新しいヤクザ?加瀬亮が『アウトレイジ』で演じた役柄が斬新だった!
2016/08/02
ミック0331
加瀬亮
「アウトレイジ」出演時
「アウトレイジ」に出演した
加瀬亮
「全員悪人」のキャッチコピーで大ヒットした北野武監督作品「アウトレイジ」。「アウトレイジ」の好評を受けて続編「アウトレイジ ビヨンド」も製作されこちらも大ヒット。バイオレンス映画なのに「アウトレイジ」は幅広い支持を得ました。
加瀬亮は「アウトレイジ」「アウトレイジ ビヨンド」ともにメインキャストで出演しています。今回は「アウトレイジ」「アウトレイジ ビヨンド」出演時の加瀬亮に焦点を当ててまとめてみたいと思います!
「アウトレイジ」
ソフトジャケット
『アウトレイジ』(OUTRAGE)は、2010年6月12日に公開された日本映画。北野武の15本目の監督作品。
キャッチコピーは「全員悪人」「下剋上、生き残りゲーム」。
過激なバイオレンスシーンや拷問シーンが数多く含まれるため、映倫でR15+指定を受けた。
「アウトレイジ」は暴力団同士の抗争劇を描いた作品。
「バイオレンス」「ヤクザ」が前面に押し出された作品ですが、カンヌ国際映画祭にノミネートされています。
加瀬亮
「アウトレイジ」記者会見時
石原(大友組組員) - 加瀬亮
山王会池元組内大友組組員。金庫番。
現代ヤクザで、英語を流暢に話せる[4]など頭脳を武器とする。旧態依然としたヤクザを馬鹿にしており、自身の上の地位に当たる人間たちも愚かしく思っている。
加瀬亮は大友組(大友=ビートたけし)の金庫番、石原として登場。
大友(ビートたけし)に耳打ちする
石原(加瀬亮)
「アウトレイジ」はこのカジノの運営を発端にした抗争がストーリーの要になっています。石原(加瀬亮)は立場を活かして、カジノの売上げを横領するわけです。
インテリヤクザ役が好評な
加瀬亮
「アウトレイジ」は暴力シーンに注目が集まってしまっていますが、
加瀬亮の処世術も見物じゃないかと思います。
どうやってやくざの世界を生き残っていくのか!
インテリやくざです。
「アウトレイジ」一作目では、「暴力」をふるう者同士が次々と死にますが、頭脳で勝負する石原(加瀬亮)は最後まで残ります。
そして、上り詰める、という役柄です。
「アウトレイジ」出演陣
迫力があります
石原(加瀬亮)は事実上大友組を壊滅に追い込んだ張本人である。終盤、加藤が会長の座に付くと、本家の金庫番となり、さらには加藤の側近の座にまでのし上がった。
大友(ビートたけし)含め壊滅状態の大友組で唯一の勝ち残りが石原(加瀬亮)です。
次作「アウトレイジ ビヨンド」では、その石原(加瀬亮)がさらに重要な役を担います。
「アウトレイジ ビヨンド」
ポスター
『アウトレイジ ビヨンド』は、北野武監督による日本映画。2012年10月6日に日本公開された。第69回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門正式出品。R15+指定。
キャッチコピーは「全員悪人 完結。」、「一番悪い奴は誰だ?」。
前作から2年という短いスパンで製作された「アウトレイジ ビヨンド」。前作が好評だったこともあり「アウトレイジ ビヨンド」の注目度は高く、興行収入の面でも成功を収めました。
豪華キャスティングも注目を集めましたね。
「アウトレイジ ビヨンド」での
加瀬亮
前作「アウトレイジ」では下部組織の一組員だった石原(加瀬亮)が、関東最大規模の暴力団組織のナンバー2に君臨しているという設定。
山王会若頭役の
加瀬亮
年の若い石原(加瀬亮)が各組長らを冷淡に扱う様は、怒声を上げる「ヤクザ」役とはまた違った怖さがあります。
しかし、石原(加瀬亮)の天下はいつまでも続きません。
北野武監督と
加瀬亮
大友の生存を知らされ、さらに片岡による事務所襲撃を大友によるものだと思い込むと激しく取り乱し、大友を始末するべく全力を注ぐが成果が得られず激しく当たり散らす。
前作では常に冷静だった石原(加瀬亮)ですが、「アウトレイジ ビヨンド」では感情を爆発させる場面が多々登場します。
転落していく
石原(加瀬亮)
失禁するほどの恐怖を見せながら「加藤会長からは大友を裏切らないなら殺すと脅されていた」と発言し命乞いをするものの、大友には聞き入れられず、ピッチングマシンの前に椅子に縛り付けられた状態で放置され、剛速球を顔面に当て続けられて死亡した。
下克上を果たし、天下を取った石原(加瀬亮)が、一転どん底へ突き落とされます。ここで加瀬亮の役者としての幅が活きてきます。当初のインテリヤクザぶりからは別人かと思うほど情けない役を演じきります。
「アウトレイジ ビヨンド」
映像
ドスをきかせなくても加瀬亮は十分に迫力のある「ヤクザ」を演じていました。それまで好青年役のイメージが強かった加瀬亮ですが、「アウトレイジ」によって役者としてのイメージに幅が出たのではないでしょうか?
「全員悪人 完結。」してしまいましたが、北野武監督には、ぜひぜひ「全員悪人 復活。」を検討していただきたいものです!
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