全ての仮面ライダーの元祖!最初のライダー、仮面ライダー1号とは?
2015/10/08
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仮面ライダータイラント
脚本を担当した毛利亘宏は、仮面ライダーデューク ドラゴンエナジーアームズのプロトタイプというイメージでタイラントを執筆している。脚本では名称は決まっておらず、ドラゴンフルーツアームズとだけ記されていた
仮面ライダータイラント
ドラゴンフルーツエナジーロックシードを使用して変身するドラゴンフルーツの鎧を装備したタイラントの基本形態。装着時の音声は「ドラゴンエナジーアームズ!」で、その後に鳴る効果音はディスコ風の音楽と機械音を組み合わせたようなメロディ。
ソニックアローを弓矢としてではなく斬撃用の武器として使用し、ドラゴンフルーツの断面を模したエネルギー刃を放つことも可能。仮面ライダーバロンとの2度目の戦闘では互いにトライアルバイクを駆ってのバイク戦も展開した。
仮面ライダータイラント
『進撃のラストステージ』におけるデュークの物とは異なり、タイラントは右肩の装甲が左肩の物と同型になっているほか、アーマーの左胸部分に紋章が描かれていない
仮面ライダーデュークと仮面ライダータイラントの比較
仮面ライダータイラントのゲネシスドライバー
戦極ドライバーから得られたデータを基に、より高い性能を誇っている。代償として装着者の危険度は2倍増しとされている(劇中で変身者に副作用に苦しめられる描写は無かったが)。
エナジーロックシードを中央部のゲネシスコアに装着・固定することで機械的なアラームが鳴り、右側のハンドルシーボルコンプレッサーを握り押し込むことで「ソーダ!」や「リキッド!」の音声と共にエナジーロックシードの力を引き出し、装着者をアーマードライダーに変身させる。
引き出されたロックシードのエネルギーは下部の容器コンセントレイトポッドに保存され、パイプラインであるバスキュラーダクトによってアーマードライダーへ供給される。
さらに、仮面ライダー斬月や仮面ライダーロード・バロンの斬撃の直撃を受けて簡単に破壊されてしまっていた戦極ドライバーと比較してかなり頑丈な設計となっているようで、40話にてバロンレモンエナジーアームズが光実が変身する仮面ライダー斬月・真と交戦した際にドライバーへの斬撃による集中攻撃を行ったが、傷一つ付けられなかった。
ただし、第31話では劇中最強クラスの実力者であるオーバーロードインベスの王、ロシュオの念動力でシドのドライバーはエナジーロックシードごと粉々にされている為、絶対に破壊できない訳では無い。
仮面ライダータイラントに変身するアルフレッド
仮面ライダータイラント変身者はシャプール王子の執事であるアルフレッド。
ベルトとロックシードは王国の財団が戦極凌馬の研究に資金援助をする見返りに受け取った物。
下克上を狙ってシャプール王子の命を狙うが、駆紋戒斗に阻止されたために変身した。
一度目の交戦では仮面ライダーバロン バナナアームズを圧倒するもマンゴーアームズの不意打ちを受け、逃げる戒斗たちを追おうとするも突如として変身が解けてしまい、逃亡を許してしまった。
仮面ライダータイラント変身過程
二度目の交戦では激しいバイクチェイスの末に打ち負けるが、直後に暴走したロックシードに取り込まれグリンシャに似た姿のインベスに変貌してしまう。その後は圧倒的なパワーで仮面ライダーバロンを追い詰めるが、禁断のリンゴロックシードで変身した仮面ライダーバロンのリンゴスパーキングを使ったライダーキックを受けて倒された。
ちなみに使っていたロックシードはレモンエナジーを始めとするエナジーロックシードの試作品である(識別番号が「E.L.S.-PROTO」となっており、変身時の「ソーダ」の音声もTV本編に登場する他のエナジーロックシードと同じ)。動作が不安定であったり暴走したりしたのはそれが原因なのだが、戦極凌馬は承知の上で渡していた。
仮面ライダーイドゥンと仮面ライダータイラント
アルフレッドは大金を払う代わりに500個の戦極ドライバーを手に入れ、ヘルヘイムの侵食の折に転売しようと考えていた(彼曰く、金と権力は力)のだが、戦極凌馬にとっては自分の研究の成果が金儲けに使われるのが気に入らなかったようで、彼の事は実験台としか思っていなかった。
タイラントも次世代仮面ライダーの一人だけあって仮面ライダーナックルを圧倒したりはしたものの、仮面バロンマンゴーアームズに不意討ちを受け怯んだり、バナナアームズに追い詰められるなど(アルフレッドが戦闘に馴れていないのを考慮しても)、他の次世代仮面ライダーに比べタイラントの不遇感が否めない。
仮面ライダーバロンと戦う仮面ライダータイラント
仮面ライダータイラントは支えている王子をその親に殺せと言われ暗殺しようとしていたり、その王家を裏切って財団を掌握しようとしていたりと悪行三昧。
最後は暴走してオーバーロードになってしまい、変身者であるアルフレッドも死に仮面ライダータイラントも消滅というわけです。
悪いことを企めば報いが必ずあるという昔話のような結末をたどる仮面ライダータイラント。
皆さんもVシネマ「鎧武外伝 仮面ライダーバロン」で仮面ライダータイラントのオーバーロードとしての結末を確認してみてはいかがでしょうか
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