2022/01/05
aloha.01
2015/09/18 更新
圧倒的な人気を誇るアニメ「進撃の巨人」。各地のイベントでも引っ張りだこ。しかし「進撃の巨人」のイベントは従来型のイラストやモックを展示しているだけのものとは違ってスゴイことになっています。その「進撃の巨人」のイベントの快進撃ぶりをまとめました。
圧倒的な力を持つ巨人とそれに抗う人間たちの戦いを描いたファンタジーバトル漫画。2009年9月9日に講談社の少年マガジン編集部から発行が開始された『別冊少年マガジン』10月号(創刊号)で連載を開始。新人作家の初連載作品であるにもかかわらず2011年には第35回講談社漫画賞の少年部門を受賞するなど、各方面から高い評価を受けた。
連載漫画でスタートした「進撃の巨人」ですが、テレビアニメ化されると人気に一気に火が付きました。
アニメの主題歌がNHK紅白歌合戦に出場したり、劇場版のアニメ映画や実写版映画が次々と制作されています。
繁栄を築き上げた人類は、突如出現した“天敵”「巨人」により滅亡の淵に立たされた。生き残った人類は、「ウォール・マリア」、「ウォール・ローゼ」、「ウォール・シーナ」という巨大な三重の城壁の内側に生活圏を確保することで、辛うじてその命脈を保っていた。城壁による平和を得てから約100年後。いつしか人類は巨人の脅威を忘れ、平和な日々の生活に埋没していた。
「進撃の巨人」は何といっても独特の世界観が新鮮です。これまでの他の作品には見られないオリジナリティと拡がりを感じさせてくれます。なのでいくら「進撃の巨人」関連情報やグッズが出回り、目にする機会が増えても飽きがこないという不思議な作品となっています。
そんな「進撃の巨人」は原作の漫画連載、スピンオフ漫画、テレビアニメ、映画、コラボ商品...と快進撃を続けているのですが、イベントにも登場しています。
「進撃の巨人」のイベントですから、他のイベントとは違うスゴイものに仕上がっています。
では「進撃の巨人」のイベントは何かスゴイのか、個別にそのスゴサを見てゆきましょう。
USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の「進撃の巨人」イベントです。
このイベントは「ユニバーサル・クール・ジャパン」と名付けられていて、2015年1月23日から5月10日までの期間限定アトラクションでした。
なお、「進撃の巨人」の他には「エヴァンゲリオン」、「バイオハザード」、「モンスターハンター」のアトラクションがありました。
「進撃の巨人」のイベント「進撃の巨人 THE REAL」は、調査兵団の一員となって”女型の巨人”の捕獲作戦に参加するアトラクションです。
アルミンの指示でアニメの展開に沿った形で恐怖や絶望を体感するという設定になっています。
屋外には等身大のエレンと女型の巨人の戦闘シーンを再現した実物大の巨大フィギュアがありました。この像は約15mあります。写真に写っている巨人化したエレンの足元の人物から、巨人の像の大きさがわかります。
大口を開けた巨人の頭部が設置されています。
巨人に捕食される恐怖を味わえます。
写真は、まさに巨人に喰われそうな人を助ける...のではなく写真を撮ってあげている調査兵団の兵士でした。
進撃の巨人の内容をあまり知らない人には
ダイジェスト映像が分かりやすくまとまっていますし、
リアルに作られているクロノイドを
見られるのは十分に価値があります♪
全体的には楽しめる内容となっているので、
ぜひ一度アトラクションも含め、
「進撃の巨人・ザ・リアル」を体験してみてもらいたいです(´▽`*)
「この冬、巨人の群れが上野を占拠!」がキャッチコピーの「進撃の巨人」のイベント。
主なものは「実物大 超大型巨人」、「光と音の全身体感シアター」、「360度 3D映像」の3点になります。
【進撃の巨人展】テレビCM第一弾「基本情報篇」
上野の森美術館で開催さた「進撃の巨人」のイベント、「進撃の巨人展」のテレビCMの動画です。
動画再生時間は15秒です。
なお、テレビCMは第一弾に続き第四弾まで制作されていました。
第二弾:「アルミン篇」
第三弾:「アニ篇」
第四弾:「ミカサ篇」
背景が実物大超大型巨人。手前にいるのが巨人の部屋で来館者を驚かす...というより一緒に写真撮ったりするゆるキャラ的な小型巨人です。
こちらが「360度体感シアター”哮(こう)”」を楽しむ映像装置。これを装着すると3D映像を観れるのはもちろん、頭を動かした方向の360度全方位の映像が観れるというすぐれものです。
巨人のデカさがヤバすぎる! 「進撃の巨人展」でOculus Riftをかぶってきた
「360度体感シアター”哮(こう)”」はこんな感じ...ということで、週刊アスキーのライターが実際の動画を掲載したものです。
右目と左目の映像を並べた動画になっています。
動画再生時間は1分31秒です。
正直言うと、めざましテレビの先行中継を見ているときは、「あ、なーんだ、こんな程度か」(←すいません)と思ってたんだけど、実際にあの場に行くとやっぱ違うね・・・!!!!
上野の森を襲った巨人が、今度は大分に!
大分は「進撃の巨人」の原作者である諌山創(はじめ)さんの出身地です。
そこで「進撃の巨人」のイベントの第2弾は大分が選ばれました。
大分の「進撃の巨人」のイベントでは”WALL OITA”というネーミングがなされ、街全体で協賛されました。
圧倒的迫力!諫山ワールド 「進撃の巨人展」始まる県立美術館
大分合同新聞による「進撃の巨人展」WALL OITAについての動画で、これをみると「進撃の巨人」の大分でのイベントの全貌がわかります。
動画の音声も収録されていますがアナウンスはなく、テロップが流れます。
動画再生時間は3分5秒です。
JR大分駅の上には50m級超大型巨人の顔が...
今にも手をかけて駅舎を壊して出てきそうな雰囲気です。
夜になると巨人の顔がライトアップされて更に不気味になります。
大分銀行の赤レンガ館という建物だそうです。
エレンやミカサが窓の向こうに見えます。「囚われのエレンたち」という設定だそうです。
銀行に囚われるというのも何ですが、それだけ大分地域一帯で「進撃の巨人」のイベントを盛り上げているという事の証拠。
評判がいい!とは聞いてましたが、本当に良かったです。
かなり楽しめました。
さすがに原作を知らない人は楽しめないでしょうが、ただ原画を展示しているだけ~とかと違い、エンターテイメント性・ストーリー性の高い作りになっていて、迫力があり見応えがありました。
「進撃の巨人」の原作者諌山さんは大分出身という事で、オープニングイベントにも参加。
果たして大分が「進撃の巨人」の聖地になるのでしょうか。
DAM presents Attack On Lucca
イタリアのルッカという所で開催される世界最大級のコミック&ゲームイベント「Lucca Comics&Games」。
そこで開催されたイベントのひとつ「DAM presents ATTACK ON LUCCA」というもの。
要はDAMの主題歌カラオケの紹介ですが、調査兵団のコスプレのイタリア人(?)たちが「心臓をささげよ」ポーズで歌を聴いている魔訶不思議な光景が写っている映像です。
これ、かなりの「珍百景」ですよね。
「進撃の巨人」のイベントの数々を見てきましたが、従来型のイベントと比べると「進撃の巨人」のイベントは何がスゴイのでしょうか?
それはイベント製作者たちの「進撃の巨人」の独特な世界観に迫ろうとする努力と言いますか、情熱が桁外れにスゴイことだと思います。イベントにかける想いが巨人なみに大きい。ということでしょうか。
これからも日本各地や世界でも新たな「進撃の巨人」のイベントが企画されてゆくことでしょう。
こんどはどんな恐怖と絶望を味わうことになるのか楽しみです。
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