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2024/02/16
himawari3232
山口祥行は、「ネオVシネ四天王」の一人と呼ばれています。
「Vシネマ四天王」と呼ばれているのが小沢仁志、哀川翔、白竜、竹内力の四人で、Vシネマの全盛期を作った俳優です。
そして、「Vシネマ四天王」の後継者と言われている「ネオVシネ四天王」と呼ばれているのが、山口祥行、中野英雄、本宮泰風、的場浩司の4人です。
多くのVシネマに出演し、主演から脇役まで様々な役を演じています。高校時代からの親友である「ネオVシネ四天王」の一人、本宮泰風とは『日本統一』でダブル主演を務めています。
山口祥行は、スタントマンをしていたことから、スタントなしで殺陣やアクションが可能です。『新 影の軍団シリーズ』では主要キャストとして出演し、バック転・宙返りなどを披露しています。
また、2017年に、第5回ジャパンアクションアワードで、「覇王 凶血の系譜I」にてベストアクション男優部門で最優秀賞を受賞しています。
この作品は、予算の関係でアクション監督がいなかったそうですが、山口祥行と小沢和義監督とで、アクションを作り上げたのだそうです。
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Vシネマは、全盛期と比べると勢いはなくなってきていますが、未だに根強い人気を誇っています。そんな中、山口祥行の現在の活動はどうなっているのでしょうか。
過去には竹内力が創設した『RIKIプロジェクト』に所属していました。
しかし、2014年に俳優のマネジメント部門を廃止したことから、小栗旬、田中圭、綾野剛、若村麻由美、木村文乃など多くの人気俳優が所属しているトライストーン・エンタテイメントに移籍し、現在に至ります。
鍛え上げられた筋肉質でマッチョな体を時々、インスタやツイッターにアップしています。
また、ドラマ『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』の撮影現場での、共演者とのお茶目なオフショットなども投稿しており、役柄とは違った印象の山口祥行を見ることが出来ます。
続いては、山口祥行の性格やプライベートについて見ていこうと思います。
Vシネマに多く出演していることもあり、怖い役を演じることも多いため、強面の印象が強い山口祥行ですが、山口祥行の素顔は面白いと言われています。
2015年に『有吉反省会』に出演した際には、竹内力や中野英雄などの強面の大御所俳優の可愛らしい一面を盗撮し、その盗撮した写真をTwitterに投稿していたという反省内容を披露しました。
これには視聴者からは見た目とのギャップに「かわいい」といった声が多数上がりました。
共演した岩松了の寝姿を撮影しツイッターに投稿するなど、おちゃめな一面があり、飼っている犬の投稿があったり、共演者とのオフショット写真の投稿があったりと、普段のイメージとのギャップに魅力を感じているファンも多いようです。
続いては、山口祥行の経歴について見ていこうと思います。
15歳だった1986年に、ドラマ『十五少年漂流記 忘れられない夏休み』で俳優デビューを果たしています。
山口祥行は、このドラマで主演を務めています。
原作は、無人島に漂流した少年達が力を合わせて生活していく物語が描かれていますが、このドラマでは舞台は日本に、漂流する子供も進学塾の子供と変えられていました。
1988年公開の映画『クレイジーボーイズ』で、映画初出演を飾っています。
この映画は、イカンガー岩崎が発表した自伝小説『塀の中の懲りない少年たち』を原作としており、加藤雅也が主演を務めており、山口祥行は“キレた君”こと畑中新役を演じました。
千葉真一が創設したジャパンアクションクラブにも所属していたことがあります。そこで、アクションの能力などを身に着けたようです。
映画『新・影の軍団シリーズ』では疾風役を演じ、主要キャストとして全作に出演し、アクションシーンもスタントマンなしで演じています。
2004年のアニメ『レジェンズ 甦る竜王伝説』で四大レジェンズといわれるブレイズドラゴン・グリード―を演じて以来、アイシールド21・山伏権太夫役、おじゃる丸・ ジョニー役、毎度!浦安鉄筋家族・花園垣、花園勇花役など、声優としても活動しています。
任侠系の作品への出演が多いことから、『仮面ライダーカブト』への出演依頼が舞い込んだ時は、子供向けの作品には出演してはいけないのではないかと出演を悩んだことを明かしています。
山口祥行が若い頃は、渋谷では名の通ったアウトローであり、チーマーだったとの噂があるようです。
しかし、15歳の時に俳優デビューし、その後も映画やドラマに出演し続けている彼が、チーマーだった可能性は極めて低いのではないかと考えられます。
続いては、山口祥行の出演作品について見ていこうと思います。
1989年の斉藤由貴主演のドラマ『はいすくーる落書』に、6話の主役でもあった、機械科の生徒・倉田成志役で出演しています。
他に、保阪尚希や的場浩司も生徒役で出演していました。
2006年のドラマ『仮面ライダーカブト』では、人類を守るための組織『ZECT』内のチームリーダー・田所修一を演じました。
先述のように、任侠作品への出演が多いことから、山口祥行は出演に戸惑ったそうです。
1980年代にテレビドラマで大人気だった『影の軍団シリーズ』の続編として製作され、初代服部半蔵とその配下である『影の軍団』が活躍する映画『新 影の軍団シリーズ』では、主要キャストである疾風(はやて)役で出演しています。
山口祥行は、千葉真一演じる服部半蔵の部下という役柄でした。
2009年の映画『クローズZERO 2』に、美藤真喜雄役で出演しています。鳳仙学園のトップに君臨していたという役柄でした。
この作品の他にも、何作品かで小栗旬と共演をしており、同じ事務所という事もあって普段から交流があるようです。
横浜出身の不良青年である氷室蓮司、田村悠人が日本最大の任侠団体 神戸「侠和会」の盃を受け、侠和会の発展と日本極道界統一を目指して奮闘する姿を描いた、オリジナルビデオ『日本統一シリーズ』では、本宮泰風と共にダブルキャストを務めています。
2021年12月現在でシリーズ48巻がリリースされている、大人気シリーズです。
2017年の映画『アウトレイジ 最終章』で、韓国の済州島に拠点を置くヤクザである張グループ若衆を演じました。
また、映画の中では、流暢な韓国語も披露しています。
山口祥行の出演作品は多岐にわたっており、大河ドラマにも出演しています。出演作品を見ていきましょう。
1987年の渡辺謙主演『独眼竜政宗』では、猪苗代盛国の息子である亀丸を演じました。
2006年に放送された、仲間由紀恵と上川隆也のW主演作品『功名が辻』では、足利義輝を演じました。
そして、2022年1月から現在放送中の小栗旬主演『鎌倉殿の13人』では、第1回と第2回に河津祐泰役で出演しました。
『ネオVシネ四天王』の1人と言われる俳優の山口祥行についてご紹介してきました。
多数のVシネマやオリジナルビデオ、ドラマに出演してきた彼ですが、強面の役柄だけではなく、テレビアニメの声優、テレビドラマ出演など様々な役をこなすマルチ俳優です。
今後も、任侠物、そしてテレビドラマなどの名脇役として活躍される事でしょう。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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