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後味が悪過ぎて忘れられない世にも奇妙な物語「おばあちゃん」

世にも奇妙な物語「おばあちゃん」という話を覚えていますか?心温まる話かと思いきや、世にも奇妙な物語らしい後味の悪い結末がまっている「おばあちゃん」。そんな「おばあちゃん」のストーリーや、後味が世にも奇妙な物語の中で悪い話として評判のタイトルを紹介します。

世にも奇妙な物語 「おばあちゃん」とは?

怖い話から心温まる話まで、様々な「奇妙な話」を集めたオムニバスドラマ・世にも奇妙な物語。最近では人気投票でも話題になった世にも奇妙な物語ですが、皆様「おばあちゃん」という話を覚えていますか?世にも奇妙な物語の中でも人気の高いジャンル・後味の悪い話として有名な「おばあちゃん」を紹介します。

「世にも奇妙な物語」で放送された中でネットで話題になった話があります。

みほという名前の女の子がおばあちゃんと精神を入れ替わるという話です。

世にも奇妙な物語「おばあちゃん」・前半

嫁との関係が悪い肩身の狭いおばあちゃんが病気になり入院してしまいます。
残りの寿命は長くないそうです。
なのでおばあちゃんは初恋をした人に会いたくなったそう。

おばあちゃんはみほを呼びました。自分は明日死んでしまうこと、昔離れ離れになった弟にどうしても会いたいこと、そのためにみほと1日体を交換して欲しいと話しました。

みほはとても戸惑いました。戸惑うのも無理はありません。おばあちゃんの体の苦しみを味わうことになるのです。
しかしおばあちゃんの優しさに心を動かされ結局は体を交換することになりました。

おばあちゃんんが少女の体になり向かった先には昔に離れ離れになった恋人の家でした。
その家が空いていたので外から家の中を眺めてみると、彼はぐったりと寝込んでいて息子の嫁に介護をされていたがとても酷い扱いを受けていました。
それを見てかわいそうな気持ちになった老婆は嫁がいなくなったのを確認し庭から家に上がり込み優しい言葉をかけたそうです。

だが、どこかへ行ったはずの息子の嫁が戻ってきてしまいました。
嫁は勝手に家にあがりこんでいる少女に気づき警察に連れて行きました。
夕方まで警察で少女は事情を聞かれみほの親もくる事態に。

しかしおばあちゃんには残されている時間がありません。
明日の朝までに帰ることができなければおばあちゃんの体の中のみほが死んでしまいます。
なんとか警察から出ることに成功したおばあちゃんは急いでタクシーで病院に向かいます。

ここまでは「世にも奇妙な物語のいい話系だな」と思ってみていた方が多数だと思います。実際おばあちゃんは必死に病室に向かいます。

世にも奇妙な物語「おばあちゃん」・後半

おばあちゃんの体はもう限界を向かえています。
みほも苦しんでいます。

タクシーで病院まで行こうとしていましたが所持金が足りずに途中で降りることとなります。
深い森をなんとか通り抜けて自分の姿で苦しんでいる老婆の姿で孫のもとにたどり着きました。

そして最期の時を向かえた。
夜明け前に病院には生涯を閉じようとしているおばあちゃん。
その体の中にはまだ苦しみ続けるみほがいた。
病室のドアが急にあいた。

おばあちゃんはなんとか間に合ったのだ。
おばあちゃんは自分の手を握ると不思議な様子ん光が現れた。
生涯を全うしたおばあちゃんはすーっと息を引き取った。

そして十何年がたった時、孫の母親の葬式の日を向かえた。
母さんの看護は私がやったと笑いながらいう孫。
あの時のようにね。
実はおばあちゃんは自分の体に戻らなかった。
死んだおばあちゃんはみほが中にいるままだった。

ごめんね、みほ。
やっぱり自分の体に戻れなかった。
でも不公平だと思わない?
私だけ酷い目にあって。あの女は幸せに生き続けるなんて。
私は同じ目をあの女に味合わせたかったのだよ。

いかにも世に奇妙な物語らしい非常に後味の悪い終わり方です。世にも奇妙な物語の中でも屈指のどんでん返しではないでしょうか。おばあちゃんが孫を利用し、間接的に命を奪うという衝撃的な展開に重い気持ちを抱えた人が続出。「おばあちゃん」が世にも奇妙な物語の中でもトラウマ級の名作といわれる所以です。

今でも心に残る、世にも奇妙な物語「おばあちゃん」の思い出

こんなにかわいらしい孫の美保ちゃんをあんなひどい目に合わせるおばあちゃん・・・。話の中のこととはいえ本当に恐ろしいです。この後味の悪さは世にも奇妙な物語ならでは。

ここまで後味の悪い話は初めてだ。

めちゃくちゃ怖い。二度と聞きたくも思い出したくもない。

他にもある!世にも奇妙な物語の後味の悪い話

様々な話がある世にも奇妙な物語ですが、「いい話」より「怖い話・後味に悪い話」のほうが印象深かったりしますよね。ここでは世にも奇妙な物語の中から「おばあちゃん」と並んで後味の悪い話として話題になるタイトルを紹介します。

ロッカー

夜の研究所。一人のスパイの男がデータを盗んでいる。この男は産業スパイをしている。赤い帽子を被っている。データを盗んでいる作業中に職員に見つかってしまう。
焦ったスパイは職員と激しくもみ合い勢い余って殺してしまう。
この騒ぎに警備員が駆けつける。スパイの男はなんとか逃げ切ろうとするが良いルートが見るからずロッカーに隠れる。

翌朝になっても現場捜査が続く中、ロッカーが業者に運ばれることとなり、殺害現場から離れられるとスパイは喜んでいました。
しかし連れてこられたのは鉄リサイクルの工場。
ロッカーから出ようとするも出ることができない。

ロッカーで息を潜めるスパイの傍で警察の現場検証が始まった。
焦る男がロッカー内を見て絶叫する。
殺した職員とその婚約者と思われる写真が貼ってあったのだ。男はその時に初めて職員のロッカーであることに気がついたのだ。

スパイはこれからの状況を理解した。そしてロッカーはスクラップの中に入って潰されてしまった。

奇跡の子供

主人公は事故でご両親をなくした少年と友達で優しくしていた。
少年も主人公に心を開いていった。
クラスメートたちは少年をいじめのターゲットにしていつもからかったり、無視をした。

そんな風にいじめを受ける少年はあの日のことを語りだす。
当日の少年は母親からしかれてしまった。
大したことでもないのに怒る母親にムカついてしまったそう。
それで母親のことを死んでしまえばいいと思ってしまった。

そうしたら事故が起きて主人公と少年以外が死んだ。
以前からも自分を不愉快にさせた人はみんなこうなっていたと言う少年。
主人公は少年が一人だけ生き残ったのは「奇跡」ではなく少年が引き起こした災いだと気づく。

しかし時すでに遅し。クラスメートはまた少年をいじめる。

逆男

この話は、選んだものがいつも外れの男の話です。
彼女とじゃんけんをしていつも負け続けていると、彼女から「出そうと思っているものと逆を出してみれば」と言われます。

それからは男はじゃんけんに勝ち続けるようになりました。
そんな中取引先の女性と結婚話が持ち上がりました。
彼女のことは忘れ、その女性のもとへ向かいます。
しかしその間に彼女が事故にあってしまいました。

急いで彼女のもとに戻ろうと決意します。

だが病室で彼女は違う男と愛し合っていました。

最初の選択肢の逆を選ばなかったから不幸になったという話です。

色々なジャンルの話が集まっているところも世にも奇妙な話の魅力の一つですが、後味の悪い話はなぜか印象に残りやすいようです。「おばあちゃん」もさることながら、世にも奇妙な物語の中には後味の悪い話がたくさんありましたね。

世にも奇妙な物語「おばあちゃん」の忘れられない嫌な気持

世にも奇妙な物語「おばあちゃん」を始めとした後味の悪い話の紹介はいかがでしたか?
タイトルは思い出せなくても「そうそうあの話!」と共通の話題になることも多い世にも奇妙な物語。後味の悪い話というのはいつまでも心に引っかかってしまうものですよね。
「おばあちゃん」以外にも様々な後味の悪い話がある世にも奇妙な物語。この秋には人気作品のリメイクが放送されるとのこと。生まれ変わった世にも奇妙な物語も楽しみですね!

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