2015/10/09
yuumi28
最初にドラマ『贖罪』について調べてみました。
原作:湊 かなえ『贖罪』 (双葉文庫)
『贖罪』(しょくざい)は、湊かなえによる日本の小説。著者の第3作目。デビュー作の『告白』と同じく章ごとに主人公が変わる独白形式で書かれている。第63回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門候補作。
ドラマ『贖罪』のキャスティングを簡単に紹介致します。
ドラマ『贖罪』のメインキャスト①小泉今日子
足立麻子役
ドラマ『贖罪』のメインキャスト②蒼井優
菊池紗英役
ドラマ『贖罪』のメインキャスト③小池栄子
篠原真紀役
ドラマ『贖罪』のメインキャスト④安藤サクラ
高野晶子役
ドラマ『贖罪』のメインキャスト⑤池脇千鶴
小川由佳役
ドラマ『贖罪』のメインキャスト⑥小俣絵里佳
15年前の菊池紗英役
ドラマ『贖罪』のメインキャスト⑦木村真那月
15年前の篠原真紀役
ドラマ『贖罪』のメインキャスト⑧菊池和澄
15年前の高野晶子役
ドラマ『贖罪』のメインキャスト⑨柴田杏花
15年前の小川由佳役
ドラマ『贖罪』ダイジェスト(動画)
エミリの母・麻子(小泉今日子)は、目撃した犯人の顔をよく思い出せない4人を責め「犯人を見つけなさい。でなければ、私が納得できるような“償い”をしなさい。」と激情の言葉を投げつける。
原作は未読の為、先入観を持たずに観たせいか・・・全編ほぼ
個人的には、合格点の絶妙なキャスティングとストーリーだと思えました。
各自のトラウマの克服と、罪を償うをテーマに女優5人が「演技の火花を散らす」とは
この事だと思え、それだけでも観た甲斐がある作品だと思います。
出演者の役作りがそれぞれ特徴があって非常に面白かったです。
小泉今日子さんは今や大女優の貫録ですね。
少し老けてやつれた感じの役作りでしたが、とても魅力的でさすがです。
そしてそれぞれ回毎に主演女優が変わるのですが、彼女達の描くそれぞれの深い業を持ったまま成長した女性に何とも言えず惹きこまれました。
子供の頃に刻みこまれた言葉が、その後の人生にどのように反映したかを確認してゆくような物語です。
お母さんの言葉というのは、凄く重いものがあります。
確かに、子供はお母さんに褒めてもらおうと一生懸命頑張るのですから。
4人の子供たちのそれぞれの家庭での会話が興味深いものがありました。
始めから終わりまで、なにか起こりそうな不気味な雰囲気が充満していてワクワクドキドキしました。
一話観終わるごとに、なぜか心にひっかかる(座りの悪い、居心地の悪い)シーンが思い浮かびます。
そんな違和感も楽しい。
300分に5話入っているということで、実質60/1本のペースとなりますが、
話が進んで行く速度が悪い意味で速過ぎて、面白味や想像をかきたてる展開には全くなっておらず、
「連鎖する悲劇を引き寄せていく」というキャッチコピーも不発。
また、解き明かされていく「罪」への意識や呪縛にとらわれてきたという感情も薄い。
役者としてではなく、小泉今日子の感情や立ち位置が不明瞭過ぎてクダラナイ。
湊かなえとかいう作者は根本的に勘違いしているようにしか見えない。つまり小説は「人間の本質」を書くことで、残虐な事を書けば人間の本質を描けている、と。
あまりにも薄っぺらい小説観だと思う。
そして日本の小説家の中に悲惨な事や残虐な事を書くくだらない小説が多すぎると思う。それは全く深くないしむしろ薄っぺらい。
脚本は面白いですが、登場人物が基本的に気持ち悪いので、見ててしんどいですね。
一応、ホラーですが、「リング」のように、ワーキャー叫びながら観るドラマではないです。
薄ら気持ち悪い話が淡々と・・。
観ても嫌な気分になる人が多いと思います。あまりオススメできません。
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今回はドラマ『贖罪』についてまとめました。
『贖罪』の全体的なドラマのイメージはかなりダークな感じを受けます。
演出などかなり作りこまれているようなので『贖罪』は映画なみの見応えとの評価もレビューにありました。
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