ドラえもんの中でも人気「ドラえもん のび太の日本誕生」について!
2018/02/25
little-bird
2015/08/26 更新
ドラえもん長編作品の中でも人気の高い「ドラえもん のび太と鉄人兵団」。子供の頃「映画を見て涙を流す」という経験は「ドラえもん のび太と鉄人兵団」がはじめてだったという人もいるほどです。
そんな「ドラえもん のび太と鉄人兵団」(旧作)についてまとめてみました!
ドラえもん
『ドラえもん』は、藤子・F・不二雄による日本の児童漫画・SF漫画作品。小学館の発行している学年別学習雑誌やコロコロコミックで連載されていた。
22世紀の未来からやってきたネコ型ロボット「ドラえもん」と、勉強もスポーツも駄目で何をやらせてもドジばかりの小学生「野比のび太」の日常生活を描いた作品である。
作品の魅力の1つとなっているのが、不思議な効力を持った数々のアイテム「ひみつ道具」である。
世代を超えて愛されているドラえもん。ドラえもんの大長編は映画化されて、多くの作品が制作されていますね。
そのドラえもんの大長編の中でも今回は感動長編として人気の高い「ドラえもん のび太と鉄人兵団」を取り上げてまとめてみましょう!
「ドラえもん のび太と鉄人兵団」
『ドラえもん のび太と鉄人兵団』(ドラえもん のびたとてつじんへいだん)は、月刊コロコロコミック1985年8月号から1986年1月号に掲載された「大長編ドラえもんシリーズ」の漫画作品、およびそれを元に1986年3月15日に公開されたドラえもん映画作品。大長編・映画ともにシリーズ第7作。
原作完結から映画公開まで約3ヶ月。「ドラえもん のび太と鉄人兵団」の原作と映画はほぼ同時進行だったようです。
「ドラえもん のび太と鉄人兵団」原作漫画
『ドラえもん のび太と鉄人兵団』映画化7周年記念作品として製作され、これまでの「のび太の-」だったタイトルから「のび太と-」が初めて採用された作品である。予告では、何度かの爆撃音の後、「今度の映画は、何が何だかとにかくすごいぞ」というセリフが流れる。
「ドラえもん のび太と鉄人兵団」は大長編の中でもっとも熾烈な戦いが展開されるストーリーです。
予告の爆撃音がそれを示していたのでしょう。
「ドラえもん のび太と鉄人兵団」
のび太は偶然北極で巨大なロボットの足を拾い、自宅に持ち帰った。それ以来、家の庭に次々と降ってくるロボットの部品を、ドラえもんと協力して鏡面世界で組み立ててザンダクロスと名づけ、しずかを呼んで遊んでいた。
「ドラえもん のび太と鉄人兵団」
のび太が拾った球体が、ロボットの部品を呼び寄せます。
のび太は球体を「ドラえもん」の頭と勘違いして拾い上げていますね。
鉄人兵団に登場した「おざしきつり掘」
だがその最中、そのロボット(ザンダクロス)に恐るべき兵器が組み込まれていたことが判明。安全のため、ロボットを3人の秘密にすることを誓ったが、のび太のもとにロボットの持ち主と名乗る少女リルルが現れ、のび太はうっかり口を滑らせてしまう。のび太はロボットを返すことを断れず、さらに鏡面世界へ入り込むために必要なひみつ道具「おざしきつり掘」まで貸してしまった。
鉄人兵団の重要登場人物「リルル」
「ドラえもん のび太と鉄人兵団」の最重要登場人物であるリルル。
のび太はリルルにデレデレで、喜んで家にリルルを招いています。「一目惚れ」されたのだと勘違いしていますね。
「ドラえもん のび太と鉄人兵団」
実は、ロボット惑星メカトピアから派遣された少女型スパイロボットであるリルルは、メカトピアの地球侵略作戦の足がかりとして、尖兵である他のロボットとともに鏡面世界で前線基地を建設し始めた。偶然現場近くで真相を知って逃げたドラえもんたちを追うため、リルルたちが鏡面世界の入り口を無理やり広げようとした結果、時元震による爆発が発生し入り口は塞がれた。それにより危機は免れたかに見えた。
鉄人兵団に登場した「糸なし糸でんわ」
「糸なし糸でんわ」でリルルの声を盗み聞きしようとして、のび太とドラえもんは見つかってしまいます。
リルルはのび太を「特別扱い」すると申し出るが、のび太とドラえもんは逃げました。
鉄人兵団に登場するザンダクロス
逃げるのび太とドラえもんをザンダクロスが追い、「おざしきつり掘」を無理矢理広げようとしたところで大爆発が起こります。
メカトピアから裏山に物資が流星のごとく大量に送られてきたり、大爆発したり、冷静に考えると、とんでもない大ニュースになりそうな出来事ですね。
しかしそれも束の間、メカトピアから鉄人兵団が地球へ送り込まれてくることを知り、のび太たちはジャイアンやスネ夫と協力し、取り返した巨大ロボを改造して味方につけ、鏡面世界を舞台に鉄人兵団を迎え撃つことになる。
「ドラえもん のび太と鉄人兵団」
のび太のママに箒でボコボコにされていた球体(ザンダクロスの頭脳)を部屋に持ち帰ったドラえもんは「翻訳こんにゃく」でメカトピアの侵略を知ります。
その直後、国家機関や外国にその事実を伝えようと必死で電話するのび太とドラえもん。
しかしまったく相手にされません。
ジャイアンとスネ夫
誰か信じてくれる相手はいないかと、のび太とドラえもんはジャイアンとスネ夫に打ち明けてみます。
もちろんジャイアントとスネ夫は速攻で信じます。
「やっぱり友達だあ」
とのび太とドラえもんは感動していますね。
鉄人兵団に登場する「ミクロス」
鉄人兵団といえば「リルル」「ザンダクロス」という印象が強いですが、今回は名脇役「ミクロス」を取り上げてみたいと思います。
裏山でのび太を追い回していたミクロスをリルルは、いとも簡単に「洗脳」して、ジャイアン、スネ夫の方に向けさせています。
アカンベー機能を持ったミクロス
従兄弟が追加のアカンベー機能を施した後、ドラえもんの改造によって人間並み(映画:スネ夫並みの頭脳)の知能を持ち、言語も話せるようになった。ただしとんちなど難しいことを考えると頭がショートを起こす。
「大ざると小ざる、喧嘩させたらどっちが強い」
とのび太が出したなぞなぞに、
「ぐぐ、もちろん大ざる」
と一度は答えるミクロスですが、考えなおし、
「まてよ、今度はひっかからない…ぐぐ、小ざる」
と答えます。
「ブー!ざるは喧嘩なんかしないもんね」
のび太の回答を聞いたミクロスは舌を出してショートしましたね。
度々失敗をおかすミクロス
ロボットの侵入が分かるようドラえもんが引いた金属探知チョークに、人騒がせにも引っかかるミクロス。
人間のように肉を食べようとして喉?につまらせる場面もありましたね。
旧作「ドラえもん のび太と鉄人兵団」の一つの見所はこの名脇役「ミクロス」の活躍ではないでしょうか。
(新作は登場シーン減)
「ドラえもん のび太と鉄人兵団」
「ドラえもん のび太と鉄人兵団」のラストに掛けてのストーリー展開は素晴らしく、誰もが感動できる作品ではないでしょうか。
ドラえもんの長編作品の中でも、「ドラえもん のび太と鉄人兵団はベストに上げられることが多いと思います。
甲本ヒロトも何かのインタビューで大絶賛していましたね。
新作の方も人気があるので、ぜひチェックしてみましょう!
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