2015/10/13
偲輝
村上 春樹(むらかみ はるき、1949年1月12日 - )は、日本の小説家、アメリカ文学翻訳家。京都府京都市伏見区に生まれ、兵庫県西宮市・芦屋市に育つ。
早稲田大学在学中にジャズ喫茶を開く。1979年、『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞しデビュー。1987年発表の『ノルウェイの森』は上下430万部を売るベストセラーとなり、これをきっかけに村上春樹ブームが起きる。その他の主な作品に『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』などがある。
日本国外でも人気が高く、柴田元幸は村上を現代アメリカでも大きな影響力をもつ作家の一人と評している。2006年、フランツ・カフカ賞をアジア圏で初めて受賞し、以後日本の作家の中でノーベル文学賞の最有力候補と見なされている。
村上春樹さんは、小説家の他にも翻訳家としても活躍しています。国内外問わず活躍の場を
広げています!ノーベル賞候補に毎回上がっていますが、未だ受賞には至っていません。
1949年、京都府京都市伏見区に出生する。父が私立甲陽学院中学校の教師として赴任したため、まもなく兵庫県西宮市の夙川に転居。父は京都府長岡京市粟生の浄土宗西山派光明寺住職の息子、母は大阪・船場の商家の娘という生粋の関西人で、「当然のことながら関西弁を使って暮らしてきた」。
また両親ともに国語教師であり、本好きの親の影響を受け読書家に育つ。西宮市立浜脇小学校入学、西宮市立香櫨園小学校卒業。芦屋市立精道中学校から兵庫県立神戸高等学校に進む。
両親が日本文学について話すのにうんざりし、欧米翻訳文学に傾倒、親が購読していた河出書房の『世界文学全集』と中央公論社の『世界の文学』を一冊一冊読み上げながら10代を過ごした。また中学時代から中央公論社の全集『世界の歴史』を繰り返し読む。神戸高校では新聞委員会に所属した。
両親が国語教師だったことが村上春樹さんの文才につながっているのかもしれないですね。
10代の頃から世界文学全集など読みふけっていたんですね。
平易で親しみやすい文章は村上がデビュー当時から意識して行ったことであり、村上によれば「敷居の低さ」で「心に訴えかける」文章は、アメリカ作家のブローティガンとヴォネガットからの影響だという。「文章はリズムがいちばん大事」とは村上がよく話す言葉だが、そう思うに至った理由を次のように説明している。「何しろ七年ほど朝から晩までジャズの店をやってましたからね、頭のなかにはずっとエルヴィン・ジョーンズのハイハットが鳴ってるんですよね。」
隠喩の巧みさについて、斎藤環は「隠喩能力を、異なった二つのイメージ間のジャンプ力と考えるなら、彼ほど遠くまでジャンプする日本の作家は存在しない」と評している。
村上春樹さんの文章は読みやすい一方で難解なテーマを扱っています。誰にでも読める変
わりに難しい内容が読者を惹き付ける魅力なのかもしれません。続いては、村上春樹さん
自身が言った名言を集めてみました!
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まずは、村上春樹さん自身が発言した名言を集めてみました!作中にも数々の名言がある
村上春樹さんですが、本人が発した名言も考えさせられるものが多いです。まずは、村上
春樹さんの名言を見ていきましょう。
まずは、こちらの名言です。不得意なことも個性のひとつだ、というような名言ですね。
正負の法則のような名言ですね。簡潔な言葉ですが本質をついた名言に思えます。
今のネット社会に一石を投じるような名言ですね。「物語」の使い方に村上春樹さんの
文才を感じます。
こちらの名言も簡潔ですが非常に奥深い名言です。村上春樹さんの名言は人々が気づかない
ところに気づかせてくれますね。
続いて、作中でも名言を楽しめる村上春樹さんの作品をまとめてみました。一体どんな名言
が作中にあるのか、早速見ていきましょう!
「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」―15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真…。
僕は村上春樹さんの作品というものをはじめて手にとりました。
それがこの作品です。めったに本など読まない僕が
どうしてこのような本を手にとったのかは分かりませんが、
不思議な題名、その冒頭に惹かれたのかもしれません。
この本は非常に難解でした。そして不思議な力に溢れていました。
僕はむさぼり食うように、それでも時間をかけてこの本を読破しました。
抜群に面白い小説です。
小説というジャンルの醍醐味が味わえる作品だと思います。
フィクションを読むためには想像力が必要であるということを自覚させられました。
その想像力は生きてゆく上でとても重要なものなのではないか、ということを考えさせられました。
15歳の家出少年、田村カフカと、少年時に記憶を失った初老の男、ナカタ。全く何の関係もない、不思議な話が交互に語られ、近づき、やがて絡み合っていくのは「1Q84」と同じ手法で、先が楽しみ。まだ上巻を読んだだけなので分からないけど、全部謎解きがないのが村上流だし。
簡潔で読みやすい文章ながら難しいテーマを扱っている村上春樹さんの小説です。とても
有名な小説なので読んだことがある人もいるのではないでしょうか?村上春樹さんを初めて
読む方にもおすすめです!
限りない喪失と再生を描く究極の恋愛小説!
暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は1969年、もうすぐ20歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。
村上春樹の小説は「駄作」か「名作」かという両極端な評価に分かれることが多いようです。
本作もその例に漏れることなく、やはり評価は賛否両論ですが、事実として「ノルウェイの森」は、ノーベル文学賞候補に毎年選ばれるほどの作家の代表作であり、世界の各国でベストセラーになるほどの小説であるわけですから、本質的に「名作」なのか「駄作」なのかはさておき、それだけの「魅力」が、小説内のどこかにあることだけは誰にも否定できないことでしょう。
わかりやすく読みやすい文章。
アメリカの近現代小説を連想させる写実力。
日本の純文学から受け継いだ細やかな心理の扱い方。
時折りみせる劇的な場面転換。
巧妙に織り込まれている比喩や暗示。
この作品が「面白いか」と聞かれたら、私は面白いと答える。だが、もっと突っ込んで「じゃあ、どのあたりが面白いか」とか「どんな話なのか」と聞かれたら上手に答える自信はない。つまりはこの作品はそういう作品なのだと思う。
こちらは、映画化もされた村上春樹さんの小説ですね。たくさんの名言が作中で味わえ
ます。文章も読みやすいので誰にでもおすすめできる作品です。
1949年にジョージ・オーウェルは、近未来小説としての『1984』を刊行した。
そして2009年、『1Q84』は逆の方向から1984年を描いた近過去小説である。
そこに描かれているのは「こうであったかもしれない」世界なのだ。
私たちが生きている現在が、「そうではなかったかもしれない」世界であるのと、ちょうど同じように。
春樹作品といえばどうもとっつき辛いイメージで食わず嫌いならず読まず嫌いしている人が
多くいらっしゃると思うのですが。
この本は春樹デビューにオススメの一冊といえるでしょう。
村上春樹さんの最新作です。こちらの小説も名言にあふれていますが、賛否両論の作品です
。感想にもあるように答えのないテーマが多いため、その点が不満の方も多いようです。
最後に、村上春樹さんの作中の名言を集めてみました!ぜひ、名言を堪能して原作を読んで
みてはいかがでしょうか?
誰もが恋をすることによって、自分自身の欠けた一部を探しているものだからさ。だから恋をしている相手について考えると、多少の差こそあれ、いつも哀しい気持ちになる。
「でも可哀そうなおとうさん。あんなに一生懸命働いて、店を手に入れて、借金を少しずつ返して、そのあげく結局は殆ど何も残らなかったのね。まるであぶくみたいに消えちゃったのね」「君が残ってる」と僕は言った。
自分がどこにいるのかも定かではなかった。正しい方向に進んでいるという確信もなかった。ただどこかに行かないわけにはいかないから、一歩また一歩と足を運んでいるだけだった。
そこには危険がある。それはもちろんよくわかるよ。そのまま走ってどこかに逃げてしまうのがいちばんかもしれない。それでもそこにあるはずの秘密は、私をどうしようもなく惹きつける。
村上春樹さんのこの他の作品にも数多くの名言があります。ぜひ、村上春樹さんの作品を
読んでみてください!
村上春樹さんの名言を堪能して頂けましたか、彼自身、そして作中にも数多くの名言を残
しています。今後も村上春樹さんの作品、そして名言に期待したいですね!
ノーベル賞候補としても名高いので、今後の活躍に期待ですね!
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