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宇梶剛士がアイヌの叔父、浦川治造の映画のナレーションを務める!?

俳優、宇梶剛士さんには、アイヌの叔父がいます。宇梶剛士さんは、アイヌの叔父、浦川治造さんのドキュメンタリー映画でナレーションを務めました。浦川治造さんの甥で、アイヌでもある俳優の宇梶剛士さんの叔父とは、一体どんな方なのでしょう。

宇梶剛士のプロフィール

うかじ たかし
宇梶 剛士
生年月日   1962年8月15日(53歳)
出生地   東京都新宿区
身長   188cm
血液型   B型
職業   俳優・タレント
ジャンル   映画・テレビドラマ・舞台
配偶者   既婚
著名な家族   宇梶静江(母) 浦川治造(叔父)

宇梶剛士さんのアイヌの叔父のドキュメンタリー映画『カムイと生きる』が公開!

俳優の宇梶剛士さんって、アイヌの血を引いていたんですね。

若い頃の写真を見ると、背丈もあって、外国人のような顔立ちをされた超イケメンなので、日本人じゃないのではないかと思ってしまいますが、アイヌの方と言われても、顔立ちからはちょっと想像がつきませんね。

アイヌ民族古来の生き方を実践し、その伝統を後世に伝えようと活動している浦川治造。そんな彼を追ったドキュメンタリー『カムイと生きる』が公開され、話題を集めている。この映画のナレーションを務めたのは、治造の甥である俳優の宇梶剛士。今回、急遽来福し、映画と治造の魅力について語ってくれた。

出典:http://www.fukuoka-navi.jp

北海道の自然は、本当に素晴らしいので、アイヌの方達は、その自然や動物達と共存して生きてこられたのでしょうね。

北海道は極寒の地なので、アイヌの人達の寒さ対策などは、どうされていたのでしょう。

気になります。

アイヌの叔父によく似ていると言われる宇梶剛士

宇梶剛士さんとアイヌのつながりは、叔父さんだけでなく、アイヌの民族運動家で、家庭を不在にすることが多かった母親との間にもあり、母親とは、青年期まで確執があり、不良になった一因であると宇梶剛士さんは述べています。

インタビュアーからの第一声では「すごく叔父さん(浦川治造)の若い頃に似ていますね」と言われ、宇梶は照れながら「そのことを誰かに言われてすごく落ち込んでいたんですよ(笑)。ということは、あんな熊みたいな人間になるのかなと。腕とかこんなに太いし。いや~恐ろしい(笑)」と、豪快に笑って話す。身長190cmのごつい体格なのに威圧感もなく、すごく気さくで笑顔を絶やさない本物の漢(おとこ)だ。

出典:http://www.fukuoka-navi.jp

そう考えると、やはり差別を受けてきたアイヌ民族の血を引くということは、宇梶剛士さんにとって、辛いことの方が多く、叔父のドキュメンタリー映画のナレーションを務められたことで、ようやくわだかまりも消え、アイヌの血を引く人間として誇らしく生きて行くことも、そして、母親を許すこともできたということなのかもしれませんね。

アイヌの叔父に多大な影響を受けた宇梶剛士

こちらがその宇梶剛士さんの若かりし頃の写真です。

どうです?

ジェームス・ディーンのようじゃありませんか?

はっきり言って、外国人ですよね。

カッコイイ!

治造には、幼少時代から青年期まで多大な影響を受けたという。「まだ役者になる前、20代後半ぐらいに叔父さんの会社で働いて、毎日穴ばっかり掘っていたんです。

出典:http://www.fukuoka-navi.jp

こんな、イケメンが毎日アイヌの叔父の会社で穴を掘っていたなんて、もったいない!(笑)

もっと人目につくところで穴を掘っていれば、絶対にスカウトされましたよね。

宇梶剛士がアイヌの叔父に教えられたこと

でも、宇梶剛士さんが、その穴掘りをしていた時、アイヌの叔父から、とてもいいことを言われたのです。

宇梶剛士さんが、アイヌの叔父から、何て言われたのか見てみましょう。

俺はこんな所で穴掘っている場合じゃない!役者になるのだと叔父に話したら、“何言っているのだ、バカ!今ここで穴を掘っているのがお前。ありもしないことに目を向けるぐらいだったら、一生懸命穴を掘れ!ここでやるべきことをやらないと、奇跡は起こらない。起きたとしても長続きはしない!”と、怒られましたね」。

出典:http://www.fukuoka-navi.jp

目の前に自分のやるべきことがあるのに、その与えられた今やるべき事を疎かにしてしまったら、これから何をやっても、絶対に上手く行かない。自分に与えられた仕事を、一生懸命心を込めて、丁寧にこなす姿勢を身につけてこそ、自分の夢は叶えられるのだということでしょうか。

さすが!人生経験豊かなアイヌの叔父さんは、言うことが違いますね。

若かりし頃の宇梶剛士さんに、果たしてアイヌの叔父の言葉は通じたのでしょうか。

でも、きっとその言葉通りに生きたから、夢を掴んだ現在の宇梶剛士さんがいるのですよね。

宇梶剛士さん、素晴らしいアイヌの身内に恵まれてよかったですね。

アイヌの叔父のエピソード

宇梶剛士さんのアイヌの叔父さんは、困っている人に対して、とても優しい方なのですね。

「情けは人のためならず」を地で行った方なのではないでしょうか。

宇梶の叔父さんに関するエピソードはつきない。「鹿を素手で捕まえたり、病気で困っている人がいたら食事を与えたり。仕事がない人がいたら自分の会社で雇う。いつも誰かしら周りに人がいる。僕を怒っている以外は笑顔を絶やさない(笑)」。

出典:http://www.fukuoka-navi.jp

アイヌの叔父さんにとって、宇梶剛士さんは自分の身内だから、厳しかったのかもしれませんが、宇梶剛士さんのアイヌの叔父さんは、基本的に誰に対しても、優しい人なのだと思います。

宇梶剛士がナレーションに取り組めた理由とは?

やはり、「情けは人のためならず」なので、自分が人に対してしてあげた分、アイヌの血を引く叔父さんも、必ず周りの人からサポートが得られたのだと思います。

そんな叔父だが、宇梶は今回ナレーションを引きうけた理由を次のように話す。「叔父さんってすごく面倒見がいいけれど、実はすごく他人からも助けられているような気がします。

出典:http://www.fukuoka-navi.jp

他人から助けられるということは、それだけ、宇梶剛士さんの叔父さんが、人のために尽くしてきたということなのではないでしょうか。

アイヌの叔父も自分も、周囲の人に助けられてきたと話す宇梶剛士

宇梶剛士さんが、いろんな人からいろんなことを教えてもらえたということは、きっと、宇梶剛士さんも、気づかないうちに、いろんな人に、何かを教えていたことがあるということなのではないでしょうか。

今日の自分があるのは、叔父さんをはじめ、錦野旦さん、菅原文太さん、美輪明宏さん、渡辺えりさん…いろんな人にいろんなことを教えてもらったから。

出典:http://www.fukuoka-navi.jp

人は皆、一方的に何かをしてあげるだけということはなくて、必ずしてあげた分だけ、巡り巡って、自分にも、ちゃんとお返しが来るのだと思います。

宇梶剛士さんは、このナレーションを務めたことで、アイヌの血を引く宇梶剛士さんの母親や叔父さんについて、改めて思うところはなかったのでしょうか。

宇梶剛士さんのアイヌ民族に対する思いを、是非、聞いてみたいですね。

叔父さんもきっとそう。だから身内として臆することなくナレーションに取り組めた。映画化されたことについて叔父さんは、すごく嬉しそう!」。

出典:http://www.fukuoka-navi.jp

ナレーションを務め終えた宇梶剛士さんと、叔父さんが並んで写っている写真を見ると、どことなくぎこちない感じが宇梶剛士さんからするのですが、緊張しているのでしょうか。

それとも、宇梶剛士さんにとって、叔父さんは、何か特別な存在なのでしょうか。

アイヌの血を引く宇梶剛士の今後の活躍に、乞うご期待!

アイヌ民族である宇梶剛士さんも叔父さんも、優しいという点で、共通していますよね。

厳しい自然を崇め、自然と共に生きてきたアイヌ民族の血が、人間を優しくするのでしょうか。

宇梶の声は、とても優しい。治造の笑顔もだ。かつてアイヌ民族というだけで差別を受けた治造。だが、誰に文句を言うわけでなく、明るい笑顔を絶やさず自由に生きてきた。しかもアイヌの伝統や文化を守りながら…。

出典:http://www.fukuoka-navi.jp

叔父のドキュメンタリー映画で、臆することなくナレーションを務めることが出来たと語る宇梶剛士さんの今後の活躍に、乞うご期待ですね!

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