樹木希林と内田裕也の結婚馴れ初めは？離婚や別居など2人に迫る！

2018年9月に亡くなった樹木希林さん。その樹木希林さんと、旦那の内田裕也さんと言えば、その独特な夫婦関係にたびたび注目が集まっていましたね。

樹木希林さんが亡くなり、再び注目されている2人の夫婦関係。今回は、樹木希林さんと内田裕也さんの結婚の馴れ初めや離婚、別居についてなどに迫ります。

樹木希林さんと内田裕也さんは1973年に結婚。2人の馴れ初めは一体どのようなものだったのでしょうか？

内田裕也さんが友達であるムッシュかまやつさんが出演しているドラマの現場を覗いた時、ムッシュかまやつさんと共演していた樹木希林さんに会ったのだとか。

そして5ヶ月後に結婚したと言うスピード婚だったようです。

内田裕也さんと樹木希林さんのコメントを見ると、お互いが一目惚れで勢いで結婚した
というイメージを受けると言う意見があります。

内田裕也さんはジーパンで結婚式を挙げたという話もあり、やはりどこまでもロックな方。そしてそれを受け入れてしまう樹木希林さんもすごいです。この頃からすでに、2人だけの空気感でいきていたのですね。

また樹木希林さんは婚姻届を、内田裕也さんの分も自分で書いて提出したと語っています。

他にも「内田裕也さんの全てが好き。けれど彼を好きになると大変だから、生まれ変わったら好きにはなりたくない。」と言う趣旨のことを言っていたそうです。

しかし、樹木希林さんと内田裕也さんは、結婚して２年ほどですでに別居をしていたようです。これは、内田裕也さんが暴れまわったりすることが原因と言われています。

結婚したての時は毎晩暴れまわり、家の中もめちゃくちゃだったそう。実際に渋谷警察署に相談して、すぐに来てもらえるように登録もしていたのだとか。

1981年には内田裕也さんが離婚届を提出するも、樹木希林さんはこれを認めず訴訟を起こし、離婚は無効になりました。

その後も内田裕也さんの女性宅への住居侵入や強要未遂、暴力団・山口組との関係などさまざまなことが怒っても、決して離婚しなかった樹木希林さん。

その理由を、「あんな男を放っておいたらもっと迷惑を掛けるから、自分がいる事で最後の一線を越えさせないようにしているんだ」と言っていたそうです。

このようにいると、内田裕也さんは樹木希林さんのことを好きではないのかと思ってしまいますが、そうではないようです。

2005年に内田裕也さんが空き巣の被害にあった時、内田裕也さんはカメラに向かって

「お前が盗んでいった物の中に時計があるだろ。ありゃあ俺の女房からのプレゼントなんだよ」

「金なんかどうだっていいからよ。あれ（時計）だけは返せ。俺んちのポストにでも入れとけよ。ヨロシク!」

と言いました。

こんな風に語っていたこともある内田裕也さん。

このことから、内田裕也さんも樹木希林さんに対して大きな愛があったと言えるのではないでしょうか？

また樹木希林さん側としては、自分の娘や娘婿の本木雅弘さんや孫を、内田裕也さんから守りたいと言う気持ちがあったようです。

樹木希林さんが内田裕也さんと離婚をしてしまったら、他の家族が暴れまわったりする内田裕也さんの面倒を見なければなりません。

そんな理由もあって、離婚をしなかったのかもしれませんね。

そしてやはり、樹木希林さんの変わらぬ内田裕也さんへの愛情があるというのが
別居の一番の理由だといえますね。

樹木希林さんが亡くなった時、当初は「心の整理がつかない」「見事な女性でした」などの文書のコメントしか残していませんでした。

やはり樹木希林さんが亡くなったことは、内田裕也さんにとってかなりショックだったようです。

そして樹木希林さんが亡くなった翌月、自信のドキュメンタリー映画の舞台挨拶に登壇した内田裕也さん。この映画のナレーションを務めたのは樹木希林さんで、2人の共演作となりました。

この舞台挨拶で内田裕也さんは、「一緒に共演できて嬉しかったです。ありがとう」などと語りました。

出会った時から、2人だけにしかわからない世界で生きて来た樹木希林さんと内田裕也さん。

いろいろなニュースもありましたが、2人がお互いに相手のことをとても好きだったことには変わりはないようです。