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2023/12/28
大今里
2022年3月30日に、株式会社リクルートスタッフィングにより『2022年全国名字ランキングトップ7500』が発表されました。
「名字由来net」アプリと「名字由来net(Web)」の名字データベースから、政府調査系機関や電話帳データをもとに、実世帯が確認できる名字のみを集計し、全国人数の多い順にランキングを作成したものです。
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続いては、全国名字ランキングのトップ5を順にご紹介していきます。
1位は『佐藤』姓でした。
およそ全国に、1,853,000人いるとされており、中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる氏(藤原氏)で、藤原秀郷の子孫、左衛門尉公清が佐藤を称したのが始まりだと言われています。
ですので、栃木県佐野市が発祥の地であるというのが有力です。栃木県佐野市は、「佐藤さんゆかりの地 聖地化プロジェクト」を2020年3月10日(火)より始動し、同日より「佐藤の会」を発足しています。
2位は『鈴木』姓でした。
およそ全国に、1,786,000人いるとされており、和歌山県新宮市において神官を受け継ぐ家系であり、神武東征の折り天皇より賜った「穂積(ほずみ)」家の後裔が名乗ったことが始まりだと言われています。
穂積とは稲の穂を積む「稲むら」のことを示し、その中心に立てる一本の棒をこの地域では「聖木(すすき)」と呼びました。これに神様が天から降り下るときに目印とする木と神がその木に宿ったときに鳴る鈴の文字を当てて、鈴木という苗字が作られたと考えられています。
その後、本拠地を現在の和歌山県海南市に移し、海南市にある藤白神社の神主となります。
1998年から不定期ではありますが、全国鈴木サミットが開催されています。2013年には、当時のスズキ自動車の鈴木修会長兼社長が講演を行い、2日間で900人が参加した大掛かりなものだったようです。
3位は『高橋』姓でした。
およそ全国に、1,399,000人いるとされており、全国各地にある「たかはし」という地名に由来するとされています。
「たかはし」とは「高台の端」や「高い橋」などのことを指し、そういったところに地名として付けられました。
そして、その「たかはし」地名に住み着いた家が、髙橋や高橋という名字を名乗ったとされています。
4位は『田中』姓でした。
全国におよそ1,326,000人いるとされており、一般的に「中央にある田地」のことを指し、そういった場所に地名として命名されました。
そしてその「たなか」地名に住み着いた家が、田中という名字を名乗ったといわれています。
全国には、無数ともいえるほどの田中の地名が存在しています。
5位は『伊藤』姓でした。
全国におよそ1,065,000人いるとされており、伊藤姓は伊勢の藤原氏という意味です。その祖は佐藤氏と同じ藤原北家・藤原秀郷(ふじわらのひでさと)で、子孫である尾藤基影(びとうもとかげ)が伊勢守となって、伊勢に来て伊藤氏を称したのが伊藤姓の始まりとされています。
伊藤姓は藤原姓を改名したものだったのですね。
続いては、ランキングで最下位となっている、全国で少ない名字についてご紹介していきます。
最下位となったのは、7500位である海部(かいふ)です。全国人数はおよそ1,200人とされています。
徳島県阿波国海部郡が、”海部”という苗字の起源の一つとされています。海部(あまべ)とは航海や漁業に携わった部民(品部)のことを指します。
最も海部さんが多く住んでいるのは大阪府で、270名ほどが住んでいるそうです。
元総理大臣にも海部姓がいます。
1989年8月10日から1991年11月5日まで、第76代と第77代の総理大臣を務めた、海部俊樹(かいふ としき)氏です。
誰しも一度や二度は、漫画、ドラマなどの影響などで、こういった名字だったら良かったのになと思ったことがあるのではないでしょうか。
続いては、女性から人気のある、結婚したらなってみたいと言われる名字をご紹介します。
『結城』姓は、全国ランキング 831位で、全国にはおよそ23,000人いるそうです。
耳にスッと入ってくる音と、漢字の並びにどこか格式の高さを感じ、かっこいいと感じる女性が多いようです。
『橘』姓は、全国ランキングが 558位で、全国にはおよそ35,300人いるそうです。
蜜柑科の植物としても知られる《橘》は、華やかな家紋としても広く知られています。
一文字で“たちばな”と読む潔さ、そしてその後にくる名前を選ばないことからも、《橘》という苗字に人気が集まっているようです。
『如月』姓は、全国ランキングが 55,941位で、全国に およそ30人しかいないようです。
日本では旧暦、新暦で2月を指す如月(きさらぎ)は、まるで歴史ある華道や茶道の家元にありそうな凛とした苗字であることから女性の人気を集めているようです。
『一条』姓は、全国ランキングが3,053位で、全国におよそ4,300人いるそうです。
高貴な家柄を思わせる、セレブ苗字のイメージが強く、人気があるようです。
『一之瀬』姓は、全国ランキングが4,881位で、全国におよそ2,200人いるそうです。
響きがかっこいいと憧れる女性が多いようです。
続いては、うらやましいと声が上がっている苗字をご紹介していきます。
『伊集院』姓は、全国ランキング4,142位で、全国におよそ2,800人いるそうです。
伊集院は、鹿児島県の地名で、薩摩国日置(ひおき)郡に置かれた伊集院村に由来しています。
お金持ちそうな印象があるからと言った声が多いようです。
『押領司』姓は、 全国ランキング10,529位で、全国にはおよそ670人しかいないようです。
平安時代に兵員の輸送、蜂起した集団の追補を担当した押領使の職名に由来しています。 鹿児島県肝属郡錦江町城元が発祥とされています。
高級感を感じるといった声が上がっているようです。
『樫尾』姓は、全国ランキング6269位で、全国にはおよそ1,500人いるそうです。
語源は、山稜の傾斜面、かしいだ尾根の意味からきており、奈良県吉野郡がルーツとされています。
響きがかっこいいと人気があるようです。
『弘中』姓は、全国ランキング2,487位で全国におよそ、5,700人いるそうです。
山口県東部(旧:周防国)では八幡宮の神託により称したと伝えられたという苗字で、由緒ある苗字で、あまりいない点も人気があるようです。
『桜井』姓は、全国ランキング106位で、全国にはおよそ172,000人いるようです。
語源自体は、単に桜そのものを言い、「井」は添え字のことが多いのだそうです。華やかな桜をイメージする苗字で、人気があるようです。
続いては、2021年に発表された苗字ランキングと比較し、変化があるのかを見ていこうと思います。
上位の5位までは、1位が佐藤、2位が鈴木など2022年と全く同じ結果でした。
現福岡県北部である筑前国糟屋郡名島が起源とされている、『名島(なじま)』姓が最下位でした。
全国苗字ランキング2022年において、多い苗字や最下位、女性がなりたい苗字や、憧れる苗字などについてご紹介してきました。
自分の苗字のランキングや由来を調べてみても面白いかもしれませんね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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全国苗字ランキングなるものが、毎年発表されているのはご存じでしょうか。まず、全国名字ランキングについて、ご紹介していきます。