仮面ライダー見たことある？胸に響く名言の数々をご紹介します！

もしかしたら、あなたよりも歴史が長いかもしれない「仮面ライダー」。未だに人気があり、子供はもちろん大人にも愛されています。

仮面ライダーがこれだけ愛される理由の一つに名言が多いというのもあります。今回はそんな仮面ライダーの名言をご紹介します！

仮面ライダーについて

ご存知の方も多いかと思いますが仮面ライダーは1971年に放送を開始した大人気シリーズです。同じシリーズではなく、仮面ライダーの名を冠した違う番組が、登場人物や設定を変えながら作られている作品群です。

なんどかの中断をはさみながら現在も放映され続け、放映期間40年を超えています。また、様々な媒体でも展開されており、テレビだけの存在ではなくなっています！

それではここから仮面ライダーの名言をご紹介します！

仮面ライダークウガ

五代 雄介を主人公とする2000年1月から1年放送された大人気シリーズです。なんと当初は30代の男女からの人気が高かったそうです。

こんな奴らのために、これ以上誰かの涙は見たくない！皆に笑顔でいてほしいんです！だから見ててください、俺の、変身！！

まさにヒーロー！変身時に叫ぶ言葉は名言が多いそうですよ！

いいんだよ。納得いかないときはとことん悩んでいいんだよ

ウジウジ悩む自分に嫌気がさしている方へ送るセリフです。

（拓「ずっとここで悩んでいれば、答えが出るかなぁ」）…出ないだろうね。だって、そんな簡単に出たら、悩む事ないじゃない。何年かかったっていいんだよ。みんな悩んで大きくなるんだから。君の場所はなくならないんだし。君が生きてる限りずっと、そのときいるそこが、君の場所だよ。……その場所でさ、自分が本当に好きだと思える自分を目指せばいいんじゃない

人生で悩むことがあっても帰る場所があるなら大丈夫です。そんなことを教えてくれる名言ですね。

この雨だって絶対止むよ！そしたら青空になる！今だってこの雨を降らせてる雲の向こうには、どこまでも青い空が広がってるんだ！

やまない雨はないように、辛いこともずっとは続きません。

津上 翔一を主人公とする2001年の1月から1年間放送された人気シリーズです。シリーズ30周年の記念作品でもあり、平成ライダーの基礎を固めたと言われています。

なんかちょっと自信ついたっていうかさあ、さっき家の仕事してて、俺思ったんだよね。こう、自分のいるべき場所があるって、いいなって。（真魚「いるべき…場所？」）うん。俺だけじゃなくて、おじさんにも真魚ちゃんにも、太一にもあるだろ、自分の場所がさ。そういうのって誰にでもあるんだよきっと。で、みんな自分の場所にいる時が一番幸せなんだと思う。だから……そういう皆の場所、俺が守れたらいいなって

主人公の影の部分というのもグッときますね・・・！

生きるってことは、おいしいってことじゃないですか。死を背負ったりしたらまずくなります

そのためにも楽しく、死を考えすぎずに生きることが大切なのかもしれません。

俺は戦う！人間のために！アギトのために！

命をかけて戦うヒーローは、一体なぜ戦うのかわからなくなる時があると思います。でもアギトはその答えを見つけることができたようです。

ギルスこと葦原 涼は事故により仮面ライダーになってしまった男です。アギト達と対立し何度か実際戦っていますが、お互いの状況を理解してからは一緒に戦う頼もしい仲間です。そんな彼も名言を残しています。

夢なんてなくても生きていける…普通に生きるのが俺の夢だ

事故で仮面ライダーにならざるを得なかった、彼の悲しい言葉です。

お前の気持ちは分かる。俺も普通の人間でいたかった。でも、俺は自分を憐れんだりはしたくない。俺が今の俺である意味を見つけたい…いや、俺が俺である意味を必ず見つけなければならないんだ

何度も生死の境をさまよい、傷ついてきた彼だからそこ自分が存在する意味を探し続けているんですね。

どこへいったって同じだ。『今』は嘘になんかならない。

その通りですね。どんな状況で例え信じたくなくても、それは紛れもない現実なんです。

G3こと氷川 誠は「仮面ライダーになろうとする男」です。警察官で生真面目。でも熱い心を持っています。そんな彼も名言を残しています。

僕の知り合いに、無条件で人生は素晴らしい、という人がいます。僕は彼のようにはなれないし、あなたのようにもなれない。中途半端です。でも、これだけは言えます。僕は生きるために戦う。生きることを…素晴らしいと思いたい

無条件で人類を素晴らしいとは思えないけれど、それでも人類を守る彼。それは警察官である彼だから事なのかもしれません。

（闇の力「お前はアギトではない…何者だ？」）ただの人間だ！！

表面上は仮面ライダーでも、その中身は人間。だからこそこのシリーズは魅力的なんでしょうね。

2002年1月より1年間放送されたこのシリーズは、城戸 真司を主人公に「13人の仮面ライダーが自らの望みを叶えるために最後の1人になるまで殺し合い続ける」というバトルを描いたもので、その中で生じる人間ドラマも描かれています。子供向けとは思えない衝撃の結末も・・・

重さが…消えていったライダー達の重さが2倍になった！これ以上は増やさない。俺は人を守るためにライダーになったんだ…だったら、ライダーを守ったっていい！

龍騎では仮面ライダー同士の殺しあいがテーマ。その中でこのセリフは、なかなか出るものではありません。

俺は小さな犠牲も、大きな犠牲も出さない。綺麗事かもしれないけど、今はそれしかない

大きくても小さくても犠牲は犠牲。ヒーローらしい頼もしいセリフです。

秋山蓮こと仮面ライダーナイトは大切な人を救うために仮面ライダーになりました。そんな彼の名言はこちら。

大切なものがあるなら！…どんな犠牲を払ってもそいつを守ればいい。それが人間じゃないのか？

大切な人を守るために仮面ライダーになった彼らしい叫びです。

ゾルダこと北岡 秀一はどんな裁判でも勝つことができる天才弁護士。そんな彼が仮面ライダーになった理由は「永遠の命を得るため」。そんな彼が残した名言とは？

俺はな、人間の欲望って奴を愛してるんだ。人として生まれたからには、全ての欲望を満たしたい。忍耐だの我慢だの、そんな物をありがたがる人間は沢山居るけど、そういう奴に限って、欲望を満たす才能も力もないんだよ

まさに、これが人間の本質かもしれませんね。

ライアこと手塚 海之は天才占い師。そんな彼が「ライダー同士の戦いを終わらせるため」ライダーになりました。彼の名言はこちら。

雄一…お前は後悔なんかしてない。今ならわかる。お前は俺の運命を変えてたんだ。そしてそれがもっと大きな運命を変えるかもしれない…俺の占いが…やっと…外れる…

雄一は彼の親友でライダーになることを拒んだため、殺されました。そんな彼への言葉に胸を打たれます。

ベルデこと高見沢 逸郎は「超人的な力を得る」ためにライダーになりました。大企業の総帥でもあります。TVスペシャルのみにしか登場しないキャラクターです。そんな彼の名言とは？

今の世の中はライダー同士の戦いと同じだ。生きるってことは他人を蹴落とすことなんだ。人間はみんなライダーなんだよ

大企業の総帥を務める彼だからこその言葉ですね。

仮面ライダー555は2003年1月から1年間放送されたシリーズです。555こと乾 巧を主人公に、怪人にもスポットライトを当てた話も多い人気シリーズです。そんな555の名言とは？

なあ、知ってるか？夢ってのはな、時々すっげぇ熱くなって、時々すっげぇ切なくなる、らしいぜ。俺には夢はない。けど、夢を守ることはできる。変身！

切ないながら、みんなの夢を守るために戦っているという555.とても誇らしいことだと思います。

夢って言やあ…俺もようやく夢が見つかった。（…）世界中の洗濯物が真っ白になるみたいに…みんなが、幸せになりますように

まさにヒーローです。

仮面ライダー剣は2004年1月から1年間放送されたシリーズです。剣崎 一真を主人公にトランプに封印された怪物の能力を使って戦う、新しいタイプのライダーです。

例えカードが一枚もなくても、お前を封印できるはずだ！俺に…ライダーとしての資格があるのなら！戦えない、大勢の人たちの代わりに…俺が戦う！」

絶体絶命でもあきらめないその姿はまさにヒーローの鏡といっても良いかもしれませんね。

俺は運命と戦う。そして勝ってみせる。お前は…人間たちの中で生き続けろ

自分も頑張るからあなたも生き続けてというカッコいいセリフです。

カリスこと相川 始は実はアンデッド。しかしアンデッドを封印する能力を持っていてトランプを使って人の姿に変身しています。そんな彼の名言とは？

本当に強いのは…強いのは…人の思いだ！

本物の人間じゃない彼だからこそ深い意味を持っていますね。

ギャレンこと橘 朔也は主人公の先輩にあたります。純真な性格で正義感も強いのですが、他人に流されやすいのが玉にキズ。そんな彼の名言とは？

君との思い出は、数えるほどしかない。でも、君を思い出させるものは、数え切れないほどある。遅いかな、今頃言うのは。俺は…俺は、君が好きだった

なんとも切ない告白です。こちらまで胸が痛くなりますね。

俺は全てを失った。信じるべき正義も、組織も、愛する者も失った。だが今度こそ失いたくない！信じられる、仲間だけは！

最後に残った仲間は命に代えても失わせないという彼の決意が見て取れます。

仮面ライダー響鬼は2005年1月から1年間放送されたシリーズです。ヒビキを主人公に和をテーマにした「完全新生」と銘打たれた作品です。俳優細川茂樹の出世作でもあります。

少年はさぁ、ケータイなくしたよな。俺は帽子をなくした。でもさ、生きていくってことは、なくすことばっかりじゃないぜ

年長ライダーだからこそ言える、人生について教えてくれる名言です。

仮面ライダーカブトは2006年1月から1年間放送されたシリーズ。天道 総司を主人公に人類を殺害し、擬態する宇宙生命体ワームと戦う仮面ライダー達の物語です。水嶋ヒロの出世作でもあります。

おばあちゃんが言っていた。人は人を愛すると弱くなる。でも恥ずかしいことじゃない。それは本当の弱さじゃないから、ってな

愛することで弱くなる部分はありますが、それは本当の弱さではない・・・深い言葉ですね。

おばあちゃんが言っていた。二兎を追うものは二兎とも取れ、ってな

なるほど、追いかけたのなら全部手に入れろというなかなか強いおばあちゃんだったんですね！

同じ道を行くのはただの仲間に過ぎない、別々の道を共に立って行けるのが(加賀美「友達…おばあちゃんの言葉か?」)いや、俺の言葉だ

仲間と友達の違い、胸に刻んでおきたいですね。

ザビーこと矢車 想は完全調和を信念のもとに行動する完璧主義者。しかしある出来事がきっかけでどんどん自分を卑下する正確に。そんな彼の名言とは？

俺は俺にしかなれない。でもこれが俺なんだ！

自分を卑下する彼だからこそ説得力のあるセリフです。

電王は2007年1月からい年間放送されたシリーズ。野上良太郎を主人公にした作品で女性から圧倒的支持を受け、平成ライダーの中でもグッズの最高売り上げ記録1位を獲得しています。佐藤健の出世作でもあります。

例え弱かったり、運が悪かったり、何も知らないとしても、それは何もやらないことの言い訳にならない。僕の知ってる桜井さんが言ってた

その通りですね。彼だけなら最弱のライダーとも言われる電王。そんな彼のセリフだからこそ胸に響きます。

モモタロスは良太郎に憑依する、イマジンという生物。彼が良太郎に力を貸しています。短気かつ好戦的で粗野ですが、人情深く涙もろい一面も。そんな彼の名言とは？

バカか！どっちが強いかじゃねえ。戦いってのはなあ、ノリの良い方が勝つんだよ！

チンピラとも評される彼らしいセリフかもしれませんね・・・！

ウラタロスもイマジンの一人で良太島に憑依します。冷静沈着で頭の回転も速いのですが、かなりの自信かで女好きなのが玉にキズ。そんな彼の名言とは？

人生を面白くするのは、千の真実より、一つの嘘だよ

確かにそうかもしれません。嘘も方便なんて言葉もありますからね。

お前たちには感謝してるんだよね。これ以上あっちにいたらクールでカッコイイ僕じゃいられなくなりそうだったから。ほら、僕、嘘泣きしかしたことないし。時間を手に入れるのも、良し悪しだよね

自信家な彼らしいセリフかもしれません。喜んでいるなら何よりです。

キンタロスも良太郎に憑依するイマジンの一人ですが、彼はもともと別の人間にとりついていました。世話好きで人情にもろい、そんな彼の名言とは？

俺はとっくに消えるはずやったって言うたやろ！お前のおかげでここまでおれたんや！命だけのことやない。時間も持てたんやからな。カイのアホが言うとったように、俺らには思い出すような過去はない。せやけど、良太郎に拾われてからの事は全部思い出せる。俺は自分より、この時間を守りたいと思っとる！

なんとも人情深い彼らしいセリフですね。

ゼロノスこと桜井 侑斗は良太郎の姉の婚約者と同姓同名を名乗る男です。そんな彼の名言とは？

バーカ！カードはお守りじゃないんだ、使うときに使わなきゃ意味が無いんだよ！

どんなものでもそうですが、大切にし過ぎてキチンと使わないとそれは存在意義をなくしているかもしれません。

葉月翔子は41話と42話に登場するゲストキャラクターです。「桜井侑斗と二人で思い出を作りたい」という願いをオクトイマジンと契約します。そんな彼女の名言は少し長いので、引用してご紹介します。

体の弱い彼女だからこそ、一生懸命毎日を頑張っている様子が見て取れて、とても切ないですね。

いかがでしたか？

仮面ライダーの言葉には、子供向け番組とは思えないような深い言葉がたくさんあります。それぞれの人間ドラマが視聴者の胸にぐっとくるのです。