸。
この戸次（とつぎ）とは、本当は「べっき」と読むのだそうだが、ではなぜ戸次重幸は苗字を変えたのだろうか？そこには母への想いがあった。苗字に関するエピソードから、母との関係を見ていこうと思う。
母への想いをこめて
改名当時は、戸次重幸と長年付き合ってきた大泉洋を始めＴＥＡＭ ＮＡＣＳのメンバーでさえ、番組収録中に思わず「佐藤」と呼んでしまう場面があったほど急な出来事だった。
戸次重幸は自身の家族についてめったに口にしない。そのため母の名前は不明であるが、母は九州の生まれであり、「べっき」という読み方はその地方独特のものだ、というような話を番組でしていたのを記憶している。
ただ、読みづらいということもあって「とつぎ」と名乗っているとのこと。
最愛の母への想いから改名を決意した戸次重幸。その裏にはファンも気づかなかった悲しい出来事があった。
実は、昨年末に母を癌で亡くしました。
その母への想いを胸に抱いて、
今後も芸能活動に励んでいきたいという気持ちからの決断です。
もうすぐ一周忌を迎えるこのタイミングで
変えようと考えていました。
2006年12月、戸次重幸の母は病気で他界している。その一周忌を間近に控えたタイミングで、母の旧姓を名乗ることで気持ちを新たに芸能活動に取り組んでいくとの想いがあったようだ。
戸次重幸と母の関係を一番良く知っているであろう人物が、ＴＥＡＭ ＮＡＣＳが所属している芸能事務所「CREATIVE OFFICE CUE」の副社長だ。以下、戸次重幸が改名したことを伝える副社長のブログ記事の一部を紹介する。
彼からお母さんの病状を聞いたのが
ちょうど去年の年明けすぐの頃でした。
シゲ自身も、いよいよ全国公演の稽古が始まる、
全国的なお仕事が増えてくるといったまさに
さあこれから忙しくなるぞといった時だったので、
私はショックで彼にどうこれから仕事のことを話していっていいか
悩んだ覚えがあります。
戸次重幸の母は、2006年年明けのころから体調を崩していたようだ。副社長がそれを聞いたときは、どのように声をかけていいか分からなかったとのこと。
ちなみにこの福社長は女性で、自身も子供を持つ母である。同じ母として子供を思う気持ちも分かるからこそ、励ましの言葉が見つからなかったのだろう。
ただ彼は
「母さんは僕が仕事で成功するのが夢なので、
ガンガン仕事は入れてくださいね。
僕が仕事を休んでまで看病なんかしちゃうと余計心配しますから。
宜しくお願いします。」
と気丈にふるまっていました。
戸次重幸はほかのＴＥＡＭ ＮＡＣＳメンバーよりも、ブレイクするのが少し遅かった。そんな息子を母はいつも応援していたのだろう。母に活躍する姿を見せたいんだ、と頑張っていたそうだ。
ローカル番組ではお調子者でうっかりミスが多い戸次重幸だが、母を大切に想う別の一面がこの話から見えてくる。
普段はお調子者で明るく、しかし遅刻癖があって「残念男」と呼ばれる戸次重幸。だが母を想う気持ちは強く、母のために頑張る！という強い決心が垣間見える。
彼は誰よりもお母さんを愛していたし、
いつまでもいくつになっても
お母さんの子供でいたかったのだと思います。
そして、シゲの仕事の事を
誰よりも応援してくれていたのがお母さんだったので、
この仕事をする上での芸名をお母さんの旧姓である
「戸次(べっき)」を読みかえて「戸次(とつぎ)」にしたのです。
戸次重幸は本当に母を愛していた。いつだったか、母とその姉妹2人をつれて4人で温泉旅行をしたという話を番組内でしていたことがある。最近親孝行できてないな・・・と想ったのがきっかけだったようだ。戸次重幸にとって母とは、それほど大切な存在だったのである。
メンバー内で唯一独身をイジられ続けた戸次重幸
母親想いの戸次重幸。41歳にしてようやく聞こえてきたおめでたい話題に、筆者を含め戸次重幸ファンも喜んでいる。
「苦節４１年（笑）、私、戸次重幸は、９月８日、女優市川由衣さんと入籍しました」
「昨年春のドラマで共演させていただいてから交友関係が始まり、その後結婚を前提とした交際に至り、１年以上の交際期間を経ての入籍です」
2015年9月8日、これまでＴＥＡＭ ＮＡＣＳメンバーで唯一結婚していなかった戸次重幸におめでたい話題が聞こえてきた。ドラマでの共演を機に交際へと発展した、女優の市川由衣と年の差婚を発表したのだ。
ここにも戸次重幸の母への想いが現われている。入籍した9月8日は母の命日だった。
母もきっと天国で息子の結婚を喜んでいるだろう。と同時に「やっとか・・・」と安堵していることだろう。
戸次重幸との入籍を発表した市川由衣
市川由衣といえば月9ドラマ「恋仲」が話題となったばかり。残念男、戸次重幸との交際はうまくいっていたのだろうか。ちょっと心配ではある。
同じ職業だけに共感できる部分が多かったという２人。戸次重幸もこの結婚を機にいっそう仕事に力が入ることと想う。
以上、ＴＥＡＭ ＮＡＣＳの大ファンである筆者が戸次重幸と母のエピソードをまとめてみた。戸次重幸は両親が離婚している？との情報もあったのだがそのような話を聞いた記憶がなかったので今回は割愛している。
全国公演「悪童」が無事終了し、少し落ち着く時間ができるのではないだろうか？戸次重幸には、ぜひこれからもドラマに舞台に映画と活躍してほしいと願う一方、幸せな家庭を築いてほしいと思う。きっと天国の母も、幸せをなによりも望んでいるはずだ。
