風間トオルさんに結婚歴はある?娘が事故死の噂や阿部寛との仲も解説
2024/02/16
himawari3232
ウェントワース・ミラーは、イングランドのオックスフォードシャー州で生まれました。父親は弁護士兼教師であり、母親は特殊学級の教師でした。インテリ家系で育ったことになります。イギリスとアメリカの二重国籍を保有しています。
ニューヨークのブルックリンで育ち、プリンストン大学を卒業しています。専攻は英文学でした。高校時代にはミュージカル、大学時代はアカペラグループのメンバーでした。やはり、アートや表現することが好きだったようですね。なお、俳優になる前は、ロサンゼルスの制作会社で働いていました。
次に、ウェントワース・ミラーの現在を見ていきます。彼がかなり太ったという話があり、それには「うつ」が関係しているようです。また、人気ドラマへのカムバックについても確認します。
ウェントワースミラーが太ったという話がありますが、それが特に顕著だったのは2010年から2012年頃でした。当時はうつの症状がひどく、自殺も考えていたといいます。食べることに大きな喜びを感じていたそうです。もともとは筋肉質でスリムな体型だったので、激太りと言われ、話題になりました。
ミラーは、この人気ドラマに、シーズン21で演じた検察官のイザイア・ホームズ役でシーズン22に復帰しました。このエピソードは2021年上旬に放送された模様です。この時期、代表作である「プリズン・ブレイク」にはカムバックしないと宣言して話題になっていたので、『LAW&ORDER:性犯罪特捜班』への復帰は話題になりました。
この項では、ミラーのキャリアを振り返ります。「プリズン・ブレイク」で大ブレイクするまで、どのような仕事をしていたのでしょうか。また、脚本家、プロデューサーとしての活動も確認します。
ミラーは1995年に、俳優としてのキャリアを追い求めるためにロサンゼルスに移りました。この時、彼は23歳でした。製作会社で働きながら、オーディションを受けました。そして、『バフィー~恋する十字架~』でデビューします。デビュー作ですが、セリフも多く、重要な役どころでした。
その後、2002年のミニシリーズ「ダイノトピア」で初主演を果たします。敏感で内向的な性格のデビッド役を演じました。そして、いくつかのマイナーな役を演じた後、2003年に映画「白いカラス」で知名度を上昇させます。この映画では、アンソニー・ホプキンスの若い頃を演じました。
そして2005年に「プリズン・ブレイク」でマイケル・スコフィールド役として、主役の座を勝ち取ります。この作品は彼の代表作であり、この演技で彼は2005年のゴールデングローブ賞にノミネートされました。このドラマは世界中で大ヒットし、ミラーの名前を一躍有名にしました。ミラーは、この作品のマイケル役の印象で認知されています。この作品は大人気となり、シーズン5まで製作されました。このドラマは、ミラーがこれまでに出演した海外ドラマの中で最も有名な作品と言えます。
また、2010年代からは、俳優だけでなく脚本家としても活動しています。『イノセント・ガーデン』で脚本家デビューし、『フォービドゥン/呪縛館 The Disappointments Room』などを手がけています。さらに、プロデューサーとしても活動しています。売れっ子の俳優が製作など、裏方の活動に進出する例は多くありますが、彼もそれに当てはまるようです。
この項では、ミラーのカミングアウトについて見ていきます。これには、ある映画祭が関係しています。また、結婚やパートナーの存在についても確認します。
ウェントワース・ミラーは2013年に同性愛者であることをカミングアウトしました。ロシアのサンクトペテルブルク映画祭からの招待を断ったことがきっかけでした。この招待を辞退する理由として、自身がゲイであることを告白したのです。
この辞退は、映画祭の開催地であるロシアでの、同性愛プロバガンダ禁止法の成立が理由でした。この法案はアメリカでも、多くの著名人に強く非難されていました。同性愛に関する宣伝を規制する法案が成立した国の映画祭に出席することはできなかったのでしょう。この法案は、彼のアイデンティティに反するものだからです。
ミラーのパートナーについては、現在は情報がありません。現在はシングルなのかもしれません。過去には、カナダ人の俳優であるルーク・マクファーレンとの交際が噂されました。マクファーレンもゲイであることを公表しています。その他には、俳優のクリストファー・キューザック、写真家マーク・リデルとも交際の噂がありました。
彼は結婚はしておらず、独身です。アメリカでは同性同士の結婚が認められていますが、同性婚もしていないようです。基本的にプライベートを公にしない主義なので、恋愛事情などについては情報がありません。
次に、「プリズン・ブレイク」からの降板を見ていきます。この降板には、彼のセクシュアリティが関係しています。しかし、まだ続編を切望する声もあるようです。
2020年にミラーは「プリズン・ブレイク」から正式に降板しました。シーズン6の製作も噂されていましたが、これ以上マイケル・スコフィールドを演じないと宣言しました。「プリズン・ブレイク」は大人気シリーズですので、これは大きな話題になりました。
「プリズン・ブレイク」を降板した理由は、これ以上ストレート(異性愛者)の役を演じたくないというものでした。異性愛者の物語は作品として何度も語られており、マイケル・スコフィールドはもう出てこないと本人が語っています。新しいシーズンを期待するファンに対する謝罪とともに、SNSで綴っています。
また彼は、自らのセクシュアリティで悩んでいる子供たちがネガティブなコメントを目にすることを避けたいので、コメント欄を非表示にする意向も語っています。
シーズン5の製作がシーズン4から8年後だったこともあり、ミラーの気が変わり、シーズン6が制作されないかという期待を抱く声もあります。しかし、そのような心変わりはなく、近年は出演作もあまりないという状況になっています。「プリズン・ブレイク」で大ブレイクした頃は、全世界の人々に俳優としての存在を示していただけに、現在の状況はかなり寂しいと言わざるをえません。
次に、ミラーが自閉症と診断されたことについて見ていきます。彼は自閉症と診断されたことは公表したものの、その代表としては語りたくないと言っています。その理由についても話しています。
ミラーは、2021年7月に、自閉症と診断されてから1年になると公表しました。SNSに真っ白な画像を投稿するとともに、告白しました。通常、自閉症の兆候は2,3歳の子供に現れるとされますが、彼は大人になってから診断されることもあると指摘しています。ゲイであることのカミングアウトに続いて、自らの内面について語りました。
彼は事前に自己診断しており、その後非公式の診断を経て、正式に診断されました。この一連の流れを「アップデートが必要な、長くて欠陥のあるプロセスだ」と語っています。また、自閉症だと診断されたことは「ショックだった。でも驚きではなかった」と語っており、自己診断を行っていたことからも、自覚があったと考えられています。
自分自身の中に感じていた違和感の原因を確かめて、戸惑いながらも、それを受け入れようとする様がうかがえます。
また、ミラーは、自閉症であることは公表するが、自閉症コミュニティを代表して語ることはしたくないと語っています。自身の、自閉症についての理解が十分でなく、知るべきことがたくさんあり、理解を深めている段階のようであり、50年近くにわたる人生を新しいレンズで見直しており、それには時間がかかると綴っています。
さらに、「知識不足のまま突然大声で話すリスクを冒したくない。自閉症コミュニティはこれまで議論され話題にされてきた。(中略)ただ手を挙げて私もここにいる、属していたと言うだけだ」とも語っており、自閉症について語ることについて慎重な姿勢を見せています。
また、自閉症であることは自分自身の中核だとも語っており、周囲の人々が「僕にとっては理にかなっている行動を取ることに自由を与え優しさを示してくれたことに感謝したい」と語り、家族や友人への配慮も話題にしています。
昨今、心の問題やケアに対する理解を深める重要性は高まっており、彼の告白はその意味で大きな意義があったのではないでしょうか。ミラーのような知名度の高い人物が告白し、注目を集めることによって、メンタルの問題に対する認識が深まると思われます。
次に、ミラーの出演作品を見ていきます。デビュー以来、社会派作品からアクションなど、様々な作品に出演しています。「プリズン・ブレイク」の印象が強い彼ですが、他の出演作の魅力も確認しましょう。
1998年のドラマ『バフィー~恋する十字架~』は、ミラーのデビュー作です。シーズン2第20話 "魚の逆襲"でゲイジを演じました。この作品はサラ・ミシェル・ゲラー演じる主人公が、ヴァンパイアと戦い、世界を守るというアクション・コメディです。ちなみに、この時すでに、彼のトレードマークである坊主頭です。
前述のとおり、2003年の映画「白いカラス」では、主役のアンソニー・ホプキンスの若い頃を演じ、ミラーの名前が広がりました。この映画はアンソニー・ホプキンスとニコール・キッドマン主演で、アメリカの人種問題を描いた作品です。ミラーにとっては、キャリアの転換点になった作品です。
また、2005年の映画「ステルス」では、無人戦闘機E.D.Iの声を演じています。この映画は、近未来が舞台の戦闘機アクションです。最新鋭の人工知能を持ったステルス無人戦闘機E.D.Iは、この作品の主人公とも言える、重要な存在です。声の出演ということは、セリフを操る演技力を買われたことになります。
さらに、2010年の映画『バイオハザードⅣアフターライフ』では、サブヒロインであるクレアの兄を演じました。人気の高いバイオハザードシリーズの4作目であり、ここに起用されたのは、ミラーの評価が高かったからです。また、この作品における、「刑務所に収監されていて、脱出方法を知っている囚人」という設定は、「プリズン・ブレイク」のマイケル役のオマージュです。
2014年の映画『パーフェクト・ルーム』(原題「The Loft」)では、ルーク・シーコード役を演じました。この映画は、不倫相手との密会場所に使うため、マンションのロフトを共有している5人の男達の物語です。そのロフトで女性の刺殺体が見つかり、疑心暗鬼になりながら犯人捜しを始めます。様々なキャラクターの男達が登場しますが、ミラーが演じたルークはおとなしく臆病な性格です。
ミラーは自他共に認める、神経質な性格のようです。自身の報道に対するコメントも、繊細で生真面目な印象です。
それには、彼がかなりのアレルギー体質であることが関係しているかもしれません。その対象は、犬、猫、いくつかの食品などです。特に猫アレルギーは深刻な模様です。
また、幼少期から鬱に苦しんでいたそうです。一時はうつ病で自殺まで考えたというほどで、この病気と長く付き合っているようです。
イメージとしては、長身、筋肉質で坊主のワイルドな印象ですが、素顔の彼はかなり違うようです。繊細な性格で、インテリであり、思慮深い男性のようです。ミラーの顔を良く見れば、目元と表情は優しげな雰囲気です。スターとしてステレオタイプなイメージで消費されるのは仕方ないとしても、本人の素顔を想像するのも必要かもしれません。
俳優のウェントワースミラーについて調べてみました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。いくつかの作品に出演し、「プリズン・ブレイク」で大ブレイクを果たしたミラーですが、この作品からは降板しています。ゲイであることのカミングアウトなど、俳優活動以外で話題になることも多く、近年は役者としての活動は少なくなっています。彼がこれからどんな活動をしていくのか、見守りつつ、注目しましょう。
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