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実力派俳優として知られる中井貴一、実は父も人気俳優だった!

映画、ドラマと数々の作品に出演し、人気、実力ともに備わった俳優・中井貴一。なんと!父も中井貴一をも上回るほどの華麗な経歴を持った俳優だった。中井貴一の父は、一体どのような俳優人生を送ってきたのか。今回は父にスポットを当てその経歴をご紹介していきます。

ダンディーな俳優・中井貴一のプロフィール

中井貴一 俳優
生年月日:1961年9月18日(53歳)
生まれ:東京都 世田谷区
身長:181cm
血液型:A型
学歴:成蹊大学 経済学部卒業

中井貴一の父、佐田啓二は人気俳優だった!

京都市下京区の商家に生まれる。早稲田大学政治経済学部に入学。学生時代、松竹の人気俳優佐野周二の家に下宿していた縁で、1946年、松竹大船撮影所に入社する。
1947年、木下恵介監督の『不死鳥』で、いきなり、大スター田中絹代の相手役に抜擢される。田中とのラブシーンは話題となり、早くもスターの地位を獲得。続いて、菊田一夫原作のNHKの人気ラジオドラマを映画化した『鐘の鳴る丘』に主演、国民的人気を獲得する。
その人気を決定的なものとしたのは、1953年に公開された『君の名は』である。当時の大人気ドラマを映画化したこの作品で岸惠子と共演し、名実共にトップスターの地位につく。

出典:http://ja.wikipedia.org

どうですか?中井貴一さんの父、佐田啓二さんのスターへの道のり。
父と同じく大学在学中に映画デビューした中井貴一さん。
進路に迷っていたようですが、俳優の道を選んだのは、中井貴一さんの根本に父の魂が宿っていたのかもしれませんね。

徐々に演技派に脱皮していき、特に、プロ野球選手のスカウト合戦を題材にした1956年の小林正樹監督の問題作『あなた買います』ではスカウトを演じ、伊藤雄之助を相手に鬼気迫る演技を見せ、毎日映画コンクール、ブルーリボン賞の主演男優賞を獲得した。その後も、木下の『喜びも悲しみも幾歳月』、小津安二郎の『秋刀魚の味』など戦後を代表する作品に出演するが晩年は癖のある悪役が続いた。

出典:http://ja.wikipedia.org

作品に出演するたびに演技に磨きをかけていった父、佐田啓二さん。
年を重ねるごとに円熟味が増していく中井貴一さんを、父、佐田啓二さんは天国から誇らしく見守っていることでしょう。

 1964(昭和39)年8月17日、映画「君の名は」などで知られる人気俳優、佐田啓二さん(37)が交通事故で死亡した。長野からの避暑帰りの車が山梨県韮崎市の国道の橋に激突。運転手の無理な追い越しでカーブを曲がりきれなかった。遺児の中井貴恵と貴一の姉弟も同じ俳優の道を選んだ。

出典:http://www.47news.jp

本当に悲しい事故ですね・・・
中井貴一さんは、3歳の誕生日を目前にして父を亡くしたことになります。
仕事、家庭ともに充実していた父、佐田啓二さん。無念であったでしょうね。

中井貴一の姉・中井貴恵も父と同じ俳優の道へ!!

俳優・佐田啓二の長女として生まれたが、父とは6歳で死別している。早稲田大学在学中に女優デビューすることになり、一部から二部へ転じ社会専修卒業。弟に俳優の中井貴一がいる。なお貴一は、仕事では姉の貴恵と共演したくないと話しており、同じドラマに出演した際には一度も共演するシーンがなかった。

出典:http://ja.wikipedia.org

姉・中井貴恵さんも、中井貴一さんと同じく大学在学中にデビューしてるんですね。
父と同じ道を選ぶとは、血は争えませんね。
家族と共演したくないという中井貴一さんの気持ちもわかりますが、父との共演も見たかったですね。

中井貴一と家族のエピソードまとめ

中井貴一の家族:母、その子育て法は?

ぼくは2歳半のときに親父が死んで、
母が、女手ひとつで育ててくれました。

たぶん「男手ひとつ」の場合は
女と男を併せ持つのって、
すごく難しいんじゃないかと思うんですけど
母親って、パパッと
「男と女を使いわけられる」んです。

出典:http://www.1101.com

ぼくと姉(中井貴恵さん)にとっては、
しつけとして
叩かれるのが当たり前の家でした。

何かやらかしたら「バーン!」と来るので
ふたりとも、逃げ足だけは早かった(笑)。

出典:http://www.1101.com

父がいないため、母親が厳しくしつけをしてたんですね。
中井貴一さんはどんなことをして叱られてたんでしょうね。

中井貴一、中井貴恵のデビューのきっかけも父。

「私も弟(中井貴一)も、父の法事の時に写った写真がきっかけでスカウトされたんです。父が生きていたら、私たちに注目が集まることはなかったし、私はこの仕事をやっていなかったでしょうね」

出典:http://www.zakzak.co.jp

父の法事でスカウトなんて運命を感じますね。
天国の父の引き合わせで、中井貴一さんはデビューしたのでしょうか。

父の死と、中井貴一の人生観

昔から僕は、自分の寿命はおやじが死んだ37歳までと思い込んでいたんです。

それまでの人生はおやじに対して恥じないように生きなければという思いが強かった。

でも37歳を無事に過ぎ、ある意味おまけの人生になり、

そこからはどう自分のために生きるかを考えたんですね。

出典:http://www.earth-words.net

父の死が中井貴一さんの人生観に影響を与えていたんですね。

あとね、僕はおやじに会いたいんです。

子どもの頃から会いたくてたまらなくて、

いずれ自分が死んだら会えると信じている。

出典:http://www.earth-words.net

父に会いたいと願う中井貴一さんの気持ち、グッときますね。

中井貴一の心の中に生きている、父・佐田啓二

以上、中井貴一さんの父、佐田啓二さんを紹介しました。
志半ばで他界した父、佐田啓二さん、そして幼くして父を亡くした中井貴一さん。
お二人の気持ちを思うと切ないですね。
しかし、このような悲しみ、苦しみを知っている中井貴一さんだからこそ、人間味あふれる、心打たれる演技となり、人々に感動を与える俳優になったのだと思いました。
中井貴一さんのこれからの活躍を期待しています。

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