【直木賞作家】林真理子さんの娘さんは今、何歳?【エッセイスト】
2015/11/09
huamoa
作家、林真理子さんには娘さんが1人いらっしゃいます。
その娘さんのことを林真理子さんは少し変わり者だと説明しています。
一体母、林真理子さんは変わり者の娘さんをどのように子育てしているのでしょうか。
林 真理子
(はやし まりこ)
誕生 1954年4月1日(61歳)
山梨県山梨市
職業 小説家・エッセイスト
教育 学士(芸術)
最終学歴 日本大学藝術学部文芸学科
活動期間 1982年
ジャンル 小説・随筆
1982年(昭和57年)に出版したエッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が、林真理子さんの処女作にしてベストセラーとなりました。
代表作 『ルンルンを買っておうちに帰ろう』(1982年)
『最終便に間に合えば』(1985年)
『不機嫌な果実』(1996年)
主な受賞歴 直木三十五賞(1986年)
柴田錬三郎賞(1995年)
吉川英治文学賞(1998年)
島清恋愛文学賞(2013年)
その林真理子さんの娘さんが中3の時に、中山秀征さんと林真理子さんが子育てについて女性自身で対談した時の話をご紹介します。
2013年12月27日 07:00 の女性自身の記事なので、林真理子さんの娘さんと中山秀征さんのお子さんは、現在は高校2年生になります。
この対談は林真理子さんの娘さんが中3の時の話です。
中山秀征(以下・N)林さんとは、林さんのお嬢さんとウチの長男が、同じ学校の同級生つながりというご縁があるんですよね。今、お嬢さんは中3でいらっしゃいますけど、子育てに関して悩みってあるんですか?
作家、林真理子さんにも娘さんについて何か悩みがあるのでしょうか。
林真理子さんの子育てって見てみたいと思いませんか?
母、林真理子さんに少し変わり者と言われた娘さんですが、お友達は出来たのでしょうか?
母、林真理子さんから見て娘さんが変わり者に見えても、逆に今の時代を生きる娘さんから見たら、母、林真理子さんの方が変わり者かもしれませんよね。
娘さんの方が母、林真理子さんより、ものの見方がシビアなのかもしれません。
N お嬢さんも本が好きなんですか?
H 全然!本なんて1冊も読まないよ!なんでこんなに嫌いなのかな、と思うくらい。『赤毛のアン』を読みなさいって渡すと「こんなキレイごと。ふん!」とか言う。「ママの薦める本はキレイごとの世界!」って。本屋に連れていって買ってあげても読まないし、「本って嫌い」って。
娘さんには娘さんの世界があって、母、林真理子さんが薦める本の世界が娘さんの世界と合わなかったのでしょうね。
林真理子さんってカッコつけずに素直に自分の間違いを認めるタイプなんですね。
自分の肩書きに囚われないところがすごくカッコいいですね。
N アハハ。面白いですねえ。でも、家には、ちょっと手を伸ばせば数々の名作があるわけですよね?
H でも手を伸ばさない。私『21世紀活字文化プロジェクト』という会で委員をやっていて、「親が本を読んで、本棚に本があれば子どもは必ず本を読むものです」なんて偉そうに言っていたのに間違いだった(笑)。
「親が本を読んでも、本棚に本がいくらあっても、本を読まない子は読みません」って自分の言っていたことをすぐに撤回できる林真理子さんって、きっと娘さんからも愛されていると思います。
自分のことで娘が嫌な思いをしていないか、有名な作家としてではなく、娘の母親として心配しているのに、娘の一言が笑えます。
N アハハ。お母さんが偉大すぎるってこともあるんじゃないですか、活字に対して。
H 娘が小学生のときに「ママのことでいじめられたりしない?」って心配で聞いたら、薄ら笑いを浮かべられちゃってね、「なんで?なんで?ママのこと知っている人なんてだーれもいないよ!」って。「ママは自分のこと有名人と思っているかもしれないけど、周りで知っている人なんてだーれもいないから」ってぴしゃりと言われて。
林真理子さんの娘さん、しっかりしてますよね。
母の心配をよそに娘さんはお友達とちゃんと仲良くやっているようです。
林真理子さんの価値観と娘さんの価値観が違うようですね。
N せっかく気を使って聞いたのに(笑)。子どもって親が思うようにはなかなかいかないものですよね。
H 本当にそうですよね。私は、教養を豊かに、文化的なものをたっぷり注いでやりたいと思って、子どものころからコンサートにオペラ、歌舞伎にミュージカルといろんなものに連れていったんですけど何ひとつ喜ばない。歌舞伎なんて連れていった日には「ママのこと一生恨んでやる」って。
これだけいろいろな世界のものを娘さんに見せて恨まれたら、林真理子さんもたまったものではありませんが、母親と娘とで好みの世界が違うのでしょうね。
果たして娘さんは林真理子さんの期待に応えてくれるのでしょうか。
N アハハ。ウチもそうです。全然ありがたがらない。まあ、いずれ今見ているものが血となり肉となるんじゃないですかね。
H そうであってほしいですけどねえ。でも、ああしてほしい、こうしてほしい、もっと成績よくなってほしいとか思ってもしょうがないし、上を見てもきりがないですもんね。友達と仲よく、毎日楽しく学校に行ってくれればそれでもう十分です。
娘さんも母、林真理子さんに甘えているだけで、本当は感謝しているのではないでしょうか。
母、林真理子さんも、自分の考えを娘に押し付けているかもしれないと思っているのでしょう。
だから、毎日楽しく学校に行ってくれればそれで十分だと言ったのだと思います。
林真理子さんと娘さんのこれからのご活躍を楽しみにしています。
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