2016/08/05
kiyo_7
「東京喰種トーキョーグール」とは石田スイによる漫画作品。2011年より週刊ヤングジャンプで連載、2013年に小説化、2014年にTVアニメ化された。人肉を喰らうことで生きる怪人「喰種(グール)」をモチーフとした作品で、主人公のカネキ、ヒロインのトーカ、喰種であるリゼといった登場人物たちの運命が描かれていく。
主人公のカネキを始め、「あんていく」という喫茶店に集うグール達、アオギリの樹という組織に属しているグール、グールを殲滅せんと活動するグール捜査官など、様々な人物によって織りなす作品。それが、東京グールです。
この東京グールの様々な組織の中に、今回ピックアップするピエロという集団も存在します。
危険地帯3区を拠点とする喰種組織で以前からCCGと抗争を繰り広げていた。
特徴としてはピエロのマスクを着用している。目的などは一切不明。判明しているメンバーはニコ、宗太などである。
*危険地帯3区=この作品に登場する東京にも23区あり、その中でも地域によって危険な地帯が存在しています。
*CCG=グール捜査官のこと。作品内でグール達は「ハト」とも呼んでいます。
東京グールのキャラクター、集団の中でも謎の多いのがピエロです。
まだ構成員が正式に何人いるのか、何が目的なのかなど、情報は闇に包まれています。
現在判明しているメンバーは
・ウタ
・イトリ
・ロマ
・ニコ
・宗太
なお、ウタのセリフの中に「ボス」の存在は出てきているものの、本誌ではまだ登場しておらず、更にCCGの内部情報を入手しており、それを基に活動している節もある点から、CCGの中にもメンバーが潜り込んでいるのではという可能性も広がり、ピエロの構成人数は全く未知ということになります。
既に東京グールの作中に出てきているキャラクターも構成員の可能性があるので、そういった点にも注目していくとより一層楽しめますね!
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誕生日:12月2日
星座:いて座
血液型:B型
好きなこと:マスク造り、音楽、人間、アート全般
4区にて「HySy ArtMask Studio」という店を営んでいる(人間にも提供している)マスク職人の喰種。基本素手で戦っているため赫子は不明。
マイペースな性格で、ピアスとタトゥーの出で立ちが特徴的なパンク・ファッションで装い、攻撃的な外見とは裏腹に対応は穏やかである。常に赫眼状態のため外出時はサングラスを着用している。あんていくにもよく顔を出しておりカネキの事を気に掛けている。(アニメ予告のおまけではとんでもない形状のマスクをカネキに試着させた。詳細はBD/DVDで確認してみよう)
アオギリ戦ではあんていくのメンバーの仮面とマントを用意し、カネキ救出に参加した。
かつては4区に集う喰種のリーダー格でCCGからは“ノーフェイス”と呼ばれており、食料泥棒をしていた四方と敵対していた。(アニメ版の別の話の予告に一部が描かれている)ヨモとイトリとは昔からの腐れ縁である。
ここでいうマスクとは、顔をすっぽりと覆い隠す仮面状のマスクのことを指します。
仮面レスラーなどが被っているアレですね。
東京グールの中で、街中で行動を起こすグールは決まってマスクを付けています。
そのマスクを元にCCGはグールに呼び名をつけ、個体の区別をしています。
原作の「東京グール」では2巻から登場しているキャラクターです。
見た目とは裏腹に、穏やかでいつも微笑みをたたえているような印象のあるウタ。
ですが、原作「東京グール」の最終話でピエロのメンバーだとわかったシーンでは妖艶な表情を見せており、謎の多いミステリアスなピエロの一員であることを強烈に印象付けました。
生年月日など、プロフィールは一切公開されていない。
ヨモやウタとは4区時代からの腐れ縁。
喰種になったばかりで戸惑う金木に情報の価値について教えた。
14区で『Helter Skelter』というバーをしている。
鉄骨事故の情報に興味を持つカネキと情報提供の交換条件として喰種のレストランの調査を依頼した。その後もカネキに情報提供の協力を行っている。ニコは彼女のことを旧友と呼んでいる
闘争本能が情報に関する好奇心に流れていっているためか温和で赫子は不明。
原作「東京グール」では4巻から登場しました。
バーを営む傍ら、情報屋としての役割も担っています。
カネキにさまざまな情報を与えていました。
戦闘シーンに登場することもなく、どういったグールなのか一切不明です。
帆糸ロマ(ほいと ろま)
名前以外のプロフィールは不明です。
アオギリ戦後にカネキに憧れて隣の19区から来たあんていくの女性従業員。
ドジっ娘要員であり、割った食器の枚数は「かつてのトーカちゃんの記録を上回る」とのこと。
そのためニシキにはクソドジと言われていた。
年齢は不明。アニメでは大人っぽく描かれていたが漫画では幼く描かれている。
ちなみに、画像はアニメのロマ。
原作のロマはまたガラッと雰囲気が変わります。
それが、こちら
年齢等一切不明なロマは、原作「東京グール」の9巻から登場しました。
あんていくの新人従業員として、頻繁に食器を割ったり店を賑やかく盛り上げていたロマ。
「東京グール」最終巻でピエロの一員として登場した時は、「まさか!」と読者を驚かせました。
誕生日:11月2日
星座:さそり座
血液型:A型
好きなもの:イイ男、美しいもの、楽しいこと、アクセサリー
「アオギリの樹」のヤモリに、本人曰く惚れ込んで、一時的に所属していた。
ヤモリが死亡した後、宗太と共にアオギリの樹から脱退した。
男が好きで、母性感のあるオカマである。
ヤモリとの関係は仲間としては良好で、おまけ漫画では彼の悩みを打ち明けられている。
東京グールにおける唯一のオカマちゃん。
初登場時からインパクト大!でした。
ニコも何を考えているのか掴みどころのないキャラクターです。
赫子も使用しておらず、どのタイプかもわかりません。
プロフィールは一切不明です。
ピエロマスクの一員宗太。喰種のレストランの会員で、月山習とも面識があり、亜美を食材として太らせレストランの解体ショーに誘い込んだ。
登場回数は少ないものの、劇中マスクを外さないためその素性は謎に包まれており、重要な場面での登場も多い。そしてカネキが半喰種になった原因の鉄骨落下事故の犯人である。
ピエロの構成員の中でも特に謎に包まれているのが宗太です。
登場シーンは少ないながらも、重要なシーンに登場することが多く、更に「ピエロ」という集団名にふさわしいピエロの仮面をかぶっていることで印象にも強く残ります。
彼の素顔がどんなものなのか、既に素顔でも登場しているのかどうか…。
ここも東京グールの物語の伏線になっている可能性大ですね!
原作の東京グール13巻の扉絵にあるおまけコーナーでキャラクターが俳句を詠んでいるものがあります。
そこで、ウタは意味深な俳句を詠んでいます。
「ピエロマスク」については現在も構成数や活動区域目的等全て不明であり、享楽的主義者の集まりで普段集団行動を取らないということ以外はまだ殆ど情報がない。
『しかし ひとたび召集があれば無類の組織力を発揮する 謎のグール集団』
とCCGの捜査官からは言われています。 (:re3巻:25「令」より)
つまり↓
楽しければ何でもする集団であり、力を発揮すると、かなり厄介な喰種集団ということです。
このことから、互いに連絡を取り合うパイプは存在しており、「ボス」の一声ですぐにまとまれる、ということはわかりますね。
原作の「東京グール」で一番最初にピエロという名前の集団がいると匂わせたのは4巻でした。
ヒデのセリフの中に「ピエロマスク集団」と出てきます。
その後も、8巻で「ピエロマスク」という単語として登場するほか、同じく8巻の中でニコと宗太がピエロのマスクをつけて登場し、ここでやっと「ピエロマスク集団」が現在も実在しているというのがわかりました。
その後も、「ピエロマスクの集団」として話題には度々あがるものの、詳しいことは一切わからないままストーリーは進みます。
現状集まれるピエロのメンバーが勢ぞろいしたのは最終巻である14巻。
ウタの店に集まった、ウタ、イトリ、ニコ、ロマ、宗太、ロマ。
このシーンで「最後に笑うのはピエロだよ」というセリフがあり、このメンバーがピエロであると判明しました。
この作品の第一部と言える「東京グール」でのピエロの出番はこれだけで、活動らしい活動は描かれていません。
が、リゼ殺害やCCGに討伐隊を組まれていることから、裏での活動は行われていたと推測できます。
原作の第2部と言える「東京グール:re」にも、2巻からピエロが登場し始めました。
まず、ニコとロマが佐々木琲世の話をしているシーン。
このときは話題に出しているだけで、特別なにか動きを見せていたというわけではありませんが、ニコ達の登場でピエロも動き出すというのがわかるシーンです。
更に、東京グール:re2巻ではオークション会場での司会役としてウタが登場します。
ロマとガンボ(この巻に初めて出てきたピエロのメンバー)と3人での登場でした。
オークションの最中にCCGが突入して戦闘になりますが、3人はこの時点では撤退しています。
このことから、CCGが突入する作戦を事前に知っていたのでは…?ということが推測できます。
しかし東京グール:re3巻では、捜査官である平子、倉元、武臣に発見され、戦闘に突入します。
この時点でガンボが武臣に殺され、ウタとロマが逃走に成功しました。
現在(2015年9月)コミックスとして出回っているものは3巻までですが、連載されているヤングジャンプの方で更にピエロの活動が見られました。
その中で、四方と話しているウタのセリフの中に「ボス」と出てきます。
今後、まだまだメンバーは増える可能性が高いですね。
更に、この流れからもわかるとおり、四方を始め、あんていくのマスターであった芳村などはウタ達がピエロであることを知っていたということもわかります。
こういった部分も、今後注目していきたいところですね!
ここまでのまとめを見てくださった方にとって、疑問なのはピエロが敵なのか、味方なのか。
誰の意思で動いていてなんの目的があるのか、まったく読めないという点だと思います。
今のところは、東京グール:reに入ってからの佐々木を消す、という目的が初めてピエロの意思で動いたものというだけで、それ以外は誰が後ろで操っているのか、なんの目的で活動しているのかなどさっぱりわかりません。
現在進行形で謎に包まれており、東京グールの新刊、最新話が増えるごとに少しずつ集まる情報から、どういった組織なのかを考えるしかないピエロという集団。
↓こういった記述も、東京グール:reの中には登場しました↓
「ピエロマスク」については現在も構成数や活動区域目的等全て不明であり、享楽的主義者の集まりで普段集団行動を取らないということ以外はまだ殆ど情報がない。
『しかし ひとたび召集があれば無類の組織力を発揮する 謎のグール集団』
とCCGの捜査官からは言われています。 (:re3巻:25「令」より)
つまり↓
楽しければ何でもする集団であり、力を発揮すると、かなり厄介な喰種集団ということです。
このことから、互いに連絡を取り合うパイプがあり、「ボス」が一声かければすぐにまとまることができるということはかろうじて判断できますね。
また、個人個人を見ていくと、クセのあるメンバーが揃っているというのも伝わります。
例えば、ウタのこんなシーン…。
佐々木がウタから届いたマスクを不思議に思い、間違って届いたものなら返さなければとウタの店に行ったときです。
要件を済ませたところで、佐々木が目の色を指摘したところ、ウタが説明したのが
「これ、タトゥーです。白目に注射して墨を入れるんです 数年で落ちちゃうんですけど」
もちろん、嘘なんですけどね。
真顔でこんなことを言ってのける。しかも、自分で送ったマスクについて質問されても知らぬ存ぜぬという態度でしらを通しきってしまう。
ポーカーフェイスで何を考えているか分からない…曲者ですよね。
ピエロの中でも、特にウタは頻繁に登場するキャラクターです。
東京グール:reでも今後まだまだ登場するであろうことが予測できます。
ウタの行動から、ピエロとはどういったものなのか、何が目的なのかを探っていくのも、楽しそうですね。
東京グール:reになってから、ますますキャラクターも増え、展開も良い意味で予想を裏切る流れになっており、さまざまな伏線がどう拾われていくのかなど見どころ満載の東京グール。
今後、ピエロについても詳細がどんどん出てくると思われます!
東京グール本編の大筋はもちろんのこと、さまざまな出来ごとに絡んでくる謎の集団「ピエロ」の動きにも注目です!
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