加瀬亮が【アウトレイジ】で魅せたインテリな「悪人」ぶりがイイ!
2016/08/14
okaoka0820
『アウトレイジ』で今までのイメージが一転した加瀬亮さん
加瀬 亮 (かせ りょう)
生年月日:1974年11月9日(40歳)
出身地:神奈川県横浜市
血液型:B型
事務所:アノレ
映画
『ハチミツとクローバー』
『硫黄島からの手紙』
『それでもボクはやってない』
『山のあなた〜徳市の恋〜』
『アウトレイジ』
『永遠の僕たち』
『劇場版 SPEC〜天〜』
『劇場版 SPEC〜結〜 漸ノ篇・爻ノ篇』
テレビドラマ
『抱きしめたい』
『ありふれた奇跡』
『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』
インディペンデントな作品からメジャー作品まで自由に横断するスタンスで活躍しているが、本人は「小さな映画」「パーソナルな映画」を大切にしたいと語っている
映画に対する思い入れは強く、「世界感覚」を変えたと語る監督にジョン・カサヴェテス、ビクトル・エリセ、相米慎二を挙げ、映画との「出会い」はカサヴェテスの『こわれゆく女』、エドワード・ヤンの『牯嶺街少年殺人事件』であったという
映画の出演を中心に活躍中の加瀬亮さん。やはり映画へのこだわりが強いですね!
ドラマの『SPEC』で知名度を一気に上げ、映画化もしました!
『アウトレイジ』での加瀬亮さん。今までの優しいイメージとは全然違います…
加瀬亮さんが映画『アウトレイジ』に出演するとは、想像もできなかったはずですが、『アウトレイジ』を見ると意外にもハマり役で現実味があるような感じでした!
やはり役者さんなんですね!今まではナチュラルで優しいイメージの役柄が多かったですが、『アウトレイジ』に出演してからは、加瀬亮さんの役の幅がとても広がったように思います。
石原役 加瀬亮
山王会池元組内大友組組員。金庫番。
大友・水野とは対照的で、英語を流暢に話せるなど頭脳を武器とする。旧態依然としたヤクザを馬鹿にしており、自身の上の地位に当たる人間たちも愚かしく思っている。このため、たびたび殴ってくる水野に怒りを覚え嫌っている。
暴力シーンに注目が集まってしまっていますが、
加瀬亮の処世術も見物じゃないかと思います。
どうやってやくざの世界を生き残っていくのか!インテリやくざです。
『アウトレイジ』で英語を話すインテリヤクザとして新しいヤクザを表現した加瀬亮さん
加瀬亮さんは父親の仕事の都合で7歳からアメリカで7年間生活していました。
その為、流暢な英語を話すのです!子供の頃に長年アメリカに住んでいた事が英語を覚えるのには重要なのでしょう!
過去にも舞台あいさつにて英語を話す場面があったそうです!
この作品の中で加瀬さんは山王会若頭のインテリヤクザ石原を演じています。この役には押尾学さんやオダギリジョーさんなどもオーディションを受けたそうなのですが、英語力をかわれて加瀬亮さんが選ばれたようです。
『アウトレイジ』での加瀬亮さんの役柄は意外にもハマり役だった!
「うちの事務所には英語ができるスタッフが何人もいて、中には同時通訳できる優秀なスタッフもいる。そのスタッフが加瀬の英語は完璧だと言っていたからね。英語力もすごいけど、加瀬の石原役は映画『それでもボクはやってない』を演じた役者かと思えないほどすごみがあった。それも彼は商社の社長の息子だというんだから驚くよ」
大物俳優大集合の映画『アウトレイジ』
映画『アウトレイジ』は出演している俳優が自ら出演したいとラブコールを送るほど、俳優陣にとっても出演したい映画なのです!
もちろん北野武さんの監督作品という事で話題も大きかったです。
ヤクザの世界で男たちが生き残りを賭け、裏切りや駆け引きなど壮絶な権力闘争を繰り広げる、「世界のキタノ」こと北野武監督が放つ本格バイオレンス・アクション。タイトルは極悪非道を意味し、登場人物すべてが悪人という異色のドラマが展開する。
主演のビートたけし以外、三浦友和、椎名桔平、加瀬亮ら北野作品初登場の豪華キャストが集結。これまで繊細な役柄が多かった加瀬が、監督が絶賛するほどの迫真のキレ演技を見せているのにも注目。
北野組のキャストを一掃したのも成功しており、なかでも三浦友和、加瀬亮が旧来のイメージを刷新し、得体の知れないワルを嬉々として演じて出色である。
「アウトレイジ」には、殺戮の見本市と称するほかない陰惨さ寸前の<暴力>と漫才で鍛えられたアップ・テンポの<笑い>がぎりぎりでせめぎあい、同居している。
加瀬亮さんがヤクザ役とは驚きですが意外に合ってるんです!
日本を代表する大物俳優がこれでもか!というほど出演している『アウトレイジ』。
素晴らしい俳優さんが大勢出演しているだけでも注目の映画なのに、さわに北野武監督で、出演者全員悪人とは!『アウトレイジ』は話題性が多く期待されいましたが、期待に応えられた映画ではないでしょうか!
どうしてこの映画ってウケたのか、どうして面白いのか考えてしまう。確かなのは北野監督の独創的なセンスと言うか、特に人が殺されるシーンに独特の迫力があります。
ふと思ったのは、北野監督は意識したのかわかりませんが、世の中ヤクザ業界だけじゃなくどこでもアウトレイジなんじゃないかと。大きな会社はますます肥え太って、小さい会社はいつまでたっても苦労し続けないといけない・・・世界情勢だってそうだし。
すごい映画です。監督としての北野武氏は非凡であると感じます。冒頭の車の車列をじっくり写すカットが重石のように効いてます。時々楔のように打ち込まれる重厚で乾いた画面は北野氏意外に似るものがないと思います。上等なヤクザ映画って感じでしょうか。とにかくご都合主義なカットや適当なセリフが全くない
あの俳優陣を集めてつまらない映画を作る方が難しい
といっても良いくらい、まず俳優が良い
そして、ヤクザという重苦しい内容でありながら
所々に北野武ならではの「笑い」を織り交ぜており
その辺りの匙加減が上手いなと思う
単なるドンパチではなく、様々な人物の思惑が絡み合う
知的な権力争いも見物です
確かに全員悪人だった。←コンセプトが新しいとやっぱり他にはない作品になる。人物関係の既成概念を見事に壊したことで生まれる今までにないストーリー。この考え方は何においても参考にすべきだ
やはり加瀬亮さんの意外なヤクザ役も『アウトレイジ』の見所ですが、『アウトレイジ』は新しい視点からのヤクザ映画だったようです!2012年には続編の『アウトレイジ ビヨンド』も公開され、加瀬亮さんはこちらにも出演しています。
『アウトレイジ』で斬新なヤクザを演じた加瀬亮さんについてでしたが、いかがでしたか?
ヤクザ映画だからと言って『アウトレイジ』を敬遠している方も豪華な俳優陣と加瀬亮さんがヤクザを演じるというだけでも見る価値はあると思います!
『アウトレイジ』を語る上で重要な役所を演じた加瀬亮さん、これからの活躍がますます期待できますね!
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