『北斗の拳』世紀末にふさわしい名言集!キャラもセリフも濃すぎる!
2018/03/10
峯
北斗の拳
『北斗の拳』(ほくとのけん)は、原作:武論尊、作画:原哲夫による日本の漫画作品。
主に1980年代に連載され、大人気を起こしたバトル漫画である。
核戦争によって文明と人々の秩序が失われ、水と食料といった残された資源をめぐって争いが繰り返されるという最終戦争後の199X年が舞台。暴力が支配する弱肉強食の世界に現れた、伝説の暗殺拳"北斗神拳"の伝承者・ケンシロウの生き様を描くハードボイルドアクションである。
物語の内容もさることながら、『人間の秘孔を突く』といった部分や個性的なキャラ・セリフも受け入れられており、連載終了後から現在も人気が高い。
北斗の拳の中でも強い敵キャラはいますが、その中でも上位に入るのがカイオウです!しかし原作ではラオウ編の後に登場したことことで、カイオウについて印象が薄い人もいるようです。
そんなカイオウ、ラオウとはまた違った意味の悪役です。どんな敵キャラなのか見ていきましょう。
『北斗の拳』修羅の国編の登場人物。
修羅の国第一の羅将で、自らを“新世紀創造主”と称す支配者。
人々から魔人・魔神・魔王と呼ばれ恐れられている所謂ラスボス。
ラオウ編の後に続いたのが修羅の国編です。
魔人・魔王との呼び名の通り、カイオウは悪役の雰囲気がたっぷりです。
なんとカイオウはラオウの兄でした。
ラオウこそ正に長兄って感じがするんですが、実際はその上がいました。
北斗の拳の驚きの設定です。
その事について「妹だからこそ兄のために死ぬのは当然」と言い切り涙を流すどころか 策略の成功を確信した際には彼女の形見を踏み壊し高笑いすら浮かべてみせたほど。
実の兄弟であるラオウ・トキとは大分違った性格をしていますね。
修羅の国編のほとんどが、このような冷酷さが前面に出た性格をしています。
北斗の拳の中でも随一の悪がカイオウです。
幼いケンシロウとヒョウが火事の現場に取り残され、
カイオウの母が火事に飛び込み命と引き換えに彼ら二人を救うという事故が起こってしまう。
母の愛を失ったカイオウは全ての情愛を否定する決意を固めてしまう。
北斗の拳の中では『愛』は重要な位置になっています。
その『愛』を失ったカイオウは性格が変わった一因のようです。
少年時代から非凡な拳法の才能や人望の持ち主であったが、ヒョウや北斗宗家を立てるためにまだ10歳にも満たないヒョウと戦ってわざと敗れるようジュウケイから命じられる。
結果として彼を慕う同世代の子供達から人望を失い、英雄としての道を閉ざされてしまう。
また、優れた力量を持ちながらも、それ以上に激しい性情を抱えていたため、ラオウやトキと違い北斗神拳への入門を認められず、修羅の国に残された。こうした経緯から北斗宗家の血筋を憎悪している。
北斗の拳でも随一の非道な性格になってしまったのは、母親と北斗宗家が関係していました。
北斗の拳は基本的に、北斗神拳が悲劇を起こしているケースも多いです。
核戦争後、拳で国を制圧。男達を戦わせ、強き者だけが修羅として生きることを許されるという修羅の国を建国した。
だがそのやり方に異を唱えるラオウと対面し、いずれ拳を交える事を約束。その後自らの手でラオウ伝説を広め、ラオウへの情愛に決別した。
ラオウとはいずれ争う予定だったカイオウ。
二人とも相当な強さの為、このような『北斗の拳』も見てみたかったという声もあります。
数年後、ケンシロウとリンが海を渡ってきた事を知り、リンを拉致。天帝の血をもって呪われた北斗琉拳の血を清めるため、そして北斗宗家を抹殺するためにケンシロウと戦い、完勝した。
北斗の拳の作中でケンシロウを負かした、数少ない一人がカイオウです。
初登場の大物感は凄かったですね・・・。
大体、北斗の拳では止めをささなかったら、次の闘いでは見切られてしまいます(笑)
カイオウもそんな『北斗の拳のルール』に沿ってしまいます。
再戦では、ケンシロウの目の前で破孔・死環白を突いたリンを愛馬に乗せて野に放ち、ケンシロウを精神的に追い詰め、北斗神拳封じの秘策・北斗逆死葬などを用いた。
しかし闘いの中で、自分にも北斗宗家の血が流れている事実を知って驚き、さらに、ケンシロウに「不敗の拳」と称した北斗宗家の拳の弱点を指摘され、己が自分より強い者と戦わなかった井の中の蛙に過ぎなかったと悟る。
最後は心に正気を取り戻し、息絶えたヒョウと共に母親が眠る地の溶岩の中で死んでいった。
カイオウは北斗の拳の中でも、非情なキャラクターですが最後の最後に改心しました。
最後は少し引いてしまった所もありますが、北斗の拳でも大物感は出ていたキャラでした。
北斗琉拳は『北斗の拳』の他のキャラも結構使っています。
カイオウのインパクトが強いようで、カイオウ専門の拳だと誤解している人もいるようです。
その極意は魔闘気と呼ばれる圧倒的な闘気で歪んだ空間を作り、敵が自分の位置を把握できなくなることである。
また、全部で1109あるという経絡秘孔を突き、身体を破壊することも極意である。ただし北斗琉拳では経絡破孔という。
これは北斗の拳の作中でもしっかり描写されています!
ケンシロウがカイオウに負けてしまった大きな要因です。
魔界に入りし者は、一切の愛や情を持たぬ「魔神」へと変貌する。時にそれは一瞬の無重力状態を生み出し、相手に己の位置を見失わせるという強力な武器となる。
北斗の拳の中でも、マイナスのパワーが象徴されている拳が北斗琉拳です。
カイオウやヒョウ等も『魔界入り』したら、凄い過激になってましたからね・・・。
北斗の拳の『悪の象徴』、カイオウの記事はいかがでしたか?
悲しい過去があったとはいえ、非情さは他のキャラクターと比べても目立っています。
北斗琉拳の迫力もそれに拍車をかけています。
しかし登場時期の問題のせいか、『ラオウの兄』というおいしい設定なのに
ラオウと比べていまいち存在が隠れ気味です。
原作ではその迫力が堪能できるので、興味がある方は『ラオウ編』以降を
読んでみるともっと楽しめるかもしれませんよ!
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